福岡県福津市にある宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)。アイドルグループ嵐のCMで有名になったり、日本最大のしめ縄があったり、かわいいヤギがいたりと、県内でも見どころが多い神社だと思います。
今回は菖蒲を見てきました。
宮地嶽神社とは

宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)の公式ホームページです。福岡県福津市に位置する当社は、全国に鎮座する宮地嶽神社の総本宮です。
〒811-3309
福岡県福津市宮司元町7-1
Tel : 0940-52-0016
毎年恒例の菖蒲まつりは、やはりコロナの影響で中止に……
水無月の曇天に楚々と佇まう江戸菖蒲。当社には10万株の菖蒲が咲き誇ります。
5月31日、初刈神事を斎行し、刈り取った花菖蒲を大神様に愛でて頂きます。境内一面、宮地嶽は紫に染まります。
又、特別菖蒲朱印を5月22日よりお頒ちします。ご朱印は通信でも承っております。
ちなみに、前回訪れたのは2年前です。
満開の菖蒲の様子など
今回は2020年6月9日の様子になります。
この景色を見ると、宮地嶽神社に来たな~と感じます。参道が海まで延びているようで、やはり美しいですね(階段を登ってくるのは少し大変ですが)。
宮地嶽神社は美しい海と山のあいだにあります。 神社より海岸を望むと、参道が一直線に続いております。 海までは歩いて15分ほど。 美しい海岸が霞んで見えます。 秋の大祭にはこの参道を牛車に揺られて、平安絵巻のように十二単の祭王と御神輿が進みます。
手水舎は閉鎖中ですが、こんなにも美しく彩られていました。
参道を歩いてまいりますと、手水舎という建物があります。これは神前に進むに先立って心身を清めるところで、ここで手を洗い口をすすぎます。 神道では「お祓い」ということを最も大切にしますので、ここでまず身を清め、衣服を整え、心身共に罪やけがれを流し去り、神前に進むことが神参りの一番の大切な心得としております。
本殿の方へ進むと、菖蒲で彩られています。よく見ると、一つ一つ植えられています……(スゴイ)。
江戸菖蒲
菖蒲は古くより厄除けに用いられたり、「尚武(しょうぶ)」に通じることから、端午の節句に飾ります。「菖蒲狩り」は梅雨の風流のひとつで、日本では800年以上前から栽培されていました。
花菖蒲は元来、江戸菖蒲・肥後菖蒲・伊勢菖蒲に分かれており、江戸菖蒲が最も原種に近い品種です。江戸時代、武家階級にその鑑賞が始まり、庶民の間に広まるにつれその品種の改良が行なわれ今日の隆盛をみています。伊勢菖蒲・肥後菖蒲に比べ、江戸系の菖蒲は植栽が難しいのですが、花は楚々として格別な貴品を漂わせています。
当社では、昭和40年、35種300株に増殖し、江戸菖蒲苑として開放いたしました。今日では、菖蒲苑だけで100種10万株の菖蒲を植栽しており、開花時には拝殿前にも移設し、大神様そして皆様方の目を楽しませてくれています。
また、5月31日の江戸菖蒲初刈り神事を皮切りに、6月中旬まで「菖蒲まつり」が開催されます。花言葉:優しい心・優雅な心情・勇気 ・嬉しい知らせ
開花時期:6月中旬~7月中旬引用:四季の花々 – 宮地嶽神社
日本一のしめ縄も! よく見ると一円玉が詰められています。余談ですが、これは出雲大社のしめ縄でも見ることができます。
奥の方へ進みます
民家村自然広苑
苑内には、日本各地から移築復元した「合掌造り民家」「二棟造り民家」「くど造り民家」「鉤屋造り民家」「高床式平柱小屋」等の古民家を見ることができます。
菖蒲が彩られているもうひとつのエリア、江戸菖蒲苑です。こちらの方が数が多いですね。
九州で第一の江戸菖蒲苑に大江戸、小町娘、小紫等約百種五万株の江戸菖蒲が妍を競い楚久とさわやかに群咲きする姿は侍、町人、姫君、若衆――と大江戸を行きかう昔の粋な人々の語らいのようにさえ見える。
菖蒲苑に隣接している池ですが、、、二年前より明らかに鯉が増えていました。旅行が好きなので数多くの場所を訪れていますが、ここまで鯉が間近で見れるスポットはかなり珍しいと思います。えさも100円で購入可能です。
亀もいます。
ちなみにニ年前の画像↓↓
宮ZOO。ヤギとエミューがいます。エミューは水浴びしてました。
あじさい✕菖蒲の見頃は基本的にかぶらない
宮地嶽神社は本当に飽きないですね。近場には世界遺産に登録された宗像大社もあるのでセットで行くと良いでしょう。
今回、天気の関係で梅雨入り直前に宮地嶽神社に行きました。菖蒲は満開でしたが、あじさいはほぼ咲いていませんでした。
どちらも見たい場合は、6月の下旬がおすすめです。
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