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旅に出たくなる映画おすすめ12選【名作ばかり】

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旅に出たくなる本をまとめたので、映画もまとめてみました。

結果、名作ばかりに。

物語の核心を突くようなネタバレは極力控えています。

 

 

最高の人生の見つけ方

勤勉実直な自動車整備工と、大金持ちの豪腕実業家。出会うはずのない二人が、人生の最後に病院の一室で出会った。
家族のために自分の夢を犠牲にして働いてきたカーター、そして、お金だけは腐るほどあるものの見舞い客は秘書だけというエドワード。お互いに人生の期限を言い渡されたという以外、共通点は何もない。そんな二人を結びつけたのは、一枚のリストだった

「私は命を削って貴方と会っている」

僕が尊敬する方にそう言われたことがあります。その方は旦那さんをガンで亡くしており、ご自身もガン摘出手術を経験しています。

時間が有限であると心身ともに「理解」した時から、人生は変わってしまう……。

この映画の二人もそうです。死ぬ前にやりたいことを書き出して、それを叶えていきます。しかし、夢を叶える中であっても葛藤があり、それも描いているから名作だと考えます。

死ぬまでに〜へ行きたい、一回は行ってみたい。誰しもそういった場所があるはず。自然と背中を押されている映画です。

 

イントゥ・ザ・ワイルド

1990年夏、大学を優秀な成績で卒業したクリストファー・マッカンドレスは、ハーバードのロースクールへの進学も決まり、将来を有望視された22歳の若者だった。ところがある日、周囲に何も告げることなく全てを捨て、彼は姿をくらました。これがクリスの“真実を探す”壮大な旅の始まりだった。

「新しい経験が心を豊かにする」

劇中でクリスの発言です。旅で出会う人と過去を語る様子などはそれに当たると思いますし、僕も心底共感します。

しかし一方で、知識の無さが生む失敗の数々も描かれています。最大の失敗はクライマックスですが、衰弱したクリスの演技が素晴らしく、記憶に残り続けています。また、圧倒的なアラスカの自然美を見るだけでも価値があります。

アイ・アム・サム」主演のショーン・ペンが監督になったらこんな表現をするんだ! と驚いた作品。

 

グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち

マット・デイモン主演による感動のヒューマンドラマ。天才的な数学の才能がありながら心に傷を持ったウィルは、生きる張り合いをなくした医者・ショーンと出会い次第に心を開いていくが…。

個人的に、この映画がとても好きです。

キャラ設定や展開がちょっと出来過ぎ感はありますが、一つの作品として見た場合、やはり名作と呼べるものだと考えます。

出会いと別れ、恋愛と友情、挫折と再生、そして旅立ち……鑑賞後の余韻も含めて、この映画には全てが詰まっています。

ゆえに、脚本や構成の勉強にも推薦したい映画です。

 

ハーモニーベイの夜明け

ルワンダの密林で2年間失踪していた人類学者のイーサン・パウエルが、殺人犯としてハーモニーベイ刑務所に収容された。 若い精神鑑定人テオは、何も語ろうとしない犯人と交流を深め、真相を追及していく。囚人と精神鑑定人の心の交流を描いた感動ドラマ

駄作か名作か――、評価が真っ二つに分かれる映画です。そして、どちらの評価に傾ける不思議な作品でもあります。

その理由は、刑務所に入るまでの過程です。一言言えるのは、ゴリラはリアルだったと言うことです笑。まあ、刑務所=◯◯という点で、ラストの清々しさは約束されています。

アンソニー・ホプキンスの「レクター博士」のイメージを覆すような作品でもありません。ですが、定期的に友人と話し合える「何か」を持っていることも確かです。

ちなみに、この映画を入れたのでショーシャンクの空には外しました。

 

モーターサイクル・ダイアリーズ

1952年。23歳の医学生エルネスト・ゲバラは、親友アルベルトとともに中古のおんぼろバイクに乗って南米大陸縦断の冒険旅行に出る。アルゼンチンからアンデス山脈を超え、チリ、ペルー、マチュピチュ、クスコそしてアメリカへ。それは金も泊まるあてもない、無鉄砲な旅だった。

革命家チェ・ゲバラの学生時代の冒険旅行ですが、派手な展開や脚色がない点がこの映画の特徴でもあります。政治的な要素は一切ありません。

ゆえに、世界を見ることがその後の彼の人生に影響を与えたのだろう……とか、やっぱりすごい人は行動力があるんだな~などと想いを馳せるよりも、自分も旅に出よう! と感じられる映画です。

 「人との出会い、自分が見て感じたもの。それらが人を成長させる」

旅の醍醐味がまるまる詰まった映画です。

 

セブン・イヤーズ・イン・チベット

1939年秋、ナチス統制下のオーストリア
有名な登山家ハインリヒ・ハラー(ブラッド・ピット)は世界最高峰の制覇を目指し、ヒマラヤ山脈の最高峰、ナンガ・パルバットを目指して旅立った。だが、第二次世界大戦の勃発により、イギリス植民地のインドで捕らえられ、戦犯の捕虜収容所に送られイギリス軍の捕虜となってしまう―。

この記事において、「モーターサイクル・ダイアリーズ」とは対を成す作品。

第二次世界大戦ナチスチベット仏教……極めて政治的な内容を含んでおり、展開も富んでいます。チェ・ゲバラが旅で出会う人を描いているのに対し、こちらは主人公が旅を通してダライ・ラマと出会う点も。

他国の旅人ってこんな風に映ってるんだ、と客観的に見れる点が僕は好きです。ブラピがチベットに映えていて、客観的に人の旅を見ている感覚になれるからです。美しい映像と相まって、異国感を感じられます。

また、後の人生を変えてしまうような出逢いが描かれている点は、旅の特徴を表現していると言っていいでしょう。実在したオーストリアの世界的登山家ハインリヒ・ハラーの原作を映画化したストーリーです。

 

エリザベスタウン

スニーカーのデザインに失敗し、会社に10億ドルもの損害を与えたドリュー。恋人からも距離を置かれ、自殺まで決意した彼に、父親が急死したという知らせが届く。遺体を引き取りに向かった彼は、父の故郷、ケンタッキー州エリザベスタウンで新たに人生のスタートを決意することになる。  

父を追悼する旅新しい人生を発見する旅の二つが主なストーリーです。映画に詳しい友人Rにおすすめしてもらいました。

広い視点で物事を見た場合に、誰もが物語を抱えていますよね。自分ではつまらないと思っていても、それが万人の絶対的な感想ではないわけで。そういった意味で、人生を見直せるような映画です。

オーランド・ブルームがはまり役ですし、音楽も素晴らしいです。ただ、一つ注意点があります。それは字幕で見ること。

ヒロインのキルスティン・ダンストは、「スパイダーマン」にも出演しています(察してほしい笑)。演技力が素晴らしくチャーミングな女性ですが、吹き替えになるとイラッとしてしまうのは僕だけ……?

 

世界最速のインディアン

ニュージーランド南端の小さな町。
小さな家に一人暮らしのバートは今日も暗いうちから起きてバイクを轟かせる。少し近所迷惑なこのバイクは、1920年型インディアン・スカウト。彼の夢はこのインディアン号でライダーの聖地、アメリカ・ユタ州のボンヌヴィル塩平原で行われる大会で世界記録に挑戦すること。

この映画の何が素晴らしいかって言うと、人を信じることの素晴らしさを感じられることに尽きます。

旅人は選択を迫られる瞬間が必ずあります。本質的には、人を信じるか、信じないかの二択でしょう。

人を信じること、応援すること、手を貸すこと。何も恥ずべきことではないはずなのに……人の言動や癖を無意識に分析してしまう僕のような小狡い人間は、心が清らかだった頃の自分を取り戻したくなります。。。

心が洗われるような余韻の残る素晴らしい映画です。

旅に出たくなるだけでなく、旅人に手を貸したくなる映画でもあります。バイクに乗る人は尚更たまらないんじゃないかな、とも思う名作です。

 

リトル・ミス・サンシャイン

田舎町アリゾナに住む少女オリーヴ。なんともブサイクでおデブちゃんな彼女が、全米美少女コンテストでひょんなことから地区代表に選ばれた。オリーヴ一家は黄色のオンボロ車に乗り、決戦の地カリフォルニアを目指すことに。

人生の勝ち組になることだけに没頭する父親ニーチェに倣って信念で沈黙を貫く兄、ゲイで自殺未遂の叔父、ヘロイン吸引が原因で老人ホームを追い出された不良ジジイ、そしてバラバラ家族をまとめようと奮闘する母親……。

家族って壊れるのは一瞬ですが、修復するには時間がかかります。でも、修復出来るのもまた家族の強みだと僕は考えます。そのキッカケがこの家族にとっては旅だった、という内容です。

各々の心の澱を掬うような旅をハートフルに描いています。オンボロの車でドタバタしますが、それも含めて心温まるロードムービーです。

 

大災難P.T.A.

休暇を家族と過ごすため、ニューヨークからシカゴへと飛行機で向かったビジネスマンは、気のいいセールスマンと知り合う。だがこの出会いこそがハチャメチャな災難の元凶だったとは知る由もなかった…… 

こちらも大好きな映画。「ホーム・アローン」のジョン・ヒューズ監督です。

厄介事に巻き込まれる中で生まれる微妙な関係が面白く、心温まるコメディ。おっさん同士が災難に遭い時間を共にすることで、結果的に旅になった映画です。

列車→バス→自動車と乗り継ぎながら、その都度降りかかる災難をどうにかこうにか乗り越えていきます。

心理学で「吊り橋理論」ってありますよね。緊張感や危機感を共有すると仲が深まるってやつ。厳密には異なるかもしれませんが、お互いを鬱陶しく思う過程が一周すると、愛おしいものへ変わるんですよね。腐れ縁をギュッと短縮したようなものでしょうか。

振り返ってみた時に、共にした時間を美しく思えるのも、また旅の魅力なのです。

 

スタンド・バイ・ミー

1959年オレゴンの小さな町。文学少年ゴーディをはじめとする12才の仲良し4人組は、行方不明になった少年が列車に轢かれて野ざらしになっているという情報を手にする。
死体を発見すれば一躍ヒーローになれる! 4人は不安と興奮を胸に未知への旅に出る。

「あの時のような親友を二度と持つことはないだろう」

友人が日に日に減っていく今日このごろ。進路だったり、仕事だったり、家族だったり……友人と会う時間というものは、年を経る事に優先順位は下がっていくものだと思います。

子どもの時のたった二日間の冒険……濃密だったあの頃の時間感覚、好奇心、行動力を誰もが思い返せるはず。なぜなら、何の変化もないまま大人になる人間はいないから。

あとはやっぱり、音楽が素晴らしいですよね……。

スタンド・バイ・ミーを好きな男はナイスガイ率高いです(ももとゆういん調べ)。

 

ギルバート・グレイプ

中西部の田舎町を舞台に、よろずやの店員がトレーラーハウスで祖母と旅を続ける少女と出会い、自己の生活を見つめ直していく姿を描く。

個人的に、レオナルド・ディカプリオジョニー・デップ、共に最高傑作だと思っています。

特別な雰囲気を持っており、序盤から惹き込まれてしまう映画です。家族の問題で縛られながらも、自由を求め葛藤します。母親の過去や、それを思いやる気持ちも含め、その姿には深く共感せざるを得ません。

ただ、その時は突然訪れます。そして、旅が始まる瞬間で物語は終わります。

この映画を象徴するシーンは間違いなく「炎」ですが、個人的には「夕陽」にも注目してほしいと思います。

あれほど美しい夕陽を見れる映画は他には思い当たりません。

 

スタジオジブリ作品全般(GHIBLI)

天空の城ラピュタのパズーやシータ、魔女の宅急便のキキやウルスラおもひでぽろぽろのタエ子、もののけ姫のアシタカ、千と千尋の神隠しの千……。

ジブリは旅を描いてますよ。

同様に、ジブリ美術館の短編映画の大半も旅を描いています。

 

 

そこのみにて光輝く」の朝陽と、「ギルバート・グレイブ」の夕陽には共通点があります⤵⤵

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