僕の人生、変な人ばっかり!

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【バルダーズゲート3】クリアした感想・評価を綴る…(ネタバレ注意!!・長文)

【2023年12月31日 真エンディング数種類・キャラエンディングなど 大幅に追記・更新】

2023年12月21日に発売したPC、PlayStation 5ソフト『バルダーズ・ゲート3』をクリアした感想・評価などを綴っています。項によってはネタバレ注意です。

 

最新作:FF7リバースのレビューも!

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バルダーズ・ゲート3 とは

全てのRPGを凌駕する。
『バルダーズ・ゲート3』は、世界初のロールプレイングゲームとされるテーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』をベースにしたRPGシリーズ。ダイスロールでの成否判定など『D&D』の要素やルールをゲームシステムに取り入れつつ、プレイヤーの選択によって展開が変化する物語や、複数の解決方法が存在する攻略自由度の高さ、戦略性の高いバトルシステム、美麗なグラフィックといった数々の要素により世界的で非常に高い評価を得ている。

www.spike-chunsoft.co.jp

ジャンル:ファンタジーRPG

プレイ人数:オフライン1~2人 / オンライン1~4人

CERO:Z

 

クリアした感想・評価

ストーリーはわかりやすいが、日本語が堅苦しすぎる

イリシッドの幼生を植え付けられた冒険者は、その摘出の手段を探し旅に出る

太古より存在し、知的生物を隷属させてきた種族・イリシッド。彼らは世界をめぐり、その先で多くの人々を捕らえていた。とある冒険者もまた囚われの身となり、イリシッドの幼生を植え付けられてしまう。時間が経てば幼生の力によって体が変異し、やがてはイリシッドとなり果てるだろう。謎の勢力の襲撃によって幸運にも脱出の機会を得た冒険者は、同じ境遇の仲間たちと出会い、ともに幼生を取り除くための方法を求めて旅立つことになる。

イカみたいなクリーチャー(画像上)に囚われた主人公が、エイリアンのフェイスハガーみたいな幼生(画像下)を脳に埋め込まれてしまうところからゲームスタート。なので、それを取り除く手段を探しに旅立ちましょう! というのが大筋の流れ。その目的地が、バルダーズ・ゲートという場所になります。

埋め込まれた者同士は通じ合うことが出来るので、仲間も脳にエイリアンがいる状態。宗教や価値観は違えど、エイリアンを取り除く目的は同じ。

 

旅の途中で、深海や地獄などの他の世界に移ることも。例えば、野営地での睡眠中に導かれる夢の世界では、脳内の幼生を活かせ という存在が出てきて……。

幼生をGET出来れば、脳を侵食させることでバトルで活かせるように。

 

エイリアンを取り除くのか、それとも活かすのか……みたいな選択をプレーヤー自身がしていくような展開に。その過程で、世界のことを知り、真に倒すべき相手を知り、仲間のことを知り、己を知るような展開が面白いですね。関係が進展するとロマンスがあったり、逆に悪化すると殺し合いになったり。。。

登場キャラ・種族も多い。膨大なボリュームも特徴の一つ

両極端をしっかりと描いている上で選択出来るので、プレーヤーに責任が重くのしかかるような作品になっています。

最後までクリアして複数のエンディングを見ましたが、ストーリー面のエンディングとキャラ固有のエンディングがあります。

 

キャラの発言だけでなく、手紙や文書、三人称視点で語るナレーターの声も多い。そして、ゲーム内用語のカタカナもめちゃくちゃ多い。事前知識無しでプレイする人が理解出来るような範囲を優に超えているのが難点。

ただ、日本語訳が堅苦しい割に、結構文字を読む機会が多いのでプレイする人を選ぶでしょうね……。初回購入特典の冒険の手引きがなかったら、個人的にはクリアまでプレイしていないと思います(序盤はマジでつまらなくてクソゲーだと思ってた)。

吹き替えもないため、英語圏のような最高評価を得るのは日本では難しいでしょう。

 

選択で展開が大きく変化するが、フラグが分かり辛い

事件をどのように解決するかはブレイヤーの選択しだい

イリシッドの幼生を取り除くメインストーリー以外にも、さまざまな問題がこの世界には存在する。それらの事件にどう関わるかもブレイヤーしだいだ。言葉で解決できることもあれば、剣を抜かねばならないときもあり、多くの場合には能力値を用いた判定が必要だ。冒険者の行動は、のちの別の事件に影響を与えることも多く、プレイヤーの行動と結果によって独自のストーリーが形作られていく。

選択を繰り返すことで、プレーヤー独自のストーリーが生まれるのが最大の魅力です。その際に、ダイスを振って成功させると望むような展開に持っていくことが可能で、キャラの得意な能力を成長させる面白さもあります(説得威圧魅力など)。

ダイスはキャラやバフによってボーナスがついて有利になることも

 

異種族レビュアーズ』や『ゲーム・オブ・スローンズ』くらいの知識では全然足りませんでした。

ただ、前述した内容とやや被りますが、誰がどの種族で、どの種族がどこの部族と対立しているか、、、などが分かりにくいんです……。特に序盤は全く分からなかった。これの何が問題かと言うと、選択に一貫性が持てないんですよね、、、。

味方をしていた部族を全滅させることになってしまったり、生かしておきたいキャラを殺すことになってしまったり、、、それが面白さではあると思う一方で、不親切さも感じていました。

 

例えば、ハルシン↑↑をゴブリンのアジトから助け出すとゴブリン全員と対立するので、それがあまりにも面倒くさくてハルシンを殺害する方向にシフト。でも、フラグ管理ミスなのか分かりませんが、そのストーリーが一向に進まず、結局ゴブリンを全滅させてしまったり。

(その後、ハルシンがストーリーで絡んでくるとも知らず……。死体から一時的に話を聞く魔法はありますが、仲間にはならない。生かしておけば、最終決戦で協力してくれることも)

 

装置に寝ることで、敵が襲撃してくる展開。襲撃が面倒で、装置に寝る選択をせずに他のところに行ってストーリーを進めると、なぜか装置に寝ることが出来なくなったり。ゲーム上では【装置に寝る】と表示されたまま。

基本的には、制作の意図するタイミングでフラグを回収しないといけない気がします。そういった意味では、攻略サイトを見た方が手っ取り早いかもしれません(面白さはかなり損なわれるかも)。

自由度が高いのは事実ですが、ちゃんとしてくれよ、と思う部分も多い印象です。

 

脳を取り出すことで一時的に仲間になるキャラですが、僕はこの時点でダイスの判定で失敗……。~しておけば良かった、と思う展開も多い。

 

蜘蛛を襲撃しようとしている一コマ。ですが、蜘蛛側につくことも可能。基本的に、共存させることが一番難しい。選択に責任が付き纏う。

 

こちらを殺そうとしてくる敵を、バトルを回避して自害させるような展開に持っていくと最高に気持ちが良く、面白さを実感しますね。「アウラ、自害しろ」が好きな人には響きそう。

 

信仰の対象に落書きをしてしまいましたが、、、例えば、【彩る】という単語しか表示されないので、それが皮肉なのかそのままの意味なのかが分かりにくかったり。

 

リスを蹴る という選択も。倫理観や人道的な価値観を捨てる必要がある場合もあるでしょう

2周、3周とプレイしても新しい展開を見ることが出来る、という点で評価されていることを実感します。

 

TRPGは苦手だが、三人称っぽい視点&圧倒的な作り込みの探索が楽しい

呪文やオブジェクトを活用し、突破口を開け

幅広いカスタマイズ性に加え、豊富な呪文やオブジェクトが、探索や戦闘の幅を大きく広げている。姿を変える呪文を使って相手をあざむいたり、燃えるロウソクを脂の上に投げ込み炎上させたりと、プレイヤーの機転がいくつもの戦略を生み出していく。戦闘はターン制で行われるため、戦術を考える時間は十分にある。想像力をもって難関を乗り越えよう。

新作ゲームのレビューを書き続けて7年ほど経ちますが、苦手な分野の作品には手を出していません。例えば、レースゲーム、MMORPGなどのオンライン、、、そして、TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)。

本作は、TRPGの元祖『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の世界で繰り広げられる作品とのことなので、当然TRPGの要素が多いのでしょう。

 

TRPGを苦手な要素は色々あるのですが、一つは俯瞰視点のカメラワーク。もう一つは、一歩一歩の決められたマス移動。しかし、本作はカメラワーク次第では三人称視点↑↑っぽい遊び方が出来ます。これが個人的にはとても良かった。バトルもマス移動をしている感じはないので◎。

 

オープンワールドではないですが、謎解きやギミックなどが豊富で、密度を感じるMAPになっていると考えています。

→バルダーズ・ゲートに近づくに連れ、凄まじい作り込みを体感出来ます。下層エリアはサブクエストの質も量もスゴイ。全部探索するのに2~30時間くらいかかりました。

ただ、ジャンプ操作が面倒くさい上に、仲間がついてこないこともしばしば。

 

ミミックの演出が豪華だったり、ドラクエやFFしかプレイしてないよ、という人でも楽しめる要素はあるのが嬉しい。

 

レベルがあまりにも上がりにくいので、探索に時間をかける必要あり

本作は、レベルがもう本っ当に上がらないです。その分、1レベルアップで超強化されるのですが、最低難易度なのに敵が倒せない、、、詰んだかも……という状況が序盤は結構ありました。

なので、メインストーリーとは関係なさそうなMAPの隅々まで探索→思いがけない展開や隠しダンジョンがある……みたいな流れで、奥深さを体感していくような誘導になっていると思います。

 

ダンジョンも様々で、罠解除・手先が起用なアスタリオンは役に立つことが多いですね。どの場面でも適したキャラがいるのも◎。

 

エセルおばさんの話は、予想を上回る展開で面白かったですね、、、笑

 

巨大金庫の中には宝ではなく、白骨が……。その理由も面白い。

 

サブクエストも多く、グラフィックや演出の質が高いのも好印象ですね。おつかいと言うよりかは、流れで協力するような話が多いです。

容量が50GBを超えているのも納得です。

 

システム面が煩雑で癖がある。序盤は難易度も高い

呪文を覚えても、準備しなければ使えない。また、ドラクエで言うところのベホマズンがそのまま使えず、自身にルカニラリホーがかかる条件下で発動するような細分化された条件が多い印象。その特定の条件下にどのようにして持ち込んでいくか、が戦術になる。

本作は、ゲーム・オブ・ザ・イヤー2023を受賞していますよね。しかし、その理由を全く感じることが出来ず、プレイ当初の段階では、完全にクソゲーだと思ってました。ここ5~6年で発売したゲームとはシステム面が全く異なるので、冒険の手引きとチュートリアルを見る時間が長かったです、、、。直感的に楽しめない人は多いと思いますね。

 

武器の装備・キャラの切り替え・スタメン以外の仲間とのアイテムの受け渡し・アイテムをフィールドで使うなど、一つひとつの操作を覚える必要が僕はありました。武器や防具を装備しても、ボタンの判定を受け付けないタイミングがあったり……。

 

本作はスリも可能です。レア度を色で判別出来ますが、すぐに荷重状態になるのが難点。『オクトラ』や『スターオーシャン2R』のように、盗みまくって超楽しい! という感じではないです。

→仲間キャラに重い道具は丸投げした方が良いです。あと、錬金術は全く使わなかったので、同じ方は最悪売っても良いかも。

 

商人とのやり取りは、取引と交換の二種がある。交換だと成立しないことも多い。

 

僕が主人公にしたゲイルは、魔法への飢え という状態を定期的に起こします。何をどうすれば良いのかわからず、序盤は本当に困りました。よく見ると、ゲイルはこのアイテムを破壊して魔法を吸収できる と表示があります(この表示があるアイテムそのものが序盤は少ないのも難点)。これを□→消費すればOK。

 

手紙や石板など、調べられるものや持ち帰れるものが多いが、意味を見出だせないものも多かったりする。

 

クリーチャー=敵 ではなく、本作の場合は味方を指しています。こんな感じで、既存の知識や経験が邪魔をすることも本作では多いかも。

ゲームの難易度とは別で、色々面倒で好きになれなかったのですが、慣れると加速度的に面白さを感じていました。僕の場合は、10時間くらいはかかりましたが……。

 

キャラ一人ひとりにストーリーがある

キャラのカスタマイズがあまり好きではないため、僕はオリジンキラクター:ゲイルを主人公に選びました。アイキャッチ画像にもいます。

仲間にする苦労や楽しさは特になく。割とすんなり仲間になったので拍子抜けでした。

 

問題は、仲間にした後です。基本的に、仲間同士で相容れない思想・倫理観・価値観を持ち合わせています。

喧嘩を仲裁したと思ったその後、殺し合うような展開に。手に負えない……笑

 

全員賛成は超珍しい

内部的なステータスに好感度があるようで、発展するとロマンスに。ただ、一人が好感を持てば、もう一人は反感を抱くことが当たり前。こちらでも選択の責任が伴うでしょう。

 

アスタリオンは、血を定期的に求めてきます。血を提供すると、こちらのステータスが下がります。その背景などを知るのが面白い(各キャラはネタバレの項で後述)。

 

相容れない仲間ですが、実はみんな動物に優しかったり。そして、一人ひとりの背景がしっかりと描かれているため、中盤になってくるとキャラに愛着が湧きました。最初に言っていた発言はそういうことだったのか、、、背景に⚫⚫がいたからそういう立場を取らざるを得なかったのか、、、みたいな伏線も多い。

キャラの作り込みは本当に素晴らしい作品だと考えています。

後半になると、仲間思いの会話が多くなってきて嬉しい(これも選択によって変わる)

 

ロードが長い(リセマラをすると余計に)

ダイスの判定が受け入れられず、再ロードする人は多いと思います。もちろん、僕もその一人です。本作はそれだけではなく、軽い気持ちで進んだら敵の大群に囲まれて今のレベルでは倒せない……となることも多いので、ロードし直すことは多いと思いますね。僕自身、望んだ展開にならないことも多く、数十回はロードしていると思います……。ボス戦を中心としたバトルのやり直しも多く、面倒くさいです。

ロード中に会話が始まっていることもしばしば。そういった意味でも、日本語に最適化していないという評価になります。

すぐにロード出来るシステムは救いではありますが、そういうプレイをする方は、ロードの長さを感じるでしょう。

 

ロマンス・エロ・グロ規制はある

関係深化も堅苦しい日本語

本作の特徴の一つに、ロマンスがあります。LGBT・老若男女に配慮されたようなあらゆる組み合わせが可能である、とどこかで見たような……。

 

パンツに心があったなら……どういうこと??笑

あとは、良くわからない仕様も。全キャラ下着を履いており、剥ぎ取ることも可能です。

 

ゲイルはいつの間にか野営地で裸になっていました(共感する)。チン⚫を葉っぱ一枚で隠す規制は日本版だけなんですかね?

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最序盤の脳もそうですし、血も多いですね。ただ、グロい作品ではないです。

 

その他・小ネタ・バグも

バグもありますが、致命的なものはなし。ただ、二度ほど落ちました。

 

倒したはずの敵が動き出すバグは頻繁に見ました。

 

PS5でも読み込みが遅くなるほど、作り込みが凄まじいんですよね。下層地域は、キャラだけでなく家屋の中全部調べられますし、地下もある上、サブクエストが数十時間かけても終わらないボリューム……。

 

音楽やBGMで印象に残るものはないかもしれません。ゲーム中で盛り上げるのは、やはりキャラとの関係がある上での演出になると思います。

 

野営地にいるスクラッチ・どこにでもいる奇妙な牛。動物と話せる魔法を使ってみたくなる。動物だけでなく、死体から話を聞き出すことも本作は可能です。

 

入手したはずの「花の鍵」がない……。→使った瞬間に消える仕様でした。色々ボタンを押していたら、クローゼットの裏にすり抜けることが出来ました。

 

クリア時間・クリア後

サブクエストをなるべく消化して75時間ほどで、やっと真エンドクリア。疲れました……。

クリア後は特になし。強くてニューゲームなどもなし。デジタルアートブックを見たくなりました。

 

スパイク・チュンソフトさんに感謝

面白さが一見わかりにくいけど、プレイしているとマジで面白くなってくる作品に対して、紙媒体で初心者向けのガイドブックを特典でつけてくれるんですよ。特に、本作は『ディスコエリジウム』を思い出しますよね。こちらも発売はスパイク・チュンソフトさんで、初回特典も同様です。

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攻略情報

レベル上げはサブクエストで

サブクエストをしましょう!!

経験値を取得する方法は様々。一般的なRPGのように敵を倒すことよりも、ストーリー上の進行で急に獲得したり、会話などで相手をいなすと効率良く貰える印象。MAPの端から端まで訪れて、レベルが高めのNPCと話すとサイドクエストが発生したりすることが多いです。最高レベルは12。

そして、特定のエリアに入ると貰えるので、あちこち行って調べるべきかも。サブクエストは、仲間固有の話が特におすすめ。バルダーズ・ゲート手前の下層エリアのサブクエストは数十時間かけないと終わらないですが、最終決戦に協力してくれる仲間も餞別出来るので超おすすめ。

 

仲間が消えた場合

レイゼルが急にいなくなったことが……。これはオーリンに人質として捕らえられているため。オーリンを倒すと戻ってきます。

 

また、カザドール撃破後に、主人公が完全に死亡していた場合、アスタリオンが永久離脱する展開も、、、。バトルをやり直すしかなかったです。

あとは、選択肢をミスると永久離脱することも。特に、ラストらへんでは、敵を倒す一歩手前で、実は裏切って仲間を差し出す、みたいな展開も多いです。

 

ゴータシュ卿を倒すと大変なことに(終盤)

機械兵や兵士に狙われて、下層を自由に歩けなくなります。ファストトラベルした瞬間に大群とバトル……みたいな。

ちなみに、機械兵を倒すと地獄の鉄が入手出来ますが、鍛冶屋のダモンに頼んでも追加で作ってくれるのは一つだけでした。

 

ラストバトルは、バトル中にもセーブした方が良い

この中に入る前にセーブしましょう

バトルが本当に大変で、一時間~二時間くらいやってました。途中まで上手くいっていたのに、一気に劣勢になってゲームオーバーになることも数回。何より、1回ゲームが落ちたので怖くなりました。

また、異なるエンディングを簡単に見るためにも、ラスボスにとどめを刺す直前でのセーブも必須。

 

おすすめパーティー・おすすめスキル

カスタマイズをしないプレイングでの話になりますが、、、敵の足止め・遠距離攻撃は魔法で行い、その間に近距離で殲滅していくようなバトルが僕の戦術になっています。

ゲイル(攻撃魔法担当・盾役)。魔法の矢→秘術回復 ばかり使っていましたが、盾役としても優秀でした。盾の使い手はおすすめ。短剣の群れ・殺戮の雲・加速なども。

 

地獄の鉄は2個集めれば強化。3個目~は装備になるので集めなくて良いかも。

カーラック(近接攻撃・盾役)。激怒:エルクの心→2回攻撃が多かったです。大業物の使い手もおすすめ。激震の一撃で幻惑状態に出来るにも◎。

 

生命の領域に変更がおすすめ。回復に強い。

シャドウハート(回復・補助魔法担当)。祝福・集団癒やしの言葉・他次元クリーチャーの味方などなど。何より、蝗群が足止めとして超優秀。天罰の火も強い。

 

レイゼル(近接攻撃)

二回攻撃ばっかり。→レイゼルがオーリンに誘拐されたため、スタメンから外すように。

 

初回特典を参考にしたらめっちゃ強かった

ジャヘイラ(モンク・開手門にした・近接攻撃)。ジャヘイラは、連打→二回攻撃がめちゃくちゃ強かったです。武器の装備も不要で、キャラ的にも合っていたと思います。ジャヘイラは、家に行くと子供や孫、超素敵な隠れ家があって、レイゼルよりも好きなキャラになりました。

 

マークールの使徒

初戦のケセリック戦を、説得でスキップすることが望ましい。その後、マークールの使徒戦に。

エイリンが右奥に捕らえられているので、レイゼルの霧渡りなどで速攻で救出する(エイリンを助けないとマークールの使徒にダメージが入らない)。

マークールの使徒がいる土台に乗らなければ仲間全員が吸い寄せられてしまうので、僕の場合はカーラックだけを行かせた。カーラックは最大火力で攻撃→ダメージを受けたら離脱→回復してもらう(土台で回復行動は出来ないので、蔦を降りる必要がある)。

ゲイルは、短剣の群れ・魔法の矢でザコ敵を処理(イカは最優先で殺す)。骨殻は使徒を生み出すが、キリがないので無視してOK。エイリンとカーラックがダメージを100くらい与えたら、全力でマークールの使徒を攻撃。

長引くと面倒くさいので、短期決戦が良いと思います。難易度は最低、レベル8でした。

 

魔法小間物屋の地下室に行く

ロローカンを倒したエリアから、一つ下の階との間にある机みたいなところに乗り、そこからジャンプ(ダメージを喰らう)で行けます。

 

ネタバレ

SEXの描写が多い……(閲覧注意)

仲間キャラではないですが、部屋に入ると最中でした

 

地獄でハーレプの好きに体を明け渡すゲイル。プレイ中の心理的な選択をさせてくるこのゲームはおかしい。

 

皇帝:フンンンンンンン 

個人的に衝撃だったのが、皇帝(マインド・フレイヤー)とのSEXというか絡みですね……。いやいやマジで何を見せてくれてんだよ→触手にキス→フンンンンンン→爆笑してしまいました……。制作の頭がおかしい。トロフィー:刺激的な恋 を入手。

行為を終えた後の事後感が凄まじい

でも、幼生によって丸見えっていう……笑。これがゲーム・オブ・ザ・イヤーってダメでしょ、と思わずツッコミました。

 

一方、ミゾーラはエロさがあって、日本語の翻訳も興味深くて好きでした……(ウィルごめんね)

 

ストーリーの要約

左:オーリン 右:ゴータシュ

脳に幼生を入れられたが、救済手段はマインド・フレイヤー(イカ)の親元であるアブソリュート(デカイ脳)を倒す必要がある→そのためには、3つのプリズムが必要。プリズムを持っているのは、ケセリック・オーリン・ゴータシュの三人。全員倒して3つ集めれば、アブソリュートを倒せる! と、皇帝なるマインド・フレイヤーから話を聞く。

 

オーリンは、野営地にいる仲間キャラを誘拐するのが厄介でした(僕の場合はレイゼルがいなくなった・火力担当がいなくなったのでジャヘイラをモンクにする苦労を強いられた)。男なのか女なのかわからない。

 

ゴータシュはバルダーズ・ゲートの大使。オーリン同様に変身していたのですが、ゴータシュ本人よりも、ゴータシュに辿り着くまでが本当に面倒くさくて、印象に残らず。一応、カーラックを地獄に落とした本人。

 

皇帝はそのへんのマインド・フレイヤーとは異なり、自身の過去も明かしてくる

主人公がケセリックを倒したことで、皇帝がアブソリュートを倒すために導いてくれるようになる。

 

プリズムを3つ集めたけど、ネザーブレイン(アブソリュートの本体みたいなイメージでOK)を解放しただけの結果になってしまう。皇帝にプリズムを渡して強化して一緒に戦うか、自分でプリズムを持つ選択をするかを選ぶ。僕は後者にしたので、皇帝と対立。ネザーブレイン+皇帝がラスボスに。

 

ネザーブレインと繋がるためにマインド・フレイヤーが必要とのことで、囚われていたオルフェウスを救出してマインド・フレイヤーにしました(主人公がなることも出来ると思う)

 

最終決戦を前に集う仲間。ラスボスへ!! という感じ。この時に、どれだけ仲間がいるかで、感動の度合いが異なるでしょう。続きは、エンディングの項で紹介しています。

世界観の設定や分岐があまりにも細かすぎてゲーム内用語のオンパレードになるため、簡略化して綴ってます。

 

最終決戦に集まってくれた仲間キャラ(僕のプレイングで)

シナビ、アラベッラ、ナイトソング、イソベル、ミゾーラ、キーネ、エセル、アスタリオン(スタメンから外してたから仲間呼びになった)、ウィルの父、ヴァレリア、ユーギルなどなど。

 

仲間を呼び方としては魔法と同じ感覚。ラストバトルでは使い勝手が良くない場合も、、、。

おすすめは、イソベル(回復)、キスラク(炎の壁)・エセルおばさん(全員を不可視状態にする)

 

全エンディング(確認出来た限りで)

ゲーム中盤、ケセリック戦の後でゲイルを操作していると、自爆してアブソリュートの破壊が可能でした。

 

一応エンディングの一つは見ましたが、さすがにこれだけで終わりではないです。

 

フツーに倒した後は、真の敵が3人いることを伝えられて、バルダーズ・ゲートへ向かうことに。また、ナイトソングとイソベルが恋人同士だったこと、ケセリックの娘がイソベルだったこともわかる。

 

最終決戦で集う仲間→ラスボス戦へ行くと、同様の展開が……。仲間を別空間へ飛ばして、ゲイル一人が自爆して平和になるエンディング。トロフィー:終わり良ければ総て良し を獲得。

 

ラスボス撃破後、幼生と自身を破壊~を選ぶと真エンドになる(僕がこの記事の中で勝手に定義した)。ここでオルフェウスを裏切ると、画像のように主人公が世界を支配するエンディングに。

 

真エンドでは、幼生もなくなり、アブソリュートも消え、平和に。

 

その後、

レイゼルがオルフェウスを殺すor生かすorレイゼルを殺す

カーラックの心臓が壊れそうなのでウィルと地獄に行かせるorウィルと主人公と三人で地獄に行く

ゲイルは女神ミストラにカーサスの冠を渡して復縁を迫るor自分のモノにしようとする

などの分岐がありました。

レイゼルがオルフェウスを殺してレッド・ドラゴンに乗ってヴラーキス女王の元へ行く。これは正史っぽい。レイゼルは野営地にも登場しない。

 

ウィルとカーラックと主人公三人で地獄へ行くと、俺たちの戦いはこれからだ!! みたいな展開に。面白い

 

ゲイルはミストラに復縁を迫らずに、カーサスの冠を自分のモノにしようとすると、ゲイル死亡→シナビに起こしてもらうエンディングに。

 

ゲイル(主人公かも?)が生き残っていると、時が経ち……シナビがパーティーを開いてみなが再会→シナビが壁画を見ておしまい。

 

仲間キャラ個別のクエスト・エンディング

ヴァンパイアと化したハイ・エルフの曲者

ヴァンバイアに殺された者が変化してなるアンデッドのクリーチャー、ヴァンパイア・スポーンの男。アスタリオンを今の姿にしたのはカザドールという者で、彼はそんな恨むべき相手の下僕として200年もの年月を過ごしてきた。だが、イリシッドにさらわれたことをきっかけに、カザドールの支配から離脱。カザドールに復讐できる力を得るために冒険をしていく。仲間にする場合は、ノーチロイドの墜落地の西側にいる彼に会って話せばいい。

アスタリオン。仲間の血を勝手に吸おうとしていたところを注意。ヴァンパイアの兄弟と出会い、カザドールを倒すことが目的であると再認識。

この時のバトルが、ものすごく難しかったです……。3ターン以内で倒さなければ儀式によってアスタリオンは骨に。バトルで主人公が死んでいたら、儀式の引き継ぎが出来ずにカザドールを殺して永久離脱。3ターン以内に主人公生存という条件がキツイ。

儀式を引き継ぎ、ヴァンパイア・アセンダントになるのが正史っぽいイメージです。

野営地でのエンディングでは、ヴァンパイアとして色々やっていますよ、と話しておしまい。

 

使命に燃えるギスヤンキの女戦士

多次元宇宙にあるワイルドスペースの寒冷地に生まれた女戦士。ギスヤンキの兵士として、女王ヴラーキスに仕えていた。女王への手柄にと、かつてギスヤンキを支配していたイリシッドの首を狙うが、逆に囚われ、フェイルーンに降り立つことに。性格は強気で非常に好戦的。ギスヤンキを嫌悪するフェイルーンの住人への敵愾心も強い。仲間にするにはノーチロイド墜落地の北で彼女を捕らえたティーフリングを追い払い、呪文などで檻を破壊しよう。

レイゼル。同じ種族のギスヤンキに、幼生に詳しいガスティルがいるとのことで訪れる。が、除去に失敗。その後、審問官の部屋でレイゼルが信仰するヴラーキス女王と投影の形で再会。しかし、ヴラーキス女王の命令で殺されそうになるが、退ける。

最終的には、ヴラーキス女王に対してどのような選択をするかでエンディングが異なるっぽい。僕の場合は、ヴラーキスとは決別せず、レッド・ドラゴンを使役する司令官になるような展開に。

エンディングでは、レッド・ドラゴンに乗ってヴラーキスの元へ行くのが真エンドっぽい。オルフェウスを殺そうとしているところを主人公が殺すと、ちょっと可哀想な感じになる。

 

"辺境の刃"の名で知られる英雄

バルダーズ・ゲートの出身だが、7年ほど前になんらかの理由で追放されてしまった戦士。弱者や罪なき者を守る守護者として活躍しており、大陸西岸のソード・コースト付近では"辺境の刃"の名で知られる。ある日、強大な存在から「より大きな力を与える」
という申し出をもらい、これを受諾。その結果、地獄のゲームに関わることになり、冒頭ではカーラックを追跡している。仲間にするには、エメラルドの森周辺にいる彼に会って話せばいい。

ウィル。カーラックを倒すことを目指している狩人で、カーラックの命を狙おうとする(が、僕は阻止した)。ウィルの契約相手のデヴィル:ミゾーラの命令によってカーラックの命を狙っていたことがわかるが、それに反したとのことで、ウィルは人間の姿からクリーチャーに変化させられる。

また、バルダーズ・ゲートの街の大公爵:レイヴンガードが父親であることも発覚。共闘するような展開に僕はなりました。ただ、ミゾーラをゲイルにNTRれて、ちょっと可哀想。

野営地でのエンディングでは、カーラックとの地獄での日々について語ってくれます。

 

地獄から逃れるも胸に地獄の動力炉を宿す
10年ほど前、アーチデヴィルのザリエルのところに売られたティーフリングの女性。その際、胸に地獄の動力炉を埋め込まれ、兵士として奉仕さられた。自由を求めて、ザリエルのもとから斧だけを背負って逃亡。だが、地獄の動力炉は自身を灰にしかねないため、彼女はイリシッドの幼生を除去する方法に加えて、地獄の整備士の協力も求めている。仲間にするにはリズン街道の小川を、ジャンプなどで渡った先にいる彼女と話せばいい。

カーラック。地獄の鉄を心臓に埋め込んで、ダモンという技師のおかげで纏っていた炎が消えて人に触れるように。その後、心臓を直せる機械師を探すが、その過程で自身を地獄に落としたゴータシュ卿を倒す。

ゴータシュを倒して目標を失って野営地に一回戻る・仲間の幸せを喜ぶなど、人間味があるのがカーラック。

野営地でのエンディングでは、心臓の調子が良くなった・地獄での話が聞けました。

 

女神シャーを崇める敬虔なクレリック
シャドウハートが信仰しているのは、聞と喪失の女神シャー。彼女は女神から種秘の任務を与えられており、それを達成するべく記憶の大部分を放棄する儀式を進んで受け入れた。今の彼女にあるのは、シャーの忠実なしもべであるという事実と、所持している適物をバルターズ・ゲートまで持って行なければならないという使命感のみだ。仲間にするには、ますノーチロイドのカプセルから教出。あとは壁る物近で倒れている彼女と話せばいい

シャドウハートが信仰している女神シャーと敵対するナイトソングと対面するも、殺すのを止めるように説得→シャドウハートは女神シャーを裏切ったことで、闇の司法官になる道は閉ざされてしまい、何を信じれば良いのかわからなくなる。

→シャドウハートとレイゼルは対立していたが、結果的には信仰の対象を捨てることになり己の道を歩む、という共通の展開は面白い。

ナイトソングと共闘して、敵対しているケセリックを倒しに行く展開に。ケセリック討伐後、両親が生きていることを知らされ、悲嘆の館で魂を利用されていた両親を救う。

ナイトソング後から髪が黒→シルバー(白髪?)に。悲嘆の館で両親を救う話は悲しい。でも、良かった。シャドウハートが大好きになるようなサブクエストでした。

野営地でのエンディングでは、ハグを何回もしてくれます。

 

魔道を究めんとする求道者
フェイルーンでも有数の巨大都市、ウォーターディープ出身の天才ウィザード。ゲイルの卓越した才能は、魔法の女神ミストラの目に留まり、一時は女神の恋人という地位すら得た。だが、彼の野心が生んだ誤算により、関係は徐々に悪化。女神に見放され、偉大な力も失われる。今は贖罪に生きるしかないという彼だが、偉大な力への渇望は未だにくすぶっているようだ。仲間にするにはノーチロイド墜落地の北で、古代印の円環から彼を救出すればいい。

ゲイル。ゴータシュ卿とオーリンが召喚したどでかい脳味噌(アブソリュート)を見たゲイルは、アブソリュートが被っていたカーサスの冠に共鳴→自爆を選ぶと、一つのエンディングへ。カーサスの冠を、女神ミストラに返却することが目的に。元の恋人に戻るような展開が、おそらく真エンド。

まとめ

正直なところ、本作の面白さを理解し始めたのは、プレイ時間が20時間を超えたあたりから。最初はシステム面が慣れずにクソゲーと感じていましたが、加速度的に面白さが増して、気付いたらハマっていました。

→プレイして60時間~あたりから、バトルに費やす時間があまりにも長かったため、飽きが来ていました。とは言え、プレイして良かったですし、圧倒的な作り込みと分岐と自由度があってこそのゲーム・オブ・ザ・イヤーなんだと実感しています。特に、下層地域はクリアまでが見えてこず、凄まじいものがありました……。

面白かったですが、個人的には神ゲーと言えるかは分かりません。ゲーム・オブ・ザ・イヤーを獲得した=『ティアキン』『バイオRE4』『スパイダーマン2』『アランウェイク2』よりも評価されたからおすすめ!! ともなりません。

本作はものすごく人を選ぶと思いますし、クリアまでに時間も必要なので、その点は注意です。

 

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