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【Road 96】クリアした感想・評価など(Mile0も・ネタバレ注意)

【2023年4月4日 続編『Mile 0 (マイルゼロ)』のクリアした感想・評価 など追記・更新】

2022年6月16日にPS4/PS5/Xbox版が発売されたNintendo Switch/Steamソフト『Road 96』、2023年4月4日にリリースした続編『Mile 0 (マイルゼロ)』をクリアした感想・評価を綴っています。項によってはネタバレ注意です。

 

 

 

Road 96 とは

有名なインディークリエイターが贈る、あなたの決断がストーリーを作る、狂気に満ちた旅の物語。自由の道をヒッチハイクで駆け抜けよう。

1996年夏、ついにその日が来た!

君は出発する アドベンチャー。自由。脱出。走る。政府から逃げろ。生き延びろ。

国境への危険な旅路の中で、個性豊かな人々に出会い、絶え間なく変化する冒険の中で彼らの絡み合った物語と秘密を発見していきます。しかしすべての道で選択を迫られる。君の決断によって、冒険が変わり、出会う人が変わり、もしかしたら世界を変えることができるかもしれません。独裁主義国家ペットリアには数千の道がある。どの道を君は選ぶ?

store-jp.nintendo.com

プレイ人数:1人

ジャンル:アドベンチャー

CERO:D

 

クリアした感想・評価

青春ではなく、亡命の旅

最序盤をプレイした感じでは、バックパッカーによる青春の旅だと感じたのですが、、、プレイするうちにそれが大きく異なることに気付きました。

プレーヤーは、国境を越えるためにヒッチハイクをする若者を操作することになります。人と触れ合いますし、青春要素が全くないというわけではないですが、基本的な目的は亡命です。

なので、旅先で恋に落ちるような展開はないですし、一人旅を追体験することも大半の方が出来ないでしょう。

 

青春っぽい一コマもあるっちゃありますが……

 

ヒッチハイク旅のつもりが、気付いたら強盗の手伝いをさせられ、車を盗む展開になっていたり。

 

警察沙汰にもなります。亡命しようとする若者を政府・警察は許していません。ただ、警察の中には若者を助けてくれる人も。

 

特定のキャラクターと関わることで、能力が得られます。例えば画像上のOMEN精力剤だと、エネルギーバー(HPみたいなもの)を2つ追加します。画像下の賢さだと、会話や交渉時に有利な展開に持ち込むことが可能です。

 

このゲームでは、国境を越えるイコール自由になった、という解釈。

 

エピソードごとに異なる主人公を操作して、国境を越えましょう。エピソード6まであり、得た能力は次の主人公にも引き継がれる形です(理由はわからない)。

 

亡命の方法が多彩

国境付近では警備もキツくなっており、失敗すれば炭鉱で強制労働の未来が待っています。様々な亡命方法があり、密輸業者に大金を積むのもよし、山を登って大回りするのもよし。ただ、一度使ったルートは、次の主人公が亡命する時には政府によって対策されています。

スタートは異なりますが、最終的には国道96号(タイトルの由来)を目指すことになります。

ここを渡ればエピソードが終わります。

国境を越えようとして越えられない人も。

逮捕されると収監されて、炭鉱送り。

 

登場人物とエピソードごとに異なる関わり方をするのが面白い

エピソードごとに異なる主人公を操作しますが、どの主人公にも性格やキャラはありません。ただ、ゲーム上の登場人物は決まっており、画像↑↑の7人と何かしら関わることになります。登場人物は全員キャラクターが濃く、シナリオにも深く関わっています。

また、エピソードによってはプレーヤーにとって善人にも悪人にも成り得るところも個人的に面白かったですね。過去の事件を知り、政治を知り、国の行く末を見守るような流れ。

 

イベントを見ると、登場人物の%が上がっていきます。ゾーイ100%とあるのは、ゾーイに関するイベントを全て終えたことを表現しています。

ただ、一周目で全員を100%にするのはおそらく無理です。例えばソーニャのイベント見たいな~と思っても、発生条件やフラグがわかりません。また、能力の関係で、二周目以降しか開けられない選択肢があります。

そういった意味で、イベント回収が出来る楽しみがあるので、二周目にも臨みやすい作品と言えるかもしれませんね。

 

ミニゲームが豊富で、全部面白い

基本はアドベンチャーゲームですが、旅の過程でプレイするミニゲームが多く、どれも面白かったです。大した説明もなく、いきなり始める類のものですが、なぜか印象に残るものが多く、、、面白かったですね。

 

サッカーのPK

 

インベーダーゲーム的な

 

ホッケー

 

音ゲー。酒を飲んだソーニャに付き合わされる形で発生。

 

バーのバイト。基本的にはお金がない若者を操作するので、亡命や移動のためにもお金を稼ぐ必要があります。

 

ガソリンスタンドのバイト。ボタン長押しでリットルや価格を微調整する感覚が楽しかったですね。

 

カーチェイスを警察にさせられたり。どれも簡単操作ですが演出にこだわり・ゲーム経験を感じました。

 

一部の選択肢が重い……

エンディングは数種類あり、細かい分岐は2000パターン以上あるらしいです(抽象的な表現で申し訳ない)。

ジョンのデートの約束を取り付けるものだったり、ミッチたちの強盗の逃走ルートをアドバイスするものだったり、本当に様々。序盤は軽い気持ちで選択出来ていたのですが、、、亡命直前だったりクリアが近づいてくると、人の生死を別つような類の選択を強いられます。

なので、選択次第では後味が悪いものになる人もいるでしょう。。。

プレーヤーの選択によって、国の行く末が変わることも。

 

ストーリーの背景の事前の説明がない

この国では大統領の政治が悪とされています。報道も偏向ばかり。人々に意見をぶつけることで主導すれば、フローレス政権に投票させることも出来ます。また、タイラック政権を革命で打ち負かすことも出来るでしょう。

 

タイラックは明確な悪人という立場の大統領ですが、具体的な政権・政策の描写があるわけではないです。独裁政権であることは伝わります。

 

黒の旅団によるテロ事件が尾を引いてる現状が放送されています。放送内容も偏向で、そのことを国民は理解している状態。若者はこの国の未来に絶望しており、亡命するしか未来はない、という背景があります。

 

エピソードを進めると、旅団と政府が対立するきっかけになった文書、もしくは登場人物の人間関係が見えてきます。このゲームの醍醐味の一つですね。ただ、普段からゲームをする人ならば雰囲気でなんとなく分かると思いますが、ゲーム初心者の方には伝わりにくそうだと個人的には感じました。

 

ホラー要素があって、怖い

この項のネタバレしたくないので控えますが、ホラー要素があり、個人的にはものすご~く好きでした。時間的にそこまで多くはないのですが、しっかりと怖い演出があり、びっくりする人も多いんじゃないでしょうか。

 

ホラーとはやや異なるかもしれませんが、夫婦のこのイベントも大好きでした。

 

音楽が良い

コレクションとして、カセットテープの収集があります。ウォークマンで音楽を聞くなど、ゲーム中にも旅と音楽を切り離せない描写がある点も個人的には好きでしたね。MP3のウォークマンは僕も昔使ってました。

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2周目をしないと全てのイベントが回収出来ない

例えばこの画像。ゲームスタート時のものですが、2周目ではファニーの指す息子がアレックスだとわかります。また、アレックスの車に乗せてもらう時、選択できない選択肢がありました(赤くなってた)。これを2周目では選択出来るようになっているので、キャライベントの回収が進むわけですね。

すぐに2周目をするのか、時間を置いてするのか、それともYou Tubeなどで済ますのか……悩ましいところです。

 

グラフィックの質は気にならない

ゲーム容量が50GB~あるような作品とは比較出来ませんが、グラフィックに関しては気になりませんでした。世界観が完成されている証拠と僕は考えています。

 

音楽を含む演出が印象に残ります。

 

気になった点も

  • どこに行けば良いかわからないエリアがある。イベントのフラグがわからない
  • 倫理観が日本人のそれと異なる場面が多く見受けられる。『Detroit: Become Human』でバスターミナルみたいなところで、他人のバスのチケットをGETすることで正規ルートに進める場面があったのですが、それを思い出していました。他人を犠牲にしないと助からないような場面が顕著ですかね
  • アイディアや視点が面白いが、わかりやすい面白さがあるかはわからないので人を選ぶと思う
  • 予約特典などがない
  • 日本語字幕が変なところがある。
  • 登場人物が初対面のプレーヤーに身の上話をペラペラ喋りすぎる。時代の表現かもしれないし、ゲーム上仕方ない部分ではある。
  • イベントの時系列バラバラというか、整合性が取れていない気もする。

 

エロもあるっちゃある

あるっちゃある。

 

2周目をクリアした感想

2周目クリア。一部のムービーはスキップ出来ますが、7割は1周目と同じことの繰り返し。ただ、登場人物は、積極的に新しいイベントが生まれるようになっている気がしました(しっかり全員100%になった)。

1周目は投票ルートだったので、2周目は革命ルートにしました。登場人物の新しいイベントを見ることが出来た点は良かったですが、、、後味は良くなかったですね。時間対効果を考えれば、プレイする必要はなかったかも。

 

クリア後・クリア時間

12時間くらいでしょうか。クリア後はニューゲーム+が解放されます。

 

登場人物の評価~超ネタバレ注意

この項は、登場人物のイベントを100%見た感想などを綴っています。超ネタバレ注意です。

ゾーイ

父親が大臣で政府中枢にいる。なので、政府と旅団どちらからも狙われる立場。生死分岐ルートあり。トランペットがいつの間にかなくなってた。ガソリンスタンドで警官を上手に撒いても結局捕まった時は悲しかった。

2周目は生存ルート。黒の旅団に協力していた。最後は撃たれる。

 

ジョン

トラックドライバー。別名パパベア。ファニーと無線で恋愛してる。元旅団の主要メンバーだが、現在も深く関わりがある。暴力反対派。アレックスの両親はかつての仲間で、己の行動を悔いている。最後はうまくいって良かった。

2周目は、アレックスが爆弾を作るところを必死に止めていました(結局作った)。

 

ファニー

警官。別名ママベアで、ジョンと無線で恋愛中。アレックスの育ての母で、やや関係がこじれてる。ジョンとのイベントは必見。

2周目ではバスの中で銃を出していて驚いた。最後にジョンを撃った。

 

アレックス

天才機械少年。ファニーの愛情を感じているが、生みの親の情報を求めて旅団にたどり着く。旅団のために爆弾を作成する。電撃イライラ棒みたいなミニゲームも面白かった。

2周目の革命ルートでは、ロバートに利用されて爆弾を作らされていた。

 

スタンとミッチ

憎めない強盗コンビ。ソーニャの兄貴。好き。札束を警察に投げるミニゲームも面白かった。

 

ソーニャ

ニュースキャスター。政府寄りの報道ばかりしている上にそれが国民にバレているので、脅迫受けまくり。リムジンで移動しており、ヒッチハイクで結構つかまる。派手で気性も人使いも荒いが、86年の事件でジャロッドの娘ローズを救えなかったことを後悔している。嫌われ役なのに、涙を見せるとは……。でも、アダムを犠牲に旅団の手がかりを得ようとしていたので、ん~~~って感じ。ちなみにアダムはどちらの選択肢でも死なない。

 

ジャロッド

タクシードライバー。人殺し。銃を所持。娘のローラを殺した(と思っていた)ソーニャ・旅団に恨みあり。今作のホラー担当。静かな怒りゲージでプレーヤーに圧力をかけてくる。モーテルではビックリさせられた。トランクに人を入れたらダメだよ。

2周目では、ローラのビデオを見たせいでプレーヤーが殺されてしまった。ローラが生物教師に心ひかれていたと話してくれる。

攻略情報(ネタバレ注意)

犯人の犯行日時

9月9日

 

スタン&ミッチのパスワード

A45 D2R CPP12

 

スタン&ミッチの銀行強盗究極クイズの答え

質問1:強盗をするのに最適な場所は?

ペトリア銀行

ファーストフード店

コインランドリー
 

質問2:強盗をするのに最適な時間は?

暗くなってから

霧がかかっているとき

早朝
 

問題3:逃走に最適な乗り物は?

ヘリコプター

オートバイ

超高速車
 

質問4:隠れ家でお金をどうするのが一番いい?

穴の奥に埋める

壁の中に隠す

ベッドの上にバラまく

正解したからどうこうはない模様。

 

僕がした亡命ルートの選択・得たスキル順など(1周目)

エピソード1

スターとピッキングをゲット。ピッキングを使用してトラックに隠れることを選択。犬にエサやって呼吸を止める。呼吸センサーに引っ掛からないように、ずっとR2押しっぱでOK。仮に捕まっても、リセットしたらやり直せる。

 

エピソード2

エネルギーバーが多い主人公がおすすめ。国境付近では回復しましょう。

最初のバーでクレジットカードをピッキングで盗んだ。密輸業者にクレジットカードを渡し、途中の若者にも金を払って一緒に脱出。助けた若者が踏み台になってくれた。

 

エピソード3

ハッキング、政府のパスをゲット。キャンプ奥にハッキングして地下通路から脱出。分岐路は右。止めに来た警官はもちろん無視で自由に。

 

エピソード4

車を盗んでジャロッドに殺されそうになって、スタンとミッチにも絡まれる。ゾーイと逃避行したものの、ゾーイを助けると自分が死ぬことが明白だった上、全員脱出にこだわっていたので、、、ゾーイすまぬ。。。

ゾーイにバツじるしが……。ですが、大臣の娘が死んだということで、ゲーム内における反響は大きかったです。

 

エピソード5

賢さ、OMEN精力剤ゲット。ソーニャを殺そうとしたジャロッドだが、娘のローラの事件のことを悔いていたソーニャを見てジャロッドは躊躇ってしまう。そこにスタンとミッチが突撃。まさかソーニャと家族だったとは。。

トラックの列の右側に山越えのルートがあり、OMEN精力剤を使う。その後も体力を使って脱出。このルートはOMEN精力剤がないとキツイ。体力が7~ないとダメになりそう。

 

エピソード6

最後の分岐、戦うか逃げるか→逃げるを選択。エンディングのムービーを部分に大差はなさそう。政権がどうなるかの選択だと思われる(失墜した)。

2周目をどのタイミングでするか悩み中。

 

金庫の番号

エピソード1のキャンプ地:4166

エピソード1のミッチ金庫:2237

ミッチ:4707

biggys:ハッキングしてもらう

 

続編『Road 96: Mile 0』をクリアした感想・評価

異なる人生を歩んできた 2 人の友人、ゾーイとカイトに焦点を当てた『Road 96』の過去が舞台の続編です。すべてはここから始まりました。あなたの信じるものは本当に正しいのでしょうか!?

本作はダウンロード版のみ。僕はPSストアで1650円で購入しました。

store.playstation.com

 

ゾーイとカイトの関係がメインストーリー

本編と同じく、タイラック政権が国を支配している背景は同じ。

 

タイラックは超豪邸に住んでおり、その息子のコルトンもこの扱い

 

カイトは政権によって生まれたと思われる貧しい労働者階級の息子で、ゾーイとは親友。ですが、タイラック政権の大臣の娘であるゾーイとは対称的な身分であり、亡命しようとしているカイトに対してどのような行動を起こしていくのかがプレーヤー(ゾーイ)の主な選択になります。

 

タイラックに激怒しているカイト。タイラック政権のお陰で何不自由なく暮らしているゾーイは、1986年の事件の内容を知ることに。

カイトとの関係の変化などが本作マイルゼロの魅力でしょうか。

 

本編+アクションアドベンチャー

ペイントアートは自由に描けます

本作と同じ選択肢を選ぶパート(画像上)と、『クラッシュ・バンディクー』や『ソニックアドベンチャー』のようなアクションアドベンチャー(画像下)が大きく追加されています。アクションアドベンチャーは初見殺しも多くてかなり難しいですが、やり直しやスキップも可能でした。PS5版でしたが、ロード時間もやや長め。

 

ゾーイが新ボディガードから逃げたり、カイトがタイラックに怒りを抱えていたり、アクションアドベンチャーはそういったストーリー上の演出にもなっている。

 

お馴染みのキャラが登場

ソーニャはゾーイのお隣さん。シャンパンプールとかパーティーを開いているとか相変わらずのキャラ。ちなみに、ゾーイの父である大臣を一回も招待しないことに、ゾーイの父は怒って警察に苦情を入れたりしている

ストーリー上で登場するキャラはゾーイの他に、ソーニャが活躍。あとは、ジョン・アレックス・ロバート・ファニーなどが少し。ジャロッドやスタン&ミッチは一瞬だけ。

 

収集要素は3つ。スプレー缶(隠れ家でスプレーアートが可能)・ステッカー・カセットテープ。

 

ミニゲーム

新聞配達で人をふっ飛ばしたり、コルトンのブランコを押してふっ飛ばしたり、、、本編らしさ溢れるミニゲームもありました。

 

クリア後・クリア時間

ファイナルファイトのカセットと、ゾーイのステッカーを入手。チャプターからやり直せないこともあり、2周目をする気が起きず。クリア時間は4時間ほど。

 

ネタバレ

黒の旅団が壁の崩壊(本編にも描かれる大事件)に関与していなかったことを証明するファイルを、カイトは亡命のために欲している。そのファイルをタイラックの豪邸から盗んでジョンに渡せば、ロバート(黒の旅団トップ)が手引してくれるから。ゾーイは葛藤の末、カイトに協力することに。ファイルが本当であれば旅団を悪者扱いしている父親を許せないし、カイトの家族と一緒に亡命することを約束。しかし、無事にファイルを手にしたカイトは、ゾーイを置いて亡命してしまう。

自分とは立場が違うから君は残るんだ的なメッセージをカイトは残すも、、、

約束を破られたゾーイはカイトを追って、コルトンの助けもあり、国道96号線へ。

 

ストーリー分岐によって異なりますが、僕の場合は、カイトは旅団になることが決定(もう一つは旅団にならない選択)。ゾーイが旅団のメンバーを見て通報しない選択をしました(もう一つは通報する)。

怒りをカイトにぶつけるだけでなく、ロバートがカイトに求めたファイルをゾーイは持っており、ファイルを賭けて戦う展開に。

絶体絶命都市4』を思い出しましたが、あの作品よりはスムーズで違和感のない演出でした。

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ゾーイが勝利(カイトが勝ってたらどうなってたかわからない)してファイルを持って国境へ。その過程でファイルを見て真実を知り、カイトは正しかったと悔やむ。

ファイルを奪われたカイトは両親を置いてロバートと車に乗り込んでエンディング。

 

このルートが正規かどうかは謎ですが、ゾーイが旅に出て黒の旅団に協力する流れは合っているので、これで良かったのかな、と思っています。ゾーイとカイトの対称的な身分の違い、そしてカイトに抱くゾーイの友人以上恋人未満の心境の変化など、アクションアドベンチャーパートも踏まえた上での表現は面白かったですね。ただ、ボリュームが少ないのと、クリアすると途中からやり直せず最初からプレイし直す必要があるのは残念でした。

まとめ

面白かったです! 既存のゲームにないような目新しさが個人的にはあり、好奇心が常にそそられていました。エンドロールのスタッフの集合写真にもほっこりしましたし、良いゲームに出会えたなあ……という満足感があります。

ただ、わかりやすく面白い作品ではないので人を選ぶでしょう。政治への理解もそうですし、それこそ現実の旅で得た知識がゲーム内で活かされているように感じました。

ゲーム慣れしている方、新しい発見や視点を求めている方、ゲーム関連の企業に勤めている方におすすめしたいです。

『Mile 0』も面白かったのですが、ボリューム的にもあっさりめなので、おすすめ出来るのは本編の大ファンやゾーイが好きな方くらいでしょうか。

 

 

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