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【アストロボット】クリアした感想・評価(元ネタも・ネタバレ注意!!)

PS5ゲームエッセイ感動・感銘

【2024年9月25日 State of Playで無料DLCが発表! など追記・更新】

2024年9月6日に発売された『Astro Bot(アストロボット)』をクリアした感想・評価・攻略情報・前作『ASTRO’s PLAYROOM』との比較などを綴っています。項によってはネタバレ注意です。

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就職できずに当時薬学生だった彼女のヒモを経て、ブロガーに(15年の交際を経て結婚!)。エンタメ分野のレビュー、感謝を綴ったエッセイが好評。当時の内容を綴ったノンフィクション小説「薬剤師国家試験に落ちた彼女を、僕は隣で見ていた」が電子書籍化しました!

Astro Bot(アストロボット) とは

アストロと一緒に超ビッグなスペースアドベンチャーに繰り出そう!

アストロの宿敵に宇宙船のPlayStation 5が襲われ、仲間のボットたちは銀河中に散り散りに。事態を収拾できるのはアストロだけ! 宇宙空間に放り出されたボットたちを救出し、宇宙船を再建するという過去最大のミッションに乗り出すため、今こそきみの助けが必要だ。 バネのきいたパンチから、どこまでも行けるロケット、そして巨大なスポンジまで! 没入感を高めるアストロのパワーアップの数々が新たに登場。 PlaySation でおなじみのアイコンたちと力を合わせて壮大な物語の準備を整えよう。PS5 だけで楽しめるアストロの新たな冒険で、「小さいものこそ偉大」を宇宙に示せ!

公式サイト:https://www.playstation.com/ja-jp/games/astro-bot/

プレーヤー:1人

ジャンル:アドベンチャー

CERO:A

感想・評価

どんなゲーム?

アストロと一緒に超ビッグなスペースアドベンチャーに繰り出そう!
PS5の母船が襲われて、アストロと仲間のボットたちが銀河中に散り散りに。頼れるデュアルスピーダーに乗って、驚きと発見でいっぱいの50以上の惑星を股にかけた大冒険へ出かけよう。アストロの新しい能力をたっぷり使いながら、PlayStationを代表するヒーローたちを救い出そう!

ザコ敵を倒しながら、ステージの各場所に隠されたアイテムを見つつ、ゴールへ進んでいくようなアドベンチャーです。他作品に例えるならば、『スーパーマリオ』や『ロックマン』、『クラッシュ・バンディクー』などがわかりやすいと思います。

ステージをクリアすると、コインが貰えます。そのコインでガチャを回しましょう。

169個のアーティファクトは、全て過去のPlayStation作品に関係するもの。画像下は、『メタルギアソリッド』のスネークが段ボールをかぶっているフィギュアですね。プレイ済みの人は「ふふっ」と笑えるのが特徴。プレイした作品が多ければ多いほど、多幸感に満ちる作品だと思います。

コントローラーで最高レベルのゲーム体験を!

アダプティブトリガーでアストロのアクションをより生き生きと感じよう!

宇宙船のPS5を修理するとき、パワーアップを使ったとき、デュアルスピーダーにのったとき、それぞれの感覚の違いをその手で味わおう。 DualSense ワイヤレスコントローラーのハプティックフィードバックをフル活用し、内臓スピーカーでさらなる没入体験を提供。 内臓マイクを通してアストロに息を吹きかけて背中を押してあげたり、ジャイロ機能でユーザーの動きをアストロが反映。一緒に動いたり、転がったりアストロの動きをさらにリアルに感じられる。 安定した60FPSを提供。Tempest 3Dオーディオ対応*。プリロード機能を採用し、さらにPS5搭載のSSDを最適化して高速ロード。 *対応したヘッドフォン(アナログまたはUSB接続)が必要です。

PS5のコントローラーを最大限に活かしているのも本シリーズの特徴です!

玉の転がる重量感をコントローラーで体感。玉の側面の摩擦が多い部分などがなんとなく伝わってくる。砂の上だと、よりザラザラ感、そしてスローに。すごい!

 

吹き付ける強風。綱渡りをして今にも落ちそうな感覚が伝わる。

 

ウォータースライダーの接地面の触感、水が摩擦を覆うような感覚、そしてスピード感。どれもリアリティあり。福岡県北九州市には、アドベンチャープールってのがあるんですよ。それを思い出しましたね。

 

ハンググライダーで滑空する、風を切る感覚と抵抗のどちらも感じる。

 

銃でボールを連続で発射。銃の反動、たまが爆発する音・振動・空気なども伝わってくる

 

むき出しになった配線に当たると、電気ショックを受けてアウト。ビリビリしてゲームオーバー

 

氷の上を進む。氷と氷が当たるとカラン♫みたいな音が鳴る。気持ちがいい。

 

ガラスを割って進む。ガラスが割れる音と質感、振動が快感。どのくらいの強度のガラスなのかが伝わる。

前作『ASTRO’s PLAYROOM』は、PS5に最初から入っている無料ソフトでした。当時プレイした感想はこんな感じ↑↑ P5Sが発売した2020年11月12日以降、前作よりもコントローラーを活かした作品は僕が知る限り0です。

そして、本作は前作を超えました。たとえば、上記に加えて、、、

スポンジになるアストロ。水を吸収→絞る動作・音・振動がコントローラーで最大限表現されており、そのアイデアがたまらないんです。面白すぎる!

 

ファンシーな世界観で分裂⇔統合を繰り返すアストロ。『LocoRoco(ロコロコ)』というゲームみたいです。かわいい。

 

ハンマーで釘を打ったり、チェーンソーで金属を切る動作。こちらもすんごい! 金属が生み出す摩擦音・光・振動……。道具を実際に使用した気分になれます。こういうゲームの進化を目の当たりにすると、【体験】という言葉の定義も未来は変わっているのかもしれません。

 

どれも直感的に操作が出来ます。言葉による説明はなし。感動的ですらあります。コントローラーをここまで活かした作品は、今後も出ることはないでしょう。

と言うのも、、、PS5やSwitchで新作を購入・レビューを書いて生計を立てていますが、コントローラーを活かした作品って全然出ないんです。もっと本作のようなゲームをプレイしたい! と思っていましたが、結局本シリーズしかそういった作品がないのが現状ですね。

PlayStationのお祭り。ゲームキャラが多数登場!

PlayStationでおなじみのキャラクターの登場がどのように実現したのか、またこの祝祭を可能にするためにほかのPlayStationスタジオとどのようなコラボレーションが必要になったのかを知ることができます。

30周年を迎えるPlayStationのお祭り的な作品でもあります。自分が知っている作品とのコラボがあれば嬉しいですよね。

例えば、『ゴッド・オブ・ウォー』の斧:リヴァイアサン を使って攻略するステージがあったり。『サルゲッチュ』(そのまんま)があったり。

僕が気付いた作品で言うと、

『ゴッド・オブ・ウォー』『Horizon Zero Dawn』『GRAVITY DAZE』『ラストオブアス』『アンチャーテッド』『Days Gone』『ペルソナ5』『メタルギアソリッド』『バイオハザード』『龍が如く』『サイレントヒル』『ぼくの夏休み』『デビルメイクライ』『デトロイトビカムヒューマン』『Ghost of Tsushima』『ストリートファイター2』『塊魂』などのキャラが登場しています。プレイ経験のある作品が登場すると嬉しいですよね。全キャラの元ネタは後述しています。

 

ジル姉貴は、「不屈のゾンビブレイカー ピアノ、解錠、なんでもござれ」という紹介で『1』の時の服装。レオンは「新米警官 史上最悪の初出勤」という紹介で『2』の服装。レオンと言えば『4』だろ! みたいなツッコミや不満は各々にありそう笑

 

桐生さんは、誓って殺しはやってません ではなく「死にてぇ奴だけ掛かって来い!!」。プレイした作品の数だけ、ふふっと出来るのもポイント。SEGAとCAPCOMは登場キャラ多めな印象。

 

『大神』のアマテラスが登場。大神降ろしをもっとやらせてくれよ! とか思ったり笑。贅沢な不満です。

 

『サイレントヒル』の三角頭:レッドピラミッドシングも。『サイレントヒル2』のリメイクも楽しみ。

 

『GRAVITY DAZE』は神ゲーですが、サブタイトルは僕も覚えてません笑

『GRAVITY DAZE®重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』『GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択』

外山さんの次回作『野狗子: Slitterhead』も超楽しみ!

ステージが美しい。難易度もバラバラ

「PlayStation5」の性能を最大限に体感できるゲーム内容も、本作の特徴です。

透明感のある美しい海中、緑豊かなジャングル、全てを燃やすマグマ、凍えそうな雪山など、アドベンチャーやRPGの定番ステージも多いです。そして、その一つひとつが美しく、遊びココロに溢れています。隅から隅まで探索するだけで本当に楽しい。

難易度もステージごとにバラバラです。そんなに難易度の高い作品ではないですが、トロコンを目指したり、収集を頑張るならば難しくなるかもしれません。~の試練 というステージは根性が必要です。

ステージの表現は、歴史上のゲーム作品でNo.1だと思います(記事執筆時点で)。

ストーリーも一応ある

PS5の母船が襲われて、アストロと仲間のボットたちが銀河中に散り散りに。頼れるデュアルスピーダーに乗って、驚きと発見でいっぱいの50以上の惑星を股にかけた大冒険へ出かけよう。アストロの新しい能力をたっぷり使いながら、PlayStationを代表するヒーローたちを救い出そう!

本作のストーリーは、非常に簡素なもの。ストーリーを楽しむ作品ではありませんが、、、

ボス戦やムービーの演出も豪華そのもの。ゲームを構成する要素の一つひとつが侮れないのも本作です。

前作『ASTRO’s PLAYROOM』との違い

コントローラーとキャラの外見を変更可能になりました。ステージによってはパワーアップアイテムを入手して時を止めたり、風船のように空を漂うことも可能に。

 

フォトモードが強化。サファリパークみたいなエリアも新設されています。

 

一度クリアしたステージでも、スタート時に200コイン支払えば、ボットとパズルの場所を案内してくれる鳥を仲間にすることが出来ます。ありがたいけど、200コインが勿体ないので、攻略動画を見たほうが良いかも笑。

 

一方で、PlayStationそのものの歴史はほぼ登場せず。前作は、初代PlayStation~PlayStation5までの本体・コントローラー・周辺機器などがアーティファクトで登場していました。本作最大の不満は、これらを見る機会がほぼなくなったこと。前作のプレイデータを引き継ぎ出来るようにして欲しかった。

前作の収集要素を、本作『アストロボット』でも見たかった。全く同じものを、『アストロボット』でも見たかったんです。

小ネタ・その他

『ターミネーター2』っぽい画が撮れました笑 アストロの死亡シーン(ゲームオーバー)のパターンも豊富です。

 

アーロイとキトゥンが夢の共演。僕にとっては、夢のよう。トールネックも最高&最高! そう言えば、トールネックのレゴやサンダージョーのプラモデルを買ったけどまだ組み立ててません。

 

アッシュと魔法の筆』わかった人、いますか?笑

気になる点・不満点も

カケル君はいるのに、サヤカちゃんがいない!! なんでや!

扱いの悪いキャラがいる、と思ってしまう方もいると思います。例えば『GRAVITY DAZE』の主人公:キトゥンは衣装もあるのに、その仲間のクロウは一瞬しか登場しない、みたいな。

『アンチャーテッド』も同様。ネイトに憑依してプレイするのに、クロエは一瞬しか登場しないんですよ。僕はクロエが主人公の『アンチャーテッド 古代神の秘宝』の方が好き。

 

たぶん『デモンズソウル』だと思うんですが、プレイ済みでも、元ネタがわかりにくい場合があります。未プレイの場合は、ほぼわかんないと思います。

 

コントローラーに息をかける動作を求められることがあります。これは、なんとなく好きになれません。僕は30歳を過ぎてから、自分自身に加齢臭? を感じます。そんな小汚いオッサンの息を、吹きかけたくはないです……。。。この仕様があるため、誰かと一緒にプレイ出来ないかもしれないですね笑

 

ベースキャンプ内の移動速度をもう少し速くして欲しい。

 

奥さんは、早々に断念してました。そもそもこのジャンルのゲームが好きではなく、コントローラーがうるさいゲームも好きじゃないそう。

次回作に期待したいこと

前作のセーブデータ・拠点の引き継ぎ。やっぱり、PlayStationの歴史は常に確認したいです。

『Horizon Zero Dawn』や『アンチャーテッド』、『ゴッド・オブ・ウォー』や『サルゲッチュ』のようなSONY作品は強化する方向で。

どうせなら、他社作品のオマージュを入れまくってほしいです。『大神』『バイオハザード』『GRAVITY DAZE』『龍が如く』なども入れてほしいです。もうめちゃくちゃなゲームを作ってほしい笑

親に感謝を伝えたくなった

懐かしい……と思える=買ってもらっていた ってことなんだ、と気付いたんですよね。これは前作の画像ですが、ポケットステーションで『FF8』やったなあ、チョコボを移してなんかしたなあ、と覚えがあります。

スーファミ、初代PlayStation、PS2は、当時親に買ってもらいました。

その事実を振り返った上で、30を過ぎて自分の好きなことを仕事に出来ている幸せみたいなものを感じました。感謝を一つひとつ振り返っていくと、両親に行き着くと思うんです。

そういった意味でも、親に感謝したくなりました。ありがとうございます。

クリア時間・クリア後

クリア時間は、しっかりと探索して15時間くらいでしょうか(それでも250体しか集められていない)。

クリア後は、特になし。引き続きボットを集めましょう! という表示だけ。全ての収集要素を満たすと、おそらくエンディングも変化すると思います。追記します。

DualSense ワイヤレスコントローラー “アストロボット” リミテッドエディション も買いました

主人公アストロの頼れる相棒「デュアルスピーダー」にインスピレーションを得た、DualSense ワイヤレスコントローラー “アストロボット” リミテッドエディションで、超ビッグなアドベンチャーに繰り出そう!

 

ネタバレ

登場するキャラと元ネタ一覧

169個じゃなくて、シークレットが+されて173個のようです。

エンディング

ラスボスを倒す→ラスボスに道連れにされそうになる→ボットたちがアストロを助けようとするも、アストロ自ら手を放し、、、絶命してしまう。

しかし、パーツを入れ替えて復活! というエンディング。たぶんバッドエンド。全ての収集要素を満たすと、おそらく違うエンディングが流れるはず。

パズルとボットを全て集めると……

濡らせ!スプラッシュが一番難しかったです。ひぃひぃ言いながら何とかクリアして、最後の1つをゲット→拠点に戻ると、、、

パズル120、ボット300集めました

 

なんと、【全力で挑め!最後の試練】が……。ウソやろ……。攻略動画を見てもクリア出来ず。詰んでます。。。

→なんとかクリアしました。

攻略情報

全てのボット、パズルピース、隠しエリアの場所です。

ゴリゴリ銀河

オクトパス惑星帯

ヘビトグロ星団

 

カクレオン宙域

ファルコン星雲

失われた銀河

全力で挑め!最後の試練

これをクリアするのに、たぶん10時間くらいかかりました……。。。

 

心が壊れて、その後、クリア。『SEKIRO』『黒神話:悟空』『エルデンリング』『アフターイメージ』などの作品より難しかったです。

おまけ:ASTRO’s PLAYROOM のレビューも!

PS5にプリロードされているこの楽しいプラットフォームゲームでは、AstroとそのクルーがPS5の魔法のような機能を紹介します。PS5コンソールの各要素をベースとする4つの世界を探検しましょう。それぞれのエリアで、PS5のDualSenseワイヤレスコントローラーを使った革新的なゲームプレイを体験できます。

PS5を買う時期が遅かったため、前作のレビューを書こうとして結局書かなかったんです。その時に綴った内容を少し引っ張ってきました。

 

コントローラーで、こんなことが出来るのか!! と当時は衝撃を受けました。

 

夢中になってアーティファクトを集めましたね。

 

ボスも見覚えがあるようなないような。

 

PS5を楽しもう!! みたいなメッセージを感じるのですが……当時はPS5が生産の問題で普及せず。そして、2024年には大幅な値上げ。う~ん……。

 

アーティファクト・パズル・トロコンする攻略動画です。これを見て思ったのですが、プレイ時間が10倍くらいアップしています。

ねんどろいどが2025年2月28日に再編決定!

『ASTRO’s PLAYROOM』より、「アストロ」がねんどろいどになって登場です!交換用表情パーツは「通常顔」、「笑顔」、さらに「くらくら目」をご用意。オプションパーツには「フューズ」と「フューズのフタ」、「コイン」、足から出るエフェクトパーツが付属。是非お手元にお迎えください!

メルカリなどでは2万円を超える価格で取引されていましたが、本作の発売を機に再販することが決定! 僕が買いました!

無料DLCが2024年秋に配信決定!

ステラーブレード……??

State of Playで発表されました! 5種のオンラインタイムアタックと、10種のボットが加わります! プレイして追記します。

まとめ

このゲームを始めた時から、クリアすることが本当に惜しかったです。ずーっとこの作品に浸っていたい、そんなことを考えていました。PS5を代表する神ゲーです。

欲を言えばキリがないですが、前作のアーティファクトを本作でも見れるようにして欲しかったです。また、合う・合わないもあります。

個人的には、次回作にも期待したいですね。ありがとうございました!

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