本格的にブログを始めて2年半。現在、ブログに対して感じていることを綴ってみました。
3月中旬にGoogleアップデートがあった。そこで、大半の記事が飛んだ。一日に15000~あったアクセスは、1500まで落ち込んだ。頻繁に来ていたネット広告の企業からのメールも途絶え、コメント数なども激減。これが巷で言う、「ブログが死んだ」というやつか……と実感したものだ。
最初からアクセスがなかったら何も思わなかったかもしれない。しかし、何度も試行錯誤して成功体験(と当時は考えていた)を経て、良い時を知っているからこそ、その衝撃は大きかった。
3月を期に、ブログを更新しなくなった人は多い。僕も同じで、全く希望を見出だせなかった。
また、春というタイミングで、お世話になっていた担当さん(X社のFさん)の部署が変わった。掲載方法などを三日に一回はやり取りをしていた気がする。仕事と関係ないが、最近の音楽を知らなかった僕に、あいみょんや髭男爵の曲を教えてくれた。
一緒に稼いで喜んだ一年。振り返ると、本当に楽しかったなあ、、、とひしひしと感じている。ブログの楽しさは数多くあるが、やはり実際に人と会える喜びは大きかった。『縁』を目の前で共有できるからだ。
……その人にブログが死んだ報告をするのはキツかった。そして、来月からその分野のアフィリエイトから降りるとの連絡が来た。
ネットの世界は、本当に早い。とにかく、終わりが早い。
アクセスもなく、SEOもない。取り柄のないブログになった僕に、二つのASPさんが親身になってくれた。
一つは、関連会社のS社のHさんに紹介していただいた最王手A社のOさん。タイミングが合い、たまたま直接会うことが出来て、色々と案件を提案していただけた。死んだ直後だったけれど、今までやってきたことが間違ってなかったことを確認でき、少しだけやる気が出た。
もう一つは、ちょっとエロが入ったASPさん(E社のNさん)。僕のブログでは、タイトルはエロくてもGoogle AdSenseの規約には抵触しない内容になっている。なので、普段は遠ざかっていた。しかし、SEOサポートがサービス内容にあることが発覚。本当にたくさんの相談に乗っていただけた。長々と脈絡のないメールを返信してくれて、、、。
ちなみに、どちらも全然収益上げれていない、、、。
けれど、一番苦しかった時期に支えてくれた人がいるという事実だけで、救われたし今も救われている。恩返しというモチベーションが生まれるからだ。
ブログの悩みというものはその時々で無限に存在する。そして、自分にとって良い人にあたるとも限らない。以前書いた気がするが、やっぱり、ASPの担当者とコミュニケーションが取れる状態にあることが重要だと思えた。
なので、本当にありがとうございます。
アクセス数があれば自然と収益は上がる。が、少ないアクセス数でも、分野によっては収益をあげることは出来る。言葉では誰もが知っているが、実際に行うには専門知識も必要だし、難しい。
月に5万円でも稼ぎたいならば、検索流入を含めて戦略的になる必要がある。それは方向性を絞るということでもあり、ターゲット層の想定するということでもある。TwitterなどのSNSで莫大なアクセス(更新する度に)が望めないならば、よりGoogleという市場を考えていかなければならない。
ブログは掛け算で構成されている気がする。記事数や更新頻度が高くても、その記事の価値がGoogle基準で1に満たなければ、どんどんサイトの評価は下がっていく(ようなイメージを描いている)。
また、バズったら嬉しいけれど、振り返ってみるとそれだけで終わっている。SmartNews掲載なんかは、それの典型例かもしれない。
バズったことで色々なオファーをいただけることもあったけれど、それはまた別の話。
とにかく、数年に渡ってSEOの順位を維持するのは不可能に近い。
個人ブロガーは淘汰され、ますます厳しくなるだろう。
インフルエンサーと長年呼ばれ続ける人は違うと思うが、アフィリエイトに関しては(わかりやすく儲かる分野は)超飽和状態。ブログで今から稼ぎたい、みたいな新規参入は、もう相当に、相当に厳しいんじゃないかな。
実際にアフィリエイトの祭典に行ってハッキリしたが、お金が稼げる分野はそれだけ人が参入する。ものすごい数の人が、ワードプレスで記事を作成している。
ネットでお金を稼ぐことのストレスのなさは、現実のそれとは比較にならない。新分野にイチ早く参入するスピードも、経験者には勝てないだろう。
しかも、アップデートの度に、このようなことが繰り返される可能性がある。上がることはなくても一気に下がることは常にあるわけだ。しかも、一度死んだ記事って、蘇る確率はかなり低い。
だから、アフィリエイターの人たちは何度もブログを立ち上げている。
けれど、僕には真似できない。
はてなブログに関しては、大半の人が辞めていく。そして、それは絶対に正しい。だって、全く苦労に見合わないもん。報われることも少ないんじゃないかな(各々のブログをする理由・定義にもよるが)。はてなブログ内で、ブックマーク営業をしまくっている人に久々に当たって、なんだか懐かしくなった。でも、こういう人は99.9%辞めるだろう。
僕がブログを続ける理由は、やっぱり人なんだな、と実感した。
『薬剤師国家試験に落ちた彼女を、僕は隣で見ていた』を読んで熱心なアツいメールをくれて、実際に会った人がいる。『宇多田ヒカルの曲が聴けなくなった話(超長文)』を読んでくれて、直接メールのやり取りをするようになった人がいる。『【思春期】家の壁を殴って破壊していた理由を経験から考えた』を読んで、優しいコメントをくれる方がいる。お世話になったASPの担当さんに会って話せる。
何を持って縁と言うかは考えが各々異なるだろうけど、やはりどれだけネット上でやり取りしても、1回会うことに敵わない。これは実際に、僕が人と会ってきたから言えることだ。
だから、人に会いたい。
まとめると、もうちょっと人に会えるようなブログにしたい。アイコン画像やヘッダー画像も変えて、自己開示をしていきたい。なんてことを最近考えているので、ここに記しておきたいと思った。
まずは、手始めにAmazonほしいものリストを作ってみた。
何度か「ありませんか?」と聞かれたことがあり、物を貰うのはなんかな~……と躊躇していましたが、基調な言葉はやはりどんどん聞いていけたらと思っています。
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