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【オクトラ2】クリアした感想・評価を綴る(ネタバレ超注意・長文)

【2024年4月4日 追記・更新】

2023年2月24日に発売したNintendo Switch™ / Steam® / PlayStation®5 / PlayStation®4ソフト『オクトパストラベラーⅡ』をクリアした感想・評価・ストーリー解説&要約などを綴っています。項によってはネタバレ注意です。

 

 

オクトパストラベラーⅡ とは

旅立とう。君だけの物語へ——
2018年に発売され、全世界出荷+ダウンロードが300万本を突破した「オクトパストラベラー」のシリーズ完全新作RPG。ドット絵と3DCGを融合した「HD-2D」のグラフィックが、さらなる進化を遂げて登場。
“ソリスティア”と呼ばれる新たな大地で、新たな時代に、新たな8人の旅が始まる。

www.jp.square-enix.com

プレイ人数:1人

ジャンル:RPG

CERO:C

 

クリアした感想・評価

関係ないようで繋がっている8人のストーリー

8人の主人公が織りなす『オクトパストラベラーII』の世界へ旅立ちましょう!

前作『オクトパストラベラー』と同様に、プレーヤーは8人のキャラクターのストーリーをプレイすることになります。生まれも育ちも性格も異なる8人ですが、クリア後にはつながりが理解できるようになっており、この部分は前作と変わらず練られていました(解説や要約などの詳細は後述)。

また、各章の最後にボスがいた前作とは異なり、バトルが1回もない章があったり、キャラによっては5章まであったりしたのは自然な流れもあって好印象でした。

 

基本的には各キャラの旅になぞらえて、絶望を描きつつも最終的には希望の大切さをプレーヤーに伝えるようなストーリーに仕上がっていると思います。

 

前作をクリアした方ならば「あっ」と反応してしまう辺獄の書も登場。嫌な予感しかしない。

 

体験版で全員の1章をプレイした結果、明るいキャラ+ストーリーの根幹部分に関わっていそうなオーシュットを主人公に決めました。ネタバレの項で後述していますが、ラスボスを倒すことで得られる達成感やカタルシスを求めるならば、ヒカリorオーシュットが主人公におすすめです。

オズバルドのことをとっつあん、ヒカリをひかりんなど、重っ苦しい過去を持つキャラからすると救われるような明るさを持つオーシュット。パーティーチャットも含め、僕は好きでした。

 

ジョブは複数人が使用可能に。祠の役割も変化

前作と異なり、同じジョブでも3人まで就くことが可能です。ただ、職業ギルドに赴いてライセンスを入手する必要があります。踊子ならば奥義を得た人数、商人ならばお金など各々に条件もばらばら。上級職は一人までなのでこれらの例に該当しませんが、戦略性がより広がった、と思います。

例えば、仲間をもう一人商人にしたい場合は10万リーフをギルドに払う必要あり

 

1では他のキャラにジョブを使えるようになっていた祠ですが、本作では特定のキャラにアビリティを与えるものに変わっています。

 

追加要素はあるが、シールド削り・魔法・上級職が弱体化。ダメージも出にくい

シールドが10~があるボスが厄介

あくまで体感的な話になりますが、前作のバトルよりもダメージがものすごく出にくい印象です。9999は序盤から簡単に出せますが、99999は終盤になっても1回も出せませんでした。ラスボスをひぃひぃ言いながらクリアした段階では、レベル60くらいで5~6万くらいがMAXという、、、。

敵のシールドを削ってブレイク→行動ブーストをして大ダメージを与えるのがバトルの基本で、言ってしまえばこの繰り返しなのですが、それでもなぜか面白いのもオクトラですよね。ブレイクしたキャラを味方が褒めてくれるのも本作の好きな部分。

しかし、本作はシールド削りの難易度がUP。ダブルトマホークがリストラされたのは当然とは言え、基本はちまちま削るしかない仕様に。

 

特大魔法との相性が抜群だった神官の奥義:エルフリックも弱体化。同じ行動を2回繰り返す→ターンの最後にもう一度行動するへ変更。

 

1で有用だったラストアクトがブレイクアウトになり、実質弱体化。そりゃそうなるか、、、と思いきや、狩人は超強化。捕獲した魔物は無限に使える上、てなづけるで街の人間を加勢させることも出来ます。他キャラに比べて出来ることが多すぎる

 

1で最強格の技だったエベルもダメージが出らんかったな~とクリア後に振り返っていたのですが、ナッツを1回も使っていないことに記事執筆中に気付くという、、、泣。せめて速度増強ナッツはすべてソローネに使ってエベルを底上げすべきでしたね…………。バトルのコツでもありますが、アイテムをケチる必要は全くないです。BP回復のザクロなどは前作よりも豊富に入手可能な印象。

 

序盤から入手可能な発明家。

上級職は前作に比べると大きく弱体化しており、奥義もなく、癖もものすごく強いです。魔術師(1の上級職)どこかな~→見つけた! やっと魔法連発出来るぜ! と思ったら、魔術師じゃなくて魔道士でした笑。しかも補助アビリティが大半であり、ここでようやく「魔法が弱体化したんやな、、、」と理解したのでした。

 

各キャラには底力という必殺技が追加。アグネアの場合は単体効果を全体化するもの。底力+アビリティの組み合わせが前提など、条件が厳しい

特定の条件下でバトルを有利に進めることが出来るのですが、如何せん準備が面倒で型に嵌めるような展開になるかも疑わしく、、、ちょっと頑張ってみましたが使いにくいことこの上ないですね。ラスボスを倒すためならば魔道士・祈祷師は必要なかったです(裏ボスは別)。

 

新登場のアビリティの中でも、改造アクセサリーは印象深かった

 

オーシュットを主人公にしたのですが、全然覚えたいアビリティがなくて、結局5万近いJPを余らせてしまいました、、、。上級職は本作で残念だった部分かも。

 

昼と夜でコマンドが異なる。ズルがあまり出来なくなっている

ソローネのフィールドコマンドは、昼は盗む・夜は闇討ち

オクトパストラベラーでは、街の住民などにリアクションを起こすことが可能です。話を聞き出したり、アイテムを盗んだり。これが楽しい部分であり、レベルで確率が表示されます。

そして、追加された要素として、昼と夜で異なるコマンドが可能になりました。

 

夜にしか登場しない住民が禁断の杖を持っています。が、アグネアのおねだりでレベル80は無理なので、オズバルドで強奪するしかない。でも、今は強すぎて奪えない、みたいな。

逆の例もあって、ソローネの盗むは無理でも、アグネアのおねだりは可能だったり。この辺りは本当に面白い

 

柵があって通れなかったり

1では、エンカウント半減のアビリティ+セーブ&リセットで、最序盤から世界中を巡って強力な装備などを入手することが可能でした。近場から徐々に進めるような進め方でなくても良い、というのはRPGとしても珍しく、個人的にも大好きでした。

しかし本作はさすがに手を加えられており、行けないところはストーリーを進めないといけなかったり、一定のレベルでないと入れなかったりします。

それでも全く出来なくなったわけではありませんが、3%を粘るような装備もかなり少なくなっている印象です。

 

オクトラの世界観をより理解できる

前作で説明のなかったアイテムの詳細など、本作では学ぶことが可能です。ドラクエで言うところのたねが本作のナッツですが、こういった説明は嬉しかったですね。

 

精霊石もそう。ふえ~

何かを生み出すという過程で、何も意味がないものというのは生まれにくいと考えています。何年もかけて大人数が制作をするゲームなんかはその最たる例かもしれません。無理やり押し付けるのではなく、知りたいと思わせて公開するあたりも◎。

 

ドラクエで言うところのメタルスライムはぐれメタルのようなレアモンスターのキャットリンやオクトリンは本作でも登場。遭遇率アップさせる装備もあります。

ネコ好きな住民はキャットリンと何かしら結びつきがあったり

 

キャットリンの説明も。

 

エルフリック、ドーター、エベル……前作では必殺技名でしか出てこなかったカタカナですが、テメノス1章の導入部分で紙芝居の中という設定で登場してくれます。

 

裏ボスも、、、

 

1とのつながり・1をしていなくても大丈夫?

つながりはストーリーの根幹部分だけなので、1をしていなくても大丈夫です。ゲームシステムそのものは基本的に1+αですので1からプレイすることをおすすめはしますが、別にしなくてもOK。

 

その他の1と違うところ

船の入手・カヌーで移動するなど、水上のフィールドが登場

 

移動速度もそうですが、みんな揃って移動するのもマヒナもかわいくて好きでした。

 

前述した底力の追加。戦略に幅が出ます。

 

ムービーのスキップ・自動送りが可能に。フルボイスで声優さんの演技も抜群です。特に、ヒカリの声がもののけ姫のアシタカそのまんまだったのは◎。

 

主人公に向いているキャラというのが前作とは違って本作はあります。ストーリーをより重視するならば、ヒカリかオーシュットがおすすめになります。

 

前作はサントラを買うレベルで大好きだったBGMが、本作はあまり耳に残りませんでした、、、。

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大半のボス戦は絶対に1回会話が入ってパワーアップします。それまでに規定のダメージを与えていれば、次のターンで1でも与えると倒せるみたいな。これがあるので結構厄介なボスがラスボス含めてちらほらいました。

 

ムービーでカメラが斜めになったり、ブーストMAXの攻撃でカメラワークが手前になったり。1よりも工夫されて特別感を演出しています。

 

良心が問われる場面も

ローサとメリアのサブクエストは、本作で唯一泣けるような話でした。プレーヤーも手助けしたことで問題が解決し、死にゆく母ローサから娘メリアへ「幸せのブローチ」が渡される場面では感動がありました。

が、、、

なんとそのブローチを盗めます。アグネアのおねだりでは譲渡不可になっており、入手するとすれば盗むしかありません。制作の意地悪さが唯一出てるところですが、、、僕には出来ませんでした。

 

ボスがデカすぎる

1でもそうでしたが、ボスがあまりにも大きいのもオクトラらしさだと思います。しかしそれが明らかに「おかしいやろ!」とツッコまざるを得ない例があったので紹介。

画像中央↑↑のちっこい犬が、バトル画面になった途端にこれに↓↓制作は狙ってますね、、、笑

 

その他・小ネタ

酒場にスタメンじゃない仲間がいることがあるのですが、キャスティがジャマでアイテムが取れない(調べるとキャスティに話しかける判定になる)

 

体験版で各キャラの1章をすべてプレイ→最初がソローネだったんですが、ものすごく下品でビビりました。でも、スキラッチだけでしたね。サッカー選手の名前も多いな~(ダーヴィッツ、ヴェルナー、ピルロスキラッチ、ベイル、セスク、ベロンなど)と思ってましたが、これも体験版だけでした。

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ネコも探れる

 

ぬイぐるみ。盗めなかった

 

オーシュットをもふもふしたいソローネ。格好がエロい。ちなみに、ハーヴェステラのイスティナさんと設定そっくりすぎ。

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アグネアはおっぱいが大きい(作中では桃という表現)という設定です。あと、ヒカリをくん付けして呼ぶ機会が多いので、やけに距離が近い印象。次回作は恋愛要素もありそう?

 

ドルシネアの用心棒も。サブクエストも好き。

 

湾岸の警備兵の月収が22万リーフ。生々しい。

 

いやーもう本当に子安武人さんの演技を称えたいです。どの作品でも敵役で結局同じようなセリフばっかり言わされてる印象です笑。

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1で見たような、、、

 

世界出荷+DL本数が100万本を突破

おめでとうございます★ 

 

クリア後・クリア時間

クリア時間は、エクストラストーリー含めて45時間ほど。

各キャラのメインストーリーを終えると、各地でサブクエスト。「~、その後」みたいなサブクエストが追加。そして、エクストラストーリーが追加されます(ラスボスへとつながるストーリー)。エクストラストーリーをクリア後は特になし。辺獄の書というサブクエストをすれば1と同様の裏ボスもいます。

オーシュット:ウェポンマスター

ヒカリ:商人

アグネア:商人

ソローネ:発明家

倒せましたが、最適解ではないと思います

 

攻略情報

魔物・加勢おすすめ

海鳴りの洞窟にいる古代遺物・光兵。9999がすぐに出ます。体験版で鼻が利くプレーヤーや前作プレイ済みならば見つけることは簡単だったと思います。光兵の他にも火兵とか氷兵とかいますが、光兵が最もカッコイイ上に効率が良いと思います。さきがけを付けた商人が戦闘開始時にBPパサーをブーストしてオーシュットに→オーシュットが光兵というのが本作で一番使ってたパターン。

あとは、同じ場所で捕獲できるデーモンジェリー。闇夜の魔眼は全体攻撃の闇+混乱付与など。

 

森の大バーディアンⅢ。全体槍攻撃+行動速度UP。結構使ってました。月翔閃舞って技名も天翔龍閃みたいでカッコイイ!

終盤は、アクタが補助・防御で強いですね。光兵の代わりにグラチェスを使ったりしました。

 

アグネアの「誘惑」では踊り子推奨だが、テメノスの「導く」の場合は老人の方が良かったりするのも面白いところ。夜に老人は出現しないので、オーシュットは連れ歩けない

加勢おすすめは、上記の踊り子(クラックレッジ)、老人(クロックバンク)、そして獣人です。というか、おたけびがマジで強い。1で言うところのオールダウン+シールド削り1を全体にしてくれます。ノープランでラスボスに挑んでギリギリ勝てたのはこいつのおかげ。

オーシュットの村の遺跡方面の夜にいます

個人的には、あんまりピンと来るキャラがいなかったです。

 

最強技・シールド削りおすすめなど

盗公子エベルの鉤爪:序盤から終盤まで最も使ってた盗賊の奥義。威力は行動速度依存なので、ソローネの装備をすべて行動速度に振りましょう。ダメージが結構ブレますが、レベル60でラスボスで5万くらい出ました。

 

傭兵呼び→古兵:ブレイクさせると9999×4が出ます(ダメージ限界突破をつけてもこれ)。獣人も強い。

 

オーシュットの底力の獣の牙+ブーストMAX:古代遺物・光兵が物足りなくなってきた頃からおすすめ。5万くらい出る時は出ました。ただ、ブレイクさせた上で、底力もブーストも求められるので条件が面倒。

 

雷剣将ブランドの剛剣:剣士の奥義。ヒカリをウェポンマスターにすれば火力が上がりますが、僕はヒカリは商人にしてました。

 

シールド削りおすすめ

・海神の槍(たたかう回数プラス1・たたかう×2のダブルトマホークが恋しい)

・剣士のさみだれ切り

角度が好き

・ウェポンマスターの六器繚乱:最初から最後まで最重要アビリティの一つだった。朽ち寺やラスボスでは必須だと思われる。

・学者の属性の乱れ:序盤は使える

・全能の精霊石 など

 

金策は、商人に魂を売るのがベスト

レベル上げもそうですが、基本はキャットリンなどを狩りつつも地道さが求められると思います。必要ないアイテムを売るのが基本ですが、特に後半のボスからは絶対に集金しましょう。

 

ポルタよ、すまぬ……

裏技とまで言いませんが最高の金策があります。

錆びた武器を磨いてもらって装備すれば、上級職ウェポンマスターの特技を使えるようになります。が、体感的にそこまで使えるアビリティがなく一つ10万円で売れるので、剣・短剣・斧・槍・弓・杖を全部売って60万円に換金するのもアリだと思います。ウェポンマスターで最も使えるアビリティ:六器繚乱は、それらの武器がなくても使用可能なので、、、。

その金で商人の最強の攻撃:傭兵呼びを工面するのもアリだと思います。

 

裏ボスの倒し方

レベルを99に近づけなければならない……というのがネックですね。

 

ストーリーの解説・要約(ネタバレ超注意)

狩人オーシュット

狩人オーシュット1章:獣人であるオーシュットは師匠の教えで狩人になるため相棒を選ぶ(フクロウorジャッカル)も、選ばれなかったもう片方は島を脱走してしまう。数年後、隣村の人間が領土を与えろとせがんでくるも、遺跡に迷い込んだ人間の子供をオーシュットが助けに行くことで一時休戦。400年に一度の災い:緋月の夜から村を守るために三匹の伝説のモンスターを捕まえに行く。

 

オーシュット2:伝説モンスター1:カタルアクタは既に死んでいたが、洞窟の奥に卵があり、孵化した子供がオーシュットに懐く。伝説モンスター2:テラの居場所を知るため案内人に肉を提供、その後はテラを捕獲。伝説モンスター3:グラチェスは人間に卵を破壊されて人を攻撃していたが、その心に寄り添い捕獲。カタルアクタを殺し、グラチェスの卵を壊した黒の狩人なる者がいるとのこと。

 

オーシュット3:緋月の夜がやってきて暗黒化したモンスターが島を襲う。そのタイミングで村の人間が領土の譲渡を求めてくる、それどころではないと理解して島のために一緒に戦う。あの時の相棒にならなかった方が(僕の場合はジャッカル)が暗黒化されて襲撃→そのパワーに誰も勝てずオーシュットもピンチになるも、カタルアクタと相棒が覚醒して倒す。緋月の夜を無事に乗り越え、相棒に選ばれなかったジャッカルを弔い、人間の村長も間違いを認めておしまい。

 

学者オズバルド

学者オズバルド1・2章:同胞の学者ハーヴェイに妻子ごと家を焼かれて、妻子殺しの罪で刑務所に入れられる。5年後に刑務所で出会ったエメラルドの協力もあり脱獄する。

 

オズバルド3:元の家にいくとかつての助手クラリッサがいてバトルに。クラリッサの夫も殺されており、家を焼かれた事件との関連性を探る。衛兵隊長ステンバールが犯人であり、判事への口利きなどの事件の真相を知る。倒してハーヴェイの手がかりがある図書館のある街へ。

 

オズバルド4:ハーヴェイは生物学的な観点で、オズバルドは数学的な観点で魔法の研究をしていた。オズバルドの妻リタには光の血筋があり、それから暗黒という火・氷などに続く第七の魔法の根源にたどり着いたハーヴェイは、研究と家族を奪ったのだった。リタは失敗したが、より優秀な血筋を持つオズバルドの娘エレナの頭をいじって自身の養子にしていたハーヴェイはその場を去る。絶望と希望を胸に懐き、オズバルドはエレナを救うためにもハーヴェイを追う。

 

オズバルド5:ハーヴェイと遺跡地下で対決(声優さんの演技がすごい)。エレナを想うと愛の力で暗黒とは異なる第七の魔法の根源を手にしたオズバルドは、暗黒化したハーヴェイを倒す。ハーヴェイの手記には協力者がいたことを知る。エレナは助手のクラリッサと生活中。ちなみに、オーシュット編の領土よこせ村長のコハゼとは顔見知りだった(クリア後のサブクエストでわかる)

 

踊子アグネア

踊子アグネア1章:田舎村のダンススターのアグネアは、皆を幸せにするスターだった母のようなるために旅へ出る。

 

アグネア2:大劇場で現在のスター:ドルネシアを見て感動した後、酒場の店主ギルと出会う。酒場を盛り上げるアグネアの噂を聞きつけ、劇場支配人が激おこで酒場はぐちゃぐちゃに。アグネア怒って支配人と対決し勝利すると、ドルネシアが介入・スターへの厳しさを説く。救われた酒場とギルだったが、こんな場所にいてはいけないとアグネアを諭して、別の地へ。

選択肢で歌の内容が変わるかも?

 

アグネア3:旅芸人劇団と出会うが公演前に座長ジゼルが逃亡。座長を誘惑してステージへ上がり、一緒に踊る。公演の打ち上げ後にジゼルが母を知っていたと知り、大舞踏祭で出会おうと約束。

 

アグネア4:アグネアの母の銅像が残る街で、かつてドルネシアは母に指導を受けていた。実の親に捨てられて辛くて服も飯もなくて云々~この地はスターに相応しくないとのことで街を一掃してドルシネアランドに作り直す目論見をアグネアが阻止。ドルネシアはアグネアを認めて、大舞踏祭への参加を認める。その姿を見てアグネアに惹かれた少女ライラは自分も街の希望になることを宣言、アグネアと一緒に踊るのだった。

 

アグネア5:アグネアの大舞踏祭のジャマをしてくる2章で出てきた劇場支配人を、ギルやジゼルやライラの助けもあって突破。大舞踏祭でドルシネアと対決するもスターを目の当たりにしてステージ上で挫折……もう立てないというところで父や妹を含めた登場人物全員がアグネアを応援、再度立ち上がり旅を通して作った「きぼうのうた」を披露。その勇敢な姿を見たドルネシアは、かつての自分を思い出す。負けを認めたドルネシアは清々しい顔をしていた。ここにスーパースターアグネアは誕生したのだった。

 

薬師キャスティ

薬師キャスティ1章:誰かに小舟に乗せられて海を漂っていたところを救われたキャスティだが、記憶を失っていた。たどり着いた街で住民に避けられる理由が、自分の服装=エイル薬師団であることをを知る。エイル薬師団の悪評の真相はわからないが、次々と倒れ込む住民のために行動。原因が水であることを特定し、水源のモンスターを倒して薬を調合して街を救って感謝される。そして、自身を小舟に乗せた人物がマレーヤという人物であることを知る。真相と記憶を取り戻すために旅へ。

 

キャスティ2:別の街。キャスティが感謝されまくるその理由が、自身がエイル薬師団の団長で街を救ったことだと知る。街の領主ローサの甥グレッグが盗賊を雇って自身を領主にしろとけしかけてくるが退ける。が、娘メリアを誘拐されており、キャスティは盗賊街へ行ってメリアを取り戻す。グレッグは反省し、次期領主メリアの誕生を見守ったところで、メリアからトルーソーという団員の話を聞く。

似たような流れで別の街を救ってエイル薬師団の悪評を聞くと、トルーソーと雨が原因であることを思い出す。詳細を思い出すために廃村へ。

 

キャスティ3:その献身さ、そして「一人でも多くの人を救う」という共通の理念からトルーソーに自身を重ねていたキャスティだったが、ある日突然トルーソーが闇落ち。村の山頂から紫の煙を焚き、雨に混じらせることで雨に触れた住民と団員を殺害。生きることこそ苦しみであり、一人でも多くを救うため、とのこと。雨に濡れたキャスティは意識を失ってしまうが、同僚マレーヤの助けもあり、小舟で脱出~1章の導入部分へつながるも、マレーヤは幻だった……。

 

キャスティ4:トルーソーの企みを阻止し、紫の雨の特効薬を旅で出会った人たちから調合、雨を克服して街を救う。夢の中でマレーヤを含むエイル薬師団の仲間を眠らせることで弔い、おしまい。

 

剣士ヒカリ

剣士ヒカリ1章:友を何よりも大切にするク国の王子であるヒカリ。敵国との戦争に勝利して3年、かつての仲間であるリツは出世するも、戦友ライ・メイや軍師カザンもク国を離れていった。身分関係なく平等に接するヒカリは城下町の領主となっており、その器から現在の王である父から次期王を任せたいと伝えられる。が、一方で力こそ全てと断言する強欲な兄ムゲンは街に火を放ち、ヒカリの目の前で父を殺害。今はムゲンに勝てないからかつての仲間を集めてムゲンを討ってク国を取り戻せ、という父の遺言に従い、従者ベンケイの協力もありク国から逃げるのだった。

 

ヒカリ2:軍師カザンと出会うも、詳しい理由もなく闘技場へ行かされて剣闘士と戦うことに。勝ち続けたお金の代わりに剣闘士を解放し仲間に引き入れる、これがカザンの目的だった。かつての友を得たヒカリは次の街へ。

 

ヒカリ3:かつての王の腹心ローから大量の武器を奪うことを画策、ヒカリは無事にカザンへ渡す。失敗したローはリツから殺されて手柄にされ、リツはまた出世する。

ヒカリ4:かつての戦友ライ・メイのメイ家が、ク国に傘下になった過去~城下町で命を狙われたヒカリだが、目の前で母を失ったショックでク族の呪われた血によって暗黒化して賊を全員殺す。かつて剣の稽古をつけてくれたジン・メイによって止められるが、全てはムゲンの企みによるものだった。ムゲンは失敗したジン・メイを罰して殺害。それを見ていた妹のライ・メイは、泥を啜ろうとも兄の代わりにメイ家を守ると決意。

ライ・メイに会うためメイ城に行くも、橋から突き落とされたヒカリ。上記の過去の夢を見て目覚めると、ヒカリを処刑しろとの命令がムゲンから伝えられたと。ムゲンには勝てないし絶対に逆らえないしメイ家が生き残るためにもヒカリを殺さなければというライ・メイを戦いの中で諭し、ヒカリは共にムゲンを倒そうと協力を仰ぐ。

 

ヒカリ5:軍師カザンが砂嵐を起こしてク城に突撃、ライメイも駆けつけ、かつての友リツも切り伏せ、ムゲンのもとへ。呪われた血の人格にも打ち克ちったヒカリは、暗黒化したムゲンを倒す。民は友であり、ク国は誰も支配しない国になると宣言しておしまい。

 

盗賊ソローネ

盗賊ソローネ1章:各界の富豪と裏で繋がり街の金と権力を握るならず者集団:黒蛇盗賊団には二人のボス:ファーザーとマザーがいる。ソローネはファーザーによって殺し屋として育てられた過去を持つ。首輪をされ逃げ場もなく殺しをする日々。そんな中、同僚が裏切ったから殺せと命じられるが、同僚もまたソローネが裏切ったから殺せと命じられていた。同僚を殺して首輪の鍵を入手して自由になることを決意するソローネは、街を後にしたマザー・別の街で仕事を共にする予定のファーザーを倒す旅に出る。

 

ソローネ2~3母編:マザーの行き先の手がかりを得るために人買いとの勝負に勝つ。その後、孤児院とは名ばかりの殺し屋養成所に乗り込んでマザー倒す。盗賊団の前ボスがソローネの母だったことが判明する。

 

印象がぜんぜん違った

ソローネ2~3父編:雪兎という盗賊団がシマを荒らしたから一緒に始末する、とのことでファーザーと仕事をする。その最中に暗殺を企むがファーザーには全くスキがなく、雪兎を倒す寸前でファーザーに攻撃されてしまうソローネ。ファーザーに全て筒抜けだったが、話したいことがあるとのことで教会へ。そこでソローネの母と愛し合った話をされる。が、なんだかんだで黒蛇の創業者と駆け落ちしてその男がソローネのパパだった。実は寝取られていたファーザーを殺し、鍵を入手するも首輪に合わず。本当のパパの元へ。

 

ソローネ4:アジトに戻って墓を調べると始まりの場所で待つとのメッセージがあり、1章で開かなかった扉が開き、黒蛇の故郷へ。そこにいたパパ:クロードは後継者を選別するために孕ませまくって殺し合いをさせるために黒蛇盗賊団を作ったとのこと。クロードを倒して首輪の鍵ゲットして自由になったけど、感じたのは血の匂いだけだった、でおしまい。

 

商人パルテティオ

商人パルテティオ1章:何もないところから銀鉱で町を作ったパルテティオと父パップと相棒の商人ロック。街がますます発展するという折に、ロックが契約に問題があるとのことで突然袂を分かってしまう。その数年後、契約によって利益を吸われた町は疲弊しており、パルテティオは貧困を理解する。このままではいけないと搾取元のギフを屋敷で倒して金を取り戻すも、契約書に文言を書き足した土地主はかつての父の相棒ロックだった。世界から貧しさをなくしたいという思いから旅へ。

 

パルテティオ2:ロックカンパニーの工場で技師フロイドと出会って蒸気機関を完成させる。貧しい街の希望にしたいと伝えていたが、技術独占の契約してた云々で揉める。番犬をけしかけられるが倒したあとに、社長ロックとパルテティオは再会。800億で権利を買い取る契約をするところを新聞記者に見られる。

 

パルテティオ3:800億を大富豪アルロンドに投資してくれと持ちかけると、街の景気を回復したらOKとのこと。百貨店を作って繁盛させるも、そんな折にアルロンドの屋敷にロックの秘書が蒸気機関を持って襲撃。パルテティオのせいで首になった恨みを聞くが、その執念が別の道に使えるとのことで秘書を雇うことに。パルテティオのそんな姿を見ていたアルロンドは投資話にゴーサインを出す。

 

パルテティオ4:蒸気機関の権利を富裕層にのみ独占しようと記者会見するロックの会見に割り込み、契約書を見せるパルテティオ。でもそんな契約はいくらでも無効に出来るし現金一括以外認めないと主張するロックの元に、アルロンドが現金800億を持ってきて記者から質問の嵐。阿鼻叫喚したロックは蒸気機関車でパルテティオを潰しにかかってくるが撃退。パルテティオはロックを雇い、パルテ&ロック・カンパニーにとなり、富裕層ではなく貧困をなくすために蒸気機関を活かす。

 

神官テメノス

神官テメノス1章:教皇から話があるから夜に大聖堂へ来るように言われたテメノスは、広場で聖堂騎士クリックと出会って共に向かう。大聖堂へ着くと教皇は死んでおり、二人に魔獣が襲いかかるも撃退。証拠から推理して魔獣は意図的に放たれたこと・隠された聖典教皇の最後の行動だったと理解し、殺人事件であると確信。クリックは街を異動、テメノスは真実を求める旅へ。

 

テメノス2:到着した街で殺人事件が起こる。上記の殺人事件のつながりを推理しつつ犯人を見つけたが、審問中に聖堂機関長カルディナの横槍で中断、犯人は聖堂機関に拘束されてしまう。

 

テメノス3:聖堂機関本部でクリックと再会。拘束された犯人の元へ向かうも街はずれで殺されていた。聖堂機関にきな臭さを感じたクリックは本部を調べて黒幕の手がかりである「夜の書」を入手するが、翌日変わり果てた姿でテメノスに発見される。クリックの軌跡を推理すると黒幕は聖堂機関長カルディナであることを知る。カルディナはカル族唯一の生き残りで、月影教の先導者によって30年前に虐殺された一族の恨みを晴らすために動いていた。

 

神官ではなく、探偵

テメノス4:獣人の住む土地で試練を超えたテメノスは、魔術師ダーケストが欲深い人間を欲がない獣人に変えたとの逸話などを聞き、カルディナを追う。「夜の書」の一片を持つ者たちを次々と殺害したことを認めるカルディナは暗黒化でパワーアップするも、暗黒に飲まれてしまいモンスターになって倒される。その後、テメノスが属する聖火協会は同胞の聖堂機関を相手取り裁きを委ね、聖堂機関は失墜する。

ただ、カルディナの仇である月影教の先導者や暗黒の力もわからん、ってことでおしまい。

 

クロスストーリー

ヒカリ・アグネア前編:琵琶弾きヨミと出会った二人は演奏を頼むことに。金を渡して服を着替えたり、弦を張り替えたり何なりして聞いた曲は悲しい音色だった。後編:ヨミの姉はク族の従者となっていたツキ。ムゲンが王へ謀反中に死亡しており、ク族のヒカリを恨んでおり試合に。悲しみを受け止めたヒカリは鎮魂祭で琵琶を弾いてほしいとおねがいし、アグネアとデュエットする。

 

ソローネ・テメノス前編:アルパテスと噂に聞く宝を探しに行ったら人の名前で、その人から鏡のかけら1を貰う。後編:アルパテスが死亡していたので調べる。手がかりを元に月と太陽の洞窟へ行き謎を解くと鏡のかけら2があり、1にピタッとハマる。アルパテスの名前は、聖火神エルフリックと結婚した人間の妻の名前。聖典によると、アルパテスの死後子たちは悲しみにくれてエルフリックは妻の亡骸を鏡とした。つまり、鏡を守る一族だった? でもなんでテメノスに託したの? ってところでおしまい。

月と太陽の洞窟はここから↑↑左へ行く

神官ではなく探偵(2回目)

 

オーシュット・キャスティ:黒い魔物のせいで森に異変があり、巨大イノシシのウリーウリーを治す。後編:黒い魔物を倒して森は元通り。黒い魔物の存在と危険性を伝えるような感じ。

 

パルテティオ・オズバルド:オズバルドの昔なじみレグルスさんが天体望遠鏡を作りたいとのことで出資する。後編:レグルスさんは金のために天体望遠鏡を売っていた。金を返し終わっているのにカモっていたチンピラを倒し、天体望遠鏡で空を見る。すると、夜が長くなっているような……。でおしまい。

 

エクストラストーリー

クロスストーリーを全てクリアするとプレイ出来ます。全員でキャンプ中に世界中で夜が明けなくなるので原因を調べることに。クロスストーリーで巡った各地の遺跡へ赴き、聖火が消えた灯台の前で、ソローネ・テメノス編で入手した鏡を任意のキャラが使って謎を知る流れ。

 

ヒカリの友である軍師カザンが将軍アゲハを裏切っている場面で、アゲハは生け贄にされて聖火が消える。本名はオボロ(だから声優が杉田智和さんやったんか、と納得)。カザンはヒカリを使ってムゲンを倒そうとしてた。また、魔の書を完成させるためにハーヴェイとも協力(利用)していた。

 

神官ミントの本名はアルカネットでカル族を虐殺させた月影教の先導者。カルディナを利用して夜の書を集めることが目的だった。教皇はミントの正体に気付き、テメノスに正体を教えようとしたから殺害された。ちなみに、アルカネットとソローネのパパ:クロードは知り合いでどちらも超長生き。アルカネットを倒した後に拾えるタンジーの手記は、ミントに利用されてタンジーが生け贄になっている内容。

 

黒の狩人ペトリコールはアルカネットのために自分を生け贄に。アルカネットに依頼されてハーヴェイをカザンに紹介。カタルアクタとかグラチェスの卵を潰してた犯人で、オーシュットに選ばれなかったジャッカルを生かして闇落ちさせた。

 

カザンの妹:新聞記者オリは自分を生け贄にする。その手記の内容は、

・ハーヴェイが魔の書を完成させる→回収

・聖堂機関長カルディナは夜の書を完成→回収

(つまり、魔+夜→黒血書を作成して兄カザンに渡すことが目的)

・薬師トルーソーに夜の書を渡して闇落ちさせたのはソローネのパパ:クロード。

・クロードは、大魔術師ダーケストの孫で邪神ヴィーデの血を母の胎内にいる時に分けられて不老になったとのこと。ダーケストとヴィーデの両方の血を引く【ヴィーデの器】だが、後継者を託したいとのことで、黒蛇を設立して孕ませマンに。

・(ヒカリなど)ク族は大魔術師ダーケストの血筋

・ハーヴェイやオズバルドの娘エレナの監視

・兄のために色々やってきたけど、パルテティオの生き様に心動かされて後悔してるからパルテティオと出会いたくなかった

 

これらのムービーを見て消された聖火を再び灯すと、海の真ん中にヴィーダニア島が登場。ラスボス(軍師カザン=オボロ)戦へ。テメノス編1章の導入にあったエルフリックVSヴィーデの構図ですね。

★ここでオボロに発言するのは主人公のみなので、友に裏切られたという意味でもヒカリが主人公として自然かもしれない。世界を夜にしたという意味では、僕が選んだオーシュットもありだと感じました。

1をプレイしていたのに4人は裸で全く準備せずに臨んでしまいました……。

 

ラスボスを倒した後の発言も主人公のみ。オーシュットのリアクション「朝メシくいてぇ」がものすごく良かった。オーシュットにして良かった。

 

エピローグではキャラがほぼ全員登場、真のスターになったアグネアのステージを見るため、みなが一同に会しておしまい。無理やり感も含めて笑、素晴らしいエピローグでした。

お疲れ様でした

まとめ

前作との比較が前提だったので、特に上級職で気になる点も多かったですが、個人的はオーシュットの明るさのおかげで楽しくプレイ出来たと感じております。スッキリとした終わり方もそうですし、独自のグラフィックやシステム、BGMなんかも唯一無二の作品でしょう。前作が大好きだったこともあり、正統進化させた作品としても神ゲーでした。

ただ、事前の知識がなかったりゲーム慣れしていないと攻略が難しいかもしれません。そういった意味でも、前作からのプレイがおすすめです。

続編の3があるとすれば、馬に乗れたり空を飛べるようになったりするかもしれませんね。

 

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