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【大阪造幣局の桜】昼と夜の比較など(写真150枚くらい)

旅と写真花の名所・名水など

【2024年4月7日 2024年の開花状況など 追記・更新】

今年で140年目を迎える大阪造幣局の桜の通り抜け。2023年4月の昼の様子と、夜のライトアップ時の様子をそれぞれ写真で紹介しています。また、予約のコツ・予約時間に遅れそうな時の対応なども。

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就職できずに当時薬学生だった彼女のヒモを経て、ブロガーに(15年の交際を経て結婚!)。エンタメ分野のレビュー、感謝を綴ったエッセイが好評。当時の内容を綴ったノンフィクション小説「薬剤師国家試験に落ちた彼女を、僕は隣で見ていた」が電子書籍化しました!

大阪造幣局 桜の通り抜け とは

毎年4月中旬頃の桜の開花時には、造幣局構内旧淀川沿いの全長約560mの通路を一般花見客のために1週間開放しています。

現在、造幣局にある桜は、関山、松月、普賢象、楊貴妃などの八重桜が主(大半は遅咲きの八重桜)で、満開時の美しさはたとえようもなく、明治16年に開始した「通り抜け」も昭和58年春には100年を迎え、今では浪速の春を飾る風物詩として、人々に愛されています。なお、大手毬、小手毬などは、他ではめったに見られない珍種と言われています。

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令和6年4月5日(金曜日)から4月11日(木曜日)までの7日間

  • 平日は午前10時から午後7時30分まで
  • 土曜日・日曜日は午前9時から午後7時30分まで

結論から言うと、個人的には断然昼がおすすめです。所要時間:昼は一時間ほど、夜は20分ほどでした。

 

昼の様子(11時50分~)

事前予約制で、スマホに届いたメールのQRコード画面を見せることで入場します。人はめちゃくちゃいて、桜の撮影にどうしても人が入ってしまうくらい。どうしても桜だけを撮りたい場合は朝イチということになりますが、それも大行列だそうです。

 

パンフレットはこんな感じ。品種の詳細も載っていて、情報量が多いです。配布があったのはお昼だけでした。桜の人気投票を行っており、対象は17種48本。投票の対象漏れした品種が個人的には好きだったりしました笑。

 

関山(かんざん)

 

林二号

 

2つの通路を跨いだ3エリアにびっしりと桜が咲いていて、圧巻の景色でした……!! 枝に触らないで下さい~とか、NMB48の方の紹介アナウンスなどが流れていました。

 

 

法明寺

 

帆立

 

八重曙

 

妹背

 

紅手毬

 

東錦。桜の通り抜け全体で2本しかない品種ですが、個人的に結構好きでした。15~20枚の大輪の優雅な品種。

 

読み取った瞬間に投票されますが、面白いシステムだと思います。つまり、去年の投票によって松月という品種の桜が今年の花に選ばれた、ということですね。こういう試みもまた毎年来たくなるような気持ちにさせてくれるのでしょう。

 

平野撫子。京都の平野神社の境内にある桜。

 

静香。白い色が際立っており、香りも良い感じ(例えられない)。北海道の松前街で「天の川」と「雨宿」から育成されたとのこと。「天の川」と「雨宿」もありましたが、静香に惹かれました。

 

泰山府君

 

糸括

 

紅提灯

 

松月。東京荒川堤にあった名桜で、平野神社の平野撫子に似ています。花は最初淡紅色で、次第に白色となり、花弁数は25枚程で、葉化雌しべがあります(パンフレットより)。今年の花ということで、記念メダルにもなっていました。ライトアップ時もライトがよく当たっていましたね。

 

道は一方通行ですが、如何せん人がうじゃうじゃいるのでマジで迷子注意です。

 

 

 

紅玉錦

 

入口付近を抜ければ人の多さはこんな感じ

 

松前紅紫

 

造幣局に訪れた人ならば、関山は確実に覚えるでしょう。そう言い切れるくらいの存在感があり、数も最も多かったです(パンフレットを見ると60本と断トツトップ)。力強くパワフルな印象です。

 

緋桜

 

 

蘭蘭

 

園里黄桜。通り抜けの中の桜にしては色彩が鮮やかでないことで目立っていました。黄桜ってあまり見たことがなかったので印象深かったです。

 

松前琴糸桜

 

 

あまりにも一本一本見応えがあったので、中門を通る頃には疲弊してました……。気温も高かったので、お昼は熱中症には注意です。途中で座るエリアがないのが難点(縁石に座るのはご遠慮くださいとアナウンスが流れてる)。

 

朱雀

 

 

夕暮

 

林二号は入口付近のものではなく、中門を過ぎたあたりのものがスゴかったです。林さんスゴイ。

 

楊貴妃

 

紅手毬はかわいかったですね。花がかわいいという表現が正しく感じるくらい、相対的にもかわいい。

 

 

林一号。二号と見比べることもおすすめ。投票対象に入れても良いと思うんですけどね。

 

側道にも花が植えられていたり。

 

 

 

松前八重寿

 

江戸

 

 

渦桜

 

兼六園菊桜

 

手毬

 

出口まで560メートルですが、大半の人は桜をあちこち見て回るため1キロ以上歩くことになると思います。疲れた足で駅まで10分~歩くのは結構大変だと思うので、タクシーの利用をする人もいました。

 

ライトアップの様子(19時~)

ライトアップ自体は17時ころから始まるそうです。19時30分に閉局します~というアナウンスが鳴り響くので、18時半~が個人的におすすめ。

 

閉局の時間まで売店は開いています。

 

閉局の時間も近いということもあり、昼よりも人は少なめ。

 

このライトだけでは光量が足りない印象でした。

 

 

このオブジェ何やったんやろ……と疑問に思いながら記事を書いています。説明もなかったので、もし知ってる方がいたら教えてください。

 

「今年の花」松月は相変わらず大人気。ライトもしっかり当たって存在感抜群でした。松月くらい他の桜にもライトが当たっていたらなあ、、、と。

 

 

このブログで何度か言及していますが、ライトアップってやっぱり難しいな……と。必ずしも綺麗にライトが当たっているとも限らないですし、その年によっても違うので。

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大阪城も見えます。お花見を楽しんでいるグループの方もちょこちょこ見かけました。

 

屋形船も風情があって◎。

 

売店の様子

入ってすぐのところにある売店には、記念メダルなどが売っています。ちなみに、1000万円以上する金メダルはすぐに売れるそうです。お金持ちってやっぱり良いなあ、、、としみじみ。

 

出口付近にも売店があります。こちらはせんべえなどを売っていました。

 

募金をしよう!

桜の通り抜けの始まり
造幣局の現在の所在地の辺りは、昔から景勝の地として名高く、春は桜、夏は涼み舟、秋は月など四季折々のにぎわいを見せ、特に春の桜は有名で、対岸を桜ノ宮と呼ぶにふさわしく、この地一帯に桜が咲き乱れていたと言われています。造幣局の桜は、明治の初めに藤堂藩の蔵屋敷(泉布観の北側)から移植され、品種が多いばかりでなく、他では見られない珍しい里桜が集められていました。明治16年(1883年)、当時の造幣局長 遠藤謹助が「局員だけの観桜ではもったいない。大阪市民の皆さん方と共に楽しもうではないか。」と発案し、満開時の数日間構内川岸を開放して一方通行による通り抜けが始まりました。

桜の通り抜けの歴史ですね。全然知らなかったのですが、なんと明治時代から続いているそう。

 

来年は現金を持って来ようと誓ったのでした……(クレカと電子マネーばかりですみません)。

 

アクセス

京阪本線:天満橋駅の13番出口から徒歩がベストだと思います。階段を登ると、案内の方が誘導してくださっているので迷うことはないでしょう。

 

桜の通り抜けの看板や案内板を持った方々がいます。すごい賑わい。マジでお疲れ様です……!!

 

造幣局 : 桜の通り抜け(大阪)

駐車場はありません。また、入口付近は交通規制をしており、車両進入禁止になっていました(ライトアップの時間には解除されていたので、注意してください~とアナウンスがありました)

 

その他

時間に遅れた場合……コールセンターの人の対応と、現地の方の対応はやや異なる印象でした。予約制になっているため、時間を守って入場することが大前提です。

大きな声では言えませんが、時間に遅れても大丈夫です。10分程度ならば何も言われませんし、30分程度でも大目に見ていただけます。現地ではよりおおらかというか。また、お客様相談センターっぽいところもあるので、大幅に時間に遅れてしまった場合などは相談すると良いでしょう。

飲食(ペットボトルなどの飲み物はOK)、三脚やドローンは禁止されています。

 

トイレは常設と仮説のものがありました。

 

そう言えば、エレガンスみゆき(品種)はなかったですね……。

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予約の取り方のコツ

sakura2024.mint.go.jp

申込み専用ページに名前・アドレス・電話番号を登録して枠を取る必要があります。枠が埋まっていても頻繁空きが出ますし、直前になると1人や2人の空きは秒単位で更新されるので、最後まで諦める必要はないと思います。

具体的には、リアルタイムの12時を過ぎると、12時~12時30分までの枠が空いたりしてました。

これは2024年向け&同じシステムだった場合になりますが、、、

数日前にどうしても取りたい方におすすめは、GoogleChromeの拡張機能:Page Monitorがおすすめ。オプションから希望の日程(僕は4月11日でした)をモニターに設定し、チェック間隔を5秒に設定。ページが更新されると通知してくれる+Chromeで名前や電話番号を自動入力すれば、割りと簡単に取れました。

パソコンに張り付いていないといけないのはマイナスですので、予約開始時刻に取れるに越したことはないですが。参考にならなかったらすみません。

Page Monitor – Chrome ウェブストア

 

2024年は満開時に見れないかも……

僕が行ったのは5日でしたが、本当に悲しくなるくらい咲いてませんでした。2024年は、桜の開花状況が地域によってバラバラです。

ただ、例年通りの期間だと11日までなので、満開時に通り抜けることは出来ないでしょう……。

 

まとめ

めちゃくちゃ楽しかったです……!! 来年もまた行こうと強く思いましたし、八重桜中心とのことで開花のタイミングが他の名所よりも遅い点が本当に素晴らしいと感じています。

ただ、足がものすごく疲れましたね。熱中症にも注意して楽しんでください★

旅先で執筆した記事のため、内容がやや雑で申し訳ありません(PCのバッテリーが切れそう)。後日追記します。

 

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