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【ベヨネッタオリジンズ】クリアした感想・評価を綴る(ネタバレ注意)

【2023年3月19日 声優一覧・裏ボスについてなど 追記・更新】

2023年3月17日発売したNintendo Switch™ソフト『ベヨネッタ オリジンズ: セレッサと迷子の悪魔』をクリアした感想・評価などを綴っています。項によってはネタバレ注意です。

 

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ベヨネッタ オリジンズ: セレッサと迷子の悪魔 とは

魔女見習いと悪魔の、成長の物語。

直感的な操作が特徴のアクションゲーム『ベヨネッタ』シリーズ。その主人公「ベヨネッタ」の幼少期(セレッサ)を描いた本作は、セレッサとチェシャのふたりを同時に操作することが特徴。 お互いの力をかけ合わせ、さまざまな仕掛けを解くことで、次への道が拓けます。セレッサの魔導術で対岸に橋を架ける、チェシャの爪で障害物を壊す…状況に応じて、それぞれの個性を使い分けることが重要です。

www.nintendo.co.jp

プレイ人数:1~2人

ジャンル:アクション・アドベンチャー

CERO:B

 

クリアした感想・評価

ストーリーは、ベヨネッタの『はじまり』の物語

牢獄に囚われた母を救うため”禁断の森”を訪れた、幼き魔女「セレッサ」。窮地に立ったセレッサが魔界から召喚した、生後間もない悪魔「チェシャ」。不気味な妖精たちが暮らす森を舞台に、未熟なふたりの冒険が始まります。

夢で出会った少年から「囚われたお母さんを助ける力をあげるから、アヴァロンの森へ来て」という言葉を聞き、泣き虫の魔女:セレッサが、一匹の悪魔:チェシャと共に、危険な森を舞台に冒険するような流れ。

絵本を読み進めるような演出がメイン。シリーズ作品とは完全に別物

 

夢の中の少年曰く、森の中では白いオオカミについていけばOK・そして森の中にある4つのエレメントコアを壊してくれ、と。

エレメントコアを壊すことでチェシャに新たな力が宿ります。画像上のチェシャは緑色になってカメレオンのように舌をのばして道を作ったり。画像下は黄色のようになってビームをガードする岩のようになったり。

 

母を助ける力がほしい、そして魔女の師匠:モルガナにも認められたい褒められたいと気持ちもあり、妖精が支配する危険な森へ行くことを決意したセレッサ。

 

妖精はシリーズで言うところの天使で敵。登場時の演出・紹介はシリーズ作品を想起させます。森の原住民的な存在であるヒトダマは、赤い拘束具を頭につけられて割りと酷い扱いを受けている。

森の中では妖精に虐げられているヒトダマを助けたり。または、魔女として力不足で挫折して闇落ちしたり、チェシャと大喧嘩しつつも仲直りしたりして、セレッサもチェシャも互いに成長していく流れ。

自信満々でスタイリッシュでスキのないエロカッコイイ長身美女ではなく、弱虫で未熟なセレッサなので、ベヨネッタらしさはほぼなかったです。

要約すると、危険な森の中に入ったセレッサ。果たして母を助ける力を手に入れ、妖精たちを倒して森に平穏を取り戻し、夢の中の少年を助け出せるのか? みたいなストーリーです。

ネタバレの項で後述していますが、各キャラの思惑もあり、ストーリーは面白かったです……! 

 

探索もバトルもチェシャと力を合わせるのだが、、、

魔導術を使うセレッサと、鋭い爪と牙を持つチェシャ。お互いの強みを発揮することで次への道が拓けます。セレッサの魔導術で橋を架ける、チェシャの爪で障害物を壊すなど、状況に応じてそれぞれの個性を使い分けます。

本作は『ベヨネッタ』シリーズではありますが、ゲーム性が全く異なります。スタイリッシュなアクションや移動はほぼなく、カメラ操作も不可。左スティック操作はセレッサ、右スティック操作はチェシャという割り振りです。アイディアを感じますが、操作が楽しい部類ではないと思います。

 

チェシャは歯車を回し、セレッサはハシゴを登っている一コマ。

行動出来る範囲や飛び移れる場所などに違いがあるため、協力しあって、最終的には一緒に目的地へ辿り着くようなギミックが基本。プレーヤーが出来る操作が少ないこともありますが、この手のジャンルをプレイしている方にとっては難易度はかなり低めだと思います。

 

ティルナノーグという通常とは異なる魔法空間では、互いに協力しあってパズルを解いたり、とある条件下でバトルに勝利する必要があります(『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の祠のよう)。クリアすると、周辺エリアのモヤが消えてMAPがスッキリとします。こちらはオープンワールドっぽい。

 

ファストトラベルは中盤~可能に。オオカミの足跡を追うという設定通り、足跡が道標になっているので、迷うことはないと思います。

 

クラッシュ・バンディクー』のような列車が迫ってくる場面も

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マップにはアイテムやアーカイブなど落ちている場所が記されており、それらが衣装解禁の条件になっていたり。世界観の構築や設定はさすが。

 

また、森を支配する妖精との戦いにおいても、ふたりの連携がカギ。セレッサが魔導術で拘束し、チェシャが爪や牙で攻撃…一人では手を焼く強敵にも、力を合わせることで対等に渡り合うことができます。

バトルも探索と同様で、基本的には簡単。セレッサは敵の動きを止め、チェシャが攻撃をする連携プレイが基本でしょうか。ただ、チェシャの能力が手に入らない中盤あたりまでは同じ倒し方ばかりで作業感が凄まじく、個人的には終盤以外は面白くなかったです……。

難易度調整にも依りますが、ボス戦の難易度も低め。

 

スキルツリーもあるんですけど、好奇心が唆られるようなコレ使ってみたい! というスキルはなし。

 

体験版がつまらない。ターゲット層がわからない……と思ったが、、、

体験版をプレイした方に確認したいのですが、面白くなかったですよね? 僕はシリーズ全作プレイしていますが、つまらなくて辛かったです(面白いと感じた人はすみません)。その最たる要因は、ベヨネッタシリーズの「らしさ」が皆無なこともありましたが、やはりバトルと探索が作業でしかなかったこと。

また、演出はそれなりに凝っていることが伝わりますが、、、本作は子供向けっぽい演出が基本。童話の語りかけのようなナレーション・キャラやMAPデザインなどがそうですね。にも関わらず、終盤のストーリー演出は子供向けとは感じない部分もあり、一貫性が感じられなかったり。

そもそもベヨネッタって子供よりは大人向けだと思われますし、ファンの方は『1』が好きだと思うんですよ。なのに~みたいなことを、序盤の3~4時間くらいはずーっと考えながらプレイしていました。ゲームに対しての没入感がなかったんです。

 

達成感はない

でもなあ、、、と。

フルプライスで購入→クリアしないと記事に説得力がないというか、、、それを認めてもらってきたからこそブロガーとして継続出来ているというのもあり、ゲームが仕事になってからも神谷英樹さんの作品が好きと言える(特に大神)というのもあって。何より『ベヨネッタ3』では、Nintendo Switchの限られた容量でどれだけ面白いゲームを作れるかという挑戦や誇りを勝手に感じていたんですよね。

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なので、体験版部分の序盤は容量を抑えた結果であり、終盤に容量の大半を費やすような面白くて驚く展開・演出があるに違いない! と期待してプレイしました。そして、その予想が的中した形になります。序盤~中盤はつまらないけど、終盤だけは楽しめた、というのが本作の感想です。

 

ロードしているのに、ロード画面を表示させない工夫などもさすが

クリアしたから言えることですが、Switchの容量で何が出来るのかを考え抜いている構成美が伝わったのはスゴイと感じています。いい加減、任天堂は次世代機を出してくれよ……。

 

シリーズ作品っぽいところも

シリーズおなじみのジャンヌも登場するものの、操作可能になるのは本編クリア後。

 

ロリポップキャンディを作る時のようにぐるぐる回す演出もマイルドに。

 

ボス戦のラストはQTEがあったり。バトルに関しては、ほぼ別ゲーです。

トーチャーアタックで見た棺桶もマイルドに。トーチャーアタックは出来ません。

 

ロングすべり台。本作の世界観を壊さずにベヨネッタのステージらしさを感じたので紹介

 

ヒトダマのダンス。遊びココロを感じる

 

メニュー画面は整理されていて見やすい。

 

その他・小ネタ

ジブリっぽい(千と千尋の神隠しで見た)

 

拘束具に重量感があって結構エグイ印象があったコトダマ。妖精はいじめまくって遊んでいるような印象があったため、子供向けとは言えんなあ、、、というのも感想の一つです。

 

バイオ8っぽい

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ヒトダマは個性的で説明も凝っています(でも全部集めるのはキツイ……)。

 

宝箱を開けるとミミックみたいにバトルになる時も

 

深い湖の底にたどり着くには、この森で最も高い場所に登らなくちゃいけない。哲学的だとは思わないかい?

一番好きだったやり取り。世界観に合っていたと思うので、もっと入れて欲しかった。

 

声優一覧

セレッサ:沢城みゆき

ローサ:田中敦子

ジャンヌ:園崎未恵

モルガナ:榊原良子

リュカオン:村瀬歩

妖精王プーカ:千葉繁

コルム:西川舞

???(ジャンヌ外伝クリア後にエンドロールに記載される):関俊彦

チェシャ・ヒトダマ・妖精など:進藤美咲・小西悠介(おそらくプラチナゲームズの方)

ナレーション・イグニス:谷育子

(敬称略)

 

クリア時間・クリア後

クリア時間は10時間ほどでしょうか。クリア後は、ジャンヌ外伝が解禁、また衣装チェンジなども可能になります。裏ボスを倒したらまた追記します。

 

ネタバレ

ストーリー

夢の中の少年の名前はリュカオン。白いオオカミはリュカオンの魂の状態だった。リュカオンは妖精の父と人間の母から生まれた存在。その出生もあり、現在の妖精王により父は殺害され、力を奪われて自身も封印された。

リュカオンが4つのエレメントコアを集めてくれとセレッサにお願いした理由は、自身を復活させるため。そのためには、エレメントコアで力を得た悪魔を生け贄に捧げなければいけない。つまり、チェシャを生け贄にしろ、と。当然セレッサは反発するも、チェシャを奪われてエレメントコアのパワー4つを奪われてしまう(プレーヤーがラスボスなどの復活の手助けをする、というのはRPGなどではよくある展開かも?)。

ボロボロになったチェシャをギリギリのところで救い、セレッサはリュカオンに勝利。悪魔は道具ではなく友達という考えも理解してもらい、一件落着。かと思いきや、現在の妖精王が弱ったリュカオンを寄越せと迫ってくる。絶体絶命だったがそのタイミングでモルガナの助けが来たとのことで、そこまで直行。

この辺りは爽快感があって面白かったですね

 

モルナガは妖精を即殺し、傷ついたリュカオンに慈しみの視線を向ける。なんとリュカオンの母はモルガナであり、如月の満月にしか生まれない悪魔の魂(=チェシャ)をリュカオンに捧げなかったセレッサに対してマジギレ。そもそもモルガナが弟子を鍛えて森に送り込んでいたのは、リュカオンを救うためだったと知る。

なのにリュカオンが瀕死やんけ! セレッサの役立たずが! じゃあ私がチェシャを生け贄にしたるわ! って流れに。

 

セレッサに悪魔は道具じゃないと教えられ、そんなことは望んでないとリュカオンは伝えるものの、激昂した母は止められず。セレッサとチェシャは、モルガナに追われることに。

強すぎるモルガナ、、、

もうダメだ、、、と諦めかけるセレッサに対し、冒険時に喧嘩になった原因の謝罪や感謝を、チェシャが初めて素直に伝えたことで、セレッサは立ち直る。

 

ここでようやくセレッサは魔女になり、ウィッチタイムを使えるように。ベヨネッタの名前を冠する作品なのにウィッチタイムが使えんとかおかしいやろ! と諦めていたこともあり、熱い展開と共にテンションUP!

 

ベヨネッタ3』にいた蜘蛛っぽいモルガナ(ぽいじゃなくて、その蜘蛛かも)。このバトルが一番面白かった。やっぱベヨネッタはウィッチタイムだよ、としみじみ。レナラ戦↓↓のような幻想的なステージも◎

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師匠モルガナを倒したセレッサ。別れを告げるという選択はおそらく強制。残酷だが運命ということを表現したかったのかな、と。

 

リュカオンはセレッサに母を救ってくれてありがとうと伝え、母の腕の中で眠る。

 

モルガナは悪魔に呑まれながら、、、。アンブランの魔女の運命だそう。

 

最後にチェシャともお別れ。

 

悪魔の魂が抜けたチェシャのぬいぐるみを抱きしめるセレッサの背には日差しが。

 

マミーに会って、髪を結い上げて、チェシャのぬいぐるみをバッグに入れて家を出発して、おしまい。

 

ジャンヌ外伝

簡単に言うと、セレッサが何者かによって捕らわれたのでジャンヌが救いに行く話。クリア時間は~1時間ほど。ティルナノーグを数回して裏ボス:事象を定める者(3のラスボス)とのバトル。

 

自分が死ぬ未来を見せられてもなお抗うのか、どうしてそこまでしてセレッサを助けるのか~みたいな流れ

ベヨネッタ3』をクリアしてないとちんぷんかんぷんだと思いますが、クリアしているとサクッとプレイ出来るので◎。ウィッチタイムが使えないふつーのバトルだったのは残念でした。

 

クリア後のエンドロールでは、???だった名前がaffirmer of phenomena(事象を定める者)になっています

まとめ

ストーリーもバトルも探索も最序盤(=体験版)はつまらなかったですが、終盤だけはそのつまらなさを取り返すような面白さがありました。個人的には、今後もベヨネッタシリーズをしっかり追っていきたいと思います。

ただ、おすすめはしづらいですね……。世界観も含めてかなり人を選ぶと思います。初ベヨネッタにもおすすめしません(初ベヨネッタは、PS4版↓↓がおすすめ)。

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任天堂は次世代機を出してあげてください、マジで。

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