【2021年8月31日 追記・更新】
人生でハマった市販アイスクリームについて語っています。2018年にアップした記事を追記・更新しました。
はじめに
そもそも、なぜアイコン画像にアイスクリームを手に持っているのか。それは、アイスクリーム(正確には洋菓子全般)が好きだからです。洋菓子を中心に、美味しいものを食べることに執着している人生を送っています。だからめんどくさいと言われ続けているのですが……。
アイスや食品は、どの企業・工場で生産されたかで、ある程度は味が予測出来ます。なので、新製品が出れば必ず買うというわけではありません。
それでは、この15年を振り返っていきます。*個人の偏見に満ちています。
生産中止or1年は見ていないアイス
ハーゲンダッツ:カフェモカ
2008年頃発売。思い出補正もあるでしょうが、ここ10年のハーゲンダッツで最高傑作の一つだと思っています。
そもそもカフェモカという存在自体、美味しいコーヒー店が少ないんです。にも関わらず、クオリティが高かった記憶があります。
就活時に、目黒にある本社で面接の時にも言った覚えがあります。「カフェモカを復刻してください。僕が入社したら復刻させます!」と。
そして、今もなお復刻していません。
ハーゲンダッツ:クリスピーサンド エスプレッソマキアート
マスカルポーネチーズを使い、バニラの香りを添えた、濃厚でコクのあるマスカルポーネバニラアイスクリームに、香り高いモカエスプレッソソースをアクセントとして合わせ、コーヒーコーティングで包み込み、ほろ苦いココアウエハースでサンドしました。濃厚ながらもすっきりとした、夏にぴったりな味わいが楽しめます。
2017年の超アタリ商品でした。クリスピーサンドも2007年以降は全て食べていると思いますが、その中でも圧倒的に美味しい。マスカルポーネ仕立てというのが非常に好印象です。マスカルポーネと言えばティラミスですが、ティラミスって味に差がつきにくいんです。贔屓のパティスリーでは、アクセントにレモングラスや赤スグリを入れたりしていますからね。
そう言った意味でも新しい商品だと思いました。これも定番化してほしい商品です。
Baskin-Robbins(サーティワン):キャラメルチョコレートクランチ
いろんな大きさのサクッとビターなチョコレートクッキーと、とろ~り甘いキャラメルリボンが、バニラアイスクリームの中で絶妙にマッチする「キャラメルチョコレートクランチ」が新登場します。
チョコレートクッキーとキャラメルリボンの相反する食感が、一度食べた人の心をつかんでしまう、そんなクセになる美味しさです!
クランチの固い食感と、キャラメルリボンのバランスが印象に残っています。ただ、今食べると甘すぎるかも。男一人で吉祥寺店に並んだ思い出が蘇ります。。。
引用:https://www.31ice.co.jp/media/company/PressReleases/r080229_02.pdf
森永乳業:MOW Special ストロベリー
http://www.sej.co.jp/ より(当時)
これは2016年頃です。「ストロベリー」を冠するアイスクリームで、トップクラスで美味しいと思っています。たっぷりの果肉、そして酸味が、モウのバニラの良さと非常に合っていました。
開発関係者と話をしたことがあります。コンビニ限定の商品は、コンビニから企画提案があって商品化します。なので、定番化するのは難しいんです……と。
しゅん……としていたら、翌年、ストロベリーフロマージュが登場(ベリーや抹茶も最近見ますね)
でも、食べてみてがっくりしました。ハッキリ言って、31のストロベリーチーズケーキと大差なかったんですよ。モウのバニラの強みはどこへやら。
一応新作はチェックしていますが、あのストロベリーの感動は取り戻せず……。
開発関係者の方が最後に僕に言った言葉があります。
「パルムとピノもよろしくお願いします」
ん~。んー。ん~……!!
森永乳業:フルーツPARM オレンジ&バニラ
公式HPより引用(現在は削除)
ご存じの方も多いと思いますが、パルムとピノって似てますよね(厳密には原料が違います)。でも、それを大きく覆したのがこの商品だと思ってて。
チョコ的な要素が一切なかった一方で、コーティングの厚さが活きていました。オレンジ果汁17%、みかん果汁11%、果肉80%と記載があります。そりゃあ採算取れないですよね……。コンビニなどで売っている「ザ・オランジェット」よりも、こちらの方が好みでした。
PARM ザ・オランジェット | アイスクリーム | 商品紹介 | 森永乳業株式会社
丸永製菓:安納芋アイスバー
安納芋を溶岩プレートでじっくり焼き上げ、濃厚で甘くねっとりとした食感の安納芋アイスをチョコレートでコーティングした贅沢なアイスです。
丸永の安納芋は美味しいと思います。
安納芋を謳ってる商品って、名前を掲げれば売れると思っている気がしますね……まあ、買うんですけど笑。近年では、安納芋もなかがローソンで発売されるようになりました。ローソンとの独自契約、ローソン仕様のものです。
が! アイスバーは現在生産してないそうです。。。
余談ですが、安納芋と言えば、ミニストップのソフトクリームも美味しかったですね。さらに余談ですけど、ampmのソフトクリームがなくなった時はショックだったなあ。。。
ロッテ:爽 温州みかんヨーグルト
爽も発売する度に食べてはいるのですが、最も美味しかったと写真に収めていたのがコレ。2007年だと思います。ただ、2013年にも出たのですが、こちらはなぜか記憶に残っておらず。この理由が思い出せない……。
アイス不作の年には、爽のバニラにコーヒーシロップや黒ごまラテの粉をかけてよく食べてました。
ロッテは雪見だいふくをかなり小さくした罪があると思ってます……。過去からタイムマシンに乗ってきた人が雪見だいふくを見たら、たぶん目玉飛び出ますよ!
ロッテ:濃い「カルピス」ミニアイス
濃い「カルピス」アイスがひと口で楽しめ、3種類21個入って家族で楽しめるマルチアイスです。
我が家の定番になりつつあるアイス。一口サイズで、後味もスッキリしています。口が寂しい時にパパっと食べれるのはもちろん、口直しにも良いですね。最近のアタリ商品です。市場では「濃い」カルピス製品が出ています。そもそも、「薄い」カルピスが好きって人はいるんですかね。
ちなみに、原液は牛乳で割る派です。(ホットカルピスは除く)
ロッテ:ぎゅぎゅっと
引用:http://www.yao-design.co.jp/?p=370
二人で分けて食べられるように、真ん中で割ることもできます。氷がとてもなめらかで、果汁をしっかりと味わえることから、いつかの夏のファーストチョイスになっていました。味もオレンジ・ピーチ・グレープ・パインなど多彩な割にどれも美味しかった印象があります。あとは、堀北真希さんが出演していたCMも記憶に残っています。
森永製菓:板チョコ好きのアイス
この写真を撮ったのは2011年。バニラの板チョコアイスももちろん美味しいんですけど、チョコ×チョコ×生チョコソースでハマってしまいました。カロリーが高そうな味わいが印象に残っています。
これが数年後、「板チョコ好きのアイス 178円(税込)」として再登場。
デザインも高級感溢れるものへ。もちろん値上げしてます。まあ、そんなもんですよね(諦観)。2013年?くらいに食べたイチゴ味も美味しかった記憶あり。
ここ数年では、パッケージを青にしたり、赤にしたり……。もちろん値上げしてます。
2018年6月では、森永キャラメル味が出ています。 味は想像通りです。
ハーゲンダッツ:メルティバー リッチショコラ~ベリーソースとともに~
濃厚でビターな味わいのチョコレートアイスクリームを、外側はやわらかく、内側はパリパリの食感が楽しめる2種類のチョコレートコーティングで包みました。チョコレートコーティングの間からは、甘酸っぱいラズベリーソースがとろりとあふれ出します。ラズベリーの程よい酸味と、3種類のチョコレートが織り成すぜいたくなアイスクリームバーです
酸味のあるラズベリーの質が非常に高い商品です。パティスリーレベルのラズベリーの濃さが特徴。我が家では、今シーズン一番の大当たり商品です。
ハーゲンダッツ:ほうじ茶ラテ
繊細なほうじ茶の香りと旨味をアイスクリームで表現するため、試行錯誤の末、2種類のアイスクリームを組み合わせました。
こだわりぬいた初摘み茶葉の旨味と、最適な温度と抽出時間で引き出したほうじ茶の香りを、ほうじ茶ラテアイスクリームで存分にお楽しみください。
ここ数年で最も美味しいと思ったアイスかもしれません。。。お茶屋で味わうようなレベルのほうじ茶の香りを味わえます。あまりにも美味しかったので、この時はとりあえず5個買っちゃいました。
今や世の中ではほうじ茶ラテ商品で溢れ返っていますが、我が家はこれのみ。定番化を強く希望!
森永製菓:チーズスティック
まるで専門店のチーズケーキのような濃厚なチーズアイスクリームと香ばしい胚芽ビスケットの美味しい組合せ。片手でパクリとかじりつける、スティックタイプのデザートアイス。
公式HPより引用
森永製菓と言えば、モナカ(チョコモナカジャンボ・バニラモナカジャンボ)だと思います。ただ、買う店によってクオリティが異なる場合が多いんです。
しなってしてたり、パリっとしすぎてたり。多くのお店に卸している商品なので、仕方ないっちゃ仕方ないんですけどね。アイスクリームに賞味期限ないですし。保存状態が悪いと、霜がついてる場合だってあります。
でも、チーズスティックは食感に感情を左右されることがないので、平均的に美味しい印象があります。味違いで言えば、抹茶も好きでしたね。ブルーベリー入りの商品も美味しかったです。やっぱりパティスリーからアイディアをもらってるんだろうなあ~と強く認識した商品です。
GODIVA:ミルクチョコレートキャラメルアップル
セブンイレブンで買える禁断のアイス、、、だったのが、2018年はLAWSONで買えるアイスになって登場。350円という値段が既におかしいです。でも、これに何円使ったかわかりません。これと出会わなければ、こんなにお金を使うこともなかったのに……。
ある意味、革命です。
パティスリーで出すレベルのミルクチョコなんですよね。ヴァローナ社という高級チョコレートの会社をご存知でしょうか。日本では一流のパティスリーでしか使われていないチョコレートです。ちなみに、ヴァローナのチョコレートを使うとプチガトーで500円は超えます。
それもいつかアイスになっちゃうのかな。。。と思わせるような仕上がりです。
発売中のアイス
Baskin-Robbins(サーティワン):ラブポーションサーティワン
ラズベリーとホワイトチョコ風味アイスクリームがベストマッチ!ハート型菓子はラズベリーソース入り。※ラブポーション…恋の媚薬 説明文をHPより引用
昔は期間限定だった商品が、現在は定番化したものです。
ただ、31は非常に難しい問題を抱えています。というのも、店員さんの掬い具合によって美味しさが異なるんです。店舗のケースにあるドラム缶のような容器の大きさは、だいたい5キロほど。卸したてのラブポーションサーティワンの場合、その上部はほとんどがバニラなんです。ラズベリーリボンはおろか、ハート型のチョコなんてあるわけもなく。下手したらチョコチップさえもないという……そんな危険性を孕んでいます。
アイスクリームを掬って客対応するって、なかなかの重労働です(友人曰く)。クレープがある店だと尚更。店員さんもわかってはいると思うのですが、難しい問題です。写真は、過去最高に濃い部分を掬ってもらえた時です。
ラブポーションダークも美味しかった記憶があります(2014年)。2018年になっても、いや、2021年現在も、やっぱりラブポーションがナンバーワン★
赤城乳業:ガリガリ君 梨
公式HPより引用
梨>コーラ≒ソーダ>コンポタ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ナポリタン。
挑戦する姿勢が明確に伝わる企業は、好感しかないです。夏旅をすると現地で食べたくなるんですよね。今後も梨を食べることで応援していきます(ナポリタンは許さない)。
丸永製菓:あいすまんじゅう
公式HPより引用
もはや説明は不要でしょう。抹茶や栗など色々ありますが、バニラ以外ならば「あまおう」が一番美味しいと思います。ただ、経験上、一番太りやすいアイスでもある気がします。太っている自分が嫌いなので、プライドとの闘いにもなります。……自分と向き合えるアイスですね。
年配の方が好きなアイスでもあるので(経験則)、話す時のネタにもしてます。最近は、お皿+スプーンで溶かしながら食しています。
森永乳業:ピノ チョコアソート
これを一日で食べきった時の罪悪感は凄まじいものがありますね……。自分はとことんダメな人間だと思います。。。どんな組み合わせで食べても、なぜか次に繋げられる美味しさ。なので、0になるまで止まらない。昔はチョコが好きだったんですけど、今は3種共に好きです。バランスが抜群に良いんですよね。
これが2017年に買ったやつです。
もちろん、新商品が出る度に買ってはいるのですが、やはり基本のチョコアソートが最強だと考えます。定番こそ最強です!
ハーゲンダッツ:ラムレーズン
新宿駅地下・名古屋の栄駅のハーゲンダッツショップでよく食べてました。好きなアイスクリーム4種選べて500円の「クアトロ」ってフェアがあったんです。そのうちの3種はラムレーズンで固定していた思い出があります。
ショップがなくなった理由は、簡単に言えばブランド周知のためだったと言われていますね。
全文表示 | ハーゲンダッツ店舗、日本から「消滅」 「なんでやー」「悲しい」惜しむ声相次ぐ : J-CASTニュース
毎年楽しみにしている商品ですが、最近見ない気が。。。
→2021年現在、なんと定番になりました!! ありがとうございます!!
ハーゲンダッツ:濃苺 と ヘーゼルナッツ&ミルク
ここ数年でパティスリーマニア(自称)がハマったアイス。
— ももとゆういん@ブロガー (@momotoyuin) August 31, 2021
・ハーゲンダッツ濃苺、ヘーゼルナッツ&ミルク
・博多阪急地下のモンブラン+クレミアソフト(カシス入り)
・マルガージェラート/石川県 のピスタチオ pic.twitter.com/fbbF4lceCS
ハーゲンダッツの苺って、それなりに買ってきました。ですが、苺の果肉の量がバラバラで、中には全く入っていないものもあったんですよ。これは個人的には許されないことでした。苺を大量に買って苺果肉だけを食べて、残ったアイスクリーム部分をまとめて容器に入れたものを彼女が見た時、汚い!!!! とマジギレされたこともあります。しかし、そんな問題はなくなりました。濃苺(こいちご)は、このような不満を解消してくれる商品です。ぜひぜひ、定番化してください。
ヘーゼルナッツも良いですね、プラリネが好きなので。次はピスタチオかもしれませんが、僕は市販のピスタチオ商品が大嫌いですので、偽物の味がするピスタチオ製品をハーゲンダッツが出した時は批判するでしょう。
雑感
ソフトクリームに関しては、やっぱり市販よりも店舗が美味しいですね。あとは、オハヨーの生チョコモナカは!? ブラックモンブランは!? などと言われたことがあるのですが、ハマってはいないので紹介していません。たまーに食べたくなりますけどね。
また、僕はピスタチオが大好きなのですが、ピスタチオのアイスがあまり出回らないのは悲しい限りですね……。どうしてもアイス<ジェラートになってしまう印象もあります。また、店舗でも料金を上乗せされるように、手間がかかるので仕方がないのかもしれませんが……。
ピスタチオのアイスをもっと食べたいです(願望)
アイスクリームスプーンは「柳宗理」がおすすめ
コンビニでもらえる木のスプーンは味を損なうので使いません。プラスチックのスプーンも悪くはないのですが、やはりもっと美味しく食べたいという気持ちからアイスクリームスプーンを購入しました。こちらもひと通り試しましたが、値段と舌を滑る感覚の良さから、柳宗理のアイスクリームスプーンが最もオススメです。
柳宗理シリーズはやかんが有名だと思いますが、このアイスクリームスプーンもまた、最高傑作の一つだと個人的には考えています。
偏見に満ちた文章に付き合っていただき、ありがとうございました。