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けつ毛が初めてポジティブな存在になった話【生えてて良かった…?】

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けつ毛に初めて存在意義を見出せた話です。

皆さまの心に届きますように。

 

その一言から全ては始まった

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大学時代のゼミの飲み会。みんなが最も仲が良い時期で、何をやっても楽しかった頃。

出席していたのは男3女3だった。特徴として、お酒が入ると(さらに)下ネタが加速するようなメンバーが揃っていたと思う。

いい感じで盛り上がってきた頃、エロ可愛いTさん「けつ毛が濃い男ってアタシ無理かも~!」 とさらっと切り出した。

Tさんとは何度も恋バナをしていたので違和感こそなかったが、まさかけつ毛が話題に出るとは!! と思ったことを覚えている。

「じゃあおれはダメや~! ひどいよTさん! うえーん!!」

が泣きマネでもしようとした瞬間である。

 

「だったら……オレはダメだわ」

 

と、がボソッと口にした。

は口数こそ多くないものの、飲み会などの出席率も高く、みなの信頼は厚い。BBQでは車や道具の持ち出し、火の管理まで行っていた。頼りになるナイスガイである。

そんなの一言は場の空気を制するには相応しい重厚感があり、Tさんを含めた女性陣言葉を失うには充分なものだったと記憶している。

それを聞いた時、

おお、マジか! まあ、のけつ毛が濃そうとは前々から思っていたけど……よっしゃ、Kに続くぜ!

と思って声を出そうとした瞬間である。

 

「オレもオレも~! うぇーい!!」

 

とゼミ内で最もお調子者のが続いた。

は生粋のムードメーカー。どうすれば場が盛り上がるのかを熟知しており、バラエティ番組の司会者のような仕切りの上手さも持ち合わせている。

空気を読み間違えずポイントを抑えたYの暴露に、さすがの女性陣も総ツッコミ。

場は大いに盛り上がり、けつ毛談義になった。

 

そう、僕一人を除いて……。

 

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この時の「タイミングを失った」という感情を未だに思い出せる。

 

本来ならば

こういった場でギャーギャー騒ぐ場合、いつもならばは先陣を切る。お酒が飲めない分、しゃべり倒すのだ。それが下戸としてのコミュニケーション術の一つだとも思っていた。

それを皆も理解してくれており、Yの多様なツッコミで場を沸かせるのが定番だった。簡単に言えば、Yが全力でふざける。これが基本であり原点だったのだ(たぶん)。

なのに……。

 

何処からともなく植生した渦巻く蔦のように

新雪の上に落ちた一滴の墨汁が滲んでいくように

ブラックホールを形成するかの如く、急速に成長するけつ毛のように

 

の心は闇に侵されたのだった。

 

けつ毛の叫び  

――この世に生を受けて、一度だって良いことなんてなかった。

生えては抜かれ、生えては抜かれ……。でも、その度に強くなって這い上がってきた。

にも関わらず、表舞台に出る唯一のチャンスを逃してしまったのだ。

ピンチはチャンスという言葉がある。誰だって一度は聞いたことがあるだろう。だが、忘れてはならない。ピンチは確かにチャンスだが、チャンスもまたピンチなのだ。

最初で最後のチャンスをフイにしてしまった……。

生え主だってけつ毛が濃いのに……生え主だってけつ毛が濃いのにぃ~!! いったい生え主は何をやってるんだ! なんのためのけつ毛なんだよ!!

本当はけつ毛が濃いくせに、けつ毛が生えてないキャラになってしまうぞ!!

 

闇の中からそんな叫びが聞こえてきて、お尻が熱くなった気がしたような……(曖昧)。

 

最後のチャンス……

ただ、気が置けない仲間の良いところはしっかりとキャラを把握していることと、置き去りにしない振りの良さにある。

「なんでいつもみたいに入ってこないの?」と場の空気的に感じたので、は賭けに出た。

 

無言でKに手を差し出したのだ。

 

Kは戸惑ったかのように見えたが、の目を見た瞬間に理解してくれた。

互いがフッと微笑んだ後、ガッツリと握手を交わした。

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そう、言葉なんて要らなかったのだ。

 

それを見たYもまた優しい目をしていたことがわかった。

けつ毛が生えているからこそ、わかることがある。けつ毛が濃いからこそ、生まれるものがある。

男3人で身を寄せ合ったのだった。

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「ウチのゼミってけつ毛が濃い男しかいないじゃん」

「ああー、イイ男いないかな~」

「けつ毛みたいに絡み合うの、そろそろやめてくんないって誰か言ってよ」

 

女性陣の辛辣な言葉も、複雑に絡み合ったけつ毛のような絆の前では無意味だった。

 

けつ毛は青春だ

ゼミには他のメンツもいたが、詳しいけつ毛事情は知らない。ただ、皆が皆、良い奴ばかりだった。

振り返ってみると、けつ毛の濃い男たちと青春を過ごしたのだ。そして皆、まつ毛が長かった(男性のまつ毛の長さ=けつ毛の長さという仮説を温めるに至った経験)。

心理学や経済学的に言えば、ヒューリスティックバイアスと言われても仕方がない(簡単に言えば、十分な科学的実証なしに経験則から大局的に物事について言及すること)。

ヒューリスティックバイアスとは。

 

まつ毛が長い男はけつ毛が長い

とか。

けつ毛の長い男はイイやつが多い

とか。

たしかに、他者に説得力を持って実証するのは難しい。でも、それでいいと思っている。 

なぜならば、僕の青春のフレームはけつ毛で彩られているのだから。

 

今までの文章を略すと、けつ毛は青春だ。

けつ毛が初めてポジティブな存在になった理由。それは共有し合うことにあったのだ。

僕はこの出来事から学んだこと。

どんなことでも共有し合うことでポジティブな存在へ変えていけるのかもしれない

 

僕のささやかな夢

ぷるぷる&つるんつるんのお尻を取り戻すこと。だが同時に、それは青春の一部を奪うことでもある……。

 

正直なことを言えば

 

……もうそんなんどうでもいいから脱毛したい。

 

脱毛することで、けつ毛人生に終止符を打ちたい。

けつ毛を脱毛したけど、

「まだけつ毛で困ってんだよねえ~」

という体を装って、内心笑いながらゼミの仲間に会いたい。

こいつらって、まだけつ毛生えてるんだよな……ふふふ

と優越感に浸りながら、また肩を組みたい。

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まさか、脱毛したりしてないよね?

 

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*僕の性格が歪んだのは決して僕のせいではなく、けつ毛のせいです↓↓

実はこの記事をアップした後、ツイッターでとあるビューティークリニックのアカウントからフォローされました。(ドキドキ)

進展があれば報告します。。。