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【野狗子: Slitterhead】クリアした感想・評価(ネタバレ超注意!!)

PS5Steam

2024年11月8日にPS5、XBOX Series X/S、Steam、Epic Gamesで発売した『野狗子(やくし): Slitterhead』をクリアした感想・評価・攻略情報などを綴っています。項によってはネタバレ注意です。

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大卒後、就職に失敗→薬学生の彼女のヒモを経てブロガーに(15年の交際を経て結婚!)。エンタメ分野のレビュー、感謝を綴ったエッセイが好評。当時の内容を綴ったノンフィクション小説「薬剤師国家試験に落ちた彼女を、僕は隣で見ていた」が電子書籍化しました!

野狗子: Slitterhead とは

ネオン街の路地裏に蠢く、脳を喰らう魔物「野狗子」を姿無き「憑鬼」が狩る

猥雑さを色濃く残す街「九龍(クーロン)」を舞台に、記憶と肉体を失った「憑鬼(ひょうき)」となって、人間に擬態する怪物「野狗子(やくし)」殲滅に奔走するバトルアクションアドベンチャー。
極彩色のネオン街をさまよい、協力者となる人間、「稀少体」を見つけ出し、危険な組織への潜入と追跡、そして「血の力」を駆使したバトルを繰り広げ、自身と野狗子出現の謎を追うサスペンスドラマが展開されていく。

公式サイト:https://bokehgamestudio.co.jp/slitterhead/

プレーヤー:1人

ジャンル:アクションアドベンチャー

CERO:Z

クリアした感想・評価

SIRENを思い出すストーリー構成

姿無き「憑鬼」が、歓楽街に巣食う魔を暴く

人間に擬態する未知の怪物「野狗子」に脅かされる混沌の街「九龍」に、精神生命体「憑鬼」が流れ着く。一切の記憶を失った彼だが、唯一「全ての野狗子を殲滅する」という強い意思が残されていた。自らも街に潜伏しながら、同じく人間社会に潜む野狗子たちを暴き出し、狩っていく。

「全ての野狗子を殲滅する」という記憶だけが残った精神だけの生命体:憑鬼が主人公です。

憑鬼と適合性のある稀少体と呼ばれるキャラに乗り移りながら、人間を捕食する生物:野狗子と戦うことで記憶を取り戻していく……。本作のストーリーを要約すると、こんな感じでしょうか。

なぜ野狗子を殲滅しなければならないのか、そもそも憑鬼の正体は何なのか……重要な伏線が多く、続きが気になるストーリーでした。そして、最後にはスッキリ終えるのも良かったですね。

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犬のように殺されかけていたところに憑依→肉体も精神も覚醒!!(脊髄と心臓を伝う演出もかっこいい)

例えば、稀少体の一人:アニタ↑↑↓↓。娼館で働く娼婦ですが、ある事件に巻き込まれて野狗子に殺されそうになります。死にかけたアニタに憑依することで覚醒! 

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残酷で金銭に触れる展開も多いため、取り憑いた側の憑鬼が、アニタの感情に影響されることも。

稀少体はバトルだけでなく、ストーリーにも深く絡んでくるメインキャラになります。本作にはサブクエストはないですが、キャラの深堀りはバッチリ。

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リラックスモードのアニタと憑鬼の思考が混ざり合う。この内なる対話が、攻略の糸口になったり

 

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野狗子に関してですが、他作品に例えることでイメージが湧きやすいと思います。

『東京喰種』のグール、『寄生獣』の寄生生物、『ハピネス』『ヴァンピアーズ』のヴァンパイアなど……いわゆる人間を捕食する生物との共存を描いた作品ですね。例えば、人を食べるグールにも穏健派がいたり、人間社会に混じって生活するグールもいるわけで。本作の野狗子も全く同じで、その辺りの葛藤もしっかり描かれています。

野狗子と人間との違いは何?? という哲学的な問いをプレーヤーに与えることで、没入感も増します。

 

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九龍が火に包まれる予知夢。どういうこと? なんで? といった疑問も多いので面白い

また、本作はループものでもあります。ミッションを特定の条件で終わらせる→それがフラグになり、次のミッションへ……この構成は『SEIREN』の終了条件そのもの。なので、『SIREN』をPS5で表現したらこんな感じなのかな? という疑似体験のようなものも期待して良いのでは、というのが僕の考えです。

ただ、ストーリーに抑揚や没入感がある一方で、明るく楽しい雰囲気や会話は数えるほどなので、プレイしていると疲れるかもしれません。考えさせられるストーリーです。

憑依を駆使した探索が新しい

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縦横無尽のハイスピード憑依アクション

肉体を持たない「憑鬼」は、人間の身体に憑依し、その制御を奪う事が可能。街中を徘徊する数多の人間たちを、憑鬼の駒として活用できる。そして障壁をすり抜け、特定の人物に成りすまし、危険な地域や組織に潜入していく。屋外で次々と宿主を乗り換える事で、街中を高速で移動する事も可能だ。

舞台の九龍と言えば、『九龍ジェネリックロマンス』や『シェンムー』が馴染み深いでしょうか。広告や看板だらけで煩雑さが目立つ古い街並みなんですけど、現代のインターネット世界を体現したかのように思えるから不思議だなあ、と感じています。その広告で稼いでる僕が言うのもアレですが……笑

そんな九龍で、人から人へ憑依しながら移動するのが本作の特徴。シンプルな探索もあれば、野狗子を追跡するものもあります。

『NARUTO』の山中いのが、心転身の術ってのを使うんですよ。探索もバトルも、憑依はこのイメージ

 

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ビルの屋上から飛び降りて、着地寸前で他人に憑依すれば良いかあ~と考えて、飛び降る→直前で憑依する→元の人間は飛び降り自殺をしたので死亡。現場から悲鳴が……という序盤のチュートリアル。クレイジーですが笑、ゲームとしては素晴らしい。

 

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スパイダーマン』のように、看板に血の糸を出してジャンプも。

 

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野狗子の気配を感じると、こんな感じの不穏な演出が入ります。また、『SEIREN』お馴染みの視界ジャックも(嬉しい)。ホラー要素もあるっちゃありますが、どちらかと言うとグロいほうが強め。

 

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乱立する建物の中を、一部屋ずつ探索することになったり。作り込みがものすごく細かく、文化的な背景も見えてくるほど。オープンワールドとは真逆の自由度や密度ですが、MAPは広い印象です。ゲーム性とバッチリ。そういった制作の意図が伝わるのも◎。

 

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ステルスキルは出来ないですが、見つからないように動くミッションは多め。

キャラごとにスキルが異なるバトルは難しめ

「血の力」を駆使するスリリングなバトル

人間の肉体は脆弱だが、生命力を燃やし血液を武器に変えて、狂暴な野狗子に立ち向かう。 致命傷を負ったとしても、宿主を乗り換えればバトルを続行可能だ。さらに憑鬼とのシンクロが強い人間「稀少体」を見つけ出して憑依すると、より強力な斬撃や、様々なスキルを発動できるようになる。
そして「稀少体」との協力関係が、謎が深まっていくストーリーを解く鍵だ。

本作のアクションバトルは特殊でした。固有のスキルを持った稀少体を中心に憑依を繰り返しつつ、野狗子を倒すというもの。

例えば(僕がよく使っていた戦法ですが)、、、アニタが大量の人間を呼び寄せるスキルを使った後、アレックスに憑依。アレックスから一般人に憑依して、アレックスのスキル:タイムボムという自爆技を使うというもの。自爆する直前にアレックスかアニタに憑依し直すことで、一般人をボマーに出来ます。

こんな感じで、稀少体の持つスキルによっては補完性があるため、コンビネーションプレイみたいなバトルも可能。相手に合わせる選択肢の多さも含めて、戦略性があります。

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稀少帯の主婦:トリィは、体術が得意。重量感のある拳撃が◎。得意なスキルが異なる

基本はディフレクト(パリィ)です。『SEKIRO』のように体幹ゲージがあるわけではないですが、何回か弾くと敵は体勢を崩します。ただ、『SEKIRO』ほど完成されていないので、パリィに関しては物足りなさがあるプレーヤーもいるでしょう。

 

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トロフィー獲得率を見ると、最高難易度のNIGHTMAREでクリアしている人も。すげえ。

また、難易度NORMALでも、野狗子はかなり強いです。ディフレクトを多方面に対応出来なかったり、エドモンド本田みたいな掴み攻撃に捕まったり……何回もゲームオーバーになりました。昨今のゲームとは異なり、スキルポイントが潤沢なので、好きなようにステ振り出来るのは嬉しいポイント。

フレームレート云々の話も含め、評価が非常に難しいバトルですが、個人的には楽しめました。

ただ、繰り返しになりますが、『SEKIRO』や『FF7リメイク』のような、最高レベルのアクションではない、と記しておきます。憑依を繰り返すとテンポが良くないですし、爽快感もあまりなかったかも。

アクションも素晴らしいけれど、アクション目当てでの購入は話を聞かないとおすすめ出来ない、という感じです。

小ネタ・その他

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自分を爆弾にして自爆する技:タイムボム。これを愛用すると、真エンド到達までが遠ざかるので注意(ややネタバレ)。

 

ドラクエ5の花嫁論争らしき会話がありました。ちなみに、僕はフローラ派です。高校生の頃からこの価値観は変わらない。

 

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トリィ:いいお肉ね……

屠畜場って言うんですかね? グロい描写が多い中で、ふふっとなりました。トリィはこのゲームの雰囲気を少し和らげてくれるナイスなキャラ。

 

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野狗子の散り際が本当に儚く美しくて好き。芸術性を感じる

 

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ブレイクの加入条件は、おそらくミッションのクリア数に依るのでしょう。M134のような血液弾のミニガン武器が楽しい。ですが、仲間になった流れが急すぎて、しっくり来ず。

 

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娼館を探索した際に、娼婦の方のエロい会話もありましたが……娼婦のおばさんにエロさを感じさせないような絶妙なグラフィックの粗さがスゴイ。また、便座に座っているおばさんもいたりして、改めてスゴイ作品やな、と。リアリティ重視なんでしょうね。

 

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娼館でお客さんに話しかけられて怒られた時の一コマ。風俗の待合室では、お客さん同士の会話はタブーだと友人に聞いたことがあります。そりゃ話しかけられたくないですよね……笑。

気になる点も

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憑依したキャラが稀少体ではなく一般人のままムービーに入った場合、そのムービーでも一般人が中心になるので悲しくなります。

本作は、日本人はほぼ出て来ず(たぶん)、基本は中国系です。ボイスも限られています。そして、人間のグラフィックレベルがやや低め。めちゃくちゃ人が死ぬので、残酷さを曖昧にするためにも、あえてそうしているのかもしれません。

 

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特殊部隊などの軍側の深堀りがほぼなし。これは本作の良くない点の一つでしょう。『東京喰種』の警察側の描写を知っていると、明らかに深堀りされていないなあ、と感じるでしょう。

 

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ラストオブアス』のクリッカーのようなデザインと思いきや。。。ここから首が伸びて変態します。

 

同じ内容のMISSIONを、何回もやり直す必要があります。アイテム回収目的でもそう、終了条件でもそう、そして真エンド到達にしてもそうです。

おまけ:外山圭一郎さんの作品が僕は好き

GRAVITY DAZE』『SIREN』『サイレントヒル』……。

ゲームレビューを書いて生活している以上、個人的な思い入れを避けるため、制作の情報をなるべく見ないようにしています。ただ、それを8年間繰り返す中で、気付きもありました。その一つが、僕は外山さんの手掛けた作品が好きなんやなあ……と、帰納的に気付かされたことです。

ざっくり言ってしまえば、新しいゲーム体験が常にあり、世界観に惹かれてしまう。アートブックや設定資料も買っちゃいます。なので、外山さんの脳内が好きなんでしょうね。本作も個人的には神ゲーでした。

クリア時間・クリア後

クリア時間は14~15時間ほど。

エンドロールを見たので、先にレビュー記事をアップしました。まだ真エンドに到達してないので、追記します。

ネタバレ

ストーリーの要約

野狗子を殲滅するため、憑鬼は手がかりを探すことになる。そこで、売春組織と宗教団体の存在が浮上。野狗子の溜まり場になっていることを知って潜入する。

 

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ナイトクラブの支配人兼、売春組織の元締め:ミシェル。アニタを育ての親みたいな存在であるミシェルも、実は野狗子だったことが判明する。アニタはその事実にショックを受ける。

 

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宗教団体の幹部であり、穏健派の野狗子:銀月。野狗子の衝動を抑えるレーションという液体は、血液に脳を漬けたもの(たぶん)。このレーションを分け与えることで、隠れ場所を作っていた。野狗子狩りを行うこちら側を【鬼】と形容するものの、非常に協力的で仲良くなれそうな感じ。しかし、、、時空改編を行うたびに、銀月はどんどん悪人へ変わってしまう。

この二人を倒すことで、野狗子は絶滅したかと思いきや、そうでもなく……

 

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(稀少体:アレックスは医者であり、)アレックスの働く医院で看護師をしているリサ。リサに亡き妹を重ねていたアレックスだが、リサが野狗子だと知り、何かが壊れてしまう。アレックスは、時空改編を無限に繰り返してでも、この時空で野狗子を留めて絶滅させることを誓う。

 

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野狗子を殲滅する過程で、キャラごとに心境に変化が発生。人間に対して非暴力的で友好的であっても、野狗子だから という理由で殺し続けるアレックス。そんな狂気的なアレックス(と憑鬼)に対し、ジェシーは拒絶感を示して離脱してしまう。

アレックスは、ジュリーのように離脱されてはたまらないということで、他の稀少体の仲間を全員殺害する。仲間と連帯感を深めていた憑鬼は、アレックスに思考を乗っ取られていたことに気付き、深く後悔する。

 

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別の時空列の憑鬼が、アレックスがおかしくなったのはジェシーが抜けた後だと気付き、時を戻す。そこで、憑鬼が記憶を取り戻す。その正体は、全てを知った上でこの時空列にやってきた未来人の魂だった。

世界が滅亡した時空列から、人類最後の足掻きとして、精神を過去に逃れさせる計画でこの時空列に来たが、人間の脳には到達できず、ゲームスタート時の犬に憑依したとのこと。

滅亡した理由も野狗子だった。捕食と変容を繰り返す過程で、計画と自我を失って、人の脳を求めて全てを食い尽くすため、時を跨ぐイナゴ呼ばわりされている。

 

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復讐の鬼となったアレックスを止めるために、リサを封印することに。そのための呪封具:エクリプスを入手し、リサを封印。以後、時空列の切り替えが可能になる。

 

しかし、ジュリー以外の稀少体はまたしてもアレックスによって殺害されてしまう。ジュリーはそんなアレックスを倒すが、飛行機が街に突っ込む様子を見ておしまい。バッドエンディング。

ここで、真エンド到達のためには、各ミッションの犠牲者を減らす必要があると知らされます。僕はそれに手こずっており、先にレビューをアップすることにした次第ですね……。

全エンディング

(僕はまだ真エンド到達していないので、動画だけ貼っておきます)解説・考察・説明を追記予定です。ドラクエ3リメイクのレビュー後になりそうです。

→墜落する飛行機に憑鬼が乗り移る。飛行機の中へ。すると、パイロットが殺されていて、別の時空列の憑鬼が黒幕だったとわかる。九龍への直撃を回避した飛行機を見たジェリーは、アレックスが消えたことに気付く。アレックスはバイクに乗ってどこかへ。続きに含みを持たせたような終わり方でした。

続編もあるかもしれませんが、、、本作ってあんまり売れてない気がします。あくまで僕の体感的な感想は、続編をリリースするのは難しいイメージです。

攻略情報

各キャラのバトル性能とスキルのおすすめなど

ジュリー:ストーリー専用キャラという印象。攻撃スキルが弱いけど、何かと使用することが多いので、優先度も高い。回復する能力がある上、パッシブスキルの習得数も多い。ニ番手に置きたいキャラ。

アレックス:強い。攻撃力が高く、チャージするショットガンの威力も抜群。タイムボムも汎用性が高く、初心者向け。

アニタ:デビルズセントで人間を呼び寄せる能力が強力。憑依して後ろから殴るだけで完封できるし、タイムボムとの相性も抜群。また、マインドハックで人間を操る能力も強い。一番使ってたキャラ。

エド:攻撃に振り切っているが、近接のみなので結構吹っ飛ぶのが難点。攻撃を見極めたうえで、全てディフレクトする腕前があれば超強いはず。

トリィ:ドニと相性が良い。敵避けにもなるツリーも使い勝手が良い。格闘モーションも好き。

ドニ:使いにくい。ただ。投げ槍を4段階までチャージさせると最強の威力になる。トリィのスキルで敵を固定したりするのが良いのでは(それでも4段階は難しい)。

ベティー:ルナティックが好き。バーサク状態で操作不能になる。あんまり使わず。

ブレイク:銃の威力が弱いよ……その割に血を使うので効率が悪い。特殊部隊の隊員に憑依できるってくらい。使わず。

 

★HPと攻撃力を上げるのが最優先かもしれません。また、ディフレクトが苦手な人でも、オートヒールがあると、憑依してない間に勝手に回復するのでおすすめです。

物語を進めるには新たな稀少体の参加が必要です

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物語を進めるには新たな稀少体の参加が必要です。 という表示で進行不能になったら、ミッションをやり直す必要があります。

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このミッションで、稀少体の気配を回収していないならばやり直しましょう。見落としがあります。

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ホームレスのエドを仲間にする時の一コマ。憑依する→やくしを倒す→2ndと入れ替えますか? という表示が出てイエスを押した後に、ミッション選択画面に戻ればOK。エドが仲間になってます。

謎の貴婦人:ベティーの居場所

ドニくんを仲間にする時のピッキングなんかもそうでしたが、、エドじゃないとインタラクト出来ないのは何なんでしょうね……笑

まとめ

めちゃくちゃ面白かったですが、かなり人を選ぶ作品になるでしょう。

世界観は暗く、キャラの背景も独特。かなりグロいですし、各々の倫理観も問われます。このゲームを理解するだけの経験・知見も必要でしょう。

真エンドがもう少し明るい感じで終わってくれたら……と個人的には感じています。パッと思い出すのは『零~濡鴉ノ巫女』。この作品のように、作中はずーーーーーっと暗くても、最後の最後だけは希望を感じさせて欲しかったですね。

人間を捕食する生物との共存を描いた作品が好きな方、新作をプレイしても既視感ばかり感じてワクワクしなくなったゲーマー、『SIREN』が好きな方、外山圭一郎さんの作品が大好きな僕みたいな人にはおすすめですね。マニアックエディションに付属していた設定資料集も面白かったです……!!

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