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【ワンピースオデッセイ】クリアした感想・評価を綴る(ネタバレ超注意)

【2023年4月4日 追記・更新】

2023年1月12日発売のPS5 / PS4 / Xbox Series X|S / Xbox One / Steamソフト『ONE PIECE ODYSSEY(ワンピース オデッセイ)』をクリアした感想・評価を綴っています。項によってはネタバレ超注意です。

 

 

最新作です↓↓

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ONE PIECE ODYSSEY(ワンピース オデッセイ) とは

“「ONE PIECE」の世界を冒険するRPG

過去様々なONE PIECEゲームを世に送り出す中で、ファンが希望する声が非常に多かった「ONE PIECE」の冒険を体験できる「RPG」を実現するプロジェクト。

コンセプトの中心に“ONE PIECEの世界に触れる“ことを据え、長年開発をされてきたプロジェクトの情報が遂に解禁。

opflag.bn-ent.net

プレイ人数:1人

ジャンル:RPG

CERO:B

 

クリアした感想・評価

ストーリーは劇場版のようで面白いが、、、

大きな謎に包まれた古代の文献に残る島“ワフルド

航海の途中、大嵐に飲み込まれる麦わらの一味。彼らが流れ着いた先は、周囲を嵐に囲まれた自然あふれる謎の島“ワフルド”。

はぐれてしまった仲間達……、そして海に沈むサウザンドサニー号。嵐に囲まれた島から脱出するため、ルフィは新たな冒険の旅に出る! そこで彼らを待ち受けるのは、荒ぶる自然の驚異、強大な敵、そして――

ワフルドという島に辿り着き、船も壊れて力を失ってしまった麦わらの一味。その島で、アディオとリムの二人に出会います。

  • メモリアと呼ばれる記憶の世界の冒険はリムと一緒に
  • 島内の遺跡の探索はアディオと一緒に

力を取り戻すことと並行して、島の謎を解くような形で冒険することになります。

リムを通じて、アラバスタ・ウォーターセブン・マリンフォード・ドレスローザの記憶の世界を冒険することに。最初はツンツンキャラだったリムが、冒険を通して麦わらの一味に惹かれていきます。

 

アディオはコテコテの実の能力者でバトルでも一緒に戦ってくれます。遺跡の探索&巨像↓↓を倒すような流れ。

尾田先生がデザインしたっぽいモンスターなども、世界観の構築に一役買っています。

リムとアディオの関係性もそうですが、麦わらの一味と関わることでリアクションに変化があり、伏線も良い感じでした。そういった面も含め、メインストーリーは劇場版のようで面白かったです。

しかし、、、問題は本作最大の売りである記憶の世界メモリアでの冒険です……詳細は次の項↓↓。

名場面を制作の都合で見るので、評価が割れそう

メモリアでの冒険は、ものすごく評価が割れると思われます。

まず、ONE PIECEを読み返すような追体験が出来るわけではありません。極端なことを言うと、制作が選んだ名場面をピンポイントで振り返る+冒険のようなイメージです。

アラバスタ編では、

  • ストーリー:反乱軍の登場などは一切なく、仲間キャラはビビのみ。ビビの名シーンとクロコダイルを倒すこと以外はほぼカット。
  • 敵キャラ:スモーカー、ボンクレー、クロコダイルのみ。
  • ロビンはアラバスタに入ると、別行動に。クロコダイルの側近としてのロビンは登場しない。現実世界のロビンとメモリアのロビンが邂逅したら、、、みたいなことはナシ。

 

ビビと出会った時のルフィは「久しぶりだな ビビ」と言うので、一味は2回目のアラバスタを冒険していることがわかります。

 

ただ、その後にダンジョンなどを冒険→次のイベントではビビが葛藤しているところにルフィが「仲間だろうが!!」と伝える名シーン↑↑があるのですが、、、漫画だと長い過程があったからこその説得力のあるセリフに胸熱なのですが、本作の場合はその過程が丸々カットされているので没入感に欠けるんです……。

ゲームプレイしている身からすると、さっき出会ったばかりのビビに、色々あった過程は一枚絵でスキップされ、「仲間だろうが!!」と言うイベントが都合よく入ってる印象で……。反乱軍のコーザとかユバの穴掘りじいさんとかビビの父のコブラとか、アラバスタ編の重要人物も未登場なんで、モヤモヤするというかスッキリしません。

 

なぜビビが国を救おうとしているのかという説明はほぼなし(一枚絵があるくらい)。でも、「お前の声は届いてる」とルフィが言う名シーンはしっかりとムービーになっているので、漫画を読んでいるプレーヤーが脳内で過程を補完する必要があるのかな、と。

各章のネタバレは後述していますが、制作の都合によって編集されたONE PIECEの名シーンを途切れ途切れで楽しむ、といった表現が正しいと個人的には感じています。

 

漫画では涙もので個人的にも大好きなシーンでしたが、、、、、、、、、、。海軍が追ってきていて声が出せない状況の演出はなく、広場とマイクがつながっているわけでもなく。どの部分を残してどの部分をカットするかをものすごく考えたとは思うのですが、、、

ウォーターセブン編でも同じで、メリーとの別れはあるけどウソップVSルフィの描写はないので、そこ飛ばしたら感動できんやん……と思ったり。敵キャラもルッチとカクのみ。

でも、アラバスタ編の感動を漫画同様に提供するためには、やはり一本のゲームでは収まらないわけで……。なので、良い面も悪い面も含めて、制作の都合や解釈をどれだけ許容できるかで、キャラゲーとしての本作を楽しめるかが変わってくるのかな、と。

 

ペルが登場しないので、爆弾はルフィが空に打ち上げることになったり(この跳ね返す描写自体は、ウォーターセブン編だった気がする)。アラバスタで登場したカニラクダのマツゲなんかは登場します。

 

ただ、悪いことばかりでもなくて。例えば、ここぞとばかりに王宮地下は謎解き要素があるダンジョン化してたり。世界観は維持したまま、街やダンジョンなどフィールドデザインは上手に表現していると思います。

 

バトルはキャラゲーとしては◎

麦わらの一味が活躍するONE PIECE×コマンドバトルシステム
慣れ親しんだ王道のコマンドバトルを軸としつつも、『ONE PIECE』ならではの
“麦わらの一味を活躍させることで勝利を目指す”
本作オリジナルのシステムによる新たなバトル体験を実現。

パワー・スピード・テクニックの3タイプがあって三すくみが基本になったコマンドバトルになっています。なので、敵のタイプに応じて仲間を使い分けていくのが基本(画像だとルッチがスピードタイプなので、スピードに強いパワータイプのサンジ・ルフィ・チョッパーを対峙させている)。

状態異常もありますし、バフ・デバフもあるので戦略的に楽しめるとは思います。が、個人的には気になる点が多かったです。

倍速は可能ですが、どうしてもテンポの悪さを感じてしまったり。BGMも弱いので緊迫感や焦燥感などはありません。何より、ロビンのアクセサリー合成(後述)でゲームバランスは簡単に壊れます。テキトーにやっても、ラスボスを数ターンで倒してしまうくらい。

 

本作で唯一ゲームオーバーになったのは、ウソップでクンフージュゴンを倒さなけれないけない場面。タイプ相性が悪いのであっさり負けました。気絶ハメが有効。

 

3つのエリアで戦いが起きている状況↑↑。画像の上エリアは、ロー・ゾロ・サボ・ルフィがいて、右エリアはブルックといった具合。しかしルフィが「覇王色の覇気」で全体攻撃を選択すると、、、なぜか1エリアに敵がまとめられているような演出が入ります……↓↓。各エリアごとでバトルが行われていることを表現したかったとは思うのですが、、、仲間の位置や行動順は常に入れ替え可能ですし、意味をあまり感じなかったり。

 

1回逃げられないと、その後も確実に逃げられない謎仕様。また、一定の攻撃力がないと与えるダメージが1になります。仲間が3人戦闘不能になったらほぼ無敵になるパワーアップもありました。

 

ゲームバランスやシステム面で気になるところは多かったですが、キャラを動かす楽しみは確実にあります。画像のように、アクションは漫画準拠で表現としても良い感じ。ゴムゴムのJET銃乱打なんかも、ルッチ戦での苦しい表情が入ったり、印象深い技の場面を上手に表現していると思います。

 

サブクエストに該当しますが、キャラの合体技もあります。キズナゲージを上げることで発動可能。

 

漫画よりもかっこいいと思えたバウンドマン。カイドウ編のバトル技は収録されておらず、ギア4バウンドマンが最強です。

 

幸せパンチはCERO:Bなので、大浴場のような一コマではなく、ハンコックのメロメロメロウ?のようなものに。いかにもキャラゲーっぽい。

 

装備もあります。ゲームには登場しないですが、MR.5の鼻くそなど、印象深いキャラのアイテムなどは多め。総じて、悪くはないバトルだったと感じています。

 

移動が遅いのはストレスだが、正しい判断だと思いたい

ゴムゴムのロケットを1回すると必ず着地するので、サクサク移動出来ない。ストレスになりがち

月歩で宙を浮きつつ、ギア2でゴムゴムのロケットを連発して一瞬で長距離を移動する……これは僕個人の理想ではありましたが、そんなゲームではありません。このゲーム最大のダメな要素と言って良いくらい、移動速度が遅いんです。その上、ジャンプで柵や壁を乗り越えられなかったり、シームレスな移動が出来ません。

ただ、ブルックとフランキーを除く全キャラを操作可能にして固有アクションも加えたので、仕方なかったのかな、と。キャラゲーとしては正しい判断だったと思います。

 

ダッシュ時の風を切るような演出があるのに、移動は遅いままでイライラ。ちなみに、チョッパーは狭いエリアへ入ることが可能で、ナミはお金、サンジは食材、ロビンは資料などを拾えます。

 

ロビンを操作キャラのメインに充てていたのですが、その理由は僕が女好きというだけではなく、宝箱や樽を壊す時のアクションがものすごく好きだったから。

登れる壁がある時は、ハナハナの実の能力で引き上げてもらい、登った後は花びらのように散るのも素晴らしい。探索しがいもあります。体験版部分が一番面白くないかもしれないですね。

 

操作するキャラを変えながら、アイテムやキューブを拾っていくのですが、面倒くさいor面白いを行き来するような印象でした。また、ルフィの射程距離が任意の場面で異なることが多かったのも気になるところ。画像上が届くのになんで画像下は届かんのはおかしいやろ! みたいな。

 

高所の階段から落ちたら、「痛~っ」と言うナミ。ルフィなどは何も言わないので、本作で最も感心した作り込みかも。

 

ゾロの移動時のアクションが鉄を切ることなので、不自然に鉄の箱が置かれているのを見ると悲しくなってました笑。なるべく平等に活躍の場を与えなければならないですしね。

 

オートダッシュONにしても遅っっっそい。最後まで移動速度を上げる乗り物や成長などはなかったです。1.5倍くらい早く走れるようにしてほしい。

 

ダンジョン探索に謎解きやパズル要素がありますが、めちゃくちゃ簡単かつ、キャラがヒントをくれます。難易度はゲーム超初心者向け。

氷と水を切り替えながら進むダンジョン。

バイオハザード5の遺跡やん と思った方は多いはず(光に当たってもゲームオーバーにならない)

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おっとっと と連呼するルフィ。それくらいジャンプしてくれよ……と何度思ったことか。10回くらい連続で聞いていると、頭がおかしくなりそう。

 

飛び降りたりは出来ませんが、下に見える部分から登ってきたので、お~! となった一コマ。フィールドのデザインはやはり良かった。

 

影があるのは◎

 

ルフィを操作して見聞色の覇気を使わないと、図鑑に追加されるキャラクターのログを発見できないのは残念かも

 

シンボルエンカウントでの敵避けも(他のゲームと比較して相対的に)簡単でした。段差やエリア外まで追ってこない。

 

サブクエストが充実

選択肢で展開が変わることも(メインストーリーには影響しない)

本作はサブクエストが充実しています。単純なおつかいもあれば、クイズに答えるものもあったり。ゲーム内には冒険目標の達成があり、やり込めばやり込むほど報酬が貰えます。宝箱のカギもサブクエストの報酬なので、基本的にはこなしていく方が良いでしょう。

 

賞金首を見つけてお金をGETすることも。各々の賞金首に、しっかりとキャラを交えたエピソードがある点は良かったと思います(昔出会ったことがあるとか)。

 

その辺の住民にも話しかけることが可能で、セリフもあります。こういったRPGっぽい部分は評価したい。

 

早期購入特典に感謝

早期購入特典では、麦わらの一味の衣装が2年前のものになります。ムービーには反映されませんが、バトル時と移動時に反映されるだけで大助かりでした。

個人的な話になりますが、ONE PIECEが大好きでした。具体的には、空島くらいまでは今でも語り合えると自負しています。が、フォクシー辺りから怪しくなって(ウォーターセブン編は大好きですが)スリラーバーク編~は読んではいるものの理解しているとは言えず。最近のカイドウ辺りでやや盛り返しているものの、魚人島~はサッパリです。

何が言いたいのかと言うと、不毛な議論かとは思いますが2年前がやっぱり好き、ということ(この理由は後述)。なので、早期購入特典は本当に感謝です。

 

こんな感じでイベントシーンにも反映してくれていたら……

 

ブラのサイズが全く合ってない2年後のナミではなく、おっぱいの大きさも修正してくれているのは◎。ゾロの片目も塞がってないですし(手ぬぐいをしないのは残念だったけど)、サンジの眉毛も元通り。早期購入特典だけではなく、ゲーム内で配布した方が売上もUPすると思うくらい。

 

ブルックとフランキーは?

ブルックとフランキーは犠牲になったのだ……

 

と思いきや、ブルックはバトル面でも最終的にスタメンでしたし、ストーリー面でも、フランキーと共に活躍の場面がありました。移動時には操作出来ませんが、二人ともバトルで使用可能です。

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エロも

 

 

 

ナミはスパッツを履いてるみたい

 

ナミはエロ云々の前に、せめてサイズの合ったブラをしてほしい。CERO:Bなので、おっぱいは揺れません

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乳首という単語がゲーム内で登場する作品は極めて珍しい

 

ロビンの最強技で結構使っていたのですが、技名が覚えられない。千紫万紅巨大樹ストンプ(ミル・フルールヒガンテスコ・マーノストンプ)

 

レベッカの鎧の面積はおかしい

 

小ネタ・その他など

ONE PIECEの世界観に合ったドラゴンや家などのデザイン。島の景観は美しい。

 

ゾロは方向音痴でサンジと喧嘩ばっっかり。ウソップは律儀にツッコミで終わる。型にハメたような会話が序盤は多く、ややうんざり……(気持ちはわかる)。

 

戦いの記憶という設定がある以上、そうせざるを得ないよね……と納得したボスラッシュの一コマ。ONE PIECEキャラゲーを象徴するかのようなバトルと言えるでしょう。

評価とは別のところで、ONE PIECEという作品をゲームにする難しさを感じたと綴っておきます。

 

本作はグラフィックレベルがそこそこあるため、ルフィの目が無機質で怖いかもしれません。あと、胸のキズも生々しい。

 

ゾロの三刀流奥義:一大・三千・大千・世界だけ、コラ画像みたいでした……。百八煩悩鳳くらいまではカッコよくて好き。獅子歌歌はこのゲームで最も使用した技かも。

 

無視して先に行こうとすると「行かないの?」と聞いてくるくせに、いざ行こうとすると「……本当に行くの?」と聞いてくるリム。本作はとことんユーザーフレンドリーです。

 

本当に申し訳ないのですが、ビビの声優さんが合ってないと感じました。ビビの容姿と声が合ってないというか、おばさんっぽくて違和感あり。アニメを見てないのもあるかもしれません。

 

料理の完成演出は欲しかったなあ……(最近のゲームの定番になりつつある印象)。

 

3人が集まるかっこいい演出の一方で、屋上にソファがあることへの強烈な違和感。好きなスクショ。

 

トロフィーはセリフから引用されています。

 

ガシャポンのデパート池袋総本店」と「同キャナルシティ博多店」に設置中の超大型ガシャポン自販機「GASHAPON ODYSSEY(ガシャポン オデッセイ)」と、1月12日発売のゲーム「ONE PIECE ODYSSEY」のコラボレーション企画が開催。開催期間は2月28日まで。価格は1回500円となり、入場料は無料。

超大型ガシャポン自販機「GASHAPON ODYSSEY」とのコラボ実施中

 

サブノーティカのキューブを思い出す。

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ONE PIECEの思い出を大切にしたい方は要注意かも

これまた個人的な話になりますが、、、サンジのこの言葉↑↑、これをザコ敵戦後に喋ってほしくないなあ……と常々感じておりました。

 

ジャンプ+から引用

言葉が必要ないというのは、バトルを通して実力が拮抗している上に互いを認め合えた当人同士だからこそわかる……というのを、読者が無意識に感じ取れるようなコマ割りの演出だからこそ(改めて読み返すと、作品上で最高のバトルの一つだと感じる)。

その後のサンジらしさ溢れる粋な言葉だからこそ、十数年経った今でも僕の心に残っているわけで。

これはつまり、僕自身がONE PIECEにおいて大切にしている部分があって、ゲームとは言え、ただのザコ敵戦に勝ったくらいでそのセリフを使うのは違うやろ! って思っちゃうわけです。でも、キャラゲーなので仕方ないとも理解してるんですよね。

こんな感じでモヤモヤする部分は多いのも事実なので、思い出を汚されたくない! という方は要注意かもしれません。

 

ちなみに、ボンクレー戦は1VS1でもない

 

クリア時間・クリア後

体験版も含めると4~50時間くらいでしょうか。セーブデータでは80時間超えになっていますが、なぜプレイタイムが加算されたのかが腑に落ちませんでした。クリア時のレベルは全員が51~52(バトルは基本的にサボりまくった)です。

 

クリア後は試練のキューブ(ボスが強化されたみたいなものが各地に登場)が登場します。強くてニューゲームはありません。

★エキスパンションDLCセットが2970円で販売されており、その中に追加シナリオがありました。12月31日までに配信予定だそうです(バンナム商法です……)。

 

攻略情報

宝箱のカギの入手方法

色鮮やかな宝箱はカギが必要です。これはサブクエスト:偉大なる航路クイズ ミスター級3の報酬で入手可能。

場所はココ。ゾーナのクイズを最初から最後までクリアしましょう。中身はTP関連のものが多かったですが、ラスボスクリアするだけならば回収しなくても大丈夫です。

 

カーボンボルトの場所

本作で入手に少しだけ困ったカーボンボルト。橋をかける時に必要ですが、宝箱から入手しました。

 

ロビンのアクセサリー合成がすべて

ゲーム開始時のレベル40のルフィのATKが1883。これが10000近くなると、テクニックの敵が相手でも一発もしくは1ターンで倒せてしまうヌルゲーと化します……。基本的には、エイサーショップで攻撃力アップの紫色でない装備を買って、紫色の防具に合成していけばOK。割りと簡単に10000近く上げることが出来るはずです。

リセマラが出来るのもゲームとして大切な要素ですが、する実用性はなかったかも。10回に1回くらいかな?

装備は全ておまかせ装備のバランス重視にしました。終盤では、ルフィとゾロだけTP関連のスキルをつけた感じ。TP消費の激しい技を連発したい&TP回復にターンを使いたくないため。

 

冒険目標の達成でも強力な装備は入手可能です

 

序盤は必死になって集めていたキューブのかけらですが、、、後半になると大量に入手することに。クリアするだけならば、丁寧に集める必要は全くないですね。

 

レベル上げは、経験値ボーナスと宴を

ザコ敵とのバトルは基本的に避けていましたが、ボス戦での経験値ボーナスだけは逃さないようにしてました。終盤で塔に行けるようになると、経験値が大量に入ってくるのでレベル上げ自体は簡単です。

 

あとは、宴をしましょう。経験値が2割か3割アップするとの説明があっったと思います。

 

おすすめスキル

序盤~中盤くらい。グループ攻撃や全体攻撃は重宝するので優先的に強化してました。

ルフィ……ゴムゴムの銃弾、ゴムゴムのJET鞭(外エリアへの攻撃が多かった)

チョッパー……状態異常回復。怪物化して攻撃マシーンに(低レベル進行ではかなり強く、ボス戦で有効だった)。

ゾロ……龍巻き、獅子歌歌

ロビン……状況に応じて。技が優秀で序盤はよく使ってました。

サンジ……コンカッセ。一級挽き肉(プルミエール・アッシ)で複数攻撃

ナミ……サンダーボルト・テンポ。幸せパンチや雷光槍=テンポなど、全体攻撃が最後まで役立った。

ウソップ……火炎星など

 

終盤

ブルック……最初のターンの最初にNEW WORLDで味方全員の攻撃力を上げる

ルフィ……キングコングガンで全体攻撃→残った敵に応じて。ギア4の技がキズナゲージの必殺技より強いのはゲーム的に悲しかった。

ゾロ……死・獅子歌歌など。キングコングガンの残りの処理。

チョッパー……回復など。ロビンのアクセサリー合成でルフィが強すぎて、基本は2ターン以内で終わる。防御力低下のアイテムを使用しても良いかも

ロビン……千紫万紅巨大樹ストンプ(ミル・フルールヒガンテスコ・マーノストンプ)

 

ネタバレ

漫画とは違う部分など

アラバスタ

敵キャラ:スモーカー、ボンクレー、クロコダイル(1回しか戦わない)のみ。たしぎが一味に手を出すことを許さない、などの場面は欲しかった……。

仲間キャラ:ビビ、カルーのみ。ビビとカルーが悩むに至る過程がバッサリとカットされていますし、左腕に✕マークをつける描写もカットされているので、唖然としました……。アラバスタ編は面白くなかったです。

チョッパーの腕の長さに違和感しかない(カメラの角度によっては撮影可能……?)

 

ウォーターセブン

敵キャラは、クザン、カク、ルッチのみ。スパンダムはバスターコールをする会話のみ登場するだけ。登場キャラも、フランキー、アイスバーグくらい。パウリーなども出てこない。

市庁前でクザンとバトル。漫画のように、ルフィとロビンが氷になって溶かすのに奔走することになります。

ウソップは船に残った状態で、船ごと行方不明に。今回はフランキー一家にボコられておらず、ルフィとのタイマンもなし。

フランキーの基地が下水道奥に変更。そこでルフィたちはルッチと対決してあっさり負けて、ウソップとフランキーはに連行される。捕らえられたウソップとフランキーがエニエスロビーで二人で行動するパートあり。そげキングは登場しない。

 

ミサイルマンに乗ったルフィたちはエニエスロビーへ(過程は一枚絵を背景にバッサリカット・海列車でのバトルなどもなし)。エニエスロビーがダンジョンに。

 

一応ウソップたちを助けに来たルフィたちですが、ロビンが仲間にいる状態なので、そもそもなんのためにルッチと戦ったのかがわかりにくくなっています。

 

勝った後はフツーにダッシュして脱出する↓↓(原作では動けなかった)のは、なんかシュールで好きでした……笑

 

メリーがアイスバーグに連れて行ってとお願いするシーンはあるのですが、ルフィとウソップが決闘して涙するような描写はないので、メリーとのお別れも違和感あり。

サニー号をフランキーが渡してくれるのですが、フランキーは仲間にならず(ワフルドで船を修理中のフランキーがいるので)。控えめに言っても、ツッコミどころが多すぎる章でした。

漫画では、ゾロがウソップの謝罪についてみんなに説くシーンが大好きなので、やっぱりウソップとの喧嘩あってこそのウォーターセブンなのかなと思います。

 

マリンフォード頂上戦争

敵キャラとして海軍大将3人が登場するも、白ひげ、黒ひげ、マルコ、ガープ、シャンクスなどは出て来ない。

ジンベエとクロコダイルは1回のバトルで共闘。ハンコックは一枚絵のみで登場。

エースを助けに行くところはしっかりと描写がありました。

今回もエースは救えず。赤犬に敵わないので撤退する形になります。敗北者云々のやり取りはなかったですね。章としては、冒険パートがないので結構あっさりしてました。

 

章を終えた後は、マリンフォードの街が探索可能に。これは完全にゲームオリジナルだと思うのですが、街が美しくて好きでした。

メモリアということで、エースの魂?がキューブから登場。口パクは、行けよルフィ、高みへ だと思われます。その後、ゴムゴムの火拳銃を覚えます。このイベントは個人的には好きでしたね。

エースへの風評被害を回復させたい意図を感じました。

 

ドレスローザ

このあたりは個人的には読んだとは言えず(目を通したくらいで理解したとは言えない)、とても新鮮でした。ストーリーの主役はほぼローですが、ゲストキャラなので操作は不可。なのにとても弱くて、何度も戦闘不能になる謎の不遇っぷりでした……笑。

敵キャラ:ピーカ、ドフラミンゴのみ。シュガーはウソップの変顔時にだけ登場。レベッカが仲間になり(戦闘には参加しない)、ロー・キャベンディッシュ・サボもお助けキャラで加入。オペオペの実の能力はこのゲームをする限りでは全然わからないですね……(入れ替わってるのはわかるくらい)。

ドフラミンゴが鳥かごをしてる状態からスタートで、一味に懸賞金がかけられます。ただ、悪行がサラッと説明されただけなので、ボスキャラとしてのヘイトが全然足りなくてそんなに悪い奴には感じなかったです。SMILE云々の話もなし。

 

石田彰さんの演技はすごいなあ……(銀魂の桂と全く同じ扱い)

 

もう一度やるのか……とウソップのセリフがありました。ちなみに、シュガーとのバトルはなく、この顔芸のために用意されただけっぽい。声優さんも充てられていません。

 

前述のエースのように、キューブからコラさんが登場。ローとの思い出はローの口から説明があるだけで、描写はなし。急にスポットライトがルフィたちからローに当たるので、ローってそんなに人気なんやな、と個人的には感じました。

 

最後はドフラミンゴとのバトル。ギア4は漫画よりもカッコイイと思いました。

 

アディオの目的とエンディングまで(超ネタバレ注意)

ワフルドは空島で、200年前に世界政府に襲われて以降青海に。アディオはその子孫で、懸賞金20億超えだった(四皇の仲間を倒したとのこと)。「神の息吹」という天候を操る古代兵器が島の塔にあって、アディオは世界政府への復讐のために、それをコテコテの実で自由に使いたい。

→でも、「神の息吹」は巨像に守られていて敵対すると道は拓けないので、ルフィたちに戦わせようという感じ。巨像とバトル時に、アディオが巨像に全く攻撃せずに防御力を上げてばっかだったので、AIが無能やな~と思っていたのですが、これは伏線だったので、お~! となりました。

→それを正直に言うとアレなので、「神の息吹」で発生している嵐を止めて散らばった仲間を集めたいとリムに嘘をつき、ルフィたちを利用する。

 

急にラスボスの定番のセリフを吐くアディオ……。

→ルフィたちが巨像を全部倒したことで、操縦桿さえあれば何でも思い通りに出来るコテコテの実の能力によって、アディオは「神の息吹」を手中に。島を襲った歴史を隠したい政府によって発動したバスターコールの戦艦を片っ端から破壊。

 

論理的な回答を求める質問をするルフィに違和感を感じつつも笑、ユーザーフレンドリーやなあ……と感じた一枚。

 

→ルフィたちとリムは塔へ行ってアディオを直接問いただすも、キューブで力を奪われてはたまらないとのことで、アディオはリムを射殺(メモリアでのルフィたちの冒険を通じてアディオは家族で大切な存在である、とリムが定義した後だったので、とても悲しい展開)。リムはキューブになってしまう。ただのコマだったとの発言にルフィたちは激昂するも全く歯が立たず。戦艦を壊しに行ったアディオを追うことに。

 

「神の息吹」を倒すと、中から巫女である赤い目のリムが登場。メモリアで冒険したリムは、巫女のキューブによって作られた存在だった。

 

神の息吹を破壊されて、今度はサニー号を奪うとか、自分は海賊になるから海賊王になてしまうな~とか、ルフィにそれっぽい決めセリフを吐かせるためにフラグを立てまくるアディオ……キャラゲーなので仕方ないか……。

最後のバトルでルフィと拳を交える瞬間に、リムの笑顔が一瞬フラッシュバックするアディオ。このタイミングでのリムが本作で最も高画質でした。

リムを銃で撃ったアディオですが実は急所は外しており、アディオにとってもリムは大切な存在だったと逆説的な形で証明され、ルフィたちの考えを肯定することに。残りの戦艦を倒しに、ヨロヨロになったアディオが去っておしまい。

 

アディオの一族は、世界政府によって悪者扱いされて迫害されて、、、みたいな。アディオの気持ちもわかるという描写あり。

 

キューブから復活したリムは麦わらの一味が大好きでたまらないようで、初めて出会った時とは別人のように。最後は島を後にしてエンディング。アディオはまた戻ってくると信じて、、、みたいなきれいな終わり方でした。

おまけ:ONE PIECEを読まなくなった理由

このブログの初期に、ワンピースを読まなくなった理由という記事をつらつら書いていたんですが、それをちょっと書きたくなりました(画像はジャンプ+より引用)。いくつかあるのですが、チョッパーを勧誘するところから紹介↓↓

ナミの表情に注目してください。画像一枚目では、チョッパーの発言に驚きつつも、その心情を理解していることが分かります。さらには自身の過去(仲間になりたかったけど船を盗んで良い奴らだったなあ……と涙したところや、「助けて」と言い出せなかった当時の心境など)を、重ねていることも。画像二枚目では、一味全員の表情から、各々の解釈でルフィらしさを受け入れていることが伝わります。

これはあくまで一例ですが、こういう言語化してないけれど読者にキャラの心情や過程を伝える部分が特に好きだったので(前述したサンジのバトルもそうですね)、結果的に書き込みや説明を多分に感じてしまうようになった、ということになります。あくまで、論理的に説明するならば、ですが。これを一言で表現すると、2年前が好きだった、となります。

キャラ一人ひとりの感情・心境などを、読者は過去の描写から充分に共有できているんですよね。だからこそ、状況だけならともかく心情を含めた書き込みは不必要に思えてならなかった、と。

それでも、完結まで応援しております……!!

 

まとめ

体験版をプレイした段階だと「クソゲーかもしれん……」と思ったのですが(すみません)、なんだかんだで楽しむことが出来ました。

キャラゲーというジャンルへの理解と許容が問われる作品だと思います。つまり、制作の都合を受け入れられる人にはおすすめしたいです。こういう世界線もあったかもしれないね、漫画は漫画・ゲームはゲーム、みたいな捉え方が出来る方でしょうか。

ただ、ONE PIECEは文化や宗教レベルで好きな人も多いと思うので、プレイしない方が良かった……と思う方も確実にいるでしょう。前述したように、僕自身もそのサンジのセリフは簡単に使ってほしくないなあ、と思いましたし。

余談ですが、ONE PIECE用語に強いGoogle日本語入力にも感謝です。

尾田先生のイラストは素晴らしい

 

 

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