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【阿蘇山】火口見学再開レポート~アクセスや規制情報、注意点まとめ

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【2024年1月15日 追記・更新】

地震を機に立入禁止になっていた阿蘇中岳火口見学が、2018年春になって再開されたので行ってきました。地震の爪痕が色濃く残る場所でしたが、一方で復興に向けた前向きな姿勢を感じたり、阿蘇の素晴らしさを体感できる場所でもありました。2018年6月の様子です。ロープウェーの写真も。

 

 

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行ってきた

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ロープウェーのりばに到着。スタッフの方や市の方に話を聞いたのですが、ロープウェーの再開の目処は立っていないそうです。この記事では、ロープウェーのりばの中や周辺の様子も写真で紹介します。

現在、火口見学に行く手段は、

この2つのみ。また、喘息・気管支疾患・心臓疾患・体調不良の方は火口見学が禁止されています(過去に火山ガスが原因と思われる死者も出ている)。

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歩行者も通行止め。今回はマイカーで行きました。

 

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火口元に行く前に、「砂千里ヶ浜」という場所があります。

 

砂千里ヶ浜

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噴煙をあげる阿蘇中岳火口の南東部に位置する古い火口跡で、草千里ヶ浜とは対照的な黒い砂浜です。灰色の火山が積もった上に雨水によって無数の筋がつけられていて、中央から火山の縁に向かってのびています。歩道も整備されていますが、火山灰を実際に手に取ることもできます。周辺には火山弾や多量の噴石ふんせきなどが見られ、また、わずかならもイタドリなどの植物も生育しています。

登山ルートの入り口などで使用されているようです。今回行った場所は駐車場周辺のみ。

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駐車場周辺

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火山ガスに対する警報・アナウンスが響き渡っていました。上記の地図で言うと、ロープウェイ火口西駅周辺に駐車場にがあります↓↓

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ロープウェイ火口西駅はこのような状況。。。

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アクセスは最後の方でまとめて紹介しています。

 

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展望所と火口はつながっていません。なので、まずは展望所へ(展望所は阿蘇を見渡すためのもので、火口は見えません)

 

展望所

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大観峰や草千里とはまた違った美しさがありますね。来た道を戻り、火口へ。 

 

火口へ

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パトライトは、火山ガスの濃度状況を『色表示』で知らせるために設置されたそうです。青が安全で、赤くなるにつれて危険・避難推奨に。

 

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最近になって建て直したであろう奉納スポット。 

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ここが記念撮影スポット。硫黄売りのおじさんに写真をお願いする人も多かったです。

 

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退避舎と呼ばれるものです。噴石から登山者等の身の安全を確保するために造られたもの。

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アグルチネートとは、火山砕屑物(火砕物)の一種。 スパッター(火口から放出された粘性の低い苦鉄質マグマのしぶきがそのまま液体として定置したもの)が着地時に直ちに溶結して、塊状溶岩に似た形状を呈するもの。

引用:アグルチネート - Geo Wiki(よくわかり面白いGUPI地学用語解説集)

 

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中岳火口園地の看板がそのへんに倒れていました。駐車場周辺に戻り、ロープウェーのりば(下)に戻りました。

 

ロープウェーのりば(下)周辺の様子

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九州産交バス阿蘇周辺のバス路線を網羅しています。ロープウェーの代わりに火口までシャトルバスを運行していますし、九州旅行をすればするほど好きになる会社です。

 

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右側に見えるドライブインも営業停止中。窓ガラスが割れたりした様子はなかったですが、こちらも地震の影響を感じさせる風貌。食事などは、草千里(ニュー草千里は営業中ですが、草千里レストハウスは営業停止しております。活火山カレーはもう。。。)か南阿蘇周辺がおすすめです。

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ライブカメラで事前に確認を!!

火口見学は、現在も頻繁に規制がかかります。風が強かったりガスの量が多いとエリア規制がかかったり立入禁止になります。状況次第で全てが変わってくるので、事前の情報チェックは必須です。阿蘇市のサイトでは、その情報がリアルタイムに反映されるのでチェックしましょう。公式サイトです↓↓

www.aso.ne.jp

問い合わせて聞いたのですが、基本的には午前(営業開始時刻の8:30〜)と午後(12:00〜)で規制の状況が変わるものと捉えて間違いないそうです。

僕の場合は、8:30に情報チェック→規制がかかっていないのでGO! といった具合。規制がかかっていた場合は、南阿蘇を観光後、午後に再チェックする予定でした。

 

ゾーン規制

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火山活動状況や風向きにより、皆様の安全確保のために、ゾーン(B1、B2、C、D)の利用をただちに制限する場合があります。放送等に十分ご注意の上、火口監視員の指示に従って行動してください。

今回は、全く規制がかかっていなかったので広々と見学できました。

僕が周ったルート:C→D→C→B2→B1→C

 

服装・靴など

砂利道が多いですが、それなりに整備されているので特に気を遣う必要はありませんが、サンダルはおすすめしません。また、高地なので風が強いです。一枚羽織れるものがあれば良いでしょう。

 

地震前の阿蘇山の写真も

阿蘇山火口写真集

 

アクセスまとめ

通行期間や時間

  • 夏季期間:3月20日~10月31日 午前8:30~午後5:30
  • 秋季期間:11月1日~11月30日 午前8:30~午後5:00
  • 冬季期間:12月1日~3月19日 午前9:00~午後4:30

1) ゴールデンウィーク、正月等は時間延長する場合があります。
2) また上記の時間は火口(火山ガス)の状況や天候等により変更することがあります。
3) 歩いて登山される方は、ゲート閉門時間の一時間前までに登山されますようお願いします。
4) 砂千里駐車場は、閉門時間の一時間前に閉鎖します

 

料金

  • 普通車800円
  • 軽自動車600円
  • 二輪車200円

 

阿蘇山ループシャトルバスの場合

阿蘇山ループシャトルバス=ロープウェーの代行です。のりばも受付も、ロープウェーのりばです。時刻表はないですが、20分以上待たせることはないと仰っていました。なので、一時間に3本ほどでしょう★

  • 大人往復1200円
  • 小人(12歳以下)600円

最終時刻情報↓↓16時ですが、ガスの状況で変化もするそうです。

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阿蘇駅や草千里からもバスで行けます!

www.kyusanko.co.jp

こちらの一日乗車券を買えば、阿蘇駅⇔草千里⇔火口見学を楽しめますよん! 1300円です。

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問い合わせ先など

阿蘇市役所
住所:熊本県阿蘇市一の宮町宮地504番地1
TEL:0967-22-3111
FAX:0967-22-4577

阿蘇山火口監視所
住所:熊本県阿蘇市黒川無番地

 

雑感

今回行ってみて最も印象に残ったことは、関係者の方の丁寧な対応でした。問い合わせに答えてくれた市の方、案内の方、観光協会の方……南阿蘇では水源めぐりをしたのですが、現地の方々も質問に丁寧に答えてくれました。僕は福岡出身ですが、大学は東京です。在学時に東日本大震災を経験したこともあってか、熊本県民の方の前向きな姿勢を感じることが出来ました。

あくまで主観ですが、「観光客一人ひとりに向き合い、大切にしていこう!」みたいな意志を感じたので、ここに記しておきます。

 

阿蘇山ロープウェー解体へ

「阿蘇山ロープウェー」駅舎や支柱、解体撤去へ 熊本地震で損壊 | 熊本日日新聞 - This kiji is

九州産交ツーリズム熊本市)は12日、同社が阿蘇市で運行し、熊本地震で損壊した「阿蘇山ロープウェー」の駅舎と、ロープの支柱を解体、撤去することを明らかにした。近く工事に入り、来春までに終える計画。

 阿蘇山ロープウェーは、1958年4月開業。中岳第1火口近くの火口西駅と麓の阿蘇山西駅をつなぐ延長858メートルで、年間40万~50万人が利用してきた。

事務所や土産物店、レストランが入居する阿蘇山西駅は年明けに工事に入り、来年4月に終える計画。営業していない近くの土産物店の建物を借り、仮事務所とする予定…………(上記記事より引用)だそうです。。。

 

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