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【LOOP8(ループエイト)】クリアした感想・評価を綴る(ネタバレ超注意)

【2023年12月1日 追記・更新】

2023年6月1日に発売したNintendo Switch™ / PlayStation®4 / Xbox One / Steamソフト『LOOP8(ループエイト)』をクリアした感想・評価などを綴っています。項によってはネタバレ注意です。

 

LOOP8(ループエイト) とは

この世界は「選択」の連続だ。

『LOOP8(ループエイト)』は、どこか懐かしい日本の片田舎<葦原中つ町>(あしはらなかつまち)を舞台に、主人公・ニニが8月の1ヶ月間を繰り返しながら、仲間たちとともに人類を脅かす厄災<ケガイ>と戦うジュブナイルRPGです。

loop8.marv.jp

プレイ人数:1人

ジャンル:ジュブナイルRPG

CERO:B

この記事で利用している画像の転載・配布は禁止いたします。Ⓒ2023 Marvelous Inc.

株式会社マーベラス(以下「弊社」)の提供する『LOOP8(ループエイト)』からキャプチャーした映像および静止画(ゲーム内BGM含み、以下「プレイ動画」)を利用したインターネット上での動画や静止画等の投稿、生放送配信(以下、「投稿」)は、個人使用かつ非営利の目的に限りご利用頂けます。

 

クリアした感想・評価

どんなゲームなのかわかりにくい

「日常」を暮らし、「非日常」を戦う
あなたは、主人公・ニニとなり、「日常パート」と「非日常パート」をくり返しながら1983年8月の1ヶ月間を過ごします。本作では、独自のエモーショナルAI<カレルシステム>によって、キャラクターの感情や人間関係は常に変化していきます。
このため、プレイヤーごとに発生するイベントやセリフが異なり、文字通り「あなただけの夏」を体験することができます。

プレイをある程度して思ったこと。それは、どんなゲームなのか分かりにくい ということでした。簡潔にストーリーも含めた流れを説明すると、、、

ケガイと呼ばれる世界を滅ぼす神がいて、悩みなどを抱えるキャラに取り憑いて闇落ちさせてモンスターになる。そのモンスターは『サイレントヒル』の裏世界みたいなところにいて、取り憑いて数日で開花すると世界が崩壊する。

ククノチというケガイが言っている依代というのは、乗り移ったキャラのこと。バトルは裏世界で行うので暗めの色調が基本

 

プレーヤーは主人公ニニ(読み方:にに)を操作して、ケガイが取り憑いたキャラを見つけて裏世界へ行き、世界崩壊前にモンスターを倒す。倒した後にとどめを刺すことも出来るが、おそらく正史としては、主人公の「見鬼の才」という能力でケガイだけを浄化してキャラを助けるような流れ。

ニニ君が「見鬼の才」を発動するとこんな感じに変身。ケガイを倒し続けることで、果たしてニニ君はこの世界に希望を見つけることが出来るのか!? みたいな

ケガイを倒した後は世界崩壊までの日程が伸びるので、この流れを繰り返して8月を生き延びることも目標になります。これがいわゆる概要欄の「非日常パート」なのですが、ゲームボリュームの割合で言うと3割くらい。

 

残り7割は、「日常パート」。キャラに話しかけまくって、人間関係を築くことになります。「日常パート」は自由度が高く、朝起きて学校行って授業を受けるのも良し、筋トレ・タイヤ引き・勉強などをしてステータスアップするのも良し、特定のキャラと仲良くなってデートするも良し、といった感じ。

■ノスタルジーで懐かしさを感じる世界観
古き良き日本の夏を感じさせるレトロな町並みは、そこにいるだけで懐かしさを感じることができます。また商店街では定食屋などで回復もできるため、お店を活用しながらキャラクターたちと絆を育むことが可能です。

 

MAPはすべてつながってはいるものの、目的のキャラがいるところにファストトラベルすることが基本でしょう。グラフィックレベルも踏まえて、『夏色ハイスクル★青春白書(略)』みたいな感じですかね……。移動はダッシュが出来ずに遅いので、割とストレスあり。

 

登場キャラに片っ端から話しかけて仲良くなることでイベントが発生するので、イメージとしては『ときめきメモリアル』(未プレイですが)みたいな感じでしょうか。画像二枚目は主人公のニニ君が他のキャラにどう思われているかが分かるグラフ。三枚目は本作におけるコミュニケーション「提案」の選択肢です。ギャルゲーっぽいのかな?

 

教室で勉強すれば「学力」のステータスが上がります。剛力・敏捷・魅力などのステータスがあり、そのどれもが「日常パート」「非日常パート」で役立つ感じ。また、町の特定の場所を調べたりキャラと仲良くなると、画像二枚目のモモンガから加護を受けられ、画像三枚目のように+補正の恩恵があります。

 

だいたいこんな感じですかね、、、話しかけまくる→人間関係強化→個別イベントや加護を受けつつ、シガイが憑依した依代になっているキャラを見つけて裏世界でモンスターを倒して助ける というのが流れ。

なぜこれがわかりにくいと感じたかと言うと、「日常パート」の自由度と膨大なボリュームゆえですね。キャラが10人位いて話しかけても話しかけても終わりがないので、何が目的なのかわからなくなってクリアまでの道筋が見えない、という状況に陥りがち。

 

しかも、タイトルにもなっているように、いつでもゲーム開始時の8月1日に戻ることが可能なため、ループすることに意味がある、と錯覚してしまう……。恐ろしいことを書きますが、ふつうにプレイする方にとってループは必要ないです。

 

ループは必要ないかも……

テラス姉さんに話せばいつでもループ可能ですが、、、

■ループによって何度も楽しめる物語
本作では、プレイヤーの任意のタイミングでループする事が可能となっており、ループを駆使することでより優位にゲームを進めることができます。またループすることでキャラクターたちの新たな一面が見れるので、何度ループしても物語を楽しめます。

タイトルにもなっているループですが、

  • バトルで死んだキャラが蘇らせたい(死んだままなのでループするしかない)
  • 人間関係をリセットしたい

この2つの場合を除いて必要ないと思います。

前者はそのままですが、セーブ&ロードが任意で可能なため、ボス戦前はセーブすればOK。裏世界から元の世界に戻ることも出来るので、勝てそうになければ強化すれば良いだけ。

元の世界に戻る場合、商店街のここが一番わかりやすい

後者の場合は、関係性を最悪にした後に最高にしたいなどの計画性があれば別ですが、そうでない場合、つまりふつうにプレイしてふつうにキャラの好感を上げていくようなプレイングでは必要ないです。むしろ、ループすることで関係がリセットされ、元の好感度に戻りやすくなっているとは言え、再び話しかけ作業が増えることに変わりはないので面倒極まりないんですよね。

よって、ゲームを完全に理解した頃には、いかにループせずにクリアするかを考えていました。

 

ストーリー的にも、ループに意味があるのはチュートリアルの時だけかも(めちゃくちゃやり込んだら違うかもですが)。

 

『グノーシア』みたいにガンガンループすることでクリアに近付くわけではないので、要注意です。ループもの=ループに意味がある、と勘違いする人は僕を含めて多そう。

 

バトルがカクッカク。つらい

■あなたが築いた人間関係が「強さ」に変わる
バトルでの強さは、レベルではなく、それまでに構築した人間関係によって決まります。また、仲間のキャラクターは、自らの感情や他のキャラクターとの人間関係によって行動します。あなたの日々の「行動」や「選択」が、人類を脅かす厄災<ケガイ>との戦いを大きく左右します。

本作のバトルはターン制で、仲間キャラ2人まで任意で連れて歩くことが出来ます。仲間キャラの行動は選択出来ず、関係性を深めていないとめちゃくちゃ弱いです。強い技を覚える基準も関係性に準拠することが大半なので、やはり仲良くなることが大切でしょう。

同時に、ケガイが憑依した元のキャラとの関係性も影響し、そのキャラと仲が悪い仲間キャラは狙われやすくなったりするところは面白いと思います。主人公ニニは「見鬼の才」で敵味方の行動を把握出来るため、仲間が狙われるならば庇う選択をするなど、それなりの戦略性もあります。

この場合、カグヅチというケガイが取り憑いたキャラは、元々の関係性が悪い反目のサルを狙いやすくなる

 

ですが、、、全体的にショボイです。動きのレベルで言えば、初代PS~PS2くらいで、動きがカックカクのカクカクなんです。。。PS4版をPS5でプレイしているのに動作がカクカクなので、原因は分かりませんがフレームレートの数値が低すぎるのかもしれません。

カクカクを除けば、構図として最も近いのは『メガテン3』ですかね……。色んなゲームがあってそれは素晴らしいという前提がある上でも、(相対的に悪い意味で)衝撃を受けると思います。

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また、キャラの中には、裏世界に行けるキャラとそうでないキャラがいます(バトルに参加出来ないキャラはワープゾーン手前で離脱する)。

演出のカットはオプションから出来ますが、演出は悪くはないんですよね。なので、どうせカクカクするなら速度を2倍に上げたいと終始思ってました。

マキナ:天破鳳凰拳。技名はカッコイイものが多かったですね

 

ベニ:紅龍神

 

イチカ天流乱星。一番モーションが好きでした。2倍速で見たかった。

 

主人公の最強技:天翔一閃。僕の場合は、これを連発するゲームになってました。天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)ではありません。

 

モンスターのデザインは好きでした。

 

ロードの多さが気になる

場面が切り替わると、数秒ですがほぼロードが入ります。PS5でプレイしていても割りと気になるペースで挟まっていたので、Switch版を考えるとげんなりしますね……。ロード多さ・長さと、フレームレートの低さはつらい部分です。

 

設定をゲームに落とし込めていない

各キャラにはケガレとは別の神が憑依していたり、前世の記憶があったりと、現在とは別の過去や人生があるっぽい

この項は特に主観が強いと思いますが、、、

 

ストーリー面に関しては、、、クリアすれば『FF10』や『ニーアオートマタ』みたいな、悲劇の連鎖の中にいて~みたいな話を描きたかったのが伝わりはするんですが、、、あまりにも描写が足りない。特に、ケガイが生まれ続けるような仕組みとそれに巻き込まれた主人公たちの悲運的な描写、そしてその断ち切り方も論理的な描写がないので、あっさり終わったなあ~という印象。

 

主人公も魅力的とは言い難いので、設定だけ宙に浮いている印象を強く受けます。

主人公は宇宙から落ちてきたという設定があるのですが、本当に設定があるだけで何もないのは驚いています(他のキャラ、例えばイチカやテラスなんかは描かれていたと思います)

あと、

「僕の思い、君に届け!」

とバトル中に言うんですけど、その「僕の思い」が具体的に描写されてない(関係性から察することは出来なくもないが……)ので、ツッコミどころが多くて盛り上がらんな~と思ってました。

「僕の思い」が最も伝わった描写と言えば、ベニとのイベントでモフりたくて謝ってるところくらい。これも主観ですが、、、

 

絶交してても一日で婚約者になれたりする

あと、話しかけて会話を進めることで関係性が変わる速度ですね。どのキャラも同じコマンドで同じ上昇量ですし、具体的にどんな会話をして仲良くなっていったのか、は描写がないです。友達→親友……愛情MAXにすると「ヨメ」になりますが、全キャラ「ヨメ」に出来ますし、プレーヤー次第ですがこれらをゲーム時間1~2日で築くことが可能です。

ただ、交際0日で結婚して不倫して離婚する人も現実にいるくらいなので、この考えというか人との距離感に関しては僕が古いのかもしれません。

 

デジモンサヴァイブ』のように、デジモンを介して人間関係をごちゃごちゃするような描写はなく、激しい喜怒哀楽が少なかった印象です。

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33巻より引用

話は逸れますが、『ハンターハンター』のパリストンがものすごく好きで、「仲良くしよう」を選択すれば拒絶され、こちらが拒絶すると好感を示すようなキャラがいることを、発売前は密かに望んでいました。もちろんこんな面倒なキャラはいません。

 

その他・小ネタ

全員家に連れ込んだぜ! と思っていたのですが、ホオリを忘れてたかも。ナナミはスクショ撮り忘れ。

コノハは距離感が会話から伝わらないので割りと怖いキャラでした

 

会話の割り込み。割り込んだことでステータスや関係性がより上昇するわけでもなく、割り込んだ話の内容があるわけでもなく。割り込んだ→盛り上がった、おしまい という極めて謎な演出。実際に会話してるとそういうこともあるよね、ってことを伝えたいんですかね……。個人的にはマジで無意味で不必要な演出だと感じてます。

 

ガンパレード・マーチ? 芝村ゲー?

→レビューを書く際に、開発者のインタビューなどは極力読まないようにしています。思いを汲むと、あれこれ好き放題書けなくなるという単純な理由です。小耳に挟んだ程度で書くのはどうかと思いますが、『高機動幻想ガンパレード・マーチ』というゲームを芝村さんという方が作ったとのことで、本作も芝村ゲーと呼ばれているらしいです(未プレイ)。

 

まんま糸島やん! 福岡県民の僕からすると、糸島は人間関係のトラブルをものすごく聞くので、そういう意味では本作に適しているのかも?(あくまで僕個人の意見です) 

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サルの顔のアップが多すぎて不快だったのでリストラ。カメラが全く動かせないのもつらいところでしたね

 

ホオリ君も同様。目が怖いカットが多いのでリストラ。

 

エロ本の自販機……? 仕切りと言うかカーテンは付けてほしかったかな。あとは、このようなイベント発生が急過ぎるのも不満でした。内部的に条件を満たしたキャラに話しかけると、急にMAPが変わってイベントに入ります。

 

声優一覧

ニニ:梶原岳人

コノハ:和氣あず未

イチカ古賀葵

ベニ:梅澤めぐ

サル:鈴木崚汰

ホオリ:八代拓

マキナ:河瀬茉希

ミッチ:中澤ミナ

ナナチ:宮崎遊

クニ:村中知

マックス:濱野大輝

タカコ:谷口夢奈

テラス:種崎敦美

など(敬称略・漢字違ったらご指摘ください)

 

クリア時間・クリア後

エンディング3種類を全部見て、14~15時間ほど。クリア後は、コノハの後日譚を見ることが出来ました(他のキャラもあるのかは謎で、解放条件がわからない状態)。

クリアデータ引き継ぎが可能で、真エンドを見ると、ゲームスタート時の状況が変化するモードが開放されるそうです。

 

攻略情報

人間関係

序盤は「仲良くしよう」、中盤~は「褒めてみる」「さりげなくやさしくする」の連打で良いと思います。一応全員ヨメにしたと思います。鍛錬やデートは積極的にしましょう。ステータスも上がります。

 

ただ、ミッチだけは要注意。何も考えずに他のキャラ同様に話しかけまくっていると、急に刺されてゲームオーバーになることが3回くらいありました。ループも不可。ミッチに話しかける前はセーブが鉄板かも。

 

バトル

主人公は、天翔一閃を覚えましょう(全部のステータスを上げて全部の技を覚える)。ひたすら使っていても、関係性が良ければ仲間が気力を回復してくれます。キャラとは、積極的にイベントをこなして加護を得ることも大切なんでしょうね。

主人公以外のキャラ同士の人間関係は気にせずにクリアしましたが、超険悪だとボスに狙われて死亡する確率が上がるので、連れて行かない方が良いかもしれません。

バトルメンバーのおすすめは特になし。主観的な印象としては、マキナはかなり攻撃寄りでバフも攻撃だが燃費が悪い。サルは攻撃力はあるけど演出が嫌い。ホオリは攻撃弱いけど補助向きで目が怖い。イチカはモーションが好きだがカクカク。ベニはバランス型という印象。

 

ストーリーの攻略順序(ネタバレ注意)

1:マックス先生が取り憑かれる(場所は忘れた)~裏世界の海岸にいる

2:タカ姫も同様~裏世界の神社の左奥(左に行けるようになっているので気付きにくい)

3:商店街でミッチ~神社の奥

4:教室でクニ先生~教室

5:校庭でナナチ~校庭

6:教室でコノハ~家の上

勾玉集めは、上から順番に1個ずつ必要数が増える。次の裏世界探索には持ち越せない。

ちなみに、その辺にうろつくマックロクロスケの進化版みたいなやつは、話しかけると取り憑かれたキャラの思いが一言表示されるだけ。バトルになる可能性があるので避けてもOK。

 

ケガイが取り憑いて主人公が気付くのは、適切なタイミングのみ(世界崩壊2~3日前とかに、地下に潜った、と表示されたりする。4日前だと取り憑かれるイベントが発生しない印象)

また、裏世界に行けるようになるのは、シガイがキャラに取り憑く→神社の左にワープゾーンが出来る演出が入ってから。いつでも行けるわけではない。

 

ネタバレ超注意

「ネタバレ」に関するご配慮

ゲームシナリオに大きく関わるようなシーンなどを投稿される場合は、他のお客様へその旨を明確に示し、ご配慮いただくようお願いいたします。公開範囲や内容はお客様の判断にお任せしておりますが、節度ある内容にてお願いいたします。(判断基準などについて個別に回答しておりません)

エンディング3種

仲間全員が生存した状態かつ、ケガイを倒した時はニニ君の「見鬼の才」を使用したときに発生したエンディングです。

 

ラスボスはコノハ。また私以外を、選ぼうとするから……の「また」って部分を描写して欲しかった。

 

モンスター化したコノハを倒すと→やっぱり捨てられる・綺麗でも可愛くもないから!

ここで三択。

コノハと生きることを望む↓↓

高天原は滅び、葦原中つは死者で溢れるが、コノハとニニ君は生存。手を繋いでおしまい。

 

この世の存続を望む↓↓

コノハを殺害するも、ニニ君の目には全て灰色に世界が映るし、涙も出ない。放心状態のまま電車に乗ると、ラジオから聞こえてくるケガイの被害がないというのを聞いて涙するニニ君でおしまい。

 

運命に抗う↓↓

この目の力で悲劇なき明日を掴み取る! 来いコノハ! →……捨て……られてない? というコノハも葦原中つも救われるエンド。

高天原から降ろされ伸ばされた運命の糸が見えたので切断、この世の繰り返す仕掛けを破壊。その後は9月になり、歴史からケガイの痕跡は消えたけど、コノハとニニはいない。なので、探しに行くか~というテラスおばあちゃん(ニニの祖母)のナレーションでおしまい。

雰囲気に合う良い曲も流れていたので、真エンドというか、正しいエンディングだと思います。

クニ先生やナナチに憑依したケガイは、倒した後に守護するような形でそのまま憑依するんですが、消える際にセリフを残すとか演出が個人的には欲しかったですね。

特定のキャラに愛着があって憑依している、という設定は好きでした。その後の描写が欲しかったところ

結果的にラスボスを3回倒しましたが、行動次第で強さがバラバラなので、一度倒せなくても何度か挑戦すれば倒せると思います。

 

後日譚…………

このイラストのニニ君とゲームのニニ君が同じに見えん

運命に抗うエンドを見ると、コノハの後日譚が解禁されます。これがキツかった。

コノハがニニ君とのイチャコラを語りまくるという。。。マジで一体何を見せられてるんだ……という類のもので、このゲームやっぱつれえわ……というのが率直な感想です。

 

最終的にイチカを選んだってホオリが言ってたのは何やったんや……というモヤモヤ。パッケージ版のディスク裏にはイチカが載ってますし、イチカENDはないんですかね? と言うか、コノハがヒロインに相応しいと納得するような描写がないんですよね……。微笑ましいと感じた方はすみません。

 

各キャラのエンディングがあるらしい

条件は不明です……。

おまけ

LOOP8にみる群体型AIとその運用について

www.4gamer.net

11月下旬にこの記事がめちゃくちゃバズってて、その理由がわからなかったのですが、、、、なるほど、と。九産大で講演があったそうです。

 

まとめ

制作の実現したいこと(設定の多さから察する)が、ゲームに上手に落とし込めてない残念な作品、という印象でした。面白かった部分もありますが、気になる部分は目を瞑れないほど多かったです。

クソゲーと言う人もいると思いますが、、、後日譚を除けば、そこは否定したい。会話は作業ではありましたがAIのおかげで没入感はありましたし、他にない作品を世に出している、という事実は大切にすべきだと考えています。僕自身も会う人会う人に人と違うと言われ続けてきた人生なので……

また、全員を険悪な関係にしたり、2週目もガッツリプレイするなど、本作をしゃぶり尽くすというか網羅した方とは異なる評価になると思います。あくまで一般的な範疇でプレイしてクリアしただけの個人の感想・評価です。

 

 

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