【2024年2月1日 8のレビューを追記・更新】
2023年11月9日に発売したPS5、PS4、XBOX Series X/S、Steamソフト『龍が如く7外伝 名を消した男』をクリアした感想・評価などを綴っています。項によってはネタバレ注意です。
８もクリアしました！
龍が如く7外伝 名を消した男 とは
あと何を失えば、大切な人を守れるのか
ジャンル：アクションアドベンチャー
プレイ人数：１人
CERO：D
クリアした感想・評価
春日一番と出会うまでの桐生一馬のストーリー
桐生一馬の視点から描かれる、空白の物語
愛する者たちを守るため自分の死を偽装し、人生を捨てた伝説の元極道、桐生一馬。今は、かつて日本のフィクサーとして暗躍した「大道寺一派」という組織に身を寄せ、その秘密エージェントのひとりとなって、時折任務を与えられている。大道寺以外の人間にその生存が知られることは決して許されない。二度と日の目を見ることのない飼い殺しの日々。だが……、その静寂を破ろうとする存在が桐生のすぐ近くへと迫っていた。
本作は、『龍が如く７』の外伝であり、『龍が如く８』に繋がる内容になっています。
具体的には、大道寺一派に身を寄せる主人公：桐生一馬が描かれています。堂島の龍と呼ばれ、元東城会四代目会長であった過去を捨て、沖縄の養護施設アサガオに支援をしてもらう代わりに「大道寺一派」に身を寄せているところからゲームスタート。
大道寺って何だよ、というプレーヤーの疑問に対してわかりやすい回答。秘密結社みたいな表に出ないヤクザ組織という認識でOK。『６』で出てきた陽銘連合会はその兵隊。
すべては澤村遥と「アサガオ」の子供たちの安全のため。ちなみに、Googleのサジェストには「澤村遥 クズ」と出てきますが、その理由を知りたい方は『５』と『６』をプレイすればわかります（おすすめはしづらいかも）
春日一番との特別なエピソードはないですが、出会い方や展開は『７』同じ。
本作には『７』であったようなRPG感のある演出はなかったです（めちゃくちゃ好き↑↑）
桐生さんの過去がちょいちょい挟まるので、シリーズ作品をプレイしていた方が話は理解しやすいです。しかし、『６』を理解するには『５』をプレイした方が、『５』を理解するのは『４』を、、、と続くので難しいですよね。
かと言って、『７』は事前にプレイすべき！ とも言えないです。本作をクリアした後でも『７』は充分に楽しめる！ と思えたからですね。
逆説的な結論＋私見ですが、本作はシリーズ初心者の方にもおすすめしやすい内容かもしれません。シリーズ主人公：桐生一馬の人間性も理解出来ますし、『７』の主人公：春日一番にも興味が湧くような展開になっているからです。
何と言っても、クリア後にプレイ可能な『８』の体験版が特に良かったです。
バトルはほぼジャッジアイズ＋ガジェットだが、、、
2つのスタイルで戦う進化したバトルアクション
バトルでは、「応龍」、「エージェント」という2つの新たなスタイルを切り替えてプレイすることが可能。シリーズならではのド派手、且つ豪快な極道アクションを進化させた「応龍」。古今東西の格闘術をベースに、バインドワイヤーなどの専用ガジェットを駆使し、スピーディーに敵を制圧する「エージェント」。パワーで圧倒か、スピードで制圧か、状況に合わせて2つのスタイルを使いこなし、敵を蹴散らせ！
本作のバトルは、一言で言えば『ジャッジアイズ』とほぼと同じ。街中に置いてある自転車やカラーコーン、お店の看板などを持って攻撃するEXアクションは演出が全く同じでした。それらに加えて、敵ヤクザの刀やドス、ハンドガンやショットガンなども拾って使うことが出来ます。
蜘蛛を強化すると本数やアクションが増える
新要素：ガジェットは、言葉の通りスパイダーマンみたい……と思いきや、使用感は全く異なります。ザコ敵での使用が主で、「長押し」という操作がビミョーで、、、スキが生まれるので思ったような使用が出来ませんでした。
本家のスパイダーマンのように、コマンドを十字キーや○×△□ボタンに割り当てにしてほしかった（パクリと言われるでしょうが……）。
スパイダーマンはガジェットがバトルのメインなので仕方がないとも思う
ワイヤーアクションはムービーでも
ボス敵などは赤い闘気を纏った攻撃：アルティメットアタックで大ダメージを与えてきます。が、回避することでアルティメットカウンターの発動が可能で、ボス戦の基本に。これがあるので、難易度は下がっていると思います。
闘技場ではチームVSチームのバトルがあったり、スポンサーからチート武器を提供されて行うバトルなども。
プレイした感想としては、プレイする楽しさよりも、積極的に新しい要素を取り入れる企業努力・姿勢を感じる面白さがありました。
MAPは蒼天堀メイン。キャッスルというカジノ船も
本作は神室町が登場せず。『ロストジャッジメント』や『７』の舞台になった伊勢佐木町も三分の一ほどしか周ることが出来ませんが、、、蒼天堀とキャッスルというカジノ船の二つがメインになっています。
蒼天堀は、実際の道頓堀の再現に近いです。かに道楽、たこ家道頓堀くくる、くいだおれ人形なども。大阪王将や牛角などで食事も出来ます。
キャッスルは超豪華。移動出来る範囲はそこまで広くはないものの、その華やかさに圧倒されます。人間の欲望を煽り出すような光や水の演出が細かく、斬新さがありました。闘技場が最奥にあり、そのランクによって行けるフロアがあったり。
今の日本では難しいと思いますが、カジノがあったらこんな感じなのかな？ と。
キャッスルの動力部分も。動力や機械などが描かれる研究所ステージなどが最近のゲームには多いので、そういうMAPも表現しているのは◎
あとは、主観視点モードがものすご～く好きでした。が、エンカウントしてバトル画面になると三人称視点に戻るのが残念、、、。エンカウントなしにするアイテムを見つけられなかった。
ちかころ は本当だった
誓って殺しはやっていません という桐生さんの有名なセリフですが、それは本作でも本当でした。
確かに殺してはいませんでした（たぶん）
実写キャバクラは、AV一歩手前のよう（エロ注意）
So-net光という光回線の企業があるんですが、電話で問い合わせるとコールセンターに繋がらずにAIが対応してくるんですよ。んで、このAIの性能がゴミで、マジで話が全く通じなくてイライラ。。。これに似た不快感が、本作の実写キャバクラにはありました。
話題を選んで３択から選ぶ→好感度が増減する、というのが基本で、初見だと何が正解なのかが分かりません。会話パターンも決まっているので覚えゲーで、会話のテンポや間が悪い……。会話の主導権もないため全然楽しくない。
おっぱいが大きい・体位がどうこう みたいなセクハラ的な選択肢もあって、大半が好感度ダウン。しかし、好感度が上がると寛容になったり。現実でも同様ですし、ハラスメントの概念を考えさせられます。
と思っていたら、それは最初だけでした。。。笑
好感度♥が上がる頃には、なんとなくキャストの方の特徴や選んでほしい会話が掴めるようになります（あいさんは会話がハマって楽しめました）。
初対面時は事前情報もなく、現実と異なって外見や仕草からも全く情報が得られない……という点を除けば、恋愛シミュレーションゲームのように楽しめるのではないでしょうか。
好感度がMAXになると、アフターに誘ってもらい、（キャバ嬢に依りますが）それなりにエロい展開になります。アフターシーンは回想からいつでも見ることが出来ます。
AV一歩手前 というのが紳士にはわかっていただけるかと思います。キャバ嬢ごとにアフターシーンがあるのでぜひ。
このブログでGoogle AdSenseによる収益を得ています。下ネタは書いていますが、Googleが定めるアダルトには抵触しないように努めているので、連絡が来た場合は消します！
クリアするとプロフィールの確認が出来ます
ナンバリングタイトルでは挑戦出来ないような新しいことに積極的に挑戦する、という意味合いも外伝作品にはあるんやな、と思ったり。実写キャバクラは代表例でしょう。
キャバ嬢を全員攻略しても、『７』のようにはならないのでご安心を！
生キャバクラを体験した桐生さんは、よりリアルな恋人感覚になれる店と言っていましたが、、、キャラを３択で口説いて二人きりになれる場所まで一緒に行く、というゲーム性がより強調されたという意味で、個人的にはリアリティは薄かったです。
ただ、僕がキャバクラに行ったのは友人の結婚披露宴後の一回のみ。キャバクラに関して経験から語れることはないので、ご留意くださればと思います。
海藤さんも登場（ややネタバレ注意）
海藤さんが登場する依頼：被害を食い止めよ
『ジャッジアイズ』『ロストジャッジメント』でお馴染みの海藤さんもサイドクエストで登場します。これは事前情報にもあったようなので驚きはなかったのですが、、、
東やんけ！！（嬉しい）
東も登場します。『ジャッジアイズ』をプレイした人の大半が、東に好印象を抱いているんじゃないでしょうか。中間管理職の鑑のような男で、優しさと可愛さと親近感を併せ持つ唯一無二のヤクザ。海藤さんじゃなくて、東のDLCを発売した方が良かったんじゃないかな、と個人的には思うくらい。
互いに素性は明かしませんが、ゴリラ的な外見だけでなく、その他にも通じるモノがあるような展開。
クリア後は、闘技場のバトルで使用可能になります。めっちゃ強い。
赤目というキャラをどう捉えるか……（ネタバレ注意）
出演：ファーストサマーウイカ
大阪は蒼天堀を根城にするなんでも屋の女性。裏社会にも通じており、街中に隈なく張り巡らされた「赤目ネットワーク」はどんな些細な情報も見逃さない。特定の人物を「とある場所」に導く、窓口としての役割も持つ。
ストーリーにガッツリ絡んでくる赤目というキャラなのですが、、、僕だけかもしれませんが、色々と思うところがありました。
ファーストサマーウイカさんが喋っているところを見たことがないのであれこれ言いにくい部分はありますが、本作においては演技があまり……という印象がまず１点（キャラ設定が合ってない気がする・映画やドラマではまた違うのかもしれません）。他の登場キャラがあまりにも自然なので、相対的に浮いている印象が最後まで拭えませんでした。
依頼やおつかいをすれば、赤目ポイントとお金をゲット→赤目ネットワークレベルも上がる→能力強化が可能になるので、メインストーリーを除いたゲームの中心とも言えるので露出は多い
話しかける度に「ジョーリュー↺」と声が出る仕様が苦手でした……。
絆を上げるイベントも
ヤクザと関わり合い多数（これは本作ではスルーすべきですが）なのに歌手の夢を諦めてない、という設定は別に良いと思うんですよ。ただ、ホームレス支援をしているのに人殺しに近い行為をスルーするのはキャラとして一貫性がないなあ、、、と……。
特に最終章ですね。具体的にはネタバレの項で書きましたが、着替えの服を持ってくる描写。「着替え持ってきたで～」と明るい声でシリーズの主役たちより目立ってしまうのは……。場違い感がマジでハンパなかったです。
ただ、赤目は蒼天堀の顔役とのことなので、大阪のイメージがあって、大阪のオバちゃん感もあるけど美人さんで、桐生さんなどのヤクザなどにも認められるような度量があり、かつ既存の登場キャラと設定がかぶらず、芸能人の方で現在目覚ましい活躍をされている、というキャスティングの意図があるのだと思われます。
この項で綴っている内容は、ホームレス支援をしている方を実際に知っていて、かつファーストサマーウイカさんを存じ上げなかった僕だけかもしれません。好きなこと＋情報で生活しているので、必要としない情報は基本的には入れたくない性分であり、僕自身が非常に偏った人間である、という前提があります。
不快にさせた方は本当に申し訳ありません。
その他のゲームも
やり込み要素満載の充実したプレイスポット
「龍が如く」シリーズならではの多彩なプレイスポットは本作でも健在。数々の強敵が立ちはだかる「闘技場」や、実写映像で究極の臨場感が味わえる「キャバクラ」のほか、「カラオケ」や「ポケットサーキット」、「ダーツ」など人気の遊びが大幅にパワーアップして収録。己の欲望のままに遊びつくせ！
SEGAのゲームセンターはシリーズおなじみ。過去のアーケードゲームなどもプレイ出来ます。これも『ジャッジアイズ』っぽいですね。『７』のような会社経営や株主総会などはないです。
ビリヤード・ダーツ・麻雀なども出来ます。
ゴルフは説明を見ずとも直感的に楽しめました。
ポケサー（ミニ四駆）も面白かったですね。改造や一人称視点が◎。トルクチューンモーターとかスタビライザーポールとか、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』を読んでいた世代の方は楽しめるのではないでしょうか……！！
→調べてみたら、U-NEXTで無料で視聴可能でしたが今月末まで
小ネタ・その他
このお姉さんを攻略したかった
『SIREN2』の市子ちゃんと藤田さんを思い出した船内。素晴らしいデザインやなあ、とほれぼれ。
なんでこの場所に？ と思ったのですが、船内の休憩場所がないってことですよね。大学生の時、東京の大手デパートでバイトした時の従業員フロアを思い出しました。
ギャンブルに負けてケツ毛云々～。こんなことを言えるのは、ケツ毛があまり生えてない人ですよ。
船頭に『ジャッジアイズ』の変態が……！！ 『８』にも登場するでしょう。
金玉を７つ集めると、、、→わかったのは３つだけ。本作のアイテム集めなんですが、マジで場所が全くわかりませんでした……。難しい。
服装系もあまり集められず。ミニゲームをガッツリプレイしてないからかも？
→キャッスルのブティックで普段着２→頭→麦わら帽子を買えたりするのをクリア後に知りました…………。歌舞伎風メイク、ピエロ、裸スーツに眼帯などの変更が金次第で可能です。赤目みたいに誰かから買うモンだと勘違いしてました。
ホームレスの人にハゲは少ないっておそらく本当なんでしょうね。こだわって作られている気がします。
たこ焼きがほしい、というホームレスに明石焼きを渡してもOKでした。
アメ村で甲賀流のたこ焼きを友達と食べていたらホームレスの人が寄ってきてせびられたことがあり、手のひらの上に置くような形で一つあげた思い出があります笑。
アイテムを取ろうとしたら柵をジャンプ。逆に、道頓堀川付近で手すりを乗り越えてほしいのに乗り越えてくれなかったのは、気になるポイント。飛び越えるアクションに関しては、そこじゃない って場所が多かったですね。
クリア時間・クリア後
依頼は金の玉以外は完了して、１５時間ほど。クリア後は、クリア後モードで蒼天堀やキャッスル、伊勢佐木へ行けるように。また、ムービーを回想から再確認可能に。そして、『龍が如く８』の体験版がプレイ可能になります。
攻略情報
ブロンズランクのイベント戦が出ねえ～と思いながらクリアしてしまったのですが、メールには賭博場の受付で、って書いてあったので、綴っておきます。
金玉の場所
金稼ぎ
赤目ネットワークレベルがアップすると、金が入ります。
なので、効率の良い方法としては、ポイント効率を上げる・闘技場でバトルに勝ったり依頼をこなすの順番でOK。特に、闘技場が良いですね。
有料ロッカーは２つだけ開けられなかったのですが、装備品は購入せずにロッカーから入手するのがおすすめです。
集団戦のおすすめキャラ
回復役です。東の他に、猫ラッパー、最強のコンビニ店員などの依頼をしましょう。１０人バトルでこの３人を入れると超安定します。
キャバクラで好感度が上がる選択肢
全て確認はしていませんが、好感度がぐーんと上がるものだけ抜粋
ケイ……レッドブルカクテル。私の目標→伝説のストリーマー。不安で……→きっとできる 好きな日本食→寿司 方言→日本人でもわからない 趣味→カラオケ 初体験→明太子 髪型→ロング 反応が気になる→お前が楽しむのが一番 デートしたらどこに→俺の部屋 飲みすぎで→顔が赤い 浮気→きっぱり別れる ストリーマーになりたい夢を応援。
→『８』の体験版のカラオケのところにいる……？
亜優……焼酎。寒かった？→温めてくれ！ 休日の格好→パンツに健康靴 普段の飲酒量→ザル 喋る女性は？→にぎやかで好き 定番の世間話→季節 飲んだ量→シャンパン２本 聞いてみたい→話すような内容がない NO1とは→背中 私に合いそうな仕事→美容サロン経営 アレ続けてくれて→酒と水を一緒に 夢に向かって→祝杯
かなめ……マイペース→そう思う 朝が弱くて→眠いよなあ 歌があんまり→歌は気持ちだ メイド喫茶で→似合ってそう ケーキ→俺も実はそのくらい グルメ旅行→すごい行動力 努力するタイプ→そう見えてる デート→ひとけのない穴場 ついついお仕事ってこと→本気で言ってるのか？ 撮影モデルしてる→どんなことを グラビアアイドルとして→応援するぜ 励まして→いつも通りで大丈夫だ
心……子供は好き→大好き 麻雀→フッ どうやって鍛えて→悪漢 メイクは普段しない→肌に良さそう 酔うと→セクシー トンパツ→俺はその逆を 年齢→５１ 盛り上がろう→イェーイ 誕生日プレゼントおすすめ→アクセサリ 仕事忙しい→支えに 一緒に遊んで→麻雀 資金貯めてる→じゃんじゃん指名
★人生最大の経験→これからやるつもり を選択しないと好感度MAXでも進まなかったので注意！
あい……ウイスキー。スマホ→ついつい 辛い食べ物→汗を流しながら ホラー映画→驚くけど好き 自分の武器→胸が武器か 第一印象→ある程度決まる 楽な仕事だと→俺には分かってる 異性→追いかける 一緒にいたら→不安なんて吹き飛ばしてやる 異性として見てもいい？→ああいいぞ お疲れさま→我が家 横顔フェチ→もうちょっと詳しく 浄龍さんに会うと→俺もだ 聞きたい言葉→心の支えだ
ネタバレ
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ストーリーの要約～エンディングまで
名前も過去も捨て、大道寺一派に身を寄せる桐生一馬。港で金塊の運びの警備をするも、ミスターXによって襲撃され大道寺一派のフィクサー：花輪は拐われそうになる。
後日、近江連合の鶴野が仕組んだ罠だったことが判明。桐生と花輪は鶴野を捕まえるも、移動中に近江連合からトラックをぶつけられ、花輪が拐われて連絡用のスマホを渡される桐生。
そのスマホを大道寺の上司が取り上げることで花輪を見殺しにしようとするが、桐生はそれを阻止して大道寺一派の全員をボコって脱出する。
鶴野から受けた電話の内容は、もう一度死を偽装して大道寺一派を出し抜いて、近江連合に協力することだった。そのためには桐生は花輪と一緒に死んだという証拠が必要なので花輪を殺す→桐生は提案を断る→赤目に会えと言われて蒼天堀へ。
赤目から依頼を受けつつ、ヘリコプターでカジノ船キャッスルへ。闘技場でバトルをさせられ事務所へ向かうと、金塊輸送を邪魔した近江連合の獅子堂（ダウンジャケット）がいて、桐生に一花咲かせよう＆花輪は蒼天堀の事務所にいることを伝えられる。
蒼天堀に戻り、近江連合の事務所へカチコミ→花輪を開放してボコった鶴野から話を聞くと、東城会と近江連合を同時解散するために桐生が必要だと聞かされる（この辺から『７』の内容へつながる）。ちょっと悪いことしたらトップが警察に捕まる時代だし、代紋を捨てでも自由になった方が良いよね、と。でも、大半のヤクザは金も仕事も失うので反発が必須だから、場を鎮めるためにも伝説のヤクザである桐生一馬が必要だと。
その後、アジトで監禁していた鶴野を殺して忠誠を誓え、と大道寺一派に強要される桐生だったが、鶴野を逃して自分も再度脱出しようとするも失敗、、、沖縄の養護施設アサガオを人質にされて屈服する。花輪が責任を取って桐生の銃殺を命令されるも、助けられた恩があって出来ず。それを見ていた大道寺のトップが登場し、二人に合格を告げる。大道寺一派は近江連合から５００億で桐生を買ったことが明かされ、アサガオの解放を条件に桐生は近江連合へ協力することに。
近江連合と東城会の解散にはもう一つ邪魔があって、仮に成功しても反発分子をまとめあげる力を持ったキャッスルを牛耳っている西谷が邪魔だと、鶴野に聞かされる。西谷を倒す計画を聞かされるもバレており、西谷とバトルになるがキャッスルを脱出する。
蒼天堀で３０００万円を使って豪遊して西谷をおびき出す作戦を決行するも（自分たちのシマで遊び明かすことで怒らせる）部下しか出てこず、再度キャッスルに乗り込んで大暴れする桐生たち。そこで西谷から呼び出しをもらい、バトルの末に撃破する。西谷の身柄を持ち帰ろうとする桐生だったが、同行した獅子堂が西谷を滅多刺しにして殺害。西谷は拷問趣味があった外道であり、桐生を出し抜いて殺害するつもりだったと鶴野から聞かされる。が、後日謝られる。
分岐ルート……？ 拳で語るような展開だと面倒くさそうなので、もういいから～を選びました。
このドヤ顔で「（解散宣言の場に相応しい）着替え持ってきたで～」という発言が、赤目というキャラが成立していない印象を僕の中で確実なものに。
近江連合トップの渡瀬が出所していざ解散宣言する場に向かおう！ というところで、獅子堂が裏切る。ヤクザになってここまで這い上がったのにふざけんな、みたいな。西谷の死も偽装しており、力で捻じ伏せる価値観に共感したと。西谷は渡瀬を刺し、解散に反対する全員で桐生たちに襲いかかるが逆にボコられる。
鶴野の足をドスで切った満身創痍の西谷だったが、猛スピードで突っ込んできた車に轢かれる。車から出てきたのは、西谷の情報を掴んでいた赤目と花輪だった。
解散を宣言する場で、桐生は春日一番と出会う（『７』のムービーとほぼ同じ）。解散に反対したヤクザたちをボコるが、復活した獅子堂に焚き付けられたヤクザたちと再度バトルに。伝説軍団も服を脱いで本気を出す。ここの入れ墨を映す演出はシリーズ恒例ですね。桐生は獅子堂とバトルに。
服を脱いでもガジェットは装備したままでした、、、笑
獅子堂とのバトルに勝利。
赤目と花輪がお迎えに。赤目のこの「着替え持ってきた」くだりは２回ありましたが、心の底から不要だと感じましたね……。獅子堂は、大道寺一派に掴まる。
その後しばらくして、、、
アサガオに監視カメラを仕掛けたけどバレた→桐生のおじさんじゃない？ と勘違いした子供たちのメッセージを見て大号泣する桐生。成長を喜んで涙する（シリーズプレイしていなくても泣ける）。桐生一馬は報われない、と僕も思っていましたが、少しでも報われたようで良かった。この涙の演出を見るのと見ないのとでは、『８』の桐生さんの捉え方が変わると思います。
無期限の休暇を与えられた桐生は休暇入り（どこに行くかは描かれてない）。
沢村由美の指輪を、約束のハワイの教会に捧げて、本作はおしまい。エンドロールへ。
龍が如く８スペシャル体験版は最高なのでプレイすべき
引用：『龍が如く８スペシャル体験版』が配信決定｜HEADLINE NEWS｜龍が如くスタジオ.com
本体験版は、『龍が如く７外伝』をクリアした後にアンロックされるもので、『龍が如く８』本編にはないシーンなども収録した、その名の通り特別な内容となっています。
配信禁止区間なので控えめに書きますが、ハワイに到着して右も左もわからない春日一番を、大道寺の依頼でハワイに来た桐生さんが助ける展開になります。春日一番の目的は母（かもしれない人）を探すことで、桐生さんも目的は人探し。
体験版の中で、どうしても一つだけ言及させてほしい演出があります。
トミザワに語りかける春日一番を、遠巻きから黙って見守る桐生さん。この演出がシリーズの中で一番好きかも
春日一番という人間を知らなくても、その魅力が一発で伝わるような素晴らしい演出があったので紹介。
自分もそうだったから、とトミザワに語りかける春日の姿を、プレーヤーは桐生さんの視点で理解するんですよね。春日一番のことを詳しくは知らないけれど、こういうところが人を惹きつけるんやな、と桐生さんが納得するような表情が最高でした。
たとえ『７』の内容を忘れていても、春日一番という人間を一発で思い出せるだけでなく、旧主人公が新主人公を理解して協力していく、という演出でした。制作は（春日一番に惹かれている僕のようなプレーヤーを）わかってくれているし、制作もまた春日一番を愛してやまない、と伝わります。
このシーンが『８』の本編に収録されるかはわかりませんが、この演出を見れただけで本作は大満足でしたね。ぜひ体験版をプレイしてほしいです。
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まとめ
赤目を含めて気になる点が多かったのは事実ですが、、、外伝ということもあって制作の挑戦する姿勢が改めて見えてくる良作でした。
最終的には『８』の体験版をプレイ出来たこと、具体的には春日一番を見守る桐生さんの演出が本当に良かったですね。『８』が待ち遠しくなる作品でしたし、『７』未プレイの人にもおすすめです。
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