
2026年10月22日発売のNintendo Switch 2/Nintendo Switch/PlayStation 5/Xbox Series X|S/Steamソフト『FINAL FANTASY RESONANCE(ファイナルファンタジー レゾナンス)』の感想・評価になります。項によってはネタバレ注意です。
『FINAL FANTASY RESONANCE』とは
シリーズ初となる「HD-2D」グラフィックで描かれるクリスタルを巡る物語。「FINAL FANTASY」の原点的面白さを追求したゲームシステム。そして、それらを彩る美しいサウンド。
本作は、進化したジョブシステム、幻獣や飛空艇などのシリーズおなじみの要素に加え、豊富なやりこみ要素も数多く収録した「FINAL FANTASY」最新作
『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS(FFBE)』の1stシーズンをベースに、システムやグラフィックを刷新し、ストーリーを再構築したコンシューマー向けのRPG。シリーズ初の「HD-2D」を採用。
公式サイト:https://www.jp.square-enix.com/FFRS/
ジャンル:RPG
CERO:C
FFシリーズは1~10、12~13、15、16をクリア済み。FFBEは未プレイです
クリアした感想・評価
クリスタルを巡るストーリーは安定感がある。面白い

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グランシェルト王国の騎士:レインが主人公。相棒のラスウェルとともに、王の命を受けて土のクリスタルが安置された神殿の調査へ向かいます。そこで二人の前に現れたのが、「六盟傑」の一人:鎧を身にまとった常闇のヴェリアス。圧倒的な力の前に歯が立たず、土のクリスタルは破壊されてしまいます。
城は炎に包まれており、再びヴェリアスと対峙して絶体絶命になったところを救ってくれたのが、土のクリスタルから現れた少女フィーナ。彼女は自分の名前以外の記憶を失っていて、レイン、ラスウェル、フィーナの3人でヴェリアスを追う旅が始まる……という感じ。

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各章ごとに新しい地域+仲間の加入+新しい敵の紹介。構成は美しい
記憶喪失の少女フィーナの正体や、「六盟傑」をはじめとする敵勢力の真の目的など、伏線が良い感じでした。「次はどうなるのか?」と自然に気になりますし、テンポの良さは秀逸でしょう。
初期FFシリーズお馴染みの、クリスタルを巡る世界観もわかりやすくて良かったと思います。世界の秩序を保つクリスタルの存在と、それを脅かす悪との対立という構成が良いんでしょうね。ストーリーは面白かったです。
キャラ設定・サブクエストも好きだった

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恋愛のもつれの描写が現実的で、キャラクターに感情移入しやすい
主人公:レインは、明るく義に厚い性格の騎士で、家族を置いて行方不明になった父レーゲンに複雑な感情を持っています。終盤にかけて、物凄~く主人公らしくなっていきます(それもFFシリーズっぽさがあった)。
個人的に好きだったのは、「六盟傑」の一人ひとりです。七つの大罪から着想を得たようなイメージで、一人ひとりが感情的なんです。700年という長い年月を生きているのに、行動動機が結局は「人間関係のもつれ」に収束していたり。大義名分云々より、ずっとわかりやすい。壮大な設定なのに、動機は身近なのが好きでした。

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サクラが特に良かった
また、サブクエストも良かったですね。仲間キャラを掘り下げることで、キャラ性能UP+そのキャラの背景もわかります。キャラの掘り下げと強化が連動しているので、没入感が途切れることもなく。僕が一貫して高く評価するポイントです。
バトルやMAPのHD-2Dは進化なし。『オクトラ』に劣る

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グラフィック面においては、HD-2D技術を用いて美しく表現された街並みやフィールドが目を引きます。光の表現や奥行き感など、ドット絵ながらも緻密に作り込まれた情景は非常に見応えがあると言えるでしょう。
ダンジョン構成に関しても、正規ルートとは異なる分岐道の先に宝箱が配置されているなど、「いかにもRPGっぽい」オーソドックスで親しみやすい作りに。また、移動中にはパーティーキャラクター同士の掛け合いや会話が発生することもあり、旅の雰囲気を盛り上げてくれます。
ただ、やはり『オクトパストラベラー』より全て少し劣る印象でしたね。

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バトルも同様の印象です。
『オクトラ』のように、「ブレイク」が本作のキモ。弱点の属性を突くと削りやすいのも同じ。すべての敵をブレイクさせると「フルブレイク」になり、追加行動(エクストラフェイズ)が発生。戦闘中にゲージがたまると使える必殺技「リミットバースト」や、幻獣の召喚(3ターンの間、バトルに参加してくれる)も、バトルの見せ場になっています。
不満点は、仲間の交代が随時出来ないこと。そして、ランダムエンカウント(←僕は嫌い)です。エンカウント半減or倍増アイテムも、後半に入手可能なのはやや不満でした。
ただ、ボス戦は面白かったですね。育成の成果が如実に出るというか、大まかな戦略性もあります。それでも、バトルの面白さも『オクトラ』にやや劣る印象です。
「ビジョン」で歴代主人公の力を借りる

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歴代『FF』の英雄たちの想いが結晶化した「ビジョンクリスタル」を装備して、その力を借りるという要素です。マップ上の光の祠で入手でき、キャラ1人につき1つ装備可能。『FF8』のガーディアンフォースみたいなモンです。
装備すると、そのビジョン固有の技や魔法が使え、新しいアビリティを習得。覚えたアビリティは、コストの範囲内であれば別のビジョンに付け替えたあとも装備できるので、「どのキャラにどのビジョンを持たせるか」が面白いところでしょう。
と、思っていたのですが、キャラ性能に対して実用的なビジョンの数が多くなく、(終盤は)割とかんたんにマスター出来てしまいます。なので、中盤くらいまでは面白いのですが、終盤は奥行きのなさを感じました。僕みたいにサクッとクリアする人には問題なさそうですが、クリア後も徹底的にやり込む方は物足りないかもしれません。
「FFファンならこういうの好きでしょ?」感もある。思い出が上書きされる

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本作のコンセプトは「もし『ファイナルファンタジー』がドットのまま進化していたら」だそうです。歴代『FF』の主人公たちの想いが結晶化した「ビジョン」を装備して、その力を借りて戦えます。
ただ、ビジョンの演出ムービーだけは3Dなんです。この演出は、正直、あまり好きじゃなかったですね。
#FFレゾナンス 20時間プレイした感想
スコール→幼い
ジタン→かわいくなくなってる
ティーダ→FF10と声違う
ノクティス→笑FFシリーズの小ネタ多くて面白いんやけど、、、懐かしさより、当時の思い出が塗り替えられて、現実逃避ができない感じ(個人の感想です)
ブログ記事用 https://t.co/SwMHgIWMpp
— 桃途ゆういん@ブロガー10年目 (@momotoyuin) October 22, 2026
このムービーのジタンで『FF9』をリメイクしてほしくないな……みたいな感想を抱きました。
15のノクティスや16のクライヴに関しては何も思わなかったので、やはり好きな過去作『4』~『10』のリメイクに対する懸念から来る感情なんでしょうね。僕個人としては、やや否定的な評価です。
また、FFあるあるが散りばめられています。

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バハムートなどの召喚獣

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FFシリーズおなじみの敵も

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ドワーフとの挨拶:ラリホー


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5、6、7あたりのボスも
FFシリーズの思い出を懐かしむことよりも、思い出が良くも悪くも上書きされていくような感覚でした。「FFファンならこういうの好きでしょ?」みたいな、FFハラスメントだろ!と友人が言ってましたが笑、まあわからないこともないです。
個人的には、こういう作品があっても良いと思うのも間違いないので、、、難しいところですね。Twitterなどで絶賛する方の気持ちもわかりますし、全否定する方の意見も理解できます。
おっぱいに強いこだわりを感じる

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サクラを除く、大半の女性キャラのおっぱいが大きめでした(ただそれだけです笑)。
それだけなのですが、谷間は積極的に描く+大きいけど大きすぎない絶妙な大きさ+おっぱいでキャラ作りをしてるわけでもない。なので、ある意味で制作の強いこだわりを感じました◎

その他・小ネタ
#空の軌跡 the 2ndのアガットさん「ドラゴンダイブ」
#FFレゾナンス のレイン「クリムゾン・アサルト」
どちらも剣から炎の龍を出す必殺技。そっくりすぎる(こーゆー小ネタがあると個人的に嬉しい)
ゲーム業界の10年を振り返る記事23本でまとめてます😎年内にアップ始めたい https://t.co/16GIxAYXjf
— 桃途ゆういん@ブロガー10年目 (@momotoyuin) October 25, 2026
空の軌跡 the 2nd のドラゴンダイブと、本作のクリムゾン・アサルトがそっくり↑↑
ダンジョンの任意の場所から直で脱出できない。リレミトがほしかった
飛空艇に乗り込むムービー、落ちるムービーがないのは残念でした。CAPCOMに遠慮した?

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内部はきれい
セリフの自動送りが、ボタンを押すことで止まってしまう。早送りしたい場面とオートで再生したい場面の併用が出来なかった
声優一覧
レイン:岡本 信彦
ラスウェル:小林 裕介
フィーナ:藤田 茜
リド:大橋 彩香
ニコル:代永 翼
ジェイク:細谷 佳正
サクラ:悠木 碧
謎の女性(プロローグ):水瀬 いのり
常闇のヴェリアス:大塚 明夫
天風のヴェリアス:速水 奨
水華のヴェリアス:花澤 香菜
劫火のヴェリアス:三宅 健太
王土のヴェリアス:中村 悠一
光輝のヴェリアス:南條 愛乃
など。敬称略
クリア時間・クリア後
クリア時間は40時間ほど
クリア後はアルテマウェポンが出現など。強くてニューゲームはなかったです
攻略情報
最強キャラ育成おすすめ

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これでアルテマウェポン倒しました。
プレイしていて感じたのは、次の2点です。
- 攻撃役+デコイ役+バフ・デバフ役といった役割分担より、4人全員が火力を出せる編成のほうが、バトルが早く終わる(ブレイブリーデフォルトⅡと同じですね)
- 回復役が本当に必要になるのは最終盤(セフィロス、十二武具の間、アルテマウェポン)だけ。推奨レベル55~です。基本的にアイテムで事足りるので、ポーション、エーテル、テントをどんどん使っていました。金も余る
おすすめのスキル
- 1ターンに2回行動できるアクション:スコールの「Wアクション」、シャントットの「れんぞくま」など。前者はレイン、ラスウェル、ジェイクなどに。後者は、サクラ、フィーナなどに。難易度がぐっと下がります
- バッツ:「きりひらく風の剣」。対象がブレイクしやすくなります。おそらく唯一無二のデバフなので、超おすすめ。効かないボスはいなかった(たぶん)
- ビクトリア:「MRP1.5倍」。これを入手したあたりから、難易度が一気に下がってヌルゲーになりました。僕の記憶では、同じ頃に経験値が2倍になる腕輪が飛空艇で買えるようになり、スキル目的でもステータス目的でも育て放題になりました。ビジョン9はMRPが結構必要ですが、ビジョン7くらいまでなら、ラスボスのダンジョンで2~3回バトルすれば達成できます。
- レナ:「限界突破」。9999以上のダメージ出せます
武器
- 基本は、アダマンタイトで作れる武器 < 十二武具。でも、バトルスタート時からバフがかかるものがあるので好みの問題かと。レベル75になると十二武具をさらに強くできますが、そこまで強くして倒すべきボスが少ない
ネタバレ
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ストーリーの流れ

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レインとラスウェル、記憶を失った少女フィーナの3人が、常闇のヴェリアスを追って旅をする流れです。大陸ごとに仲間が増えていき、各地でヴェリアスと戦うことに。
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- 第1章:王の命で土のクリスタルの神殿を調査し、常闇のヴェリアスに歯が立たないままクリスタルを破壊される。炎に包まれた城で、土のクリスタルから現れたフィーナと出会う。コロボス遺跡を経て港町グランポートへ向かい、セイレーンを倒して次の大陸へ出発
- 第2章:風の大陸ディルナドが舞台。飛空艇の情報を求めて工業都市を訪れ、リドが仲間になる。風の神殿で天風のヴェリアスと戦う
- 第3章:水都オルデリオンが舞台。ニコルが仲間になり、水の穢れの浄化やリヴァイアサンとの戦いを経て、水の神殿で水華のヴェリアスと戦う。この章でフィーナが魔人フィーナに変化して一時的に入れ替わり、エルが命を落とす
- 第4章:ゾルダード帝国が舞台。反乱軍のアジトでジェイクが仲間になり、シエラ皇太子の救出、ゾルダード城での戦いへ。劫火のヴェリアス、ゾルダード皇帝、ラザロフ博士らと戦う。ラザロフ退場は早かったと思ってます
- 第5章:ミシディアが舞台。サクラが仲間になり、魔道図書館や古城を探索して、フィーナの精神世界へ(ラスボスのソルを確認可能)。王土のヴェリアスと戦い、魔人フィーナとふつうのフィーナがそれぞれ仲間に加わる
- 第6章:ゴロノア神殿などが舞台。光輝のヴェリアスと氷刃のヴェリアス(レインのパパ:レインを危険から守るために扮していた)が登場。のちに、レインはラスウェルと戦う。
- 第7章:飛空艇でファルム王国の嵐へ向かい、天風のヴェリアスと戦う。シアンの町で情報を集めたあと、レイホウ山で劫火、水華、王土のヴェリアスと連戦。浮遊大陸へ進み、常闇のヴェリアス(レインのパパのビジョン)と戦う。魔人フィーナの影響で、ふつうのフィーナが消えかける
- 第8章:クリスタルタワーが舞台。ソルを倒す→世界の崩壊がとまらない→魔人フィーナがクリスタルに戻ることで世界崩壊を阻止→消えかけていたフィーナに力が戻る→ソルとのバトルでレインが力を使いすぎて死亡→フィーナがパワーを分け与えてレイン復活→おしまい

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ソルは、クリスタル破壊の元凶となっている人物。終盤で、すべてのクリスタルが壊れてゲートが開くと、世界がパラデイアへ転移して滅んでしまうため、ソルを倒してゲートを閉じる必要あり。
ソルは人間を醜いものとみなし、世界の生命を消し去ろうとする。
気になった点も
- 魔人フィーナはビジョン次第で白魔法を使える。なのに、過去のイベントシーンで「自分は使えない」と発言していて、矛盾というか、設定を活かしていた方が個人的に面白いと思えた
- 終盤、仲間キャラクターの諦めが良すぎる(レインを際立たせるためとは言え)
- ソルの設定が、他の敵キャラに比べて弱すぎる。人間を醜いものと考えるキッカケがクリスタルの中で世界を見てきたからという理由のみ。結果、レインに簡単に論破されてしまう。個人的に、ダメなラスボス

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光と闇は表裏一体→だから心が近い→だから同じ未来を描ける という、レインの飛躍的なトンデモ理論に、心を動かされるラスボス。個人的には物凄く非論理的というか、だからわかり合えんやろ としか思わないので、すごく萎えましたね……笑
ラスボスなら、もっと強い信念を持って世界を破壊しようとしてください。
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まとめ
最近のファイナルファンタジーを批判したくなる気持ちは、とてもよくわかります(僕もそう)。何かと悪い部分を誇張するような友人もいます笑。愛憎入り混じるほど、昔遊んだゲームってことなんでしょう。
体験版をプレイしていた時は、3Dのムービーがダサくて好きになれなかったのもあり、今思うと一番つまらなかったタイミングでした。ストーリーを進めると、キャラ描写が面白く、育成も楽しくなってきました。なので、ビジョンの演出の「ダサい」という印象は本質ではなかったです。
終わり方が好きじゃなかったので神ゲーとまでは言えませんが、絶対にクソゲーではないです。
また、HD-2Dは素晴らしい要素かもしれませんが、『オクトパストラベラー』以降、流用してるだけで全く進化してないように僕は感じられるので、そこはマイナスポイントでした。
スクエニさんが今後もHD-2D路線でいくのか気になるところですね。
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