【2024年4月2日 PSPlusのフリープレイに追加! など追記・更新】
2023年8月22日にPS5、Xbox Series X/S、Steamで発売した『アヴェウムの騎士団』をクリアした感想や評価・ストーリーの要約・ゲーム内の専門用語の説明・攻略情報などを綴っています。項によってはネタバレ注意です。
アヴェウムの騎士団 とは
力を呼び起こし、エヴァーウォーを阻止し、世界を救え。
深淵の危機に瀕した世界を救うために、バトルメイジの精鋭部隊に加わるジャックの物語を描く。FPSの常識を覆すゲームで3種の魔法を使いこなし、強力な呪文を放ち、敵の軍勢を薙ぎ払え。
ジャンル:シングルプレイヤー魔法シューティング
プレイ人数:1人
CERO:C
クリアした感想・評価
ストーリーは展開に富んでいるが……
深淵の危機に瀕した世界を救え
ルシウムとラシャーンとの間で、魔法の支配を争う終わりなき戦いが続いている。年を重ねると突然魔法能力に目覚めるアンフォーシーンであるジャックは、このエヴァーウォーへと参戦する。ジャックとルシウムの精鋭である不死の騎士団は、アヴェウムの未来を救うため、急ぎ過去の謎を解き明かさなければならない。
ルナ(画像真ん中・下の左も)とは生き別れに……
スラム街でルナやその仲間たちと過ごしていた主人公ジャックは、ある日ラシャーン軍に空爆されたことで仲間と故郷を失う。しかしその怒りで魔法が覚醒→その後、ラシャーン軍と対立しているルシウム軍のボス:カーカンに拾われる。
この世界は魔力の奪い合いで戦争が起こっている
5年の時を経て、ジャックは一般兵から不死の騎士団に選ばれるほど成長。任務をこなし、戦争の最前線に立つことに……というのが序盤の要約です。
主人公ジャックがこの世界の謎を知り、仲間と助け合い、最終的に世界を救うまでのストーリーと言えば聞こえは良いのですが、如何せん、ゲーム内の専門用語があまりに多い+その説明が明らかに足りていないため、何がどうなっているのかを完璧に理解するのが非常に難しい作品になっています。フツーにプレイしていると訳がわからないと感じる方もいるでしょう。ネタバレは後述。
ゲーム内の専門用語が多すぎる
専門用語のオンパレード。これでも説明が少なく、自発的に情報を勉強しないとわからない。
ストーリー全般はもちろん、世界観や設定、バトルに至るまで、ゲーム内の専門用語が多いにも程がある……のが本作です。このブログで紹介したどのゲームよりも多いです。そして、それらの説明がゲーム内で足りていません。なので、この記事の下方で僕が専門用語の説明を代行しています(怒)。
カルマンマグナス家 レイスウィンド ギルドマスター……?????? わからない単語が次から次へと出てくる。
サブクエストがない。キャラの深掘りが欲しい
騎士団の仲間
本作に登場するキャラは騎士団の仲間や元騎士団だけでなく、この世界の神のような存在も登場します。騎士団には美男美女が少ないという容姿的な意味合いでは魅力に欠けるかもしれませんが、ジャックとの交流から特徴が分かりやすい点は良かったと思います。
ただ、本作はサブクエストが全くないため、深掘りがなかったのは残念でした。なので、キャラを好きになったり感情移入するほど描かれていないという印象です。
決戦前にお酒を浴びるように飲む騎士団。団と言っても、顔が見えるのは数人だけ。
相対的にジャックが目立つ。主人公ジャックはカッコよく描かれていると思います。
面白いと思ったのは、カーカンが絵を趣味にしているところ。せっかくの美しい絵なのに、この視点でしか見えないのは残念。キャラの側面や意外性で印象深かったのはこれくらい。
(嘘)しかない
時限式の選択肢もありますが、どれを選択しても展開は変わらない。主人公の部屋のベッドにいるけど何もなし。本作は、エロも皆無でした。
バトルがやや単調で難しい
魔法を極めよ
簡単に覚えられて、マスターすると満足感が得られるような、ハイスピードで滑らかな一人称視点の呪文ベース戦闘。魔法が攻守両方の核となる。プレイヤーは創造性を発揮し、3種の魔法の全ての力を駆使していく。巧みな連鎖攻撃やタイミングの良いカウンターが勝利のカギとなる。
呪文を繰り出せ
25種類以上の呪文と80種類以上の才能をアンロックしてアップグレード。数百種類もの魔法の装備を発見、アップグレード、クラフトしよう。そして、プレイスタイルに合わせて3種の魔法の全ての力を使いこなし、アヴェウムの最強格であるトライアーキマグナスの精鋭となれ。
プレイスタイルに合わせて3種類の魔法を使いこなす……と概要欄にありますが、、、クリアして思うのは、プレイスタイルなんかないってこと。ハイスピードで滑らかなシューティングであることは間違いないですが、単調でつまらない……と終始感じていました。
赤(近接だと威力大)・青(バランス良し)・緑(追跡するが威力小)の3種類の魔法を△ボタンで切り替えながら戦います。装備する武器によって連射性能が異なります。
また、色別に強化魔法があり、敵を手前に引き寄せたり詠唱を邪魔する補助などもありますが……
- ADS視点(銃の照準を定めるようなイメージ・L2でライフルのスコープを覗くような)がない
- 敵にロックオンが出来ない
- 常に可能な回避がない。回避はスキルで、一度使用するとクールタイムが必要
- 防御がない
このようなアクション性に乏しい仕様のため、敵のダメージを受けながら回復アイテムを使うのがおそらく基本になっています。
ダメージを軽減するには、装備強化してアーマーの値を増やす、シールドを張るor相手の動きをスローにするリムペットという魔法を使って距離を取るくらい……なので、シールドを張って攻撃することが多かったです。しかし、中盤~は癖のあるザコ敵が大量に出現するため、シールドを即破壊されて回復が足りずにゲームオーバーになったり……。
左手でシールド、右手で緑を連射している画像
要は、プレーヤーのテクニックや立ち回りでどうこうなりにくいってことなんです。論理的に説明すると、プレイの上達がシステム的に感じられないので単調に感じる→作業感が生まれる→つまらない→バトルが面倒くさいという思考に。ボス戦はまだマシですが、ザコ敵は本当に作業でした。
そして、難しい(強化が足りてないよってことなんだと思います)。
イモレート(必殺技)もありますが、連発は出来ない。
敵だったこのロボット↑↑(コンストラクトという名称)が一時的に味方になる章があったんですけど、この章だけに限らずに、敵を魔法で操る能力みたいのが欲しかった。
スキルツリーが色別にあって、緑は減衰・赤は腐食という攻撃ヒット時に継続ダメージを与えるような追加効果を覚えることも出来ますが……、それでも戦略性があるとは個人的には言えない。
『ホグワーツレガシー』のように魔法を付け替えるのではなく、基本の魔法にバフが加わっていくようなイメージです。また、本作と最も近いバトルシステムは『Ghostwire: Tokyo』で、そこからステルス要素を抜いたのが本作という感じ。よって、バトルはつまらない、という評価です。
探索は自由度があるようでない
空島ステージ→図書館は少し面白かった
メインストーリーは一本道ですが、フィールドはオープンワールドではないものの広さがあり、探索も出来ます。グラフィックも美しいですね。宝箱が置いてあったり、シュラウドフェーン(ゼルダBotWで言うところの祠)をクリアしてHPと装備を強化したり……。
また、二段ジャンプ+ホバーで浮くので、移動時のストレスはなく、バトルに比べて楽しさはありました。
トランシーバー的なものでやり取り。いつでも出来るわけじゃなく、メインストーリーのムービーのような扱い。
ファストトラベルポイント(ポータル)が、その場所にたどり着いた段階では解放されず鍵マークがつく。ストーリーが一区切りしてからしか解放されない。途中で戻りたい時に困る。
ファストトラベルもありますが、利用する度に敵がリスポーンするのでクソ面倒くさい。特に、サデウスに会いに行く時がもう本当に面倒くさかったです(プレイした方はわかってもらえるはず)。
R2長押しで変形させて道を作ったり。こういった謎解きはとても多め。種類的にも、『ホグワーツレガシー』っぽさがありますね。
上記に加えて、光を屈折させる謎解きがあったり。
シュラウドフェーンは謎解きorバトルなので、構成的にゼルダとほぼ同じ
リストアという魔法を唱えると、フジツボ(ドロドロした汚れ)からウナギみたいなモンスターが出てきます。倒すと道がきれいになって通れるように。
赤い水晶は十字キー左で破壊すると回復アイテムがゲット出来たり。
ただ、サブクエストがないですし、収集要素もほぼなし。探索したくなるような+αの要素がこのゲームにはないため、本当にただ探索をするだけ。そういった意味で、自由度があるようでない、と感じたのでそのように記しています。
インタラクトに癖があって不快
キャラに話しかける、ファストトラベルを使う、資料を拾う、物を調べるなど、▢ボタンの長押しが本作のインタラクトになっています。
しかし、特定の角度でなければ反応しない上、長押ししなければ反応せず→途中で▢ボタンを離すと数秒の間を置いて、再度インタラクト可能になる、という癖があります。これがまあシンプルに不快でした。
それに加えて、▢ボタンの長押しはMP回復アイテムを使う操作も割り当てられており、インタラクトの判定でない場合はこの行動をしてしまいます……。ドラクエで言うところのエルフののみぐすり・FFだとエーテルターボのようなもので、そこまで貴重ではないものの、このゲームをプレイした人ならば2~3回は経験するでしょう。これも不快でした。
字幕と日本語が色々とおかしい
ああ、国と言ったかな?申し訳ない、重力に引っ張られるしかない失敗共同体が正しかったかな。頭の悪い平等主義者が次に行う魔法の社会実験が、この無法の大惨事より上手くいくといいね →?????
本作は、字幕と日本語がやや不安定です。誤植もあるかと思います(人のことを言えないですが……)。エンドロールで流れる日本語の声優さんにしても他の国の後だったので、日本はマーケティングの優先度が高くないのだと思います。それがゲーム内でも顕著に出てますね。
指名ではなく、使命だと文脈から考えられる
占術された! 占術+される という日本語は流れでも正しくないと思われます。占領でもないと思うので、マジでわからない。大事な場面なんだけどなあ……
正確な針路→進路 ではなく、これは針路で正しい。新聞社の就活時に勉強した経験を役に立てたいがために言及しました……笑。
現在マイナス1か月後 で過去編に入ったのか~と最初は思ってたんですが、現在=1か月後 ってことでした。あらゆる会話や場面において、その前後の流れから判断しなければならないゲームと言えるでしょう。
ジャックが扉を開けようとする→ケンジー(左)が動くと撃つ、みたいな感じでジャックを制する→そのケンジーを制したデヴィン(右)という状況。
字幕に字幕が被ることもあります。ケンジーが喋っているところにデヴィンが横槍を入れてきた流れですが、デヴィンが喋ってる時にもケンジーが喋り続けているわけではないです。これは個人的には許容範囲でした。
そして、一番困ったのが、喋り終える前に字幕が消えることがある点。ストーリーの重要な局面で、結構長めのセリフを喋り始めたと思ったらすぐに字幕が消える→でもキャラは喋り続けているという状況に。
これは、ゲーム内の専門用語を少しでも理解して記事に活かすために文脈を把握したいのに……というブロガーとしての怒りもあります。PS5の動画録画機能がなければもっと怒っていたと思います。
その他・小ネタなど
「Call of Duty」と「Dead Space」の開発陣が手掛けた「アヴェウムの騎士団」は、魔法に包まれ、戦争が絶えず、忘却の危機に瀕したオリジナルファンタジーの世界を舞台にした作品です。
『Dead Space』を作った後に『アヴェウムの騎士団』を手掛けました! というのは、個人的にかなり理解に苦しみました。一言で言うと、正真正銘の神ゲー(Dead Space)を作った後にクソゲーを作りました! ってことなので、制作のどの部分を担当したのかとか、内情はどうなってんの? どういうこと? という疑問が止まりません。もうクリアしたのでどうでも良いですが、全く以て腑に落ちない。このように、『Dead Space』に釣られて期待を裏切られた人は僕以外にもいると思います。
色覚対応モードなどプレーヤーに配慮している面もありますが、、、もっとすべきことがあるやろ!! とプレイ中に感じる。
ビスマルクでしかない
クリアしても、この5人が誰なのかわからない……。ジャック、ゼンダラは入るかと思いますが、サデウス・デヴィン・カーカン・セルコ・オルフェ・ルークなど候補が多くてわからない。
拠点にいたペットのように飼われていたモンスター。全然かわいくないけどかわいい。『サブノーティカ』の卵が孵化した時を思い出しました。
本作で唯一料理が出てきた場面。イワシが超貴重な世界とのこと。
追加コンテンツ(購入特典など)は、ゲーム開始時にメンバー登録→ログインの必要があります。クソ面倒くさいので、僕はもう良いやってなりました。
声優一覧
ジャック:野津山幸宏
ルナ:野首 南帆子
デヴィン:石狩勇気
ゼンダラ:坂本悠里
カーカン:加藤沙織
サンドラック:咲野俊介
サデウス:藤井啓輔
ルーク:大羽 武士
セルコ:鶴岡聡
ケンジー:大津愛理
オルフェ:長尾歩
ハウザー:下和田ヒロキ
などなど
字幕の不安定さに対して相対的に、という意味でも、日本語の声優さんの演技はとても良かったと思います。特にカーカンがジャックに説教する場面。カーカンが大嫌いになるレベルの素晴らしい演技でした。
クリア時間・クリア後
15~20時間くらいでしょうか。
クリア後は、エピローグのメインクエストが追加、裏ボスのような「六仮面」が登場。レジェンダリー武器のセンタヌス、伝説のエッセンス3つ、ザデウスからガターランドの腕輪が貰えます。強くてニューゲームはありません。
ネタバレ
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ゲーム内の専門用語のイメージ
用語が多すぎて訳分からんわってなったので、自分なりの解釈で綴っています。ややネタバレ注意。
マグナス:魔法を使える人間
トライアーキ:赤・青・緑の3つの魔法を使える珍しいマグナス。ゲーム内ではジャックとサンドラックが当てはまるっぽい。
アヴェウム:この世界全土のこと。傷跡が深まっており、崩壊の危機に直面している設定。
覆われたレルム:アヴェウムの大地の魔法の根幹部分のエリアの名前。
レイライン:魔法が流れ出て線状になっているもの。大地の傷跡が深まってアヴェウムのみんなが困っているストーリーなので、FF7のライフストリームみたいなイメージです。▢ボタンで乗れる。
フォント:覆われたレルムの中でも濃い部分。魔法の中核で最も濃密な部分で膨大なエネルギーという印象。サンドラックはこれを奪って世界を支配を目論んでいる。
ペンタサード:創造神みたいな存在。この像↑↑の元の存在。覆われたレルムにいる。
アエロリ:ルークをボスにしている牛みたいな種族の総称。ペンタサードの使いみたいな存在なので、ある意味で天使みたいな。人間と共存して魔法を活かす存在なのに、人間に虐殺された過去があって、現在は地下深くにいる。
マラダー:傷跡が広がる原因。魔法の悪性副産物みたいなイメージ。アエロリは吸収することが出来る。
ラシャーン:ルシウムと敵対する勢力・王国。ルシウム(主人公がいる)、オレメン、ケーリー、カルザス、ラシャーンの国があり、広がり続ける傷跡が不安視されている。
パラソン:騎士団の拠点
シュラウドフェーン:ゼルダで言うところの祠。謎解きやバトルにクリアするとHPが上がったり装備がもらえたりする。
グランドマグナス:マグナスのトップ→カーカンおばさんのこと
セレン:スラム街、ジャックの故郷
アリステヤ:マグナスの祖先のようなイメージ。古代アリステヤ遺跡など、各地に遺跡を残していたり。ストーリーではアリステヤマスターが登場して、ジャックに拘束石を制御する印を授ける。
カイリーリアン:??
シュラインフォージ:拘束石が作られた場所の名前。オレメン人が空島を作った時に古代アリステヤの地下鍛冶場から発見された、とのこと。
エヴァーウォー:魔法戦争
アルカナム:経験値
アセンション:レベルアップで得られるアビリティポイント
なんで僕がこんな用語の説明をしないといけないのか……(怒)。「パルスのファルシのルシがパージでコクーン」より酷い。ストーリーを理解させる気がない、と捉えられても仕方ない。
ストーリー
不死の騎士団に入って5年後。ジャックは任務の流れでサンドラックと遭遇。故郷を空爆して自分を孤児にした原因なので復讐を試みるも失敗。サンドラックは、かつてジャックと同じ騎士団にいたことを知る。
サンドラックを止める方法を知るために、有識者サデウスの居場所を突き止める必要があり、空島の図書館を調査して日誌を見つける。サデウスは火山エリアにいるが、そこに行くためにはアエロリが住むアンダードウェルを通る必要があった。そこでアエロリのボス:ルークと出会って案内してもらってサデウスに会う。
サデウスとの共有イメージのような世界で、拘束石が全ての原因だと知る。これを壊せばOKだが、ジャックは制御することを考える。そこにサンドラックの右腕が登場。
サンドラックの右腕の仮面が取れると、なんと死んだはずのルナだった。ルナは生きていた。ここは誰もが「知ってた」ってなると思います。ひねりがなくて残念でした。
アリステヤマスターに拘束石を制御するマークをつけてもらう。
サンドラックから拘束石を奪うことに成功したジャックは戦争に勝てると確信するが、カーカンに命令を無視したとめちゃくちゃ説教される。結果、拘束石を保管庫に戻す。
デヴィンにルナと話していたところを見られており、そのことをツッコまれてジャックは拠点を追われる(敵と通じてることは事実なので)。
サデウスが生きていて連絡してくるので会う。その情報を元にサンドラックがいる場所:カルザスへ向かう。
手負いのサンドラックを追うとルナがいて、カーカンのせいで戦争になったと聞かされる(ジャックはカーカンのやってきたことを知らなかった)。あなたは戦争に勝ったも同意だし拘束石も持ってるからもう良いでしょ、とやり取りしてたら、サンドラックが復活。ジャックたちの拠点へ襲撃をかける最悪の展開に。
カーカンは、サンドラックをラシャーンへ追放した過去を知る(ラシャーンに追放したら恨まれてるし死ぬやろ! とカーカンは考えたようだが、サンドラックはラシャーンを統一している)。
サンドラックは拘束石を取り返してデヴィンを殺害、さらにパラソンは崩壊。ジャックは1ヶ月意識を失う。
ジャックのことを兄弟と呼び、私こそがお前の生きる目的なのだ と。
親族とかそういう設定の話ではなくて、サンドラックに復讐する人生でしかないって意味だと思われます。どちらにしても拡大解釈やなあ……
一ヶ月後。ジャックは目を覚ますと、ルナに救われていたことを知る。魔法全体がサンドラックによって掌握→魔法を使える誰もが枷をされて使えない状態に。でも、アリステヤマスターに与えられた印のおかげで、ジャックはその枷を外せることに気付き、ルナの枷を外して二人で脱出。
カーカンは、ラシャーン軍のレイラインに毒を入れてマグナス(魔法使い)が生まれないようにしたとルナから聞かされる。
また、暴君へと変わってしまったサンドラックをルナと倒すことに……と思いきや、ラシャーンにも帰れずルシウム人にも戻れないルナは離脱……。なんでだよ
広がる傷跡の修復にはトライアーキであるジャックが必要とのことで、サンドラックにもてなされる。その場にカーカンがいて捕虜にされていた。よくよく聞くと、自国云々じゃなくてアヴェウムのために協力せざるを得ないとのこと。
ジャックは傷跡を治しに、サンドラックはペンタサードを殺す計画で、覆われたレルムへ行ってペンタサードと話す。ペンタサードはアエロリを生み出し、そのボスのルイスは元々人間に協力的だったが、人間に仲間を虐殺されてしまった過去がわかる。
傷跡を治しに来た、とペンタサードに語ったジャックは、覆われたレルムからルークの元に投げ出され、ルークに協力を要請する。傷跡が広がる原因になっているマラダーを吸収してくれ、と。
マグナスがレイラインから取った魔法を、アエロリが元の場所に戻すのが世界の理っぽい。でも、人間がアエロリを虐殺したから傷跡が生まれたと。だから、ルイスに協力を要請して、傷跡の修復&サンドラックを倒して、世界を救おう、と。
でも、カーカンはこの計画に強く反対。失敗したらアヴェウム全土が壊れるからこのままの方が良い的な。
しかし、カーカンはサンドラックの降伏した(捕虜だと思ってたけど降伏してたっぽい)とのことで、トップがゼンダラに変わる。カーカンはラストバトル直前で除団? というかどこかへ消える。ゼンダラとジャックはサンドラックを倒しに向かう。
拘束石をサンドラックから奪った段階で破壊していれば、デヴィンは死なずに済んだという意味
ルナはほぼシールド役
サンドラックとの対決。半分くらい削るとジャックが絶体絶命の危機になる演出が強制的に入り、ルナが参戦してくる。サンドラックを倒す。
ジャックが拘束石を使って爆発し、回復の儀を行う(論理的によくわからない)。傷跡の成長は止まって縮小の兆しはあるが、ジャックは犠牲に……
と思いきや、ジャックは生還。ペンタサードによって助かったとのこと。
その後のアヴェウムは、サンドラックの支持者が暴徒化している。カーカンは別の国にいて、DLCなどで反乱してくるなど描かれるかもしれません。あと、人間はアエロリと共存していく世界になったようです。
北の法廷に戻り、新しい外務大臣になる可能性が高そうとのこと。
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攻略情報
通しプレイ
どうやって進むの? ってなった時は大抵R2長押しを見落としがち。
おすすめ強化
最初は青でピュンピュンやってたんですけど、最後らへんは赤一択でした。赤の何が良いかと言うと、最高火力&アーマー(スキルツリーでの)強化です。敵を引き寄せるなどして近接がメインになりますが、一撃で倒せるのがデカイ。シールドを張って近づいて赤でもOK。
敵の攻撃が強すぎて中盤~は本当にキツイ。アーマー値は最優先で上げましょう。
アップグレードに必要な伝説のエッセンスは6~8個くらい手に入りました。もちろんアーマー・赤の強化を優先。
牛を台に載せる
牛をスタンさせて重石代わりにしてドアを開ける。このエリアは、牛もそうですがザコ敵が強すぎてものすごく大変でした。幽霊みたいな色に合わせて攻撃しないと倒せない敵が面倒くさすぎる。
詰まった人は……
地図を見て、シュラウドフェーン(ゼルダで言うところの祠)に行くのがおすすめ。HPを上げたり、装備をゲットしたり出来ます。
ただ、メインストーリーの進路上に置いてある宝箱から、進行状況に応じたそれなりに強い装備が手に入ります。レジェンダリーが入っていたり、伝説のエッセンスが入っていたり。全ての装備をレジェンダリーで揃えるのはクラフトしないと難しいですが、シュラウドフェーンは見つけたら行く、くらいの感じで良いかと思います。
まとめ
発売が遅れて、更には1万円近くしてコレか……というのが偽らざる感想でした。具体的には、ゲーム内用語を連発しておいて大半が説明不足、バトルがやや単調、ボリュームも少なめでサブクエスト0の一本道など、、、ですね。
おすすめポイントも(他作品と比較して相対的に)特にないのが辛いところで、、、強いて言うならば、『ホグワーツレガシー』や『ゴーストワイヤー:トーキョー』、『FORSPOKEN(フォースポークン)』などをクリアして面白かった場合にのみ、その人の趣向によってはおすすめ出来るかもしれない……といった具合です。直接話を聞いてその人をある程度理解しないと、おすすめ出来ないですかね……。
★あくまで僕個人の感想・評価です
(20244年4月2日~追記)PSPlusで無料でプレイ可能です!
【PSPlusフリープレイ】おすすめ59選~神ゲーからクソゲーまでジャンル別に紹介 – 僕の人生、変な人ばっかり!
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コメント
このゲームは大きく意見分かれると思う。
この記事の作成者さんは単調で収集要素もなく不満が大きかったらしいけど自分は逆。
戦闘は数々のスキルで工夫のしがいがあり、宝箱などの隠しアイテムの収集要素が豊富でボリューム満点に感じた。マップの作り込みもやばすぎていい意味でドン引きしたわ。
おそらくこの筆者さんはウィッチャー3がだめな人。あれも神ゲークソゲーで評価が大きく分かれる作品だしね。
自分はまじで大満足。このゲームの製作者は多分メトロイドプライムのファンじゃないだろうか。全体的にそんな雰囲気がギチギチに詰まってた。
名無しさん
非常に興味深いコメント、ありがとうございます。
実はウィッチャー3もメトロイド(ヴァニア全般)もそこそこ好きなんです笑。ただ、大好きかと言われるとそうでもなく。世界観の好みという点では、やや芯を外れているのも確かです。
名無しさんの言葉を見て思い返したのですが、マップの作り込みは確かに感じたことを覚えております。特に、図書館に行く過程と内部の探索などは面白かった記憶がありますね。
自分の記事を見返すと、結構辛口なことを綴ってて恥ずかしくなります。
当時の僕は、ダウンロード版の金額が許容できず、それにとにかくイライラしてたんでしょうね……笑
異なる意見を綴っているにも関わらず、健全なコメントをいただき、ありがとうございました!とても嬉しかったです。