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【零~月蝕の仮面~】クリアした感想・評価など(ネタバレ超注意!!)

【2024年4月1日 追記・更新】

2023年3月9日発売したNintendo Switch™/PlayStation®4/PlayStation®5/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam®ソフト『零 ~月蝕の仮面~ 』リマスター版をクリアした感想・評価、ストーリー要約や時系列の整理、キャラ各々の活躍などを綴っています。項によってはネタバレ注意です。

 

 

零 ~月蝕の仮面~(ぜろ つきはみのかめん) とは

『零 ~月蝕の仮面~』は、2008年にWii用ソフトとして発売された「零」シリーズ4作目のタイトルです。 2021年10月に発売したリマスター版『零 ~濡鴉ノ巫女~』に続き、「零」シリーズの名作がアップグレードされた美しいグラフィックでふたたび蘇ります。

www.gamecity.ne.jp

プレイ人数:1人

ジャンル:和風ホラー

CERO:C

 

クリアした感想・評価

時系列がわかりにくい一方で、怖くて魅了されるストーリー

幼少期、孤島「朧月島(ろうげつとう)」で祭のさなかに神隠しにあった少女たちが、失われた記憶を求めて再び島を訪れる。 ありえないものを写し、封じ込めるカメラ「射影機(しゃえいき)」と、懐中電灯の僅かな光を頼りに様々な場所を探索し、襲い掛かってくる怨霊を退けながら真実に迫る。

本作の舞台は、朧月島という島。島内で起こった事件を、3人の記憶喪失のキャラを操作して各々の視点で知りつつ、、、というのが基本的な流れ。零シリーズをプレイしていると、「また儀式に失敗したのか」とか「巫女が・・・なったのか」など大筋はすんなりと理解出来ると思いますが、それでも細部含めたストーリー・キャラの思惑などを初見で理解するのは難しいと感じました。設定や背景などは時系列で整理されないですし、MAP上に落ちているファイルから拾得しなければならない側面もあるからです。

 

仮面というタイトル通り、仮面や顔がぐちゃぐちゃになった幽霊など。リアクションの面や恐怖演出も◎。

 

定番ですが、幽霊より人間が怖い場面も……。やめてくれよ……

 

幽霊の登場・幽霊の歩く道程などが進行フラグになっているので、迷うことは少ないと思います。

ただ、全体的にはストーリーの謎がプレイの動機になりますし(先が気になる)、キャラや設定の背景も上手に作られていて没入感ありました。ストーリーに関してはとても面白かったのですが、、、

 

MAPの広さと見合ってない移動速度。遅すぎ

朧月島(ろうげつとう)の探索

島にある薄暗い洋館や廃病院の中を、月明かりと懐中電灯の僅かな光を頼りに探索します。また、様々な場所で気になったものを“触る”ことによって物語は進んで行きます。過去の新聞記事やメモなどから、忌まわしい事件のあった過去など、主人公の失われた記憶を紐解き、真実に迫ります。手を伸ばした時に、「ひやり」とする場面も…。

MAPデザインも秀逸で、最初は鍵がかかっていて行けなかった場所も後々行けるようになりますし、こことココが繋がっていたのか! という類の良い驚きもありました。が、、、本作で一番イライラしたポイントが、キャラの移動速度がとにかく遅い点。同じMAPの異なる部分を3人で探索するのですが、移動時間が(後半は特に)長い長い……。

 

鍵を入手するとどこで使用するのかをMAPで教えてくれる親切な面もありました。が、それはホラーゲーム的には必要ない気もしたり。配慮がないわけではないけど、噛み合わない感じ

 

灰原耀をダッシュで追うムービー中の長四郎。そのくらい移動時もダッシュしてくれよ……と強烈に思ってしまった一コマ 

ホラー演出のためとは言え、リマスターしたんなら追加機能で移動速度アップくらい入れろや!! と思ってしまうほど。今までプレイした数百のゲームの中でも、一番走るのが遅い印象を受けているくらい、遅かったです。クリア後の報酬に移動速度アップなどがあれば、、、。

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本作の気になる点は次回作の『濡鴉ノ巫女』で改善されてはいることがわかるのですが、本当に当時の状態でそのまんまリマスターしたんやなあ、、、というのは残念。

 

フラグ管理がガッチガチで判定が厳しい

取り逃してはいけないレンズもあるけど、、、見つけにくい

MAP上に取り逃しアイテムがある場合、サインが出るような仕様があります。その時点では見えなくても、懐中電灯や射影機を使って照らすことでアイテムが見つかって拾えるような。ただ、その判定が厳しめ。なかなか見つからないことも多いですし、光っている場所を調べても正しい角度と場所でないと拾えないんですよね。

 

霧島長四郎の強化レンズ「写」。これを外さないと攻撃出来ない仕様を知らず、最初は霊相手にダメージが出なくて焦りました。でも、「写」でなくても浮遊霊を撮影可能だったり。?? と感じる部分も

進行フラグなども同様で、決められた場所で決められた行動をしないと、絶対に進めるようにならなかったり。一本道と言えばそれまでなんですが、それがあまりにも強固というか、、、。エレベーターなんかも扉が開きらないと出れなかったり。霊の出現なんかもそうで、広いMAPに対して基本的に全然登場しなかったり……。

 

『濡鴉ノ巫女』でもあったゴーストハンド。難易度によってスピードが全く違うようです。難易度ナイトメアだと霊石を奪われるそうな。

なぜリマスターしたのに、そういう細かい(不評と思われる)部分を修正しなかったのか、、、理解に苦しむ内容になっている、と個人的に感じたので綴っておきます。

 

フェイタルフレームが決まれば楽勝なバトルだが、、、

射影機(しゃえいき)

撮影することで怨霊を撃退し、封じ込める力を持つという古いカメラ「射影機」は、本作に欠かすことのできない重要なアイテムです。霊との戦闘では「射影機」を構え、ファインダーで捉えて撮影することでダメージを与えることができます。
また、怪しい場所を撮影すると、「射影機」の特殊な力で謎を解く鍵が映し出され、探索においても大きな役割を担います。時には、思わぬものが写し出されることも…。

シリーズ恒例、撮影することで霊にダメージを与える「射影機」がバトルの基本です。そして、連続撮影を可能にするフェイタルフレーム(必殺技みたいな)も同様で強いです。

『濡鴉ノ巫女』と比較すると、ややタイミングがシビアな印象で爽快感に欠ける印象でした。攻撃を仕掛けてくるタイミングで霊がフレームに入っていることが発動条件なので、それがズレると大ダメージを食らうことも……。それは、移動速度の遅さに最後まで慣れず、戦う場所も狭くて距離も取れないような場所が多かったこともあります。

 

射影機は強化も可能。発動しているタイミングでシャッター切ってもフィルムが消費されない仕様だった気がします(濡鴉ノ巫女だけかも?)

 

1体複数のバトルなど。癖のある状況が多かった。ロックオン機能があるとは言え、難しさを感じていました。一方で、長さんの霊石灯でのバトルはヌルゲーすぎて作業感が生まれていました。

 

倒し方が明確にあるボス、倒せないボス、倒さないと先に進めないボスなど種類も豊富。ゲーム慣れしていないと瞬時に判断出来ない気もする。

 

霊リストには、「咲いた」霊も記録される。

バトル時以外でも、霊を撮影することでポイントゲット→セーブポイントで回復アイテムorフィルムに交換可能です。なので、全体的な難易度は低いかもしれない……と思うものの、やはり移動速度の遅さにストレスを感じていた僕からすれば、最後まで操作に慣れない(or好きになれなかった)というのが感想ですね。

 

オートセーブの意味がない!

最終オートセーブ:一時間以上前 絶対違うけどクソゲーと言いたくなる(怒)

本作にはオートセーブがあります という言葉があるゲームは多いですよね。でも、本作は他の全てのオートセーブがあるゲームとは異なっています。本作の場合は、セーブポイントの真横に行けばセーブ画面に移行しなくても1回セーブしますよ、という意味。

なので、ボス戦前やムービーの前後などに入る他作品のような配慮はなし。画像のように、死んだら最後のセーブからやり直しという、悪い意味で斬新なオートセーブでした。まあ、別にこれはこれで良いと思うんですよ。でも問題は、初見殺しや敵にハメられてゲームオーバーになることがそれなりにあったってこと。一部の敵は体力半分くらい減らしてくるので、初見プレイの方は、結構な時間のやり直しを迫られるのではないかと思われます……。

 

ピアノ演奏がエグい

本作はピアノを弾かなければならない場面がいくつかあるのですが、これは本当に不評だと思いますね……(クリアすれば絶対に理解してもらえる)。ピアノ経験者としては、QTE(タイミング良くボタンを押す)がものすごく難しかったです。楽譜見て弾かせてくれよ……と。しかも成功しないと延々と、、、。クリアすればわかってもらえると思います。

 

PS5版へのアップグレードの方法

PS5にディスクを入れる→商品を見る→PS5版へアップグレード。+8GBくらい追加されるので15分ほど時間がかかりました。

 

原作から追加した要素など

グラフィックの向上

本作は、主要キャラクターモデルを新たに作成し、キャラが登場するムービーもブラッシュアップしております。また、プラットフォームに合わせてグラフィックを高解像度化しました。懐中電灯による陰影や光の表現が向上し、よりリアルになったことで、さらに臨場感のある恐怖を体験していただくことができます。

フォトモード」の追加

キャラクターや霊にポーズをつけて配置し、画面写真を撮影できる「フォトモード」を搭載いたします。ゲーム内で怖かった場所で、思い思いのシチュエーションを作り上げることができます。もしかしたら、思いもよらない心霊写真が撮影できるかもしれません。

新規コスチュームの追加

オリジナル版から一部のコスチュームのラインナップを変更し、新たな衣装を用意しました。キャラクターの衣装を着せ替えることで、違った雰囲気での探索をお楽しみいただけます。

階段でフォトモードを起動→一定の角度(スカートの中を映そうとすると)になると映らなくなる、という不具合あり。

コスチュームに関しては、初回特典でマリー・ローズの衣装がありましたし、追加で購入することも可能でした。が、もうちょっとコスチューム用意してくれよ、、、というのが率直な意見です。

 

画面をほったらかしにしてると霊が画面の中に(追加要素じゃないかも)

 

その他

脳をイジっているのはサイコブレイクで見た……と思ったけど、こちらが先

 

やけに現実味を感じてしまった院長の顔

 

本作で一番テンションが上がった小夜歌さんの登場……!!

 

灰原耀は、塚本高史さんに似ている印象でした(イケメン!!)

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エロも

幽霊のクソガキにべたべたと抱きつかれてダメージを負っている一コマ。幽霊からのセクハラって、概念も含めて考えさせられる

 

幽霊へのセクハラ。上記同様

 

おっぱいよりも、背中の方がグラフィックレベルが高くてエロいイメージ

 

特典のマリー・ローズ(デッド・オア・アライブ)の衣装。僕はフォトモードを軽くいじったくらいなので女性キャラのパンツを見ることは出来ませんでしたが、プロの方ならば可能かもしれません。

 

VR2に向いてるけど、無理やろなあ……

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本作と濡鴉ノ巫女しかプレイしてないですが、この2作に限っては、PSVR2にめちゃくちゃ向いてると感じています。なんなら、このブログで紹介しているゲームすべての中で一番って言えるくらい。でも、実現はほぼ不可能でしょう。

というのも、最新作が『零 濡鴉ノ巫女』の2014年。現在まで新作の発表をせずにリマスターを2作も繰り返しているんですよね。リマスターにしても『濡鴉ノ巫女』はライザのアトリエとのコラボコスチュームがあったりしましたが、本作はコスチュームそのものも少なめ。

最近プレイした作品だと『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン』みたいに作品愛を感じないというか、もっとやりようがあったとしか思えないのが本作の内容でした。

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なので、時代に迎合した素晴らしいコンテンツがある一方で、開発力も需要を読み取る力も明らかに追いついてないってことなんですよね(本作がそれを象徴してる)。ファンの方がかわいそう。これはブロガーではなく投資家視点になりますが、開発力がある企業に対して事業の売却も一考してほしいと思うくらい。

 

声優一覧

水無月流歌(みなづきるか):能登麻美子

麻生海咲(あそうみさき):沢城みゆき

月森円香(つきもりまどか):後藤沙緒里

霧島長四郎(きりしまちょうしろう):小西克幸

水無月小夜歌(みなづきさやか):鵜飼るみ子

四方月宗也(よもつきそうや):立木文彦

灰原耀(はいばらよう):櫻井孝宏

灰原重人(はいばらしげと):福沢良一

灰原朔夜(はいばらさくや):田中理恵

亞夜子(あやこ):??? ←わからん

敬称略。2008年発売の作品ですが、超豪華ですね……!! なお、撮り直しや新ボイス追加などはないと思います。

 

クリア時間・クリア後

クリア時間は8時間ほどになっていますが、ゲームオーバーに3回くらいなったので+2時間くらいでしょうか。

クリア後は衣装やミッションモードなど解禁。ニューゲーム+が可能で、難易度HARD~だとエンディング中に別の挿絵を見ることが可能です。鬼灯人形などの収集要素もあり、強化レンズが貰えるそうです。

 

攻略情報

おすすめレンズ

流歌:撃(霊子による攻撃なので、蓄積と霊子吸収UPがおすすめ)

海咲:特にないので最大値など基本性能を上げてました

長さん:針(強すぎ)。あと、最大値MAXにすればほぼ作業になる

 

十一ノ蝕が終わった後、セーブポイントに寄ることを強く推奨

プレイの腕にも依りますが、、、終ノ蝕が始まったらセーブポイントに面倒でも戻って、回復アイテムと90式フィルムを30枚くらい買った方が良いと思います。

終ノ蝕では強敵が続き、フィルムが0枚になってゲームオーバー→一時間以上パーになったので綴っておきます。強敵を倒した後にセーブポイントが出てきたので「ふざけんな!」ってなりました……笑

 

謎解きの答え

45103

 

8395

 

足して15にするので276

 

配電室は42908

 

1956

 

絵柄よりも数字を見て整えた方が良いかも

 

ヒント通りにすればOK

 

ストーリーのネタバレ

時系列を整理すると

20年前:灰原朔夜が朧月島の伝統神楽で器になったことで、月幽病を発症。病が進行するも意識があった時は、海咲を気にかけて人形を渡していた。その後、意識がなくなり、灰原朔夜の母は自殺、父の院長と弟の耀は朔夜を助けるために手段を選ばず実験などを行う。

 

10年前:灰原耀によって少女5人(海咲・円香・流歌など)が誘拐され、神楽の本来の儀式:帰来迎の奏(巫女のような)にされる。儀式は失敗し、少女5人は霧島長四郎に助けられる(その後は島から脱出)。灰原朔夜は二年間昏睡→復活するも、自分の顔を見た島民を全て咲かせる(殺してしまう)。これが島の島民全員失踪事件。

 

そして現在へ(各キャラ操作するパート)

↓↓

登場キャラの活躍

霧島長四郎……刑事時代に灰原耀を追っており、帰来迎の奏にされた少女5人を助ける。その後は私立探偵になり、数年後に島で灰原耀を見つけるも取っ組み合いになり屋上から転落して死亡→ゲーム開始時の記憶を失った状況に。流歌の母:小夜歌のお願いもあり、仮面の破片を渡すなど、再度流歌を手助けをする。その過程で自分が死んでいたことを知る↓↓。帰来迎をした流歌のために、月蝕の仮面を朔夜にハメて自分も成仏されておしまい。

バイオ0のビリーに雰囲気が似ていると感じたこともあり、長さんは好きなキャラでした。

 

水無月流歌……旧姓:四方月。幼少期は父親に仮面をつけられるなどで精神に異常をきたして入院。灰原耀に誘拐されて帰来迎の奏を演じるも失敗、事件後に母:小夜歌と共に島を離れていたが、記憶を取り戻したいという理由で島へ(ゲーム開始時)。

割れた月蝕の仮面を集めて父の過去(仮面作りに執着して灰原院長に協力していたことなど)を知り、月守歌を受け継いできた母の過去を知り、それらで帰来迎を一人行うことで朔夜を浄化する。つまり、帰来迎が失敗したのは、月守歌を奏でなかったため。自身が咲かぬよう朔夜の顔を見ずに仮面をハメようとしたところに登場した長さんの助けもあり、朔夜を鎮め、島民全員を零域へと導く。思い出せなかった父親の顔を最後に思い出し、感情を表に出したのは印象的。最後にピアノ演奏をしていたのは、生きたまま零域へ辿り着いた者だけが見れる景色(画家いわくヴィジョン)だと思われる。

はごろもフーズのCMみたい

 

麻生海咲……シリーズ作品に登場する射影機を発明した麻生邦彦博士の子孫。月幽病で入院中に朔夜と仲良くなり、人形:海夜を貰う。朔夜同様の霊媒体質だったので、朔夜の親に要チェックされていた。帰来迎の奏を演じさせられるも失敗、事件後は人形:海夜も置いて島を出てしまう。海夜は、黒衣として敵キャラとして登場する。

月森円香と一緒に島に上陸したが、はぐれる。記憶を取り戻すうちに朔夜との記憶が蘇り、朔夜に抱きしめられて咲いておしまい。難易度HARD~のエンディングには挿絵が入る→人形の海夜を捨てて円香の元へ。円香は成仏されるけど海咲を生存させたというか救ったような解釈が可能(あくまで解釈なので個々に依るが)。

 

月森円香……幼少期は亞夜子にイジメられまくる。帰来迎の奏を演じさせられるも失敗、事件後は海咲の家に引き取られたという設定あり。海咲に言われるがままに島に再上陸、「思い出したくない!」と最序盤に叫ぶことでプレーヤーの不安を増長させる。その後は怨霊化(咲いたと思われる)して、海咲や流歌に襲いかかる。難易度HARD~のエンディングでは、自身を犠牲にして海咲を助けるような解釈が可能。

 

灰原朔夜……20年前に島の伝統神楽で器になったことで月幽病を発症。意識があった時は、海咲を気にかけて人形を渡す。その後、病気の進行で意識がなくなり、灰原朔夜の母は自殺、父の院長と弟の耀は朔夜を助けるために手段を選ばず実験などを行うことになる。また、具体的な時期や明記はないものの、亞夜子を産む(父親は弟の耀であると手帳から推察される)。

その後、帰来迎に失敗して二年間昏睡するも、その後咲いたで復活(生きながら死んだとファイルである)。自分の顔を見た島民を全て咲かせる無苦の日を引き起こす。これが島の島民全員失踪事件。

ゲームクリア時には、流歌の帰来迎によって浄化。自分が取り込んだ魂も全て零域へ。

 

ED曲はものすごく良かったです……!! 

天野月子 MV『NOISE』

まとめ

やや理解が難しいストーリーも含めて総じて面白かったですが、移動速度も含めて気になる点も多かったです。とは言え、名作との声にも納得でした。

また、悪い意味でザ・手抜きリマスターという印象も。『濡鴉ノ巫女』より特典などがショボイのは驚きました……。あと、いい加減新作を作ってくださいよってシリーズファンは言いたくなるんじゃないかな、と。今後次第ではありますが、こうやって人気シリーズは評価を下げて消えていくんやな、、、という過程を目の当たりにしたかのよう。

リマスター自体が悪いわけではなく、リマスターを連発してるテイルズオ◯シリーズ(【アライズ】長文レビュー)も、去年新作出してますしね。つまり、新作を出す前提でリマスターしてください、ファンがお金を出す理由と期待を理解してくださいってことが言いたくなるような作品でした。本作でダメだしした部分を『濡鴉ノ巫女』はしっかりと修正していることもあり(本作クリア後に確認した)、ファンの期待だけが膨らんでいる状態が10年近く続いてるんじゃないかな、と。

僕個人の意見では、『濡鴉ノ巫女』の方がおすすめです。

 

 

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シリーズの設定やピラミッド型のお墓:無縁塚などは共通ですが、本作とのストーリーの直接的なつながりはなかったです↑↑