
2025年12月26日に発売されたMOE (モエ) 2026年 02月号の特集「第18回MOE絵本屋さん大賞2025」の概要とランキングの紹介記事になります。また、歴代受賞作を紹介した記事なども。
MOE(モエ) とは
1979年に偕成社から「絵本とおはなし」として創刊され、1983年に月刊『MOE』(モエ)と改称された。その後、偕成社の完全子会社であるMOE出版が版元となり、その後再び偕成社発行に戻ったが、1992年4月号から版元は白泉社に移った。偕成社、MOE出版時代では、月刊絵本とおはなし新人賞、月刊MOE童話大賞、MOEコミック大賞という賞が存在していた。人気絵本・人気キャラクターをテーマとした巻頭特集を中心とし、その他、アート・映画・旅・ハンドメイド雑貨・スイーツなど、旬の情報のページも組まれている。また、絵本作家を支援するグランプリやイラスト・絵本スクールを開講している:Wikipediaより引用
MOE絵本屋さん大賞2026
■ 巻頭特集 全国の絵本屋さん3000人に聞いた絵本ランキング
第18回MOE絵本屋さん大賞2025
全国の絵本屋さんに聞いた「2025年、もっともおすすめしたい絵本」が決定します! 2025年の絵本ランキングを1~30位まで一挙紹介。受賞作家へのインタビュー、全国の絵本屋さんから寄せられた推薦レビューを通して、受賞作品の魅力をたっぷりとお届けします。同時発表の「新人賞」、0・1・2歳向けの絵本を対象にした「ファーストブック賞」、MOE読者によるアンケートで選ばれた注目の絵本作品にもご注目ください。 一体どの絵本が選ばれるのか、お楽しみに!
この記事では、1~10位を紹介しています。
★詳細は本誌を読むことを強くおすすめします。11~30位の紹介、一つ一つの作品の解説、受賞作家インタビューやアトリエの様子、選んだ基準などがわかる座談会、本屋さんの紹介など多岐に渡っているためです。それでは紹介していきます。
1位:おせち
「くろまめ ぴかぴか あまい まめ。まめまめしく くらせますように」「きんとん きんかん きんいろ こがね。おかねが いっぱい たまりますように」など、おせち料理を美しい絵でひとつひとつ紹介しながら、そこに込められた願いをリズミカルなことばで伝える絵本です。最後には、一の重、二の重、三の重と料理を詰める順番もわかります。
時代も変わり、今はおせち料理もバラエティーに富んでいますが、年の初めに1年の無事を願うというのは昔も今も同じですね。改めて日本の伝統食・おせちの良さを味わえる一冊だと思います。
料理研究家の満留邦子さんがこの絵本のために心を込めて作った料理を、内田有美さんが美しく精緻な筆致で描いています。おせち料理を食べるときに、どうぞそばに置いてお楽しみください。
2位:大ピンチずかん3
大ピンチは思いがけない理由でやってくる。
『大ピンチずかん3』では世の中のさまざまな大ピンチを、大ピンチレベルの大きさと今回初登場の「うっかりメーター」で表し、レベルの小さいものから順番に紹介する。
ついうっかりしたことで大ピンチに陥ったのなら、それはまさに自分のせい。次に大ピンチにならないように考えることができるぞ。 また大ピンチ調査や大ピンチを乗り越える方法など、知りたい情報も新たな切り口で掲載。さらに進化した 『大ピンチずかん3』。3冊揃えて手元に置いておけば、もう安心だ。
3位:どろぼうジャンボリ
この町に住む、風変わりなどろぼう。名前はジャンボリ。町のみんなが眠る夜、ジャンボリはあるものを、こっそりとぬすみだします。それはジャンボリにとって、とっても大事な宝物。ある日、あたらしい町長がやってきて、町のみんなから大切なものを奪います。ジャンボリが夜ごと集めつづけた「あるもの」が、あるとき、町にちいさな奇跡を起こして……。
大切なものを取り戻すためにできることや、偶然がもたらす奇跡が、ユーモラスで豊かなタッチで生き生きと描かれます。国内外で注目を集める実力派絵本作家、阿部結が手がけるはじめての絵童話。読むたびに、心が大きくふくらむ物語です。
4位:まてないの
あかちゃんから、おばあちゃんまで。まてない人の、まてない絵本。
お母さんのおなかの中にいるときから、
「はやくおそとにでてあそびたいの。じゅんびができるまでまてないの!」
子どものときは、
「たべたいししゃべりたいしあそびたいの。ひとつずつなんてまてないの!」
主人公の子ども時代からおばあちゃんになるまでをユーモアたっぷりに描いた
ヨシタケシンスケ、せっかち人生応援歌!
ずーっとずっと、わたしはわたし!
今の自分をまるごと包み込んで肯定してくれるような、
あなたの人生にエールを贈る、新たなヨシタケワールド。
子どもから大人まで、笑って泣ける、名作誕生!
5位:たれてる
\『大ピンチずかん』の鈴木のりたけ新シリーズ第1弾!/
ドーナツに
チョコレートをかけて…。あれ、
ちょっとかけすぎじゃない?も~っ!
たれてる、たれてるって!たれ続けるチョコレートは、いったいどうなるの!?
ページをめくるたびに驚きと笑いが生まれる、
子どもと大人のツボつくユーモア絵本。≪編集者のおすすめコメント≫
まるで手を伸ばせば触れられそうな、圧倒的な描写力によるドーナツやアイスたち。
えっ? この次の展開は!? と、ドキドキしながらも、
読んでいるだけでお腹が空いちゃう、ゆかいな絵本の誕生です!
6位:おばけずし
。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚
苅田澄子&柴田ケイコが贈るユーモア絵本!
なんと、おばけもお寿司が大好き。
こんな楽しいお寿司屋さんに行きたい!
。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚第18回MOE絵本屋さん大賞入賞!!!
第1回NIC書店絵本大賞入賞!!!おばけでもいいから来てくれないかなあと、ひまなお寿司屋さんがつぶやくと本当におばけがやって来た! おばけにお寿司を握ってあげると、おばけは大喜び。お礼におばけの魚を釣ってきたけど、食べられるのかなあ?
7位:モモ(絵本版)
モモ 絵本版/ミヒャエル・エンデ/シモーナ・チェッカレッリ/松永美穂
町のはずれ、こわれかけた野外劇場に住んでいるという女の子。最初はあやしいと思われていたものの、たくさんの人たちがモモに会いにきました。それはモモが人の話を聞くことが得意だったからです。モモに話を聞いてもらうと、自分のしたいことがはっきりとわかったり、間違いに気づいたりします。やがて鳴かなくなったカナリアや、雨や風までがモモに話をし……ミヒャエル・エンデの名作刊行50周年を記念して企画された絵本版。
8位:ぼくのいえ
坂の上からみおろせば、ぼくのすんでる町がみえる。どれもみんなおなじようないえばかり。もうちょっとへんないえがあってもいいんじゃない?
たとえば、水をかけるとくずれる「すなのいえ」や、引っこしするときにころがせる「まるいいえ」があったらたのしそう。
いえにかえると、おふろにいれてくれて、ごはんもたべさせてくれる「ぜんじどうのいえ」は、なんでもやってくれるから、らくちん!
夜になってさんぽにでかけた「ぜんじどうのいえ」。ところが、ぜんじどうのかぎが、いたずらコンドルにぬすまれた。みつけだして、とりかえさなきゃ!
大人気「ぼくの」シリーズ第6弾! 奇想天外な物語に緻密な絵、さらには絵さがしも楽しめる、遊び心満載のシリーズです。子どもたちに「こんな家があったら住みたいな!」と、想像をふくらませながら読んでほしい一冊です。
9位:すいかのたね
「すいかのたね」どこどこ?あんなところや、こんなところにかくれているよ。みつけるたのしみがつまった、絵さがし絵本。
10位:パンどろぼうとスイーツおうじ
今度の舞台は「スイーツおうこく」!? 大人気シリーズ第7弾!
スイーツおうこくのスイーツおうじは、スイーツばかり食べてほかのものを食べません。
心配したおうひさまは、パンどろぼうに解決してほしいと、お城へまねきます。
それが気に入らないおうじは、あの手この手でパンどろぼうの行く手をはばみますが―――。迷路あり!? 絵探しあり!? こんなパンどろぼう見たことない!
過去最大密度でおとどけする、待望の最新作!
絵本ためしよみサイトの紹介

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歴代受賞作一覧も
MOE絵本屋さん大賞受賞作を全て読んだ上でのおすすめの絵本

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