
2026年8月25日に発売された『DRAGON QUEST EDEN』1巻を読んだ感想・レビューです。旧作「エデンの戦士たち」を読んでいなくても大丈夫か、ゲーム版『ドラゴンクエストVII』との違いなども併せて綴っています。項によってはネタバレ注意です。画像は電子書籍から引用しています。
DRAGON QUEST EDENとは
【藤原カムイが描く最後のドラゴンクエストが始まる】
エスタード島に住む漁師の息子・アルスは、謎の石版を見つけた事から、過去と現在を行き来する不思議な冒険をする事に――。幼馴染のマリベル、天真爛漫な少年・ガボとともに旅をする中で、アルス達は邪悪な存在と対峙するようになり……藤原カムイが『ドラゴンクエストⅦ』の世界を描いた『ドラゴンクエストエデンの戦士たち』から20年。その正統続編がついに始まる――。(C)2026 Kamui Fujiwara (C) ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX
エスタード島の漁師の息子アルスが、謎の石版をきっかけに過去と現在を行き来する冒険に巻き込まれていく物語。幼なじみのマリベル、天真爛漫なガボと共に、次第に邪悪な存在と対峙していくことになる――というのが1巻の導入部です。
- 漫画:藤原カムイ 監修:堀井雄二
- 連載:ヤングガンガン(2026年1月5日号〜、月刊)
- 単行本1巻発売日:2026年8月25日
- 前作『ドラゴンクエスト エデンの戦士たち』の正統続編(前作は2001〜2006年連載、全14巻)
旧作「エデンの戦士たち」
あの伝説(ドラゴンクエストVII)が、さらにスケールアップ!! “選ばれし者(アルス・キーファ・マリベル)”の“冒険(さだめ)”が動き出す!!
『ドラゴンクエスト エデンの戦士たち』は2001年から2006年まで連載され、単行本は全14巻。ゲームの『ドラクエII』のストーリーをベースにしつつ、オリジナルキャラクターや設定も加えた作品で、キーファ離脱までを描いたところで「第一部完」として連載が終了。
前作のレビューを一通り調べると、評価はシンプルでした。
「面白い。でも未完なのが本当に惜しい」
ゲーム版をそのまま漫画化したのではなく、藤原カムイさん独自の解釈? やオリジナル展開が多い。キーファとマリベルを中心に描き、キャラクターの心情や人間関係を深く掘り下げているそう(記事執筆時点で未読)。
- ゲームよりキャラクターの気持ちが分かる
- オリジナル展開が面白い
- 藤原カムイらしい世界観が魅力
- 『ドラクエVII』を別の角度から楽しめる
- 続きが読みたい
- 広げた風呂敷を畳んでほしい
- 面白いだけに最後まで描いてほしかった
- キーファとマリベルがキス ……??? 調べてみた
キーファとマリベルがキス!? 炎上?
僕自身、前作を読んでいません。
ネットの記事にはあるものの、実際には確認できず。7大好き&前作を読んでいる友人に聞いてるので、LINEの返信が来たら追記します。実際に購入して確認しても良いのですが、キーファとマリベルのキスのためにお金を使うのはなあ……と。笑

→したはずです。マリベルのムフフって顔が気持ち悪なと思って売りました。えええ……笑
「20年」の意味、最初は勘違いしていた

キーファです↑↑
『DRAGON QUEST EDEN』というタイトルを見て、正直最初は「20年後の世界を描いてるのかな?」って思ってたんですよね。エデンの戦士たちの、その後の世界線というか。
でも読んでみたら違いました。
「20年」は物語内の時間じゃなくて、藤原カムイ先生が20年間この作品を描いていなかった、っていう意味。ストーリー上は旧作の直接の続きです。
ゲーム版のプレイ感想はこちら→ドラゴンクエストVII Reimagined レビュー
旧作を読んでいなくても大丈夫?
旧作を読んでいなくても普通に楽しめました。ストーリーの導入自体は1巻から追える作りです。
ただ、ゲーム未プレイはダメだと思います。
世界観やキャラの説明もなし。なので、あくまで、ゲームをプレイした後に読むコミカライズ、という位置づけで間違いないでしょう。
実際に読んだ感想・レビュー
衣装が変わっていて、最初は誰が誰か分からなかった

アルス、マリベル、ガボは出てくるんですが、みんな装備がゲーム版のデフォルトと違うんですよ。
なので、アプリ版で読んでいたら、「あれ、これ誰?」ってなりました。旧作を読んでいれば「あ、あの衣装ね」ってわかるんでしょうが、ゲーム版の記憶しかないと、誰が誰だか判別できない状態に。
1巻も読めば慣れます。結局、絵は慣れですね。
主人公が喋る。バトルもキャラの掛け合いもゲーム版と別物
ゲーム版『ドラクエ7』の主人公は伝統の無口なイメージですが、漫画版だと喋ります。
バトルシーンの描写が多く、キャラ同士の掛け合いもゲームとは違います。この辺は、ゲームを知ってるからこそ「あ、ここは漫画オリジナルの動かし方だな」と感じる部分でしたね。特に不快感や違和感もなし。
これ、完結するの?? と感じる連載ペースとテンポ
旧作は全14巻・5年かけて「キーファ離脱」まで。
20年ぶりに連載を再開してくれたこと自体は素晴らしい。ですが、月1更新でペースもゆったりめ。同じペース感だとしたら、今作も普通に10年くらいかかりそうです。

砂漠のセトというボスとのバトルに、2話も時間を割いていた
原作『7』と『7リイマジンド』クリアしましたが、、、ヘルクラウダーならまだしも、セトなんて記憶になかったので、少し驚きました。今後出てくるボス、今度訪れる街、アイラやメルビン加入
強調して申し訳ないですが、、、これ、完結するの?? というのが最大の感想になります。じっくり描く分、テンポとしてはゆったり。
グレンって誰?

炎の紋章を額に抱くキャラ
ゲームには登場していないキャラで、マンガオリジナルキャラクターとのこと。ゲームしかしてないと、オリキャラは斬新で良いと思いますね。
DQ7の評価≠漫画の評価
『ドラゴンクエストVII Reimagined』のレビューでも書きましたが、僕にとってドラクエ7はシリーズで一番好きじゃない作品です(リイマジンドで大幅に改善されたけど)。
でも、この漫画版は普通に面白いですね。
ゲームにないキャラの掛け合いやバトル演出があるからこそ、同じ「ドラクエ7」の世界でも受け取り方が変わってくるんだと思います。
ネタバレ
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冒頭は砂漠の民・ハティードとの出会いから
1巻の内容は、砂漠の民・ハティードとの出会いあたりからスタートします。
マリベルが原作改変?

キーファへの気持ちに区切りをつけることで、原作通りの路線に?
マリベルがキーファとキスしたかは未確認ですが、キーファと恋愛→別れを経験したかのような描写はありました。
マリベル視点で考えると、村の漁師の息子(本当は大海賊の息子ですが)よりも、バカとは言え一国の王子に惹かれるのは至極当然。命をかけた冒険を通して、キーファに惹かれても不思議はない。
現に、リイマジンドのキーファはめっちゃかっこいいですしね。
マリベルがキーファに惹かれる、という展開を藤原カムイ先生が考えたのはかは分かりませんが、個人的には、原作改変とは言えないかな、と。むしろ、とても自然な人間関係の描写である、と考えています。
→友人はそれが気持ち悪いって感じてるので、マリベルに恋愛要素なんて求めてないんだな、と。ここは個人の好みでしょうね。。。
アイラが仲間に

EDEN1巻の中で、アイラが(おそらく)初登場します。仲間になるパートが2巻ではしっかり描かれるのでしょう。
アイラ加入はゲームで言うと中盤あたりでしょうか。そう考えると、マンガのペースは悪くないのかな?(わからなくなってきた)
キーファ離脱の行方
旧作『エデンの戦士たち』は、キーファ離脱までを描いて「第一部完」という形で終わっています。EDENの物語がそこにどう合流していくのか気になるところです。
というのも、その後のキーファを描いているから。リイマジンドのように、どこかで出会う展開を期待したいですね。
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まとめ
旧作を読んでいなくても楽しめる1冊でした! 続きも追記していきたいですね。
- ドラクエ7ファン・旧作ファン・藤原カムイ先生ファン:おすすめ
- 展開の速さを求める方:月刊連載&旧作が5年で14巻というペースを踏まえると、気長に追う心構えが必要かも?
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