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【MOE絵本屋さん大賞2020】受賞作・新人賞・パパママ賞まとめ

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2020年12月28日に発売されたMOE (モエ) 2021年2月号の特集「第13回MOE絵本屋さん大賞2020」の概要とランキングの紹介記事になります。また、新人賞やパパママ賞の他に、歴代受賞作を紹介した記事なども。

 

 

MOE絵本大賞2020

全国の絵本屋さん3000人に聞いた年間ランキング! 第13回MOE絵本屋さん大賞2020 全国の絵本屋さんが選んだ「2020年、もっともおすすめしたい絵本」がついに決定! 2020年の絵本ランキングはいかに!? 受賞作家へのインタビュー、絵本屋さんたちの推薦レビューを通して、受賞作品の魅力をたっぷりとお届けします。

同時発表の「新人賞」、幼児向け絵本を対象にした「パパママ賞」、 MOE読者のアンケートで選ばれた注目の絵本作品にもご注目ください。

この記事では、第13回MOE絵本屋さん大賞2020の1~15位のみ紹介します。詳細は本誌を読むことを強くおすすめします。

一つ一つの作品の解説、受賞作家インタビューやアトリエの様子、選んだ基準などがわかる座談会、本屋さんの紹介など多岐に渡っているからです。ただ、本誌が売り切れで入手しづらいので、そういったかたの助けになればと考えて記事を書いています。

 

1位:あつかったら ぬげばいい

「ヘトヘトにつかれたら」 「ふとっちゃったら」 「だれもわかってくれなかったら」 「せかいがかわってしまったら」…。 子ども、大人、おじいちゃんのさまざまな疑問に痛快に答える! 大人も子どもも楽しめる、ヨシタケ式心を緩める絵本。くすっと笑えて気持ちがラクになる! とメディアでも大きな話題に! 大切な人への贈り物や、お守りのように側に置きたい1冊です。 

 

2位:パンどろぼう

まちのパンやから サササッととびだす ひとつのかげ。 パンがパンをかついで にげていきます。 「おれはパンどろぼう。おいしいパンをさがしもとめる おおどろぼうさ」 パンに包まれた、その正体とは――!? お茶目で憎めないパンどろぼうが、今日も事件をまきおこす!第11回リブロ絵本大賞 大賞 第1回TSUTAYAえほん大賞 第1位 第13回MOE絵本屋さん大賞2020 第2位 

 

3位:の

「の」はいつも、ことばとことばのすきまにこっそりいます。でも、ふだんは目立たない、この「の」には不思議な力があったのです。その不思議な力がことばをつなぎ、ことばとことばが思いがけない出会いをはたしたとき、そこには見たこともない景色があらわれ、聞いたこともない物語がはじまります。「わたしの お気に入りのコートの ポケットの中のお城の いちばん上のながめのよい部屋の 王さまのキングサイズのベッドの……」。「の」は「わたし」と「王さま」を、「猫」と「太陽」を、「ここ」と「あそこ」を、「いま」と「むかし」を、そして、「あなた」と「わたし」をつなぎます。「の」は「ことば」と「ことば」をつなぐことで、「物語」と「物語」、「世界」と「世界」を橋渡しし、そうしてつながった、物語や世界は、それぞれがかぎりないひろがりを持っています。さあ、この絵本を開いて、不思議な「の」が導く、終わらない旅に出かけてみませんか。

 

4位:ねこは るすばん

にんげん、でかけていった。ねこは、るすばん。とおもいきや……? 猫だってカフェに行くし、身だしなみを整える。──あなたのしらない猫の世界。「ねこがおとなしく、るすばんしてるとおもうなよ」。 

 

5位:ノラネコぐんだん カレーライス

累計150万部の大ヒットシリーズ最新刊! ジャングルの開放感あふれる佇まいが素敵な「ワンワンカレーライス」が舞台です。 今回は、なんと屋根の上からお店をのぞくノラネコぐんだん。夜が更けるとお店に忍び込み、大量のシーフードカレーを作りました。「カレーライス かんたんだったね かんたんだったよ」と得意げなノラネコたち。 でもその背後には、「ガルル、いいにおい……」と、暗闇に光るふたつの目が――!? 

 

6位:ママはかいぞく

ぼくのママは かいぞくなんだ。 ふねのなまえは 〈カニなんてへっちゃら〉ごう。 もう なんかげつもまえから ママは たからのしまを めざして、 かいぞくなかまと そのふねで たびをしている。 たびから かえってくると、ママは いつも とてもつかれているみたい。 このえほんには、もうひとつのおはなしがかくれています。 主人公の少年のママは、日々、海賊の仲間たちと宝島を目指して航海に出かける。 帰宅すると具合が悪そうにぐったりするママ……。日に日に元気がなくなり、 食欲も落ちていくが、宝島を見つけた日を境に元気を取り戻していく。 一見、たわいないストーリーだが、裏の真のストーリーに気づいたとき、 感動が押し寄せてくる。類のない、大人も楽しめる仕掛け絵本。 フランスで話題に。 

 

7位:ねぐせのしくみ

ヨシタケシンスケ最新刊!ねているあいだに、なにがおきてる!?もしかして「あのひとたち」におなかをまるだしにされたり、いろんなねぐせをためされたりしているのかも!「あのひとたち」のしわざを想像してみると、世界が愉快にみえてくる! 

 

8位:わたしのわごむはわたさない

ゴミ箱の横にわごむが落ちていた。お母さんに「ちょうだい」って聞いたら「いいよ」だって。やった!このわごむは、わたしのだ!! わたしはずっとほしかったの。お兄ちゃんのおさがりでもない、みんなで仲良く使うものでもない、ちょっとだけかしてもらうものでもない、わたしだけのものが。 今日はわごむといっしょにお風呂に入るし、夜はもちろんいっしょに寝るわ。そして、大人になったら、このわごむでおしゃれを楽しむつもり。この先わたしがもらうたくさんのラブレターも、このわごむで束ねるの。世界中の悪い人をこのわごむで捕まえてもいいわ。それに、宇宙人がきたらこのわごむでやっつけて地球を救うわ。 この本を読んだら、きっとあなたもわごむがほしくなる!?ヨシタケシンスケのユーモア絵本。

 

9位:やねうらべやのおばけ

もうずっとながいこと、古い家の屋根裏部屋でひとりでくらしてきたおばけがいました。おばけは体を小さくすることもできるし、ガラスのように透き通ってみえなくなることもできます。もちろん飛ぶことだって! でも、屋根裏部屋の外に出るのは少し怖くて、ほとんど外に出たことはありませんでした。でもある夜、あんまり月がきれいだったので、外に飛び出して家の周りを一周分だけ、夜空を飛んでみました。すると、次の日から、この家に住む小さな女の子が屋根裏部屋にやってくるようになったのです。おばけは、せっかく自分一人で居心地が良かった部屋なのに、とごきげんななめです。女の子がこなくなるように、みえなくなってつついてみたり、紙袋をかぶって飛んでみたり、おばけならではの技であれこれとやってみるのですが……。木炭鉛筆で緻密に描かれた絵本です。 

 

10位:もしものせかい

「やあおはよう。とつぜんでもうしわけないんだけど ボク もしものせかいにいくことになりました----」 いつもいっしょのあの子がどこかへ行ってしまう。 どうして君なの? どうして今なの? 大事なものを突然失ったとき、思いがけない別れが訪れたとき。 心にぽっかりと空いた穴は、どうやって埋めたらいいんだろう。 なんども読み返したくなる優しい物語。 ヨシタケシンスケの新たな世界が広がる絵本! 

 

11位:こどもたちはまっている

今日も水平線から日が昇る。いつもの風景、季節の移ろい、突然の雨、特別な夜。 繰り返す日々のなかで、みんな、いつもなにかを待っている。 船が通るのを、貨物列車を、雨上がりを、夜明けを……。 国内外で活躍する荒井良二の新しい代表作が誕生!

 

12位:なんだろうなんだろう

「いってきまーす」いつものように学校に向かうぼく。 途中で会った友だちのお母さんから「学校どう?たのしい」?って聞かれた。 「そう言われてみると、学校ってなんだろうね。あれ、たのしいってどんな気もちなんだろう…」 友だちって?しあわせって?立場って? ふとした瞬間にうかぶ、12の「なんだろう」を徹底追究。 抽象的で漠然としたテーマを、しなやかに、具体的に、ユーモアたっぷりに描きます。

 

13位:ぼくだってとべるんだ

<あらすじ> 「ペンギンは空を飛ばないんだ」とパパに言われても、一生懸命羽ばたく練習をする幼いペンギン。でも、誤って海の中へ。ペンギンは助けに来たパパといっしょに海の中を泳ぎまわりました。ペンギンは言います。「ぼく、海の中で飛んだんだね」。空ではなく海を飛べる――それは、ペンギンであることの証。 <クラウス・フリューゲ賞ノミネート作品> クラウスフリューゲ賞は、イギリスの出版社Andersen Pressの創設者であるクラウス・フリューゲ氏の名前を冠した賞。 有望な新人絵本作家の発掘で、注目の新人作家16名がロングリストに選ばれます。その後、審査員による審査により、ショートリストに5名が選ばれ、最後に5名のなかから受賞者が1名選ばれます。なんと『ぼくだってとべるんだ』は2019年のショートリストまで残ったんです! <かわいい子ペンギンが魅力> 子ペンギンの愛らしさが柔らかい絵のタッチでふんだんに伝わってきます♪ 読み聞かせに最適な語り口で親ペンギンの立場になり切れます!  

 

14位:ドン・ウッサ ダイエットだいさくせん!

「ネコノヒー」「スキウサギ」などヒット連発の人気漫画家・キューライスの人気絵本シリーズ第2弾がついに登場。 プクプクおなかの大親分ドン・ウッサが3羽の子分をしたがえ、すらっとしたイケメンウサギをめざし前代未聞の大作戦をくり広げます。 たっぷり笑えて、でもなんだかキュンとする、おとなからこどもまで、みんなで楽しめる一冊です!

 

15位:おくりもの

春の森で、動物たちがお互いをぎゅとしながら挨拶をしています。でも、ハリネズミくんはそれができません。とげとげしたハリが嫌いでした。けれど、あるきっかけから「嫌い」を「好き」に変えるため、自ら働き始めます。それは「おくりもの」のかたちになって巡っていきます。 

 

パパママ賞

0~6歳向けの絵本が対象。絵本屋さん大賞ノミネート作品から、中学入学前のお子さんのいるパパ・ママの投票で選出した5作品です。

 

1位:ノラネコぐんだん カレーライス

累計150万部の大ヒットシリーズ最新刊! ジャングルの開放感あふれる佇まいが素敵な「ワンワンカレーライス」が舞台です。 今回は、なんと屋根の上からお店をのぞくノラネコぐんだん。夜が更けるとお店に忍び込み、大量のシーフードカレーを作りました。「カレーライス かんたんだったね かんたんだったよ」と得意げなノラネコたち。 でもその背後には、「ガルル、いいにおい……」と、暗闇に光るふたつの目が――!?

 

2位:おにぎりをつくる

おにぎりだいすき!おいいしいね!ごはんをぎゅぎゅっとにぎったら、生きる力がわいてくる!ごはんを炊いて、塩おにぎりがひとつできたよ。ひとりで留守番をしているこどもたちにも、忙しいおかあさんにも、おにぎりはいちばんの味方。5歳でもつくれる、ほっかほかの提案です。料理家・高山なおみから子どもたちへ贈る写真絵本。

 

3位:しろくまきょうだいのおべんとうやさん

ポール&ノエルのなかよし兄弟が、町でお弁当屋さんを開きます。 すると、ねずみさんにレッサーパンダさん、ペリカンさん……次々とお客さんがやってきます。 リクエストに応えて、ふたりはどんなお弁当を作るのでしょう? 前作『しろくまきょうだいのケーキやさん』が「かわいすぎる!」と大反響の人気シリーズ続編。

 

4位:わたしのわごむはわたさない

ゴミ箱の横にわごむが落ちていた。お母さんに「ちょうだい」って聞いたら「いいよ」だって。やった!このわごむは、わたしのだ!! わたしはずっとほしかったの。お兄ちゃんのおさがりでもない、みんなで仲良く使うものでもない、ちょっとだけかしてもらうものでもない、わたしだけのものが。 今日はわごむといっしょにお風呂に入るし、夜はもちろんいっしょに寝るわ。そして、大人になったら、このわごむでおしゃれを楽しむつもり。この先わたしがもらうたくさんのラブレターも、このわごむで束ねるの。世界中の悪い人をこのわごむで捕まえてもいいわ。それに、宇宙人がきたらこのわごむでやっつけて地球を救うわ。 この本を読んだら、きっとあなたもわごむがほしくなる!?ヨシタケシンスケのユーモア絵本。

 

5位:みんなのおすし

おもしろくて、ちょっとこわい? おなかを空かせたお客が集まる、すし屋のお話 ここはすし屋さん。きょうもすし職人ははりきってすしをにぎります。お客さんはお仕事帰りのおじさんに、なかよし親子。不思議なお客さんもやってきて、最後はすし職人の秘密が明かされます。 この作品を手掛けたのは、食と人をテーマに創作活動を続ける、はらぺこめがね。リアルでおいしそうなイラストと、色彩豊かなキャラクターが人気のユニットです。本作では、大胆な絵変わりがおこる仕掛けが、さらにふたりの魅力を高めています。想像をかきたてるようなオチも印象的です。大人も子どももたのしめる、すし仕掛け絵本です。

 

新人賞

全国の絵本屋さんがいま注目している新人作家は!?

 

1位:INSECT LAND(インセクトランド)ホタルのアダムとほしぞらパーティー

子どもたちに昆虫の世界の多様性、自然界の豊かな姿を伝えたいと企画されたのが、この「INSECT LAND」シリーズです。シリーズの一作目は、ヒメボタルの男の子のアダムくん。はずかしがりやで、できたら目立ちたくないけれど、びっくりしたり、ドキドキしたりすると、どうしてもおなかが光ってしまいます。そんなアダムくんが、ほしぞらパーティーで体験することとは? 昆虫たちの心あたたまるエピソードには、子どもたちの生きる力を育むヒントが隠されています。 文部科学省から「こどもの教育応援大使」を委嘱されている香川さんと、アニメーションアートディレクターとして注目を集める、フランス人アーティストのロマン・トマさんとの初めての昆虫絵本シリーズが始まります! 

 

2位:あめかっぱ

その日は朝から雨。お母さんは急ぎの用ができてしまい、出かけるしたくをしています。そこへピンポーンとベルが鳴り、なおちゃんが玄関をあけてみると、「どうも、かっぱです」と、緑色のおかしな生き物が立っているではありませんか! お母さんは「かっぱさんとお留守番しててね。きっとすごーく楽しいから」といって出かけてしまいます。こわくてテーブルの下に隠れたなおちゃんに、かっぱが声をかけました。「なおちゃん、今日はピクニックびよりですよ。」「雨なのに?」「雨だから。」 雨音に耳をすましたり、雨がいっぱい降らないと辿りつけない秘密の場所で遊んだり、雨に洗われた景色を見ながらおやつを食べたり……かっぱが案内する雨の日のピクニックは、すてきなことがいっぱい! 最後には「雨の日にみんなで雨やどり。これ、最高のぜいたくです」というかっぱの言葉が、しっとりと味わい深く心に残ります。 すみずみまで精密で、かつスケール感のあるファンタジックな絵が目にも楽しい、作者渾身のデビュー作です。 

 

3位:はっはっはくしょーん

 続々大重版! 全国の幼稚園・保育園1000人の子どもたちとつくった絵本 いたずら好きの くしゃ虫くん かめさんに ぶ――ん はっ はっ はっ・・・ はくしょ――――ん! 全国の幼稚園・保育園で読み聞かせを実施しつくった絵本。「次はどうなるのかな?」と子どもたちの想像力がふくらみ、コミュニケーションがうまれます。 さあ、みんなでいっしょに はっ はっ はくしょ――――ん!

 

4位:Mou

森の家で病気のおじいさんと暮らす女の子トット。ある冬の夜、突然訪れた不思議な生き物ムー。寒そうに震えるムーをトットは一晩泊めてあげることに。次の日、森の奥へ向かうムーを追いかけて行ったトットは不思議な光景を目にしますが… 

 

5位:にんじゃいぬタロー

<人気作家がつぎつぎと誕生、注目の講談社絵本新人賞受賞作品!> ある日、ケンタのうちに、ふろしきをせおったあやしい犬がやってきた。 その犬は、いっしょうおつかえする、とのさまをさがしているという。 ひとりといっぴき、とのさまをさがそうと、にんじゃ修行をはじめるが…… 犬との楽しいシーンがいっぱい! 読み聞かせにぴったりです。 

 

その他の賞も

本誌には、

世界の絵本賞

などの世界の絵本賞を受賞した作品の紹介や

 

2020年の絵本売り場の動向

書店の売上から見た動向

 

などの受賞作も、MOE (モエ) 2021年2月号には掲載しています。

 

歴代受賞作一覧も

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