僕の人生、変な人ばっかり!

あだ名は「もも」。詳しいプロフィール・人気記事セレクションはidへ。【福岡県在住】問い合わせ:momonga33yuin@gmail.com

【零~濡鴉ノ巫女~】クリアした感想・評価など(ネタバレ注意)

f:id:momotoyuin:20211106194513j:plain

【2024年4月1日 追記・更新】

2021年10月28日に発売された『零 ~濡鴉ノ巫女~(ぜろ~ぬれがらすのみこ)』を、PS4でクリアした感想・評価になります。一部の項ではネタバレをガッツリしているので、その点は注意です。

 

零 ~濡鴉ノ巫女~(ぜろ~ぬれがらすのみこ) とは

本作の操作キャラクターたちは、死の山として畏れられている「日上山(ひかみやま)」にとらわれ消えてしまった人々や物を探し出すため、様々な場所を探索することになります。懐中電灯の僅かな光と、ありえないものを写すカメラ「射影機(しゃえいき)」を頼りに、次々と襲い掛かってくる幽霊たちを撃退していきます。それぞれの思いを持って探索を進める中、紐解かれていく謎の先に待ち受ける結末とはーー

www.gamecity.ne.jp

プレイ人数:1人

CERO:D

ジャンル:和風ホラー

対応機種:Nintendo Switch™/PlayStation®5/PlayStation®4
Xbox Series X|S/Xbox One/ Steam®

 

評価・感想

三人を操作して、各々の過去・山とのつながりを描くストーリー

日上山というかつて自殺の名所&かつて霊場だった山を舞台に、三人の主人公が各々の過去・秘密を抱えながら、山で起こる出来事を通して自身に向き合っていくような流れ。メインの操作キャラは三人。

f:id:momotoyuin:20211106194513j:plain

不来方 夕莉(こずかた ゆうり)/CV:種田梨沙

過去に経験した事件をきっかけに、他人の記憶や経験、さらには死者の姿など、「ありえないもの」が見えるようになる。人に見えないものが見えるため、周囲からは理解されず、夕莉自身も「見える」ことの恐怖から、他人との接触には消極的なことから、次第に孤立するようになった。現在は唯一の理解者である黒澤密花が経営する骨董・喫茶くろさわで彼女と共に暮らしていて、店と「影見」の仕事を手伝っている。

 

f:id:momotoyuin:20211106194425j:plain

放生 蓮(ほうじょう れん)/CV:鈴木達央

取材でつかんだ情報や経験をベースに、フィクションを構成するユニークな作風で知られる作家。日上山周辺に見られる風習「弔写真(とむらいしゃしん)」を次の作品の題材として注目し、旧知である黒澤密花に「影見」を依頼した。その成果として受け取った「弔写真」が収められたアルバムを見るうち、蓮もまた、「弔写真」とそれにまつわる謎を追って、引き寄せられるように自ら日上山の調査に乗り出す。

 

f:id:momotoyuin:20211106194458j:plain

雛咲 深羽(ひなさき みう)/CV:内田真礼

失踪した母を探す少女。若手女優の有望株として、ドラマ出演やグラビアなどの芸能活動に従事している。幼少時代に母親が失踪して以来、養母の家に預けられていたが、母に似た女性を見たという噂を頼りに日上山へ入り、神隠しに遭う。幼い頃から霊感が強く、霊の存在はもちろん、触れた人の心まで見えてしまうため、周囲の人々に忌避され、強い孤独感とともに育った。

 

f:id:momotoyuin:20211105103932j:plain

メイン主人公の夕莉は、霊があまりにも身近に視え過ぎることから自殺をしようと考えていた時に、黒澤 密花(ひそか)という女性に救われます。そして、神隠しにあった人を探す密花の仕事を手伝ううちに、死の山の儀式の秘密、濡鴉の巫女の役割などを知っていくような流れ。

 

f:id:momotoyuin:20211105100020j:plain

百名山と言うより、地元の低山というイメージ。ロープウェーがあったり、かつては観光地でもあった。

基本的には、夜の山に一人で入ることを繰り返すような流れになっています(神隠しに遭った人などを探しやすいため)。同じMAPを辿ることも多いですが、章によって入れる場所が異なることもあり、後半になるまではそこまで面倒くささを感じませんでした。ファイルや霊リストなどの探索要素もあります。

 

f:id:momotoyuin:20211105100534j:plain

密花が受けていた依頼:行方不明になった女子高生を夕莉が探しに行くことで、山そのもの歴史や不気味さを深く知ることに……。

 

登場するキャラの人生がもれなく暗い

f:id:momotoyuin:20211105104321j:plain

自殺の名所である日上山を探索するだけあって、登場するキャラはほぼ自殺未遂など暗い過去を持っています。例えば、氷見野 冬陽(ひみの ふゆひ)↑↑。触れると消えてしまいそうな儚さを持った感じの美人。ちなみに、開発が決まった段階ですぐに作られたキャラだそうです。

 

f:id:momotoyuin:20211105101654j:plain

f:id:momotoyuin:20211105104306j:plain

友人の春陽と過ごした幼稚園時代が一番楽しかったというメモを残し、山に消えます。高校では集団自殺未遂をしており、自分だけは生き残ってしたり。最終的には……。

 

f:id:momotoyuin:20211105105804j:plain

f:id:momotoyuin:20211105105812j:plain

主人公の夕莉もそう。ただ、暗い人生を歩んできたからこそ、密花という一本のつながりを大切にしていることが伝わる描写も。

暗い世界観だけあって、主人公も含めて基本的には全員表情に乏しいです。ホラーゲームなので仕方がない部分はありますが、やはり影を落としています。

他にも、シリーズ恒例の麻生邦彦という射影機の発明者や、シリーズおなじみのキャラで初代主人公:雛咲 深紅/CV:わくさかりか も登場します

 

設定が非常に多く、テキストも多い

f:id:momotoyuin:20211105095707j:plain

このゲームの文書・ファイルは伝承や民俗学に基づくものも多く、どれもしっかりと文字数があります。ゲーム内用語は多いですが、日本人ならばなんとなく理解出来るような内容が多いので助かります。言葉そのものの定義もしっかりしており、世界観の構成に一役買っています。

なぜ山に入るのか。箱に詰められてもなぜ生きているのか。幽婚、柱、水、巫女などなど。全てはつながっていて、よく練られた設定。クリア後に謎を残さない点は、個人的には嬉しかったです。好みは分かれると思いますが、混在する設定を上手にまとめている作品だと考えています。

 

ゲームシステムは、初心者でもわかりやく面白い

僕のゲームプレイを見ていた同居人は、写真撮ってばっかで面白くなさそう、と言っていましたが、実際にプレイしてみると面白いのもポイント。具体的にそう思えるような魅力を伝えていきます。

 

霊が怖い

f:id:momotoyuin:20211105101109j:plain

それまで何もなかったのに、画面が切り替わった途端に背後に……

霊が視える人の体験を追体験出来ると言っては大袈裟かもしれませんが、似たような経験は出来るんじゃないかな、と思える作品だと考えています。それくらい、ゲームとしてよく出来ています。もちろん、人に恐怖心を抱かせるような霊が数多く登場しますし、霊と通じる人間の苦悩も描かれているからです。総じて、霊という存在の怖さ、厄介さなどが上手に表現出来ています。

もちろん、操作キャラを通して、プレーヤーに恐怖を与えてきます。

 

f:id:momotoyuin:20211105101506j:plain

とある神社の中は人形だらけ。カメラを向けると……

 

f:id:momotoyuin:20211105100055j:plain

登場する霊の正体・過去などもわかるのは◎。余談ですが、この作品の霊は年功序列っぽい部分があり、ジジイババア強かったりします。とことん和風ホラー。

 

「間」が良い。動きが鈍く、操作性があまり良くないから面白い

f:id:momotoyuin:20211106203332j:plain

今作は、操作性があまりスムーズではありません。アクション性は皆無で、移動自体もダッシュがなかったり。ドアを開ける時のゆっくりと時間が流れる演出もそう。言ってしまえば、高度な戦略などはないかもしれません。それでも、視点の変化や演出でプレーヤーをゲームの世界へ引きずり込んでくれます。驚かされますし、すごく疲れる怖さもあります。

この「間」がホラーとして良い表現になっています。

 

f:id:momotoyuin:20211105100322j:plain

道端に落ちているアイテムを拾おうとすると、ゴーストハンドと呼ばれる霊に手を掴まれることも。かつての持ち主の想いがゴーストハンドとなっているとか。回避するにはR2ボタンをいつでも弾けるように半押し。動作はゆっくりですが、判定はなかなかシビアです。

 

夕莉の看取りで、霊にも興味が湧く

f:id:momotoyuin:20211106194758j:plain

霊を倒す方法は2種類あって、1つは射影機でHPを0にすること↑↑。シリーズでも恒例の通常のバトルで、霊を撮影します。前述した通り、動作が鈍いのは霊とのバトルでも同じです。回避することは出来ますが、基本的には霊の方が素早いです。だからこそ、レンズを変える楽しみがあったり、フェイタルフレーム(連写してもフィルムが減らない必殺技みたいなもの)を積極的に狙ったりする楽しさが活きています。

 

f:id:momotoyuin:20211105142817j:plain

そしてもう1つが、夕莉の「看取り」。弱らせた霊に触れることで、生前の人生や感情の一部を視ることが出来ます。これはメインストーリーにも深くつながっており。看取りが出来る人物=霊力が高いので、巫女に狙われることになります。

f:id:momotoyuin:20211105101204j:plain

f:id:momotoyuin:20211105101009j:plain

看取り→霊の過去が恐怖のビデオっぽい感じでムービーとして流れます。そりゃ霊になるわ、と納得のおぞましい内容が基本。大半の霊が看取り可能でムービーも用意されていることから、霊リストを集める面白さにもつながっています。

クリア後に解禁される難易度ナイトメアでは、看取りが非常に重要になります。

 

シリーズ初の監視カメラの演出が◎

f:id:momotoyuin:20211105103959j:plain

今作は、シリーズ初の監視カメラを導入しています。とあるパートで監視カメラをチェックすることになり、そこに霊が写り込む→その部屋に行って霊を倒すみたいな流れ。監視カメラでチェックするという行動は、多くの人にとって非日常的だと思われます。なので、個人的には面白かった部分です。

 

f:id:momotoyuin:20211105105948j:plain

このように、カメラにわかりやすい異変が起こります。霊が写り込むこともしばしば。和風ホラーならではの素晴らしい演出。

f:id:momotoyuin:20211105100224j:plain

監視カメラ越しの主人公:夕莉。基本的に睡眠中のキャラは100%うなされているので笑、悪夢を見ているのか霊にいたずらされているのかわからなかったり。

 

初見殺しがキツイ(ラスボス含む)

f:id:momotoyuin:20211106200901j:plain

今作は、初心者にもやさしい作品だと考えています。道に迷わないように、R2ボタンを押せば順路を示してくれる影見(かげみ)↑↑が見えます。チュートリアルも丁寧です。公式Webマニュアルもあります。

www.gamecity.ne.jp

 

f:id:momotoyuin:20211105100130j:plain

f:id:momotoyuin:20211105100144j:plain

ただ、初見殺しがキツイ箇所が2~3あります。その1つがこれ↑↑。画像上の霊に当たったら即死という状況で逃げ切る必要があるのですが、道が非常に狭く、何度も繰り返さなければ霊の登場位置と道を覚えられません。

また、ラスボスも初見殺しです。僕の場合は、フィルムが全く足りず、最後は∞の弱いレンズしかありませんでした……。

 

リマスター版ではグラフィック向上するも……

f:id:momotoyuin:20211105104233j:plain

f:id:momotoyuin:20211105105550j:plain

リマスター版では、グラフィックが向上しています。PS4版に限っては、非常に質の高いリマスターでした。中にはただ単にPS4に移植しただけの手抜きリマスター作品もあるので、その点は評価出来ます。

f:id:momotoyuin:20211105104430j:plain

今作は、濡れ状態があります。服がスケスケになったり、攻撃力が上がり守備力が下がったりなど、一種の状態異常ですね。服を濡らしてエロさを表現することに対して、コーエーテクモのこだわりを感じます。

 

ダメ出しをしなければならない部分も

  • 一番は、エンカウントする場所・しない場所が、プレーヤーになんとなく伝わること。ゲームに慣れれば本当にわかりやすい。なので、急にビックリさせられるような演出は意外と少なめかもしれない。もっとストレスを与えることが出来るはず。
  • MAPの使いまわしは良いとして。同じ道を辿るのでも、アイテムが別の位置にあったり敵の出現パターンが変化したり……という工夫は少ない印象。
  • 追加要素が乏しい。新コスチュームが登場した代わりに、最もエロい水着コスチュームは廃止に。また、追加のエピソードなどはなし。個人的には、夕莉の趣味のサイクリングを、クリア後に何らかの形で実装して欲しかった。
  • あやね編は全く面白くない
  • エンディングも、分岐によってはスッキリする終わり方ですが、そうでないものも。複数通りのエンディングを見なければ(後述)、クリアした感覚を得ることは難しいかもしれません。
  • 操作キャラは三人いるものの、協力プレイなどは皆無。エンディングも完全に別々。距離を縮めた描写があるならば、もうちょっと描いてほしい。
  • 本作をプレイしただけでは、深羽の出生などはわからない。
  • 累くんの真実にたどり着けない

 

クリア後の要素・クリア時間

f:id:momotoyuin:20211106211926j:plain

クリア後は、エンディングによって解禁されるアイテムやED曲が異なります。クリア時間は、15時間くらいでしょうか。ただ、連続してなかなかプレイするテンションにならず、一気にプレイすることが難しかったという印象も残っています。

 

f:id:momotoyuin:20211105095902j:plain

殺意のくノ一
霧幻天神流の影の宗派・覇神門の天才くノ一。呪われた出生ゆえ闇に生きることを定められ、影の忍びとして覇神門・幻羅に育てられる。種違いの姉・かすみが抜け忍となると、その追っ手を命じられた。かすみに対して憎しみや嫉妬に似た感情を持つ反面、幼少期の記憶や母の気持ちも知っているため、複雑な想いがある。

また、あやね編も解禁。デッドオアアライブ6のキャラですね。ちなみに、あやね編の第三章は経験値稼ぎには最適です。

 

鏡宮 累(かがみや るい)の性別がマジでわからない

f:id:momotoyuin:20211105104452j:plain

蓮先生の作家活動の助手(CV:坂本真綾)。第一印象は少年ですが……。以下、ネタバレ注意。

 

f:id:momotoyuin:20211105104609j:plain

登場する女性キャラは、累くん以外は着物やスカートなどを履いています。わかりやすく言えば、エロを強調しているわけですね。ですが、累くんは身体的特徴からは性別の判定が不可能です。少しだけ胸元が膨らんでいるようにも思えなくもないですが、、、この年齢はホルモンバランスが崩れやすいとも聞きますし。

 

f:id:momotoyuin:20211105104055j:plain

白菊ちゃんに囚われた際、「おにいちゃんは、おねえちゃん?」という発言が……。つまり、霊から見ても性別が判別不可能ということです。

「Aは、B?」という構文の場合、強調されるべきはBで、真実はBにあります。→見た目はおにいちゃんだけど、本質的にはおねえちゃん? 

 

f:id:momotoyuin:20211105105059j:plain

f:id:momotoyuin:20211105105302j:plain

囚われた累くんを救出し、帰宅途中のロープウェー内で蓮先生に寄りかかる累くん。蓮先生のそばにいたいという想いが強くなり、水のような存在になることを望みます。ちなみに、エンディング次第では、蓮先生に優しくされる累くんを見ることが出来ます。

 

f:id:momotoyuin:20211105105845j:plain

累くんの手帳にある、体中の血が反応→これが決定打だと思います。巫女になったということは、本質的には女性であるということなのでしょう……例外を生んだりしていなければ。

ただ、未成年の女の子を家に住まわせる蓮先生は倫理的に問題です。かと言って、男装した女の子というのも無理があります。声優の坂本真綾さんの演技がまた抜群に上手く、マジで累くんの性別がわからない……。ちなみに公式資料集(オールコンプリートガイド)では、性別不明となっているそうです。

 

攻略情報

経験値稼ぎ

クリア前だと、レンズの強化・射影機の強化をするのは難しいです。クリア後に追加されるあやね編3章を、一気に駆け抜けるのがおすすめ。鏡石を拾い、ゴールまで走り抜けるだけ。90秒で7万くらい貰えます。

 

フェイタルフレーム中に、フィルムを切り替える

フェイタルフレーム中にもフィルム交換が可能です。発動したら、零式や90式に切り替えて攻撃すればダメージアップです。

 

機能強化&強化レンズのおすすめ

f:id:momotoyuin:20211105104914j:plain

機能強化は、装填。出力と感知は1つ上げただけだと実感しにくい印象。連射は非効率。

遅……これに尽きるかもしれない。強化しても効率が上がるわけではない。

 

エンディング分岐(超ネタバレ注意)

蓮先生

f:id:momotoyuin:20211107204921j:plain

花嫁の写真or白髪の髪束で2つに分かれます。

 

f:id:momotoyuin:20211107204901j:plain

f:id:momotoyuin:20211107205340j:plain

花嫁の場合は、黒澤逢世エンド。触れるor触れずに写真を撮るで2つに分かれます。触れる方が、(どちらかと言えば)ハッピーエンドです。作中屈指の美人です。その後、累くんと蓮先生のムービーも流れます。

f:id:momotoyuin:20211107205617j:plain

もう少し休んだ方がいい、と累くんに優しく語りかける蓮先生。

 

f:id:momotoyuin:20211107205411j:plain

f:id:momotoyuin:20211107204851j:plain

白髪の場合は、白菊ちゃんエンド。そのまま倒すor箱の近くで白菊に取り込まれるか の2つで分かれます。後者の方が、白菊ちゃんの過去ムービーなどが流れるので面白かったです。

 

深羽

f:id:momotoyuin:20211107205319j:plain

大禍境の海岸で、深紅の写真を撮る・撮らないで2つに分かれます。撮る場合は、深羽が目覚めても深紅が側にいます。後者は逆。深羽の号泣する表情が印象的でした。

 

夕莉

f:id:momotoyuin:20211107210049j:plain

ラスボス戦で、第一形態を看取るor第二形態を看取る で2つに分かれます。第一形態エンドだと、黒澤逢世の人生に夕莉が深入りする感じに。第二形態エンドは、黒澤逢世から感謝される真エンドで、このゲームの暗い世界観が晴れるような美しいムービー&エンディング曲も変わります。

f:id:momotoyuin:20211107210028j:plain

 

小ネタ・おまけ

DLC

f:id:momotoyuin:20211105211659p:plain

2420円で衣装&デジタルアートブックを発売していました。ちなみに、これを購入しないと、深羽の水着(ピンク)が入手出来なかったりします。

 

警察も一応いる

f:id:momotoyuin:20211105143956j:plain

自殺者・失踪者が出ているので、警察に一応連絡をする描写もありました。神隠し慣れしてしまった警察は、ダルそうに返事をするだけ。

 

巫女たちの目的(ネタバレ注意)

夜泉の源「黒キ澤」を鎮めること。自殺者の最後の想いを受けることで、巫女は夜泉で満たされた黒い箱に入ります。これが人柱。永久花とも呼ばれています。人柱は日上山全域に配置されて、結界を形成しています。

夕莉が深羽を助け出したことで人柱不足になり、結界が弱まり、黒キ澤が鳴く状況に。厄災が起こる前兆です。強い人柱は、看取りの力が必要なので、夕莉や深羽が狙われることに。

また、人柱は永遠に生と死の狭間にいるので、歳を重ねない。だから、深紅はあの容姿のままだった。専門用語がまとめられているサイト↓↓

sites.google.com

 

フォトコンテストが面白い!11月28日まで

クリア後に見ると面白いのでおすすめ。白菊や逢世などをフォトモードで設置することも可能。

f:id:momotoyuin:20211105110037j:plain

フォトモードじゃないんですが、個人的にお気に入りの一枚

 

エロ要素も(幽霊退治に疲れたら)

Wii U版の夕莉「水着」・深羽「グラビア水着」は含まれておりません。

 

f:id:momotoyuin:20211105103833j:plain

おっぱいは無駄に揺れます。

 

f:id:momotoyuin:20211105101142j:plain

f:id:momotoyuin:20211105105630j:plain

霊もパンツ履いてました(望んで撮ったわけではない)

 

f:id:momotoyuin:20211105104536j:plain

f:id:momotoyuin:20211105104545j:plain

すみません……

 

『零 ~月蝕の仮面~』リマスター版が発売決定!

2008年にWiiで発売されたソフトのリマスター版の発売が決定! 零~濡鴉ノ巫女~の前作にあたる作品ですね。レビュー記事書きました★本作との直接的なつながりはなかったです。

www.momotoyuin.com

 

まとめ

ホラーゲームというジャンルの中でも、際立った存在感のある作品だと思います。中でも、霊の演出は他作品には全くない要素で、和風ホラーゲーム=零シリーズであるとクリア後は誰もが理解するでしょう。

ホラーゲームとしては親切過ぎる気がしないでもないですが、設定が深くてハマることが出来ました。ただ、連続してプレイするテンションにならず、クリアまでに時間がかかりました。

また、リマスター前は、Wiiというビミョーなハードで発売したことで日の目を見なかった作品とも言えるでしょう。次は、『零~月蝕の仮面~』のリマスター版を期待したいと思います!

 

 

関連記事

www.momotoyuin.com