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【アサクリ ミラージュ】クリアした感想・評価など(ネタバレ注意!!)

【2023年10月16日 〇ボタンと☓ボタンの配置変更へ など追記・更新】

2023年10月5日に発売された『アサシン クリード ミラージュ』をクリアした感想・評価・ストーリーのネタバレを綴っています。項によってはネタバレ注意です。

 

アサシン クリード ミラージュとは

アサシン クリード ミラージュ』では、悪夢のような幻視を見て答えと正義を求める狡猾な小賊、バシムが主人公となる。

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ジャンル:アクションRPG

プレイ人数:1人

CERO:Z

 

感想・評価

主人公バシムの成長を描くストーリーだが、、、

死の報復を受けたバシムはバグダッドを去り、古来より続く組織「隠れし者」の一員となる。神秘的な儀式と強力な教義を学びながら、バシムは類まれなる技量を磨き、自身の真の姿に気づいて、新たな「信条」を理解するようになる。それが己の運命を変えることになるとも知らずに。

本作のストーリーを一言で表すと、主人公バシムの成長物語 になります。恵まれない環境の中で育った青年が己の運命に葛藤しながらマスターアサシンになる過程を描いていました。

 

好奇心で冬の宮殿に潜入し、不思議なアーティファクトを起動しまったバシムは、故郷を追われてしまいます。そこで、命を救ってくれたロシャン師匠の組織:隠れし者に入ることに。師匠に仕えながら、敵組織:古き結社の壊滅を目指すような流れ。

 

ブログ記事のために説明を噛み砕いて綴りましたが、要はいつも通~りのアサクリですね……。支部とか支部長とか土地名などの専門用語も多いですが、取り巻きを倒してボスに辿り着く流れはいつもと同じ。ゲームスタート時の身分が低く、虐げられている設定も同じ。

 

味方キャラ、敵キャラもいつも通り。深掘りしないのはいつも通りですが、本作は好感度や恋愛要素もなし。クリア後には忘れてしまいそう

成長物語と謳ってはいますが、葛藤や自問自答する描写がエンディングの一区画に集約されているため、結構あっさり終わった印象です。ネタバレは後述しています。

 

ステルス重視になったけど、基本はいつも通り

シリーズ作品はオリジンズ、オデッセイ、シンジケート、ヴァルハラ(途中で挫折した)などをプレイしていますが、他作品と比較して最も異なる点は、ステルス重視になったことだと感じています。

 

投げナイフ、煙幕、罠、吹き矢など、道具もステルスっぽいものが基本

一対一のバトルでは受け流しや回避が出来たり、剣を振り回していれば基本は勝てます。しかし、複数相手になると割りとあっさりボコられてゲームオーバーに。なので、道具を使って、状況に応じて狡猾に相手を倒しましょう、というのが本作の特徴ですね。

 

変装やスリなどの新要素もありますが、、、シリーズ経験者の方はなんだかんだで(本質的に)いつも通りやな、という結論に至るのではないでしょうか。

 

シリーズ作品ほど、武器や防具は手に入らなかった印象。装備より道具を使ってくれってことだと思われます

 

発売日が前倒しに

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PS5ソフトの発売スケジュールを常にチェックしているのですが、一週間前倒しして発売したというのは珍しかったですね。発売延期は本当に多いので、、、

 

オープンワールド探索の楽しさがあまりない

バグダットは建物の上にロープなどが張り巡らされており、尾行ミッションでは上から攻めたりします。入り組んでいて、表現として面白い。

どこでも関係なく登れるわけではなく、窪みや枠などを掴まなければなりません。また、バグって振動しまくって動けなくなったりしましたが、元の場所に戻されたり

 

ただなあ、、、と。シンクロの気持ちよさ・達成感が他作品よりも劣化しているという印象です。シンクロと言うのは、ファストトラベルポイントですね。『ホライゾン~』ではトールネック、『ゼルダBotW』ではシーカータワーなどと同じ。オープンワールドゲームで僕が非常に重視しているポイントでもあります。

この演出が、気持ちよくないんです……。

シリーズの『オデッセイ』は海と空が美しかった上に、シンクロの演出も好きだったんですが、、、本作は砂漠ということを抜きにしても、演出がショボイ印象があります。

 

おすすめのダイブは、前からではなく、背面から飛ぶこと。

そして、ダイブも同様。シンクロポイントからダイブしたくても、ただのジャンプになってしまうことが多々ありました。きれいに落ちた時の気持ちよさも劣化している印象です……。

シンクロからのダイブがアサクリの醍醐味の一つだと僕は考えているので、これらは本当に悲しかったですね。

 

また、探索中にウザイのが、ダイブの着地点がそこら中にあって、これに触れるとダイブした判定になってしまうこと。ゼロ距離でダイブが出来る、と捉えることが出来なくもないですが……。

 

若きイーグルダイブ(バグダットの物語というサブクエスト)は、好きでした。子供が勇気を出して飛び降りる内容。

 

水中(特にオアシス)のグラフィックレベルは上がっている印象でした。魚もいて、宝もあって、きれい。

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恋愛やエロがない

ハーレムという場所に侵入するのですが、エロい要素が全くなかったのは悲しかったですね……。なのに、男の大浴場はあったり。その他にも、キャラとの恋愛などもなし。

青年の成長物語ならば、恋愛・別れなどをもっと深く描いても良かったんじゃないかと考えています。

 

小ネタ・その他

ベラドンナはナス科でアルカロイドを含み、口の渇き・心拍数増加・目のかすみ等の抗コリン作用を引き起こす。 大量に摂取すると意識障害・幻覚・けいれん等を招く。 葉、実とも食用してはならない。 また、ベラドンナの根は毒性が最も強い部分であることが分かっている」

引用:食品安全関係情報詳細

ベラドンナという毒は実在。これもまた屍(かばね)ですね。

 

バグダッドに流れる河川を舟で移動出来るのに、クエストがない。オープンワールドはスゴイのに、それを活かしてない、というのも本作の感想。

 

リアルな猫の可愛さを描いている、という点では素晴らしい作品だったと思います。

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アサシンクリードのロゴの鼻の猫も登場……していることをTwitterで知りました。

 

イスラム文化に詳しい人であれば、本作の評価は僕と異なると思います。大学生の時に、イエメンを一周する旅を計画して挫折したことが悔やまれる。

なんだこれ……

 

オフラインにしないとUBISOFTのメンバー登録画面が出てくるのが本当に嫌い。消すのが面倒くさい。

 

他シリーズの時系列も

この動画は面白い試みでした

 

クリア後・クリア時間

クリア時間は、15時間ほどでしょうか。いつものシリーズ作品とは異なるテイストでしたが、やっぱりいつものアサクリやなってのが感想です。

クリア後は、新たな依頼(サブクエスト)をプレイ可能になります。

 

攻略情報

おすすめの道具とスキルツリー

投げナイフ(鎧貫通)、煙幕(忘却)が特におすすめ。投げナイフは使用後に回収、煙幕は使用後に暗殺しまくるのがラク。吹き矢は、混乱させて同士討ちも出来るが待ち時間が長いので昏睡でも良いかも。罠は、手榴弾のような使い方が好きでした。


スキルツリーは好みだと思いますが、トリックスターの最下部:技術者がおすすめ。道具の所持数と効果をアップ出来るので、ステルスが一時的に楽しくなるはず。

 

狐と狩人:アリブを探す のネズミ

ネズミの跡を追うところが分かりにくくてイライラしたので

 

蛇の巣:本を設置する順番

階段に近い方から、青→黃→黒→白

 

金策

スリをひたすら繰り返して、小物を売却することに尽きます。そうしなければ、本作は全くと言っていいほど金が貯まりません。依頼(サブクエスト)だけではとても追いつかない。

 

ネタバレ

ストーリー要約~エンディング

冬の宮殿でアーティファクトを起動したバシムは、衛兵から追われるように。家に戻ると周辺の人間が磔の刑に処されており、この土地を離れるしかなくなってしまう。

一緒に冬の宮殿に行こう! と言ったネハルとも決別。

 

故郷を追われて、命を救ってくれたロシャン師匠との訓練を経て、隠れし者という組織で暗躍することになるバシム。支部で仲間の助けを得て、敵組織:結社のボスを倒して壊滅することを目指す。

 

途中で、ネハルと再会。ロシャンの駒になっているバシムに大して、ネハルは疑問を投げかける→でも、ロシャンは命の恩人だぞ! みたいなやり取り。

 

結社のボス:カビーハを倒すようにロシャン師匠に言われていたが、実際に会って話すとバシムが悩まされている症状を理解しており、その上でアラムートへ行って確かめましょう、と。

その提案に乗った瞬間、ロシャン師匠により殺害されるカビーハ。バシムは激おこ。

 

自分のことを知っていたのは結社のボスだったというオチ。真実を知っていたのに話してくれなかったと師匠に詰め寄るも、仲違い。結局は利用されていたことを知る。

ネハルと同行して師匠の元へ向かう。

 

ロシャン師匠がバシムの面倒を見ていた理由は、冬の宮殿でアーティファクトを起動するところを見ていたためだと思われる=特別な人間で、何にでもなれるとのこと。それをどのように利用したかったのかは描かれない。

 

神殿の奥には、バシムの血で開く扉があった。中に入ると、近代的な棺桶のようなものがあり、その中にネハルがいた。つまり、ネハルはそもそも存在しておらず、バシムの一部であったことが示唆されるような展開に(たぶん)。

バシムの悪夢の根源であったジンニーも消滅し、手を合わせて一つになるバシムとネハル。

 

ロシャン師匠を殺さず、導師と呼ぶライハンと共に新しい世界へ。

 

この時代の人間ではなかったことが語られ、他作品へとつながるような演出でおしまい。たしか、バシムは『ヴァルハラ』ではロキだったはず(曖昧)。もっと深い考察するのは、ヴァルハラを含めてシリーズをクリアする必要がありそうです。

おまけ

〇ボタンと☓ボタンの配置変更へ

ヴァルハラから続いていた決定とキャンセルのボタン配置が変更されるそうです。気になるっちゃ気になりますが、個人的にはゲーム開始画面のメンバー登録を永久に排除してほしいです。

 

まとめ

色々と引っくるめて、いつも通りのアサクリという域を出ない作品だと思います。個人的には、シンクロとダイブが劣化していたので、やや残念なシリーズ作品だった、というのが正直な感想でしょうか。また、情報として価値のある内容が書けなかったため、記事にするか迷いました。いつものレビュー記事と比較すると半分くらいの文字数になっています。

ちなみに、僕が一番好きなアサシンクリードは、オデッセイです。オデッセイは神ゲーだと考えています。

 

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