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【超探偵事件簿レインコード】クリアした感想・評価など(ネタバレ超注意!!)

【2023年9月8日  東京ゲームショウでグッズ販売 など追記・更新】

2023年6月30日に発売されたNintendo Switchソフト『超探偵事件簿 レインコード』をクリアした感想・評価、各章の事件の全容などを綴っています。項によってはネタバレ注意です。

 

 

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超探偵事件簿 レインコード とは

雨が降り続く街で、未解決事件に挑む完全新作ダークファンタジー推理アクション『超探偵事件簿 レインコー』。記憶喪失の探偵見習い「ユーマ」と、ユーマに取り憑く「死に神ちゃん」の2人が事件解決に挑む!

www.spike-chunsoft.co.jp

ジャンル:ダークファンタジー推理アクション

プレイ人数: 1人

CERO:D

レインコートではなく、レインコーです。

 

評価・感想

あらすじや伏線が秀逸。ストーリーは面白い

プレーヤーが操作するのは、記憶を失っている主人公ユーマ=ココヘッド。世界探偵機構という組織からカナイ区という場所に派遣されることになります。

 

世界探偵機構と敵対しているのは、カナイ区を支配する超巨大企業のアマテラス社。未解決事件に深く関与する一方で、都合の悪い真実の隠ぺい・捏造は当たり前。カナイ区はここ3年ほど雨が降り続いている原因もアマテラス社にあるらしいが……全ては謎のまま。

 

ヤコウ所長の元に集まった主人公ユーマ+超探偵たちで、カナイ区最大の秘密を暴くことが本作の目的になります。

 

超探偵には特殊能力があり、例えばハララさんだと過去視が可能。現場検証などに役立ちます。主人公ユーマ+仲間の超探偵の二人で、一つの事件を捜査していくような流れ。

主人公には自分にしか見えない死に神ちゃんが憑いています。変身前は幽霊のようで、変身後はわがままボディ+ゴスロリファッションのような見た目に。キャラ同士のやり取りも本作の魅力で会話ログもあります。

 

アマテラス社が抱えている謎・未解決事件の全容解明・仲間の特殊能力・主人公ユーマの正体など、クリア後には全ての謎がキレイに解決するようなストーリーになっています。ツッコミどころも比較的少なく(ないわけではない)、犯人が仕掛けたトリックなども判明するので、ミステリーが好きな人がストーリーを楽しめると思います。

 

ゲームの流れは明瞭だが……

ゲームの流れは基本的にどの章も同じです。

事件を調べる→容疑者と出会う→重ねて事件発生→現実世界で主人公が疑われて追い詰められる→死に神ちゃんが謎迷宮を創出→主人公が謎迷宮で謎を解く→現実世界での容疑が晴れる、、、みたいな流れ。

謎迷宮とは、現実世界の謎が具現化された迷宮のこと。迷宮攻略後には、全ての謎が解けています。

 

現場もしくは謎迷宮で再現された現場から、解鍵という手がかりを得ていきます。死に神ちゃんのゲロからまとめて入手出来ます。ゲロインってやつですかね?(銀魂で見た)

解鍵を武器に、事件を解決されたくない人物がモンスター化した:謎怪人を論破して倒していく

 

事件の核心部分の三択だったり、二者択一のQTEなど。ミスるとダメージを喰らいます。

章によっては、犯人が仕掛けたトリックを再現する必要も。

 

黒ひげ危機一髪の要領で、ひらがなを一文字ずつ射抜いて、▢▢▢の文字を埋めるゲーム。間違えるとタイムが減るので、テキトーにやってるとゲームオーバーになります。死に神ちゃんのビキニ姿を見ることが出来るご褒美も。

 

大進撃 死に神ちゃん(進撃の巨人の要素はあんまりない)。謎怪人の悪あがきを一つずつ破壊し、最後は解鍵を突きつけて壁を破壊。徹底的に論破することで、事件の犯人を断定します。

 

超推理フィナーレ。今までの情報を整理して、事件の一連の流れを一冊の本にまとめ。与えられた言葉のパーツを、正しい場所に嵌め込んでいき、最終的には、、、

犯人はお前だ! みたいな演出も。本作はコナン君みたいに横柄で偉そうな態度をしない主人公に好感が持てます。

 

高得点を取らなくても全く問題はない。おまけみたいなモン

真犯人の特定後、死に神ちゃんの必殺技で謎迷宮は破壊されて現実へ→その章はクリア。評価に応じてポイントが加算される流れですね。ポイントがあれば、謎迷宮での攻略に役立つスキルの取得・装備が可能です。

 

ここの横断歩道好き

また、推理と関係ない時間は、街の探索も可能です。カーソル表示される人や場所を調べるとポイントが貰えます。そこそこ広いですし、サブクエストもあります。単なるおつかいだけでなく、前章で登場したキャラから依頼があったり。

粗暴なシスターがやりがいを見出していく過程が面白かったサブクエスト。未解決の場合はこんな表示があり、取り返しがつかない要素などが表示される仕組みも。

基本的には、初心者向けにおすすめ出来る面白さと難易度だと考えています。が、気になる点も多め。以下、それらを紹介していきます。

 

推理デスマッチが難しすぎる

主人公ユーマを上下左右に動かし、隙を見て攻撃(反論)する

推理デスマッチでは、正しい解鍵を左下にセットして、謎怪人の言葉をアクションで躱しつつ、ピンポイントで論破することでダメージが入ります。これが本当に難しい。難しいというのはゲーム的な意味ではなく、制作の意図を理解することが難しかったということ。

例えば、「事件現場には足跡があった」という正解の解鍵を装備した上で、

  • 何か血痕でも残っていたか? 
  • 指紋でも残っていたか? 
  • 何の証拠も残っていなかっただろう

こんな感じで謎怪人からの言葉が流れてくるのですが、、、上二つは❌、正解は三つ目の「何の証拠も残っていなかっただろう」→「事件現場には足跡があった」という反論になっています。

僕の思考では、何か血痕でも残っていたか?→(血痕ではないけど)足跡が残っていたで正解やろ! と思うのですが、これはダメ。血痕が残っていないのは会話の流れとして今更言うまでもない、という前提思考だと不正解を連発します。あくまで血痕が残っていたことだけを否定しないといけません。

現実で例えると、面接時に志望動機を聞かれる→なぜウチの会社なのか? という意味が含まれているのが当たり前だと考えます。でもこの推理デスマッチでは、志望動機は? → 御社で働きたいからです、と単一的に答えることを求めている、みたいな。

 

「それ…今わざわざ言うほどの情報?」

こういう会話はゲーム内で平気で行うくせに↑↑、推理デスマッチだと「今わざわざ言うほどの情報」をいちいち求めてくるのが癪でしたね。思考レベルを落とすのに苦慮する人が結構いるんじゃないかな。

これの何が問題かと言うと、謎は解けて答えもわかっているのに、ゲームとして正しい回答が出来ずに何回もミス判定になってしまうんです。コツを掴んだかと思っても次の章でまたかよ……みたいな。沼るとイライラが止まらない。

一応ミスったら死に神ちゃんがヒントをくれるとは言え、セッティングする解鍵の種類も2~3あり、ダミーの言葉の数も多めで、正解の言葉が最後に流れてきたり……。初見で制作の意図を理解しつつ、正しい解鍵を選んで、正しく反論するのはマジで難しいと思います(ダンガンロンパシリーズをクリアしていれば別かもしれない)。

強調したいのは、イライラさせられたのは推理デスマッチだけであり、死に神ちゃん危機一髪や大進撃~などは楽しく遊べました。

 

ロード時間があまりにも長い

推理デスマッチに移行する際のロード画面。画像上はまだ右下にロードのマークがあるが、画像下はそれも消えて更に10秒くらいそのままという……笑。これを最初に見た時、バグった? フリーズした? と誰もが不安に思うはず。

本作は、ロード時間が体感的に本当に長く、それが最後の最後まで続きます。探索中のMAP切り替えなんかはまだ許容出来ると思うのですが、上記のようにバグを疑うような画面があったり、没入感が消し飛ぶようなタイミングでロードが挟まったりします(顕著なのはラストバトル。本当に酷かった)。

10秒~20秒は当たり前で、テンポが悪い、という言葉では括れないほど待たされます。本作のゲーム性・ジャンルを踏まえると、ロード時間は完全に不必要、悪そのものです。ロードが長過ぎるからクソゲーと評する人もいると思われるくらい。

Tipsも暗記出来るレベルでロードが多い。あまりに長いのでスマホゲームも並行してました

ただ、これはNintendo Switchという機器が原因と思われるので、、、後日発売するか分からないですが、本作は追加DLCとして超探偵達のサブストーリーなるものが後日配信されるそう。なので、完全版としてPS4版やPS5版が発売されるならば絶対にそちらがおすすめです。

移動中のロードの遊びココロと工夫がある『ベヨネッタオリジンズ』を見習ってほしい。

 

ゲームとしての倫理観を理解する必要あり(ややネタバレ注意)

倫理観の問題で、もしかしたら不快になるようなやり取りもあると思われるので。具体的には、死に神ちゃんは密室とか惨殺とかで残虐とか、死をエンタメとして見ています。

 

焼死体と一緒にベッドインする犯人を褒める

 

暴走するというニュアンスの表現?(僕は企業に雇われてないのでよくわからない)

 

殺人犯とは言え人が死んだことに対して悔やむ主人公ユーマに対し、牛や豚を例に出して心を痛める必要なナッシング! と主張する死に神ちゃん。ぶっ殺す→ぶっキルという言葉も多め

 

ペタンコ・ブス・ビッチなど。これらの発言はあくまで死に神ちゃんから見て相対的な評価ですね

LGBTとかポリコレとか容姿いじりがダメとか昨今は色々ありますが、ゲームですしね。表現の自由です。何より、死神が言ってますし。ですが、苦手な人はいると思うので言及しておきます。

『Horizon2』のDLCみたいに配慮しすぎる必要なんか全くないと伝えたい。あくまで僕の考えです。

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他にも気になる部分(ネタバレ注意)

最初の列車事件でトリックはわかったけどさ、どうやって焼死体を用意したの? と最初に疑問に思ったところ。お前はロイ・マスタングかよ、とハガレンを読んだプレーヤーは思うでしょう(たぶん)。結果としてこれは触れたらいけない部分。描写が0なのにストーリー上でかなり重要というのは、個人的に好きじゃないです。後々出てくる「統一政府」も同様。

 

高級車を無免許で運転するマコト。こういう世界観であり、本作はフィクションです。→全自動とトピックスにあったようです、失礼しました。

 

QTEも多い。タイミングも難易度も豊富にあり、中には間違いの選択を押してはいけないものも。

間違ってもやり直しになるだけなので、『バイオハザード6』のようなストレスは少なめ。

 

追い詰められて橋からジャンプ→トラックの上に乗る演出。よく見るけど初出がどの作品なのかわからない。ジャッキー?

 

本作は動画撮影が出来ないので、死に神ちゃんを中心に動きの中のスクショを撮るのが大変でした。

 

声優一覧

書き出すのがキツイ……泣。少々お待ちください。ほぼフルボイスでスキップも可能だった点は◎。

ユーマ=ココヘッド:福原かつみ

死に神ちゃん:鈴代紗弓

ヤコウ=フーリオ:子安武人

デスヒコ=サンダーボルト:KENN

ハララ=ナイトメア:石川由依

フブキ=クロックフォード:大西沙織

ヴィヴィア=トワイライト:梅原裕一郎

マコト=カグツチ種崎敦美

No.1(ジジイ):神谷明

エイフェックス=ローガン:森久保祥太郎

ザンゲ=イレイザー秋元羊介

ジルチ=アレクサンダー:関智一

プッチー=ラヴミン:堀江由衣

メラミ=ゴールドマイン:田村ゆかり

ヨミー=ヘルスマイル:松岡禎丞

スワロ=エレクトロ:伊藤静

スパンク=カッツォーネル:高木渉

セス=バロウズ内田雄馬

ギヨーム=ホール:佐倉綾音

ドミニク=フルタンク:落合福嗣

アマたん:松本沙羅

などなど

 

その他・小ネタ・パロディなど

ドラクエ。ルーラとかパルプンテとかは別に良いと思うんですけど、(ほぼ)うごくせきぞうは大丈夫なんですかね? この項はあくまでネタとして軽い気持ちで書いています。

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コナン……?

 

背後からいきなり注射して昏睡させるヴィヴィア。ジャック・ハンマー烈海王にやってたような……(ドイルやったかな?曖昧)

 

ポケモンSVのナンジャモ……? 

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デスヒコのキャラが、友人そっくりでした。身長が低い点をコンプレックスとしつつも、常に周囲で一番明るいムードメーカーで、女性には軽いセクハラ兼自虐的なイケメン発言をしてツッコまれやすいキャラに。大学のゼミでは常にバラエティ番組の司会者のような存在で、彼がいることで周りの会話量がアップするような存在でした。

 

Dr.STONE? →これに関して割りと当たり前なので調べた方がいいとかコメントが来てさすがに驚きました……。文章書いて生活してるので、さすがにそれくらい察してください。

 

バイオハザードのネタ。ハーブだけ。バルブハンドルはありましたが、回す展開はなし。ヘリコプターとかもなし。

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ドラえもん

 

メタルギア……?

 

FF15? 剣が束になってキャラを囲む技って結構見ます。ヨミーも裁きの雷とか言ってた気がします。章のタイトルなどは、アガサ・クリスティに因んでますね(僕も好き)。

 

しし座・てんびん座などありますが、やはり星座によって格差があるようです。

 

通り抜けるの難しい

 

夜想曲第2番 変ホ長調 op.9-2

女学院のホール前で流れる曲。大好き。

 

いつもより激しいアレを見せてあげよ? と言っておきながら、全く同じムービーなのはやや残念でした。

 

記事を投稿する際、どの画像をアイキャッチSNSなどで表示される画像)にするか考える必要があるのですが、、、この画像の構図が一番かっこいいので採用しました。

 

流れ出る水が水銀のよう。褒めてないです。

 

これ、制限時間内にわからなかったです……。高校入試にこんなんあった気がします。

 

死に神ちゃんがエロかわいい

死に神ちゃんが幽霊→人の姿に変化する際のムービー。キューティーハニーの変身シーン的な? おっぱいは揺れてます。

 

そう言えば、童貞をいじるような死に神ちゃんの発言もあった気がします。

 

本作は、女性のパンツはおそらく見えないと思います。暗黒。

 

このスクショが一番好きかな。命を刈り取る形をしている大鎌にキス。かわいい

 

グラビアアイドル? のようなポージング。おっぱいばかりでお尻がないと思っていましたが、お尻は終盤にあります。

 

子作りイベントはなし

 

女性キャラのおっぱいはかなり大きめ。

 

クリア後・クリア時間

クリア後は、エピローグ→記憶の断片に入手可能な章の情報が追加されます。チャプター別にやり直せます。サブクエストを全部した上でのクリア時間は20~24時間ほどでしょうか。速読が得意なので、会話スキップを結構してました。

探偵ランクは26でした

 

攻略情報

おすすめスキルなど

危機一髪の単語を減らしたり、推理デスマッチでの解鍵を消したりするのは役立ちました。樽のスピードが落ちるのは不要、HPを上げるのも不要かもしれません(そんなにダメージを受けない)。

 

記憶の断片・探偵達との語らいについて

記憶の断片を入手すると、超探偵との会話エピソードを見ることが出来ます。

仕事を請け負う際の金額が誠意だという価値観のハララさんは、実はネコ好きだったり。

 

クリアすると、どの章で入手可能か表示されます。詳細な場所は追記予定ですが、時間がかかりそう。章だけでも参考にしてみてください。

探偵達との語らいは、ゲームのメニュー画面で独立しているので、クリア後にチャプター選択→記憶を入手すれば反映されます。取り逃してもOKってことですね。

クリア後に、鉄の棺桶の寝床(電車がたくさんある駅)でゲットしてヤコウの話を聞きましたが、愛する女性は大切にしろよ、的な内容のみでした。キャラのイラスト・一枚絵なんかあれば、全員分集めたいと思ってたかもしれないですね。

 

ネタバレ

この項を見てストーリー全容を把握していれば、おそらく推理デスマッチなどの攻略情報にも成り得ると思います。が、間違ってもペナルティはごくわずかですし、やはりご自身でプレイして解明されることを強くおすすめします。

 

第0章:アマテラス急行殺人事件

駅で目覚めた記憶喪失のユーマは、唯一の手掛かりである世界探偵機構からの指示書に従い、アマテラス急行に乗り込んだ。しかし、列車の中で出会った超探偵達が次々に殺されていく。犯人は超探偵の中にいるのか? ユーマは、謎の存在、死に神ちゃんと共にアマテラス急行殺人事件の謎に挑む。

事件は5両編成のアマテラス急行の中で発生(最後尾の5号車を切り離して出発)。犯人は睡眠薬をコーヒーの中に入れており、それを飲んだ主人公は朦朧。1号車へ向かうように誘導された後に、他の超探偵は全員コーヒー飲み、犯人によって焼死体にされる。

犯人はエイフェックスの焼死体を1号車の救護室へ運び、主人公が寝ていた洗面所近くに消化器を設置→窓を割るように誘導。救護室へ入った犯人はドアに鍵をかけ、エイフェックスと一緒に横たわり、主人公が来るタイミングで室内を放火。煙の出る救護室の中を見た主人公は、ナイフとクッションを使って偽装工作をしたジルチが殺されたと勘違いする。

主人公が消化器を使ってドアの窓を割って部屋に入る間に、エイフェックスの死体をベッド上に置き、ジルチはベッド下へ隠れる→主人公はジルチが焼死体になったと勘違いする。その後メインコントロール室へ行ったジルチは1号車を切り離す。そのせいで揺れと停電が起きて、電源が予備システムに切り替わる。

この際、死に神ちゃんのおっぱいも揺れている

切り離された1号車が複線を走っている間に、ジルチは1号車を5号車に見せかけるための偽装工作としてプレートを焼き、エイフェックスの焼死体にトレードマークのネックレスをつける。

その後、ジルチの乗った切り離された1号車は、4号車の後ろに自動で接続。5号車に入ったと勘違いした主人公は、ペンダントを見て焼死体はエイフェックスだと判断(主人公はエイフェックスの死体を2回見たことになる)。

駅に到着後、予め用意されていた車両と別の1号車を連結。主人公は唯一生き残ってしまったので犯人にされる(ジルチはメインコントロール室で待機中)。

というトリックを、死に神ちゃんの謎迷宮で主人公が解く。ジルチは死亡。

 

本物のジルチは殺し屋に入れ替わっており、ヨミーに雇われたことが後々わかる

 

第1章:連続密室殺人鬼クギ男

カナイ区で起きている連続密室殺人事件の犯人であるクギ男が捕まったという話を聞き、死に神ちゃんに連れられて現場に向かったユーマは、容疑者の子供から「父親の無実を証明して欲しい」と依頼を受ける事になる。

“過去視”の力を持つ超探偵ハララの力を借りて、ユーマは連続密室殺人事件の謎に挑む。

殺したい相手の名札と人形を一緒に教会裏の木に打ち付けるとクギ男が殺してくれる、という都市伝説があった。事件現場には、釘打ちされて絞首された死体と人形、そして密室という特徴もあった。

 

第一事件の秘密クラブでは、犯人は、オーナーを絞殺後にハリツケに使った釘を足場にして通気口から脱出。シスターは利き腕を怪我で犯行は不可能なため、体格と消去法で神父が犯人だとわかる。

第ニ事件の洋館では、不動産屋のおっさんを絞殺後、通気口から人形の目を通したテグスを死体の首にかけて死体の上半身を起きた状態に固定。その後、ドアを出て通気口から鍵を投げ入れてテグスを回収、死体の下に鍵を設置するというトリックを使った。

第三事件の美術館倉庫では、ビッチを撲殺後、鍵を人形と一緒にハリツケにした絵画を壁に起き、部屋を出て外の窓越しに鍵を絵画に釘打ちして倒す。ただ、絞殺痕がなかったことで、クギ男の模倣犯である信者だと主人公にバレる。

 

第四事件の時計塔3階では、女性を絞殺後、窓下に2体の人形固定→縄ばしごをかけて、窓から脱出時に縄ばしごを切断、地に降りた後にロープを回収し、教会の敷地内の焼却炉で燃やした。

というトリックを、死に神ちゃんの謎迷宮で主人公が解く。神父と信者は死亡。

 

第2章:暗黒少女の沈黙

かつてエーテルア女学院で起きた自殺の真相を調べてほしいとクルミから依頼されたユーマは、超探偵デスヒコの“変装”の力を借りて女学院に潜入した。しかし、そこで新たな事件が起きる。演劇部の練習公演中に起きた殺人。

学校という閉ざされた空間で起きた事件の謎を解く為に、ユーマは変装を駆使して調査を始める。

半年前。飛び降り自殺で死んだことにされたアイコは、実はカレンにレンガで殴られて殺害されていた。しかし、カレンの父がアマテラス社に顔が利くため再捜査されず、ヨシコ・クラネ・ワルナは自分たちで復讐するしかないと3人結託。

現在。練習中の公演で3人はカレン殺害を計画。開演15分後、ヨシコは毒を仕込むために化学室へ行き、絵筆でグラスに毒を塗って劇場へ戻り、暗転時にグラスを舞台へ。舞台上のワルナはそれを受け取って衣装の下に隠し、毒入りグラスと交換。シャッフルされるグラスをキャットウォークにいるクラネが光で誘導、先に光が当たったグラスを取れと台本で指示されていたカレンは、そのグラスで飲み物を飲んで死亡。

というトリックを、死に神ちゃんの謎迷宮で主人公が解く。ヨシコ・クラネ・ワルナは死亡。

 

第3章:探・偵・失・格

レジスタンスに誘拐され、彼らに協力する事になったユーマだったが、仕掛けて来た監視カメラがすべて爆弾だったと判明する。さらに、レジスタンスのリーダーであったシャチが死体で発見される。シャチはなぜ死んだのか、爆弾テロの目的は何か。“時戻し”の探偵特殊能力を持つ超探偵フブキと共に、ユーマは事件の真相へと挑む。

レジスタンスのリーダー:シャチの頼みで主人公は監視カメラを街中につける。この監視カメラには爆弾が仕込まれており、イカルディに脅されたサーバンがつけたもの。マルノモン地区の電話ボックスに付けた監視カメラが爆発→同時に排水路も爆発させていたイカルディの狙いは、保安部の注意を主人公に向けるためだった。

シャチの銃を持って屋上で待ち伏せしていたイカルディはシャチを殺害→シャチの利き手ではない右手に銃を持たせる偽装工作(主人公に気付かれるミス)、水没しかけているエリアでもあったので事前に開けていた排水溝に飛び込んで脱出→逃走経路を隠すための爆破で排水溝はガレキに埋もれる。

爆弾解除のために主人公たちが街を徘徊する間に、イカルディ発電所上流の貯水池のバルブを開放。水に浮く特徴があった金庫が地区の銀行から流出、その回収こそがイカルディの目的だった。

泳ぎが得意でシャチの銃を持ち出せたのはイカルディしかいない。というトリックを、死に神ちゃんの謎迷宮で主人公が解く。イカルディは死亡。幇助のサーバンは捕まる。

 

第4章:キミのすべてが0(零)になる

アマテラス社の最高責任者マコトと共に、アマテラス社の研究所へと赴いたユーマ。だが、厳重なセキュリティに守られているはずの重要研究室の中のウエスカ博士が殺されてしまう。さらに、ユーマを追ってきたヤコウ(所長)まで、殺し屋に刺されてしまい、保安部から追われる事になる。ヤコウを助ける為には、真実を解き明かし、研究所の外に出るしかない。

そう考えたユーマは、超探偵達の力を借りてウエスカ博士殺害事件に挑む。

ウエスカ博士は研究所のセキュリティが万全な部屋にいるため、それを突破するために所長は下準備として、保安部・探偵事務所・研究所宛に殺し屋を装って予告状を送って人を集めるのと同時に、本当の殺し屋を雇って侵入させた。

アマテラス社トップのマコトと一緒に研究所に来た主人公はヨミーに捕らえられるも、デスヒコと所長に助けられる。所長は殺し屋に停電させるよう依頼しており、そのタイミングで別行動→エアロック室にある通気口に身を隠す。停電したし博士が危ないかも! とのことで重要研究室へ行く主人公たちだが、別電源で稼働していたから問題は起きてなかった。しかし、主人公たちの遺体を利用して脱出を目論む博士は誰かに襲われたとブラフ→誘い込まれた主人公たちはアマたんという機械を遠隔操作してセキュリティを突破することに。

 

博士殺害を目論む所長は、主人公たちが操作したアマたんの上に乗っかることでカメラに映ることを回避、毒ガスは30分後に死ぬから問題なく、高圧電流は箱入りビッチの時を戻す能力で突破する。アマたんが手を伸ばしてドアを開けた隙間から所長が部屋に侵入→耳が聞こえない博士を背中から刺す。

脱出時にアマたんと接触して倒れてしまうが、そのままエアロック室の通気口に隠れた所長は、主人公たちが通り過ぎるのを確認。廊下へと向かうところで、自身が依頼した殺し屋に見つかり刺される。毒ガスで死ぬと足がつくため、殺し屋に自分を殺すように依頼していた。

というトリックを、死に神ちゃんの謎迷宮で主人公が解く。所長は死亡。所長の声優は子安武人さんでしたが、なにィィィ!!? まさかこの私がアアアーーー!! みたいなラスボスっぽいセリフが全くありませんでした。素晴らしい演技でしたがちょっと悲しい。

 

所長を焚き付けたのは、研究所の見取り図があった部屋の鍵の持ち主だったヨミーだとわかる。当時、ヨミーとウエスカ博士が他国への技術流出をして金儲けした事実を告発したのが所長の奥さんだったが、口封じされた過去があった。

 

主人公たちが騒いだおかげでヨミーと博士がアマテラスの技術を他国に売った証拠ファイルをマコトはゲット、ヨミーを逮捕する。マコトから小箱をプレゼントされた主人公は、アジトで開封するも麻酔が充満→意識を失う。

 

第5章:そしてボクもいなくなった

見知らぬ廃村で目覚めたユーマとクルミは、ゾンビのような存在が溢れる廃村を進みながら、カナイ区最大の秘密へと迫っていく。

10年前、不死の軍隊を作りたい統一政府は、ホムンクルス研究を管轄下の研究機関とアマテラス社に依頼。先に完成させた研究機関に対して焦っていたアマテラス社は、ウエスカ博士の指揮のもと、最重要ホムンクルス実験を3年前に行う。

血液検査を称してホムンクルスに適正のあるDNAを片っ端から集めるも、実験は失敗して大量の欠陥ホムンクルスが発生。ゾンビ化&太陽光で凶暴化する欠点があったせいで、カナイ区の全住民を欠陥ホムンクルスは殺害してしまう。その間にマコトは雨雲発生装置を作成→太陽が遮られたことで欠陥ホムンクルスは一週間前の採血された時点の記憶が戻る。つまり、全住民が、肉体は欠陥ホムンクルスで記憶は元の人間になる。

空白の一週間事件とは、凶暴化して理性と記憶を喪失した期間を指す。街の住民全員が欠陥ホムンクルスであり、血液がピンクなのと人肉で作った肉まんを食べているのが何よりの証拠。

 

主人公の正体は、世界探偵機構のNo.1(映像のジジイは影武者)。マコトの正体はNo.1のホムンクルスで、統一政府の研究機関から逃走した完全な主人公のホムンクルスとのこと。だから顔も身長も同じになっている。

マコトは超探偵たちを集めて、ウエスカ博士と外部へホムンクルスの情報を売ろうとしていたヨミーの排除を目論んでいた。また、No.1と同じ顔であることを利用することで世界探偵機構を騙して、更生の余地のない犯罪者を人肉まんの材料にしていた(大量失踪事件の首謀者になる)。

主人公は自分のホムンクルスが大量失踪事件の首謀者とのことで、地位を捨てて死に神ちゃんと契約した背景が本作のスタート時になる。

 

本物のユーマはラーメン屋の探偵見習い。料理が得意(だから所長は朝食を作らせていた)

マコトは主人公の能力である能力共有を使って謎迷宮の中に。そこで主人公を殺害することで、自身がオリジナルの存在になり、アマテラス社・世界探偵機構どちらもトップになるのが目的。

カナイ区の秘密を暴こうとする主人公は、欠陥ホムンクルスとは言え街の住民全員の生活を奪うことを理解→自分が犠牲になれば丸く収まるとのことで闇落ち。。。

うじうじしてると死に神ちゃんが来て卍固めで元気が出る。あの時の言葉を忘れてないよ、と回想に入る(ここでロードが入るのがやっぱりクソ)。この世から未解決事件をなくして世界中のみんなを幸せにしたい。自分のホムンクルスが大量失踪事件の首謀者とのことで、地位を捨てて死に神ちゃんと契約したから側にいることが意志の強さだと。

ラストバトルというところで、ロードが30秒くらい入る。酷い

 

バトルに勝利後、謎迷宮を壊すか、壊さないか。2つエンディングがあると思いきや、どちらを選んでも全く同じ展開なのは萎えた

マコトはカナイ区のためと言いつつ、大量失踪事件の自分の罪をも隠そうとした。矛盾を自身に感じているから止めてほしかった的な。

謎迷宮でマコトを殺害出来る状態になるも、主人公は事件解決(死刑執行)をせず。マコトに能力共有を解除してもらい、現実世界から謎迷宮を壊してもらうことに。マコトから住民に説明して彼らなりの完全な解決を目指すことを、主人公はマコトに想いを託すことで迷宮に残る決断をする。

 

と思っていたが、死に神ちゃんが非常口を創出。主人公はそこから迷宮を脱出。最後に、死に神ちゃんからのチュウでお別れ。二人が出会って契約するところのムービーが入る。

 

エピローグでは、クルミちゃんを操作する。肉まんを廃止→(主人公じゃない)ユーマがラーメン屋をしており、ホムンクルスの栄養素を賄って繁盛。世界探偵機構の爆破映像はマコトのでっちあげであり、他の探偵はマコトの部屋で隔離されていた。

みながそれぞれの旅路へ。クルミちゃんはユーマを追っておしまい。

 

特典小説『超探偵』のなり方 の感想(7月7日追記)

所長のヤコウさんの話ですね。遅くなるかもですが追記します。

★プレイ前に読む方がおすすめかもしれません★

簡単に述べると、悩める若者時代の話が綴られています。バイト中に事件に巻き込まれた縁で、とある探偵事務所で働くことになるヤコウ。女たらしの探偵の先輩がいて、利用されてとばっちりでボコられたりしたけど、事件解決に至るまでのプロセスの中に自分が組み込まれていた事実を知り、その先輩の凄さを身を以て知って憧れそうになったけど、、、みたいな話が書いていました。フラフラしていた若者が自分なりの探偵像を見つけて、この街で生きていこう、と志すような内容ですかね。10分~15分もあれば読むことが出来ると思います。

面白いか面白くないかで言うと、面白くなかったです……。ゲーム内での活躍ではおちゃらけつつも執着・執念・計画性・仲間愛などをクリア後には感じると思うのですが、小説を読んだ限りではただ影響を受ける側のその他大勢の若者でしかないため、ヤコウさんの人物像にも結びつかない印象でした。文章レベルは置いといて、一人称視点で書いているにも関わらず子安武人さんの声で脳内再生することも難しかったです。

あとがきの制作の方との熱量の差を感じて、読後にやや申し訳なくなりました。そういうこともあったんやな、というだけ。それ以上の感想はなかったです。

★あくまで僕の感想になります。ゲームよりも読書の方が人生を占めています。

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おまけ

POP UP PARADE 超探偵事件簿 レインコードの発売が決定!

ご予約は2023年7月14日(金)12:00~2023年8月9日(水)までだそうです。ユーマは4800円、死に神ちゃんは5500円です!

 

東京ゲームショウ2023に物販ブース出展!

<p福岡はこういったイベントがないのが辛いところ。近隣の方が羨ましい。 

 

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まとめ

同じ制作であるダンガンロンパは未プレイでしたが、全体的に楽しめました。ただ、ストーリー・キャラのやり取り・トリックの解明などが面白い一方で、推理デスマッチとロード時間の異常な長さ、あとは重要なのに描写0(統一政府とか)などがやや後を引く印象です。本作の長所を打ち消すレベルで気になる人もいると思いますし、全く気にならない人にとっては神ゲーかもしれません。

個人的には(諸々の事情は置いといて)Nintendo Switchには向いてないゲームだと感じています。追加DLCで超探偵達のサブストーリーが配信されるそうですし、完全版やPS5版の発売も待っても良いのかな、と。個人的には、超探偵達よりも死に神ちゃんを描いたDLCならば購入してみたかったかもです。

 

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