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【Bloodstained: Ritual of the Night】評価・感想~2D史上最高の神ゲーだった

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2019年10月24日にPS4Nintendo Switchで発売された『Bloodstained: Ritual of the Night(ブラッドステインド:リチュアル オブ ザ ナイト)』をクリアした感想・評価です。ストーリーの核心をつくようなネタバレは避けています。

 

 

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ブラッドステインド: リチュアル・オブ・ザ・ナイトとは

舞台は18世紀のイギリス。体が結晶化してしまう秘術をかけられてしまった主人公のミリアムが、召喚者ジーベルを倒すために城に向かう!

gamesource-ent.jp

  • ジャンル:アクション
  • CERO:C
  • 発売:Game Source Entertainment
  • 開発: ArtPlay

五十嵐孝司氏がキックスターターで開発資金を調達し、4年の歳月をかけ完成させた探索型アクションRPG。五十嵐氏は、かつてKONAMIで『悪魔城ドラキュラシリーズ』などのプロデューサーを務めていたことで有名です。

これらの情報↑↑を全く知らず、Amazonの高評価につられて購入したら、高評価の理由を強く実感。2つの後悔が生まれました

・発売日に購入しなかったこと

キックスタータークラウドファンディング)に投資しなかったこと

そこで、今さら感想・評価を書いた次第であります。

 

評価・感想

主人公ミリアムは能力も魅力的

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ミリアム

錬金術師に拾われ、幼い頃から錬金術による秘術をその身体にかけられた子供。秘術の影響で10年間昏睡(時が止まった) 状態だった間、その呪いが完成された。そのため地獄召喚の儀式には駆り出されなかった。昏睡期間時が止まっていたことと長い昏睡状態のため記憶が曖昧になっている。

引用:Bloodstained: Ritual of the Night by Koji Igarashi — Kickstarter

主人公のミリアムは、敵の特殊能力を自分のものとして使用できます。

全ての悪魔(いわゆる敵モンスターに該当)はシャードと呼ばれる特殊能力を備えており、倒すと一定確率でミリアムに還元・吸収される仕組み。

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こんな感じで、シャードを入手する時はミリアムに突き刺さります。演出そのものも魅力。

引用:公式サイトより

シャードの数は悪魔の数だけあります。中には、シャードを得ることで冒険のお供にできる悪魔もいたり。

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画面に収まらない巨大な悪魔もいれば(画像上)、画像下のようにお供になる悪魔(妖精)もいます

 

また、悪魔はシャードに加えて、一定確率でアイテムもドロップします。ドロップアイテムは、武器や防具の錬成・料理の手段になります。

悪魔を倒しまくって進める2D横スクロールアクション(グラフィックは3D

)ですが、倒せば倒すだけ出来ることが広がっていき、好奇心がそそられる仕組みになっています……!!

 

なんとなくプレイしてもわかるキャラとストーリー

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ミリアムが長年の眠りから目覚めるところからゲームはスタートします。かつての仲間だったジーベル↑↑を倒すことを目標に、変わってしまった世界と自分の謎を解き明かしていく……みたいな流れ。

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徐々に明らかになる謎。すべての答えはMAPの中にあります

一部のゲームにありがちな専門用語を専門用語で説明する、みたいなこともありません。専門用語はしっかりとオプションで確認できる点なども、プレーヤーに配慮されていて好印象です。

 

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ちょいちょい出てくる斬月というオッサン(右はミリアム)。やけに存在感が強いキャラですが、実はシリーズの主人公だったり。

キャラもストーリーも関係もシンプルでわかりやすく親しみやすい。要所ではムービーもありますし、必要以上にキャラも登場しません。なんとなくプレイしても面白いです。声優さんの演技も◎。

 

錬成が楽しい!

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錬成: 城内を探索し、敵と戦い、クエストをこなしていくことで、経験値を得て強くなり、多岐に わたる武器を手に入れることができます。また、ミリアムの錬金術を用いることで、敵が落とす素材から新しい武器や能力を生み出すことができます。

ミリアムの謎を解明し、ラスボスを倒すことがゲームクリアの目的ではありますが、やり込み要素は膨大です。前述したシャードだけでなく、悪魔・武器・防具・アクセサリーの数も膨大。

武器だけでも、武足・短剣・突剣・剣・棍棒・特殊剣・大剣・刀・槍・鞭・銃とありますし、銃に至っては弾も数種類あります。

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さらに、武器には固有アクションを持つものも。これは↑↑ストリートファイターⅡの竜巻旋風脚を思い起こさせます。

そして、すべて錬成で作ることが可能です。錬成の逆の行為、素材に分解することも可能。特定の素材を入手するために、あえて分解することもあるでしょう。 

冒険を進めれば進めるほど、錬成できるものは増えていきます。

 

また、料理も錬成で作ることが出来ます。料理は基本的には回復アイテムの役割ですが、初期摂取ボーナスとしてステータスが伸びるという仕様も。なので、積極的に料理を作ることになります(面白い上に達成感あり)。

料理の素材も、小麦粉やお米~クレープ生地やカレーソースなど多岐に渡ります。もちろん料理も、各種カレーやデザートなど……本当にスゴイ作り込みです。

オーディンスフィア レイヴスラシル』のヴァニラ飯が好きな人なんかは、確実にハマるでしょう!

 

おつかい感なしの洗練されたサブクエス

サブクエストは主に4つです。

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死んだ仲間が装備していたアイテムを入手・錬成してアビゲイルに渡すことで、墓が作られていく……というクエスト。お礼にアイテムが貰えます。

 

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料理を要求してくる食欲旺盛なおばあちゃんのスージー。次から次に~を食べたいと言ってきます。スージーの要求を満たす頃には、料理マスターになっていることでしょう。

 

悪魔の討伐を依頼してくるリンジー。通称:ぶっころおばさん

対象となるのは、作中でも特徴のある悪魔が多いですね。強かったり可愛かったり冒険のヒントになったり、製作側の思い入れがあるような悪魔が多い印象。そして、依頼した際に「ぶっ殺しておくれ!」というボイス↑↑……笑。

確実に、強烈な印象をプレーヤーに残します。 

 

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ベンジャミン(画像右)は、MAPの辺鄙なところに迷い込んでいるオッサン。転送石を渡すと良いことが。ミリアムとのやり取りも面白いですね。

 

悪魔を倒しながらMAPを埋めていくゲームですが、クリアする道筋の過程にサブクエストがあるので、おつかい感・寄り道感が全くないんです。MAPには踏破率もあり、すべて埋めると独自のイベントやエンディングが発生することも。

没入感を深めるため・ゲームそのものへの理解を深めるためのサブクエストという印象ですね。このゲームのサブクエストは、面白くて楽しくて、構成の美しさも感じるほど。

 

むしろ、ストーリーの進み具合によって解禁されるサブクエストが増えていくため、ゲームバランスも保たれています。

サブクエストは本来こうあるべき と断言できる点では、すべてのゲームのお手本だと思いますね。

 

音楽・BGMが本当に素晴らしい

キャラクターボイスには、声優の小清水亜美/白川周作/興津和幸/水橋かおり/置鮎龍太郎/楠大典/安元洋貴/後藤沙緒里/鬼頭明里らを起用。そして、音楽・音効制作に山田一法、BGMには山根實知琉を迎えた、豪華スタッフによる話題作です。

BGMが強く記憶に残るタイプの作品です。不安感を煽ったり、ダンジョンを進む勇気が出たり、プレーヤーを上手にノセてくれます。音楽を聴けば、どのダンジョンか思い出せます。中でも、双竜の塔の立体感と音楽には興奮しました。

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2Dのゲームと思っていたら、3Dのダンジョンもあったり

 

音楽が良いPS4のゲームは何か? と聞かれれば、この作品を推すでしょう。ちなみに、僕が音楽だけでおすすめ出来るゲームは、『クロノトリガー』『大神』『ロマサガ3』『グラビティデイズ』などです。

 

演出に遊びココロ

2Dだからと言って、既存の2Dとは異なります。遊びココロやこだわりを感じるものばかり。

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時を止めたり

 

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ピアノを弾くと、妖精が歌い出す

 

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月を斬ることも

 

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Bloodstainedという意味は、血だらけ だそうです 

 

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ミリアムのカスタマイズもできます

 

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図書館で本の貸し出しも出来ます。司書のODは貸しているだけだ、と強く繰り返します。つまり、返さないと、、、

 

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8bitの世界に誘われることも

もちろん、これらは一部です。MAPのところどころにも隠し要素があったりします。あとはプレイしてお楽しみください★

 

攻略サイトのすすめ

78514.com

攻略サイトをなぜおすすめするのか? その答えは、膨大な作り込みを楽しむため です。

錬成というシステムがある以上、アイテム・料理・錬成レシピなどの入手方法で行き詰まることになります。中には、そんなんわからんやろ……みたいなこともあるので……笑。

また、MAPの確認もしたくなりますね。ゲームオーバーになると、セーブ時まで戻されるので苦労が水の泡になることも。ゲームそのものの基本的な難易度は高めで、残りHPが少ない状態でヒヤヒヤしながら進むことも少なくないからです。

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拠点へワープできる部屋を発見できた時の安心感はハンパない

なので、余すことなくこのゲームを楽しむためには、どうしても攻略情報が必要になると思います。必要ないのは、このシリーズのマニアくらいじゃないですかね……。

攻略サイトは、膨大にあるこだわり・作り込みを効率よく味わえる最良の手段とも言えるでしょう。

 

Switch版をおすすめしない理由

同様に、こだわりや作り込みを最大限楽しむためにも、トロフィーがあるPS4版が絶対におすすめです。トロフィーにも遊びココロが溢れています。

トロフィーが大したことないゲームならばSwitch版でも良いと思いますが、このゲームは違います。達成感もあり、面白さもあり、驚きもあり。トロフィーが面白いゲームとしてもおすすめですね。

 

悪い点をあえて挙げると

  • 難易度が高め。簡単な難易度も選択できますが、初見殺しも。
  • 攻略情報がないと気付かないことが多々ある。作り込みの多さですね。
  • ラスボスの予想がつく。でも、展開は悪くないです。
  • パッケージとタイトルからどんなゲームかが連想できない
  • トレーラー動画の質は高いが、実際にプレイしないと面白さが伝わらない

このくらいでしょうか。体験版があれば、確実にもっと売れると思います。隠れた名作とまではいきませんが、面白さの割に浸透してないゲームではあるでしょう。

 

クリア後・クリア時間

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MAP踏破を目指しつつ、サブクエストをすべて完了させて、22.5時間くらいでした。

クリア後の要素は、ボスラッシュモードの追加、難易度の解放、強くてニューゲームが可能に。超高速移動できる「アクセラレイター(エフェクティブ・シャード)」も引き継げます!

 

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おすすめシャード・武器

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グレイトフルアシスト(トリガーシャード)

最序盤はセルリアンスプラッシュを使用していましたが、これを入手してしまえば難易度が一変するほどの強力なシャード。魔界の絵画「ポルターガイスト」を召喚します。ミリアムの周りに絵画が出現し、悪魔に当たるとダメージを与える仕組み。悪魔の至近距離に接近し、防御しつつ攻撃をしてくれるようなイメージ。ボス戦ではゴリ押しも可能に。強化すると絵画の数が増えます。

あまりにも強すぎて、アップデートで弱体化したとか。

 

武器は、序盤はルァハ・バラルがとにかくおすすめ。ディアン・ケヒト大聖堂で登場するキラーバーバーが低確率でドロップします。移動しながらボタン連打で攻撃できるので、悪魔との距離を測る必要性が解消されます。中盤はお好きな武器で。後半は、ラクルブレードが圧倒的におすすめです。

また、ビットコイン武器ですが、使うのが惜しくて最後まで錬成しなかったのは確実に間違いだったと思います……みなさんはさっさと何かの武器を錬成しましょう。

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ルァハ・バラルを強化したラァハ・ヴェラーは最強武器の一角(だと思います)

膨大な数の武器とシャードがあるので、色々と試してみましょう!★

 

まとめ 

神ゲーでした!! PS4で遊んだ2D作品の中では最高に面白かったです!

そして、僕がこの作品に抱いた気持ちの流れを記しておきます。

  1. 価格の高さ・タイトル・パッケージなど、情報がイマイチ入ってこず敬遠
  2. 高評価につられ購入するも、プレイして基本2D横スクロールアクションでやや失望
  3. 音楽と演出と錬成で、高評価の理由を理解する
  4. 製作側の愛が伝わる作品だと常々感じるように
  5. 寝食を忘れてハマっていた
  6. 神ゲーや……!! もっと早くプレイしときゃ良かった

 

 

おまけ:Bloodstained: Curse of the Moonの感想

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悪魔と錬金術師を憎む東洋の退魔士である主人公「斬月」を操作し、魑魅魍魎が潜む悪魔の城に挑みます。また、斬月が物語の中で出会う人物たちを仲間にすることで操作可能なキャラクターが増加します。

増加した複数のキャラクターを切り替え、その特性を活かしたプレイをすることが攻略の鍵となります。また、仲間とどのように向き合うかで難易度とプレイボリューム、さらに物語の結末が変化します。

 『Bloodstained: Ritual of the Night』をプレイした後、『Bloodstained: Curse of the Moon』も購入。ちょうど『Bloodstained: Curse of the Moon2』の発売記念で、半額クーポンが出ていたのもキッカケになりました(490円でした)。

こちらはゴリゴリの2Dかつ8bitの世界で、懐かしい感じ。ただ、個人的にはゲームの進化や斬新な演出に惹かれるので、あまり面白くなかったです(合わなかった、という表現が正しい)。

世界観は共有していますし、斬月やミリアムなどのキャラも顕在。参考になれば幸いです。

 

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